羽田空港のラウンジで
飛行機が行くのをながめていた。
白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが
あの子を包む~
彼女がぼくに
初めて貸してくれたアルバムが、
ユーミンの「ひこうき雲」だった。
なじみのレストランで
スパゲティをひとくち。それ以上、
まったく、のどを通らなかった。
気品ある美しい人を前に
緊張で胸がいっぱいだったのです。
その日、ぼくは肝心の
レコードを受け取ることを忘れて、
家に帰ったのだった。 曲 健三
飛行機が行くのをながめていた。
白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが
あの子を包む~
彼女がぼくに
初めて貸してくれたアルバムが、
ユーミンの「ひこうき雲」だった。
なじみのレストランで
スパゲティをひとくち。それ以上、
まったく、のどを通らなかった。
気品ある美しい人を前に
緊張で胸がいっぱいだったのです。
その日、ぼくは肝心の
レコードを受け取ることを忘れて、
家に帰ったのだった。 曲 健三