ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 穏やかな冬晴れとなって/リハビリ&トレーニング~木曜日・・・

2017年01月26日 | トリプルスターの日常


穏やかな冬晴れとなった。

依然 不眠症は解消しない。

断酒を試みたが、かえって目が醒めてしまう結果に。

かなり運動(ウォーキング)して汗もかいてみたが、疲労が残る(痛い)だけで

熟睡には結びつかないようだ。。。

早朝は総合公園でレス犬と若犬たちのリラクシング(土手歩き/off-leash)を行う。

風もなく、気持ちよく歩けた。

土手のてっぺんで北西の空を見る。何か変だ。浅間山の上に縦長の白い雲が。噴火か???

※やはり 噴火があったようですね。「浅間山」


帰宅して一休み。10時からは室内にて、お預かり犬達のストレッチ&マッサージなどを行う。

※負傷後に起こる筋肉の萎縮は、更にケージレスト(不動化)によって起こる著しい筋力の衰えも加わって

悪化の方向に拍車がかかる。

※悪化を未然に防ぐには、タイミングを見計らって(疼痛管理後)マッサージやストレッチングなどのリハビリ

が必要となる。

※たとえ若し、手術已む無しとなる場合であっても、手術前の患犬の体全体のコンディションを整えて置くこと

は、経験上とても大事なことだと思う。(術後の回復がきわめて早くなるetc)

リハビリは一頭あたり30分から45分ほどの時間をかけて入念に行う。躾の出来ていない子には手こずるが

、慣れた作業なので手順に従って黙々と行う。そんな様子で、「どんな犬」もオトナシクなる。

テーブルの上で、気持ちよさそうにしている患犬の表情は穏やかで、安心して身を任せきっている。。。

各部に施すマッサージや筋肉や関節のストレッチが間違ってさえいなければ、患犬はただただ静かに寝て

いてくれる

 

午後遅く ようやく順番が回ってきて 広場で遊べたベラちゃんでした

結果として 温かな一日だった。

普通はこの時間、寒くてたまらないのですが、今日は楽に遊べて楽にトレーニングができました。


飛びつき犬のベラちゃん、

未だ 悪い癖が治りきってはいません。

しかし今日は、

ほんの少しだけ、

進歩が有りました。

まだまだ 判ったような顔つきではありませんが、、、

地顔が素っ頓狂な顔ですから、こんなものでも由としてあげなければね。。。

今日は、進歩の認められたベラちゃんなのでした。


今日はジョワちゃんお休みでした。

成長痛なのか、朝方の起き抜けに僅かな跛行が認められましたので、運動場への出勤は見合わせられました。

 

 犬の筋肉図です。
出典: イヌの解剖学 - Dog Anatomy 3d

※この図を見て、何を感じられたか....?どんな些細なことでも、コメントを頂けたら嬉しいです。

ご質問等には、必ずお答えいたします。

 

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 今月の言葉...

      限界が見えてからが勝負!

技術的能力の限界を知る、その先がプロの戦いだから...

by 野村克也=ワタシの履歴書

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お知らせ ①

2017年一回目のワークショップ(勉強会)は、2月12日(日曜日)に行います。

※そろそろシニアの仲間入りをする愛犬を飼育中のメンバーさん。

シニア犬の給餌法や、リハビリやトレーニングの事などを学んでみましょう。

於 町民会館「フレサ」会議室にて。


お知らせ ②

成犬(Y牡) 若犬(Y牝) 譲渡いたします。 ※BVA検査済み

体型/性格ともに優秀な若犬です。 ご希望の方は、詳細をお問い合わせください。

お願い...

不要になったランニングマシーン・トレッドミルをお譲り下さい。

ご使用になっていない不用品としてのマシーンが有れば、(関東甲信越圏内)お引き取りに伺います。


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☆☆☆ 気温の上がった午後 勉強のため動物病院に行った~水曜日・・・

2017年01月25日 | トリプルスターの日常

 
 先週末からの睡眠不足が

いささか 深刻だ。

昨日も3時間眠ったかどうか、

全身が疲れていてあちこちが痛む。やれやれ 気合を入れなおさねば。。。


午後一番で、診療の終わった動物病院に行った。

色々と診てもらったり勉強することがあって、予約を入れておいたのだった。

 

 だ~れも居なくなった病院の待合室。 ただでさえ眠いのに......

暖房がきいていて、静かだし、誰だって眠くなる.....

おんや、誰か来たぞ。。。

誰か来たぞ、誰か来たぞ、、、おい、寝てる場合じゃないぞ。。。

「午前中の診療は終わりましたよ」

なんて言われて  帰っていったゴルちゃん。。。

今日の オイラは、実験台だぞ~

ギャラにつられて来たんだけど、、、 「台に乗って寝てるだけでいいんだ」なんて言われましてね。

おいおい、こらこら、あっちこっち触らないでよ、落ち着いて寝てられないじゃあないのよ。。。

約束が違うぜ

何処かを怪我すると、怪我したところに関係する筋肉が影響を受ける。

怪我したところを動かすと痛いから、筋肉を使わなくなったり硬直させてしまったりする。

筋肉は動かさないとみるみるうちに衰えていく。あっという間に細い筋肉になってしまうのだ。

硬直した筋肉は、姿勢までも変える。もっと言えば、骨組みまでも変えてしまうことがあるので怖いのだ。

 

 

あえて使おうとしない硬直してしまった筋肉を、もとの柔軟な筋肉に戻してやるにはどうしたら良いのだ

ろうか?犬の骨格(骨組み)は人間とは違うので、治し方がいまいち解らないところがある。。。

 ※すぐに道をそれる獣医の先生のお話は、苦労しながら聞いたので、とても勉強になりました。

 ※帰ってから膝関節(の怪我や障害の発生に起因すること)に関しての考察を、わかり易い文章に纏め始め

ました。 

※来月のワークショップでは、変形性脊椎症膝関節損傷について詳しくお話したいと思っています。

@どうして関節の損傷が起きるのか。(主な原因)

@早期の見極めを可能にするには、どんなところどんな風にして視たら良いのか。(判断方法は)

@関節の損傷を防ぐ方法や、怪我をしない飼育方法について。(予防法について)

@動物病院での手術~治療~リハビリについて。

ということで、 たぶん、今夜もゆっくり寝られないのでしょう。。。

 

深夜の夜食にと、芹を二束洗っておきました。 腹が減ったら、せり鍋にして喰うために。。。

寒いですよね、このところの夜は。

 

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☆☆☆ 冬らしく冷たい風の一日でした~火曜日・・・

2017年01月24日 | トリプルスターの日常

 
冬晴れなるも

北風の強く吹く日でした。

子犬らを伴って、荒川の土手へ。

一時間半ほど遊んだでしょうか?

北風のお陰で、すっかり身体が冷え切ってしまいました。 


ベラちゃん

幾分ですが、まともなお嬢さんになって来たみたい.....。

 

 自転車の人を 猛然と追いかける ベラちゃん。。。(なんと 追いついてしまった....)

 呼び戻されて 反省している ベラちゃん。こんな事を繰り返しながら、成長していくんですね。


ジョワちゃん

シリアスな表情でしょう...

かなり 何手も先を読む子のように見えますが。

邪魔者(ゴルフの練習をしている人や....)が居ましたので、

遊びたらなかったジョワちゃん。 時間になっても、車(搬送車)に戻ろうとしませんでした。

ご褒美のチーズでごまかしたものの、

車には 一歩でも近づこうとはしませんでした。 厄介なお嬢さん、お姫様抱っこで車に乗ることに。。。


犬舎の裏山に住んでいるタヌキたち。

日向ぼっこに出てきましたよ。

五年ほど前に、皮膚疥癬の狸を抗生物質の入ったドッグフードで助けたことが有ります。

餌に経口駆虫薬を混ぜて食べさせてみたのですが、見事に疥癬は治ったようですね。

日向ぼっこの時は、四頭の狸が確認出来ました。

この時は、パパ狸が何処かへ出かけたときの様子で、三頭が写っていますね。

※親子狸の日向ぼっこ。写真を撮ろうとカメラをむけると、ポーズまでとる狸一家。

一時間ほど日光浴を楽しんだあとは、連れ立って山に 消えていきました。 

 

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☆☆☆ 寒い日が続きますね「寒中お見舞い申し上げます」~月曜日・・・

2017年01月23日 | トリプルスターの日常

 

 京都では大雪に見舞われたと知らせがあった。

どおりで 関東でも寒い一日になった理由が判るような気がする。

人も犬たちも無理をしないように心がけて、ゆったりと過ごした一日でした。

寒中お見舞い

申し上げます.....

 

   

 

こう寒いと、口を開くのが億劫である。

犬も寒いとモノを言わぬ。

物言わぬ犬の気持ちを理解するのには、骨が折れますね。

 

本当は、ワンコのためにと読んだ二冊の本が心に重い。

いずれこの本の内容をもとに、愛犬の最後の看取り方や老後の暮らし方などについて飼い主さん達と

じっくり話し合ってみたいと思っている。

最後を迎えつつあるワンコにどう向き合っていったら良いのか、老いつつある犬にどうしてあげたら良い

のか...などなど。

このことを学ぶのは、犬の飼育における基本中の基本ではないかと思うからで、そのことを飼い主さんに

は前もって十分に理解してほしいと思う。
 

昨日紹介した本 石飛 幸三 (著) 「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか...

で著者は、(医者とは何か)

そもそも医者とか教師とかは人のために尽くす使命を帯びているはず。(中略・・・)

余計なことを気にして黙っている、もうそれはなしにしましょう。我々はもっとものを申すべきです。

言わなければ何も変わりません。

そして入所されている方々が、安らかに看取られることを願っています

我々もいずれ死ぬのですから。 と述べています。


もう一冊の本が

これなのですが.....

この本も犬を飼う人には是非読んでもらいたい本の一つです。

もちろん、人のことを書いた本なのですが

「命」のことをどう思うかについては 犬も人も変わりはないと思うのです。

   

by 物理化学を理解するために

著者は,福島県立医大卒の在宅ホスピス医。

故永六輔氏とおつきあいがあり、TBSラジオ「土曜ワイド」にもときどき出演した。

本書の「はじめに」で著者は、

「在宅で亡くなられた患者さんとご家族との真実のドラマを核に『いのちの不思議』を感じた13の物語に

なっています」と書いている....。

看取りの際の理論にも触れているが、患者-家族-著者の間に繰り広げられたコミュニケーションについ

ての記述が多く、す~っと読めた。 貴重な報告だと思う。

いのちの不思議な物語
内藤 いづみ
佼成出版社

内容紹介 by amazon

30年間在宅ホスピス医として患者さんに寄り添い、人生の最期を支え見つめ続けてきた著者が、「いのちの

不思議」を感じた看取りの情景を通して、〝家族の絆〟や〝いのちの尊さ〟を問いかける一冊です。

「自宅は患者さんにとって、自分を取り戻し、恐れを乗り越え、安らぎを得て、人生の最期にふさわしい、魂が

許し合える場所であることを読者の方々に感じ、知っていただきたいのです」と著者は話します。

自宅で家族に囲まれて最期を迎えた患者さんたちは、皆、それぞれの「幸せ」をかみしめながら天国へ旅立っ

ていかれます。

〝幸福な死〟を迎えるための13話のエピソードは読者の心に強く響くと感じます。

また、巻末に永六輔氏との対談(死に方修行のすすめ)を収録しています。

「死に方を変えると、生き方が変わり、生き方が変わった先には、大往生がある」という前向きなメッセージは、

末期がんや闘病生活をされている患者さんへ

〝最期まで自分らしく生きるためのヒント〟が満載の内容になっています。

 
※最近 親しい方が亡くなってしまい、気が抜けたようになっているのですが、

担っている沢山の解決しなければならないことを思い、気分をかえて頑張ろうと思っています。

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☆☆☆ 花の命は短くて/虹の橋に行く前までのこと~日曜日・・・

2017年01月22日 | トリプルスターの日常

 

じつに穏やかな冬晴れの朝。

予定を抱えていない日の朝は、緊張感に欠けてしまう。

冷たい水で歯を磨き、顔を洗って.....気分を引き締めました。


この歳になると色々あって、

毎日を平穏に過ごそうと思っていても、

そうは問屋が降ろしてくれないことがおおいのです。

最近ずっと思い悩んでいる事があるせいだからなのか、何となく今日も居心地が悪くて仕方がない。

ラジオリスナーの自分が聞く日曜日の朝の番組に、JOQR文化放送「キャンサーカフェ」というコーナー

があります。

いつもは何かしらの作業をしながら、何の気なしに聞いている番組なのですが、今日は違っていました。

いま 自分が抱えている心の問題に、深く関係する内容だったからかも知れません。

今朝のゲストは石飛幸三氏。

看取りに関する書『「平穏死」のすすめ-口から食べられなくなったらどうしますか-』の著者でした。

 

犬の病気の中でも

「癌」はきわめて深刻な病気の一つである

常日頃から、癌に罹ったときのことを想定して、飼い主側の心構えだけはシッカリと持っていたいものです。

どんな頑健な犬であっても、疲労の蓄積や過度のストレスの蓄積は癌を招く要因の一つとなってしまいます。

また子犬の頃から病気一つせずに、どんなに元気な犬であっても、「寿命」には勝てません。

愛犬を思いやっての虹の橋への旅立たせ方などを、飼い主の立場として日頃から考えておくことはとても大事

なことなのではないでしょうか。

※ワタシ同様にこの番組を聞いた人は多くいて、以下のように纏められた方の文章が印象的だったので引用

させていただきました。

 

引用=「物理学を理解するために」(拙ブログ・リンク)より

『同番組のメイン・パーソナリティ門田守人氏が「是非お会いしたい人」ということで本日のゲストに迎えたらしい。

お二人は、消化器外科からスタートしたということで同じ、世代もほぼ同じ、育った地域も非常に近いということ

だった。 番組を熟聴していて、微妙にスタンス(特に、「がん」に対する)に差が感じられ、興味深かった。

石飛氏は現在、世田谷区立特別養護老人ホーム「芦花ホーム」に勤務し、認知症にかかった高齢者に「胃瘻(ろう)

gastrostomy」などをして無理な延命をはかることが果たして良いのかと警鐘をならしている。

番組の後半で、石飛氏は「医者になって以来、患者さんの病気はなんでも"治さなければならない"、それが使命

だと思ってきたが、癌が増えてきて、結局それは"老衰(へ)の途"だと思うようになった。

患者さんの人生の最終章で治そうとすることに意味があるのかな?と感じるようになった」と仰っていた。

彼が還暦の頃から考え始めたことだったという。門田氏も「我が国では、国民の大多数は"長生きするのは良い事

だ"と思っているが、本当にそうだろうか」とも言っていた。

石飛氏は2005年に同ホームへ着任したが、当初、同ホームも普通の病院と同じ方針で、病気は治さなければ治

さなければ。食事もしっかり摂らせるなどというが、石飛氏は無理な話だと言う。

家族が「点滴くらいはしてください」というのも間違い。体の中が「水浸し」になってしまう。家族がそういうことを強い

てしまうのだと仰っていた。

患者に寄り添って介護をしっかりやってきた家族は、人生最終章を穏やかに終えることの意味を良く理解している

が、これまでほとんど介護を真面目にやろうとして来なかった家族に限って、滅茶苦茶な要求をしてくるということ

が分かってきたと仰る。

来週は、同ホームでどのように改革を進めてきたかについて話を伺うとのことだ。』

 

※番組の内容を聞いてみたい方は、サイトの中の(PRAY)ボタンをクリックすると一部始終を聞くことができます。

キャンサーカフェ~みんなでがんを考えよう~

 

余談になりますが、ワタシにも親しい人で癌に罹られた方が複数いて、中でも抗癌剤治療中の方とは

普通の会話が殆ど出来なくなっていて(ショック)、悲しい気持ちで過ごしています。

特異な例になるかと思いますが、病院の勧めるがん治療を放棄し、自らの生活を変えて家族と楽しく

暮らす人は、まるで病気を感じさせない普段通りの「元気な老人」の姿で接してくれています。

余命はカウントされている(数ヶ月)のですが、一見全く意に介していないような姿には複雑な思いも有り

ますが、明るい笑顔を見ると、癌ではない自分の行動がこれでいいのかと、、、思い悩んでしまいます。

 

「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか (講談社文庫)

石飛 幸三

延命治療の限界と、人としての安らかな最期を考える。
特別養護老人ホームの常勤配置医が、介護現場の最前線から初めて提言した本。


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