6月10日。
毎年巡ってくるこの日だが
2年前から想いが変わった。
大好きな人が。
私のことを
いちばん思ってくれた人が
今はここにいない。
彼女の遺した娘たち。
父を喜ばせようと
前から欲しかった靴を
知らぬ間に
私から上手に聞きだし
買って来てくれた。
帰りが遅くなった父を気遣い
お寿司の出前を取ってくれていた。
先に食べてればいいのに。
ろうそくに火をつけて
「さ、お父さん。お願いします」
ママと同じだ。
ママはここにいる。
6月10日
君を想う。kyokukenzo
毎年巡ってくるこの日だが
2年前から想いが変わった。
大好きな人が。
私のことを
いちばん思ってくれた人が
今はここにいない。
彼女の遺した娘たち。
父を喜ばせようと
前から欲しかった靴を
知らぬ間に
私から上手に聞きだし
買って来てくれた。
帰りが遅くなった父を気遣い
お寿司の出前を取ってくれていた。
先に食べてればいいのに。
ろうそくに火をつけて
「さ、お父さん。お願いします」
ママと同じだ。
ママはここにいる。
6月10日
君を想う。kyokukenzo