昨日のパムッカレ
諸外国からのツーリスト大激減のトルコだけれど、
その変わり、トルコ人が国内旅行をするようになった。
で、食事に対して超保守的なトルコ人も外国の料理に
興味を示すようになったようだ。
というか、イスタンブールのような大都会と違って、
このあたりの田舎では、これまで、そのチャンスが無かったから
試そうという気にならなかったのかも知れない。
今じゃ、こんな小さな村にアジアン料理店が乱立状態だし。
昔、パムッカレに中華レストランがあった。
石灰棚のお湯もドボドボ豊富で、ツーリストが何日も
滞在していたころだ。
10数年前にはデニズリにも中華レストランがあった。
そこに食べに行ったこともあった。
シェフは香港だったか中国本土の人だったけれど、
味はトルコ風中華で、今一つ。
で、いつのまにか潰れていた。
世界中どこにでもある、あの中華が保守的なトルコでは受け入れられないと
見た。
欧米人もそうだけれど、食事が甘いのが苦手な人も多い。
私が最初食堂を始めようとしたのも、ターゲットは外国人ツーリスト。
当時、パムッカレには、外国料理のレストランなんて無かったから
絶対に受けると確証があった。
ホテルで細々と出していたアジアン料理が好評だったので、
自信があったのだ。
当時から珍しもの好きのトルコ人がたまに来てくれたけれど、
最近では、週末になるとトルコ人で賑わうようになった。
昔では考えられない光景だ。
ムスリム(イスラム教徒)でもアルコールや豚エキスが入っているメニューを気にする人も
いれば、気にしない人もなど様々。
以前はそういった説明も面倒臭く、邪険にしていたけれど、
今は背に腹は代えられぬと、懇切丁寧に応対するようになった私。
あ、変わったのは、私もかっ!?
うちに来てくれるのは、若いトルコ人女性が多く、
チャレンジ精神旺盛のようである。
でも、リピートもしてくれるから、気に入ってもらっているのな
時間があったら、トルコ人のための日本食でも開発してみようかな。
トルコの暮らしは昔に比べてずいぶんと便利になった。
相変わらず、インフレは止まらないけれど、
昔よりアジアン食材が手に入りやすくなったし、
日用雑貨も種類も豊富、そしてかなりオサレになり、日本から調達する荷物も減った。
車も10年以上前は1970年代の車がわんさか走っていたけれど、
今じゃ新車を多く見るし、人々の暮らしも豊かになったように見受けられる。
食生活が多様になり、便利になるのはいいけれど、
毎回の食事に一時間以上かけるトルコ料理は変わらないでいて欲しいし、
ジャムに漬物、お菓子にソースも手作り、
昔ながらの母の味はずっとずっと受け継がれて欲しいな。
トルコの未来のために・・・。
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諸外国からのツーリスト大激減のトルコだけれど、
その変わり、トルコ人が国内旅行をするようになった。
で、食事に対して超保守的なトルコ人も外国の料理に
興味を示すようになったようだ。
というか、イスタンブールのような大都会と違って、
このあたりの田舎では、これまで、そのチャンスが無かったから
試そうという気にならなかったのかも知れない。
今じゃ、こんな小さな村にアジアン料理店が乱立状態だし。
昔、パムッカレに中華レストランがあった。
石灰棚のお湯もドボドボ豊富で、ツーリストが何日も
滞在していたころだ。
10数年前にはデニズリにも中華レストランがあった。
そこに食べに行ったこともあった。
シェフは香港だったか中国本土の人だったけれど、
味はトルコ風中華で、今一つ。
で、いつのまにか潰れていた。
世界中どこにでもある、あの中華が保守的なトルコでは受け入れられないと
見た。
欧米人もそうだけれど、食事が甘いのが苦手な人も多い。
私が最初食堂を始めようとしたのも、ターゲットは外国人ツーリスト。
当時、パムッカレには、外国料理のレストランなんて無かったから
絶対に受けると確証があった。
ホテルで細々と出していたアジアン料理が好評だったので、
自信があったのだ。
当時から珍しもの好きのトルコ人がたまに来てくれたけれど、
最近では、週末になるとトルコ人で賑わうようになった。
昔では考えられない光景だ。
ムスリム(イスラム教徒)でもアルコールや豚エキスが入っているメニューを気にする人も
いれば、気にしない人もなど様々。
以前はそういった説明も面倒臭く、邪険にしていたけれど、
今は背に腹は代えられぬと、懇切丁寧に応対するようになった私。
あ、変わったのは、私もかっ!?
うちに来てくれるのは、若いトルコ人女性が多く、
チャレンジ精神旺盛のようである。
でも、リピートもしてくれるから、気に入ってもらっているのな
時間があったら、トルコ人のための日本食でも開発してみようかな。
トルコの暮らしは昔に比べてずいぶんと便利になった。
相変わらず、インフレは止まらないけれど、
昔よりアジアン食材が手に入りやすくなったし、
日用雑貨も種類も豊富、そしてかなりオサレになり、日本から調達する荷物も減った。
車も10年以上前は1970年代の車がわんさか走っていたけれど、
今じゃ新車を多く見るし、人々の暮らしも豊かになったように見受けられる。
食生活が多様になり、便利になるのはいいけれど、
毎回の食事に一時間以上かけるトルコ料理は変わらないでいて欲しいし、
ジャムに漬物、お菓子にソースも手作り、
昔ながらの母の味はずっとずっと受け継がれて欲しいな。
トルコの未来のために・・・。
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一番多いオーダーは?
次男がトルコに行き2ヶ月が過ぎました。
なんとかやっているようです。
一年なんてあっというまなんでしょうね。
大半のトルコ人は寿司を求めますが、
うちは海苔巻きだけ出しています。
生食用は出していません。
以前は鮭醤油漬け丼を出したことも
あったのですが、
いろいろと課題があり、止めました。
写真の彼女たちのように
時間をずらして来てくれると
余裕が出来るので、
カリフォルニアロール風に
したり、ブルゴギ巻にしてみたりと。
なので、今一番多いのは
海苔巻きかな?
あと、無難なところで照り焼きチキン。
照り焼きはみりんと一緒に漬け込んでいるのですが
アルコール抜き、ムスリム用照り焼きです。
親子丼、牛丼も人気がありますが、
やはりみりん抜きで。
通常、親子、牛丼のタレは予め作っておいて
寝かせています。
ビビンバを食べたがるトルコ人が
多いのですが、コチジャンにアルコールが
入っているんですよね。
多分、それを作る側も知らず
出して食べさせているレストランが
多いようで、私がコチジャンに
アルコールが入っていると言うと
信じられないようです。
コチジャンは韓国から輸入物で、
ちゃんとトルコ語で原材料が明記され
アルコールとトルコ語で書いてあります。
トルコに入ってくる外国産は
みんなハラルだと勘違いしている人も
多いようで、あえて、原材料を
確認する人も少ないようです。
もう2か月ですか!!
1年なんてあっという間ですよ。
ゴテゴテに濃~いトルコライフを
満喫して欲しいものです。
うどんやソバも人気ですが、
初チャレンジの人には
不評なようです。
多分、スープが口に合わないのでしょう。
うちは昆布とカツオのミックスですが、
醤油系スープが苦手な人もいるようです。
あと、から揚げは人気です。
ただ、みりん入れちゃっているんで
気にしない人だけに出しています。
多分、天ぷらを出せばいいのでしょうが、
天ぷらは難しいし、天ぷらだけに集中しないと
いけないので、うちは物理的に無理なので
出していません。
何だか感慨深い日記でした。
トルコの皆さんとラム子ちゃん、その地に共にいてそれぞれの時間の流れを感じたような…
変わるもの、変わらないもの、変わってほしくないもの、色々ですね。
ラム子ちゃん、これからもがんばってー
トルコも住めば都。
私が慣れたのか、トルコが変わったのか?
両方あるかな。
ただ、トルコはこの10数年でかなり変貌した
と思う。いい意味でね。
日本のように食生活において、
手軽さばかりを追求すると
子供の多い、トルコでさえ、
少子化へ、そして高齢化社会へと
向かうはず。
結婚しなくても、コンビニ弁当やスーパーで
御惣菜を買って食べれば済むから
男性だって、嫁を必要としないもんね。
あ、私も作ってもらってばかりで
オヤジには何もしていないや