トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

殺人犯は羊だった・・・

2012-11-15 19:21:19 | 日記
今日のパムッカレ

昨夜、ニュースを見ていたら、びっくり
なんと羊が人間二人を殺したという事件。
しかも、デニズリですよ!!
義父の出身地だった

その容疑羊は90キロで、いわゆる種羊。
被害者は75歳の男性とその親戚の女性(年齢は?)

今朝の紙面のトップにも『チャル(村)のモンスター』
という題で、大々的に掲載されていた。




軍警察が容疑者の写真を撮っているところ

実は、トルコ、たまに羊が凶暴化して、
人が亡くなるということあります。

皆さん、羊は温厚な性格だと思っていませんか?
いやいや、オス羊は凶暴になるんです。(経験者談)
オス同士で頭突きをし合い、血みどろになって
どちらかが死に至るといこともあるのです。

ワタクシ、トルコに来て最初に飼ったペットが羊のラムちゃん♀

その後に義父が羊は一匹じゃいけないからと
オスの羊をプレゼントしてくれたんです。
(当時は知らなかったけれど、今思うと、実は義父は犠牲祭用の羊(通常はオス)の
ために買い、私についでに育ててもらおうと思っていたみたい

そのオス羊、とってもハンサムで、顔を見てすぐ『きみまろ』と
名付けました。

ラムちゃんと一緒に育てていて、
かわいくてかわいくて、また、きみまろは成長が早く、肉つきも
良く、犠牲祭の羊として欲しいと多くの人から
高額提示されても、私のペットだからと断っていました。

きみまろが2歳を過ぎたあたりから、羊小屋で暴れるきみまろを発見。
特にラムちゃんを外に連れ出すと自分も出せと、メーメー喚いて
ドアを何度も頭突いて、破壊したのです。

ある日、マラソンをしていた近所の小学生を追い回すということもしていたのです。
もしも、人間に危害を加えることがあったら取り返しがつかないということで
きみまろの殺処分(実際はホテルで調理されちゃった)を泣く泣く承諾したのです。
実際、私はきみまろの立派な角で、体中痣だらけでした。

甥っ子がきみまろは美味かったーと、私に向かって
お腹を触りながら言っていたことが、今でも鮮明に思い出します

それにしても、今回の二人を殺してしまった羊、
角が無いのに、すごい力だったのでしょうね。
亡くなられたお二人のご冥福を心からお祈り申し上げます。


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コメント (10)
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