そういえば、以前もフラレアに載せてもらった事があったなあ、とかすかな記憶を頼りにバックナンバーを引っ張り出してみたら、発見しました。
なんとNo. 19!! 2005年に発行されたものです。フラレアは創刊号から全部買っているけれど、ここまで前だと懐かしい人たちや記事がずいぶん載ってるなあ。
2004年10月、フラレア主催のイベント「Happy Hawaiian Day!」の記念すべき第一回目が開催されました。
縁あって、私達もこのイベントに参加することが出来たのです。
こうしたスタイルのイベントは初めてだったうえ、フラをよく知るスタッフならではの企画に感銘を受け、その気持を絵日記に描いて編集部へ送りつけさせていただきました。
するとナント
この号から始まった新しいコーナー「Aloha leo(読者のお便りコーナー)」にて私の送りつけたモノが紹介されたのです
そのうえ、踊る編集長・平井さんは、このイラストをしばらくご自分のデスクに掲示していてくださったそうです。感激。

なんかやはり30になった今と比べると口調が女子してます。
よく考えると当時はまだ大学生だったのだな私も。
自分ではかなりオッサン臭い女子大生だと思っていたけれど、私の人生全体から見ると最も女子力の高かった時代かも知れませんね(笑)。
しかしそれより感慨深いのは、当時はテハニ・ゴンザードさんのフラに感銘を受けているという事です。
テハニさん。彼女が故・パレカさんのもとでミス・アロハ・フラに輝いた当時、確かに彼女の抑えた踊り方は上品で美しく、我々の胸を打ちました。
だが。
………まあこれ以上具体的な言及は避けますけれども(笑)、私が強調して申し上げておきたいのは「彼女のヴィジュアル云々を語っている訳ではない」という事です。
たとえば2006年のミスのナマカナさん、彼女は今8年前からは想像もつかないほど女っぷりを上げてますます美しく輝いていらっしゃいますが、それでも8年前のメリモでの踊りは今観ても変らず素晴らしく感じます。
見た目が変ったからと言って、8年前の彼女のフラが今より劣っている訳ではないのです(もちろん、今の方がキャリアを重ねた分だけさらに上達しているとはいえますが)。
私のような体型の人間にとって有難い事に、「ヴィジュアルによるマイナスポイントがつかない踊り」、それがフラなのです。
だからテハニさんに関して言いたい事はヴィジュアルがどうこうってことではない。断じて。
でも、現在の彼女のフラを見ると、どうしてもパレカさんを喪失した事の大きさを感じずにはいられません。
もっと彼女のフラが育つまで、正しく導いてくれる存在があったなら、あのメリモで我々に感動を与えたフラはそのまま上質のウィスキーのような熟成を遂げていた事でしょう。
(ちなみにマミちゃんの愛するウィスキー「サントリー山崎」は、まさにフラのごとく無印→12年→18年と年数が増えるほど余計なものが取り除かれてシンプルに洗練されていくそうな)
まあ彼女の事ですから、折角パレカさんがお元気でいらっしゃったとしても、彼女のもとで学び続けていたかどうかは不明と言うかちょっと危ういですけどね。
これは「生涯一人のクムに師事しなければならない」という意味ではありません。ただ、パレカさん亡き後の彼女のフラの変遷を見ていくと、ひたすらに「残念」のひと言しか浮かばない。最初の感動が素晴らしかっただけに、皮肉という他ありません。
そして、フラは残酷なほど踊り手の築いてきたものがそのまま反映される踊りです。目先だけのごまかしがきかないんですよね。
だから、どんな華々しい謳い文句を喧伝したところで(ちなみに私はトンデモナイ人が「日本のフラ界の第一人者」を名乗っているのを目撃した事があります)、見る人が見ればその踊り手がフラにおいてどういう道を歩んで来たか、踊りをみただけで手に取るように分る訳です。
ああ、これはあくまでも一般論ですよ。テハニさんのキャリアにケチをつけるつもりも無いし、私が見る目のある人間だといっている訳でもないです。
フラに対する取り組み方は人それぞれで良い訳で、きょくたんな話ミスに選ばれたと思いきや「これで日本で稼げるわっ!」と言い放ったM.P.さん(仮名)みたいな人に対してさえ他人がどうこう言う権利は無い訳ですが(笑)、私が初めてテハニさんの踊りを観た時の感動が確かに本物であった事を思い起こすにつけ、現在の彼女が残念…いえ、むしろ不憫でならないのです。
以上のテハニさんについての事は私と母マミちゃんが折に触れて話している話題の一つです。
フラは歳を取れば取るほど可能性が広がって魅力が増すべき踊りなので、ミスに輝いた方々には是非「あの頃は良かったのになあ」ではなく「あの人がこんなに魅力的な方向に!!」って方面で再び感銘を与えていただきたいと願う、身勝手な外野の意見でございます。
そりゃ理想はチェリッサさんあたりの「ミスになった時点で既にかなり熟成されてる踊り」なんですけどね。
なんとNo. 19!! 2005年に発行されたものです。フラレアは創刊号から全部買っているけれど、ここまで前だと懐かしい人たちや記事がずいぶん載ってるなあ。
2004年10月、フラレア主催のイベント「Happy Hawaiian Day!」の記念すべき第一回目が開催されました。
縁あって、私達もこのイベントに参加することが出来たのです。
こうしたスタイルのイベントは初めてだったうえ、フラをよく知るスタッフならではの企画に感銘を受け、その気持を絵日記に描いて編集部へ送りつけさせていただきました。
するとナント


そのうえ、踊る編集長・平井さんは、このイラストをしばらくご自分のデスクに掲示していてくださったそうです。感激。

なんかやはり30になった今と比べると口調が女子してます。
よく考えると当時はまだ大学生だったのだな私も。
自分ではかなりオッサン臭い女子大生だと思っていたけれど、私の人生全体から見ると最も女子力の高かった時代かも知れませんね(笑)。
しかしそれより感慨深いのは、当時はテハニ・ゴンザードさんのフラに感銘を受けているという事です。
テハニさん。彼女が故・パレカさんのもとでミス・アロハ・フラに輝いた当時、確かに彼女の抑えた踊り方は上品で美しく、我々の胸を打ちました。
だが。
………まあこれ以上具体的な言及は避けますけれども(笑)、私が強調して申し上げておきたいのは「彼女のヴィジュアル云々を語っている訳ではない」という事です。
たとえば2006年のミスのナマカナさん、彼女は今8年前からは想像もつかないほど女っぷりを上げてますます美しく輝いていらっしゃいますが、それでも8年前のメリモでの踊りは今観ても変らず素晴らしく感じます。
見た目が変ったからと言って、8年前の彼女のフラが今より劣っている訳ではないのです(もちろん、今の方がキャリアを重ねた分だけさらに上達しているとはいえますが)。
私のような体型の人間にとって有難い事に、「ヴィジュアルによるマイナスポイントがつかない踊り」、それがフラなのです。
だからテハニさんに関して言いたい事はヴィジュアルがどうこうってことではない。断じて。
でも、現在の彼女のフラを見ると、どうしてもパレカさんを喪失した事の大きさを感じずにはいられません。
もっと彼女のフラが育つまで、正しく導いてくれる存在があったなら、あのメリモで我々に感動を与えたフラはそのまま上質のウィスキーのような熟成を遂げていた事でしょう。
(ちなみにマミちゃんの愛するウィスキー「サントリー山崎」は、まさにフラのごとく無印→12年→18年と年数が増えるほど余計なものが取り除かれてシンプルに洗練されていくそうな)
まあ彼女の事ですから、折角パレカさんがお元気でいらっしゃったとしても、彼女のもとで学び続けていたかどうかは不明と言うかちょっと危ういですけどね。
これは「生涯一人のクムに師事しなければならない」という意味ではありません。ただ、パレカさん亡き後の彼女のフラの変遷を見ていくと、ひたすらに「残念」のひと言しか浮かばない。最初の感動が素晴らしかっただけに、皮肉という他ありません。
そして、フラは残酷なほど踊り手の築いてきたものがそのまま反映される踊りです。目先だけのごまかしがきかないんですよね。
だから、どんな華々しい謳い文句を喧伝したところで(ちなみに私はトンデモナイ人が「日本のフラ界の第一人者」を名乗っているのを目撃した事があります)、見る人が見ればその踊り手がフラにおいてどういう道を歩んで来たか、踊りをみただけで手に取るように分る訳です。
ああ、これはあくまでも一般論ですよ。テハニさんのキャリアにケチをつけるつもりも無いし、私が見る目のある人間だといっている訳でもないです。
フラに対する取り組み方は人それぞれで良い訳で、きょくたんな話ミスに選ばれたと思いきや「これで日本で稼げるわっ!」と言い放ったM.P.さん(仮名)みたいな人に対してさえ他人がどうこう言う権利は無い訳ですが(笑)、私が初めてテハニさんの踊りを観た時の感動が確かに本物であった事を思い起こすにつけ、現在の彼女が残念…いえ、むしろ不憫でならないのです。
以上のテハニさんについての事は私と母マミちゃんが折に触れて話している話題の一つです。
フラは歳を取れば取るほど可能性が広がって魅力が増すべき踊りなので、ミスに輝いた方々には是非「あの頃は良かったのになあ」ではなく「あの人がこんなに魅力的な方向に!!」って方面で再び感銘を与えていただきたいと願う、身勝手な外野の意見でございます。
そりゃ理想はチェリッサさんあたりの「ミスになった時点で既にかなり熟成されてる踊り」なんですけどね。