ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ クラウスが亡くなりました~月曜日・・・

2010年11月01日 | トリプルスターの日常

  
さあ今日から11月。泣いても笑っても今年もあとわずか。良い歳で終えられるように頑張りましょう。
午前四時、ゆうべからの雨が強く降っています。犬達のお世話は、雨が小止みになるまで遅らせる事にしました。
午前六時、給餌を開始。長老のクラウスにはいつもの様に、子犬用(小粒)ドライフード100グラムに手羽先一羽(骨抜き)
+にこごりを加えて食べさせました。完食後、ヨーグルト60gを与え難なく平らげていました。
犬舎の作業を終えて9時半帰宅。ふと見ると、いつもの様にリビングのマットの上で寝ているクラウスの様子が何かおかしく感じ
ます。身体全体の力が抜けてしまって、呼吸を示す胸の動きに力が有りません。12時過ぎ、クラウスの心臓は停止し、14歳の
生涯が閉じられました。
      
◇クラウスの思い出と言えば、「バック転」が、すんでの処で出来なかったことでしょうか。
※その頃(10数年前)の私は、目をかけた犬には必ず「バック転」を覚えさせていました。
2メートル程の間合いを置いて、立姿のかたちからボールを投げて後ろ宙返り(バック転)をさせるのです。
当時飼育していたフラット達は難なくこれをこなしましたが、身体の構造の事なるラブは、覚えさせるのにだいぶ苦労しました。
特に身体の固かったクラウスは覚えは早かったと思うのですが、やや身体を捻じ曲げて回る癖が有り、毎日数分の練習を欠か
さず完成を目指したものです。ある日、とても活性の感じられる元気な時が有りました。初夏の頃だったと思います。クラウスの
方から要求されていつものボール遊びを始め、バック転の段になったのです。今日は成功間違いなしと思いきや、一回目のチャ
レンジでタイミングを狂わせた彼は、背中から落ちてしまう羽目になったのです。「好事魔多し」この時から彼は、絶対にバック転
をしなくなりました。
      
◇縁あって我が家に来ることになったクラウスは、精神的にも肉体的にも相当のダメージを受けていました。
頭部には直径三センチ程の禿げ(円形脱毛症)が出来ていて、毛が生え揃って目だたなくなるまでに約一年の時を必要としたの
です。いっさい人の目を見ることの無い犬でした(心身症)。身体こそ大きかったのですが、体調は悪く一部関節疾患を抱えてい
ました。思えば、私の犬へのリハビリが本格的に行われる様になった最初かもしれません。
クラウスを叱ったり行動を矯正したりした事は、亡くなるまでに一度も有りませんでした。
どんな無理なことでも、指示した事には必ず従いました。かなり厳しいトレーニングが続いた時でも、いっさい音をあげることはあ
りませんでした。オーバーワークに殊のほか気を使ったのは、今までにこの犬だけです。不思議な力を持った犬でした、、、、、、。
      
アルバム・クラウス                                   KHO+ SAIAI        


◆二日(火曜日)お通夜  三日(水曜日)荼毘にふします。


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コメント (5)
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