トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

断水との闘い

2014-07-22 03:29:30 | ラム子のロカンタ(食堂)
昨日のパムッカレ

今年の7月は例年より涼しい気がする。
いつもなら、日中の直射日光により吸収された熱が
建物に篭り、寝苦しい夜が続き、エアコンが欠かせないのに、
今年はほとんど使っていないのだ。

ところで、毎年夏になると、頭を悩ませるのが断水。
一日くらいなら1トンほどの貯水タンクがあるので
何とかしのげるのですが、2日以上はかなり厳しい。

料理や洗い物だけではなく、トイレの水も必要。
お客様に節水をお願いしなきゃならない。

昨日夕方から断水が始まり、やっと昼過ぎ解除された。
給水場の機械が故障したみたい。

トルコは夏になると世界中から人口の何十倍?何百倍と観光客がやってくる。
そうなると需要に対して供給が追い付かないこともシバシバ。
しかも、夏は断然雨量が減るわけ。
というか、パムッカレに関しては7,8月は雨は殆ど降ることがない。
先日、珍しく、私の記憶の中でも初めてまとまった雨が7月に降ったけどね。

私が普段から心がけているのは、シャワーがお湯になるまでの水を
バケツに汲んでおき、それをトイレ用にしたり、
洗顔の際に洗面器を置いて、水を無駄に流さないように
しているくらい。

そして、予告なし断水はトルコでは日常茶飯事なので、
洗濯物、皿などの洗いものは溜めない。
ウエットティッシュの買い置き。

さてさて、断水の間、節水に心がけ、極力貯水槽のお水を
使わないように、ペットボトルのお水でお湯を沸かしたり、
うどん、そばなど大量のお水を必要とするメニューは受けないなど、
対策をした。

で、今日、汚れた皿、コップを全部洗ってしまうと、
貯水槽の水を使い切ることになるところまで追い詰められた。

が、そのとき、水が回復した!
水道水が使えないとなると、潔く閉店するか
ペットボトルの水を使って凌ぐか?となる。

今のところ、閉店に追い込まれるほど最悪な事態は免れているけど、
ここはトルコ、いつも覚悟はしている。

水の無い不便さはやっぱり体験しないと分かりませんね。
たった一日でも大変だというのに、
被災地では、何日も続いたわけだ。
その苦労は天と地の差だよね。

相変わらず、のど元過ぎれば何とやら・・・てな私です。




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コメント (10)
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