舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ココスのチゲ鍋

2007-11-29 23:58:01 | 美食礼讃
ココスの冬限定・鍋シリーズに、禁断の悩殺メニュー「豆腐チゲ鍋」が登場しました!!!

ココスの鍋物が始まったのは数年前。
初年は「すき焼き鍋」が登場し、とっても美味しかったのですが、その後は年を追うごとに充実度が下がってきたような感じになり、昨年あたりは最早「鍋物に対してあんまり頑張る気ないのねえ、きっと」感すら漂っておりました。
それがいきなりのチゲ鍋で見事にリベンジです!!!
チゲ鍋のみならず今年は大幅に充実度アップを図ってくださったようで、豆乳コラーゲン鍋、洋風鍋、マーボー豆腐の熱々あんかけなど、かつてなく素敵な冬メニューが目白押しです。

つっても私ゃチゲ鍋しか食べる気ないですけどね。
このチゲ鍋、お店で作っているという自慢の豆腐を筆頭に、うどんや豚肉、白菜、そしてもっとも肝心なトッポッキ(!!!)などの具材が充実している上、キムチとナムルの付け合わせもつき、さらに食後の〆用のご飯と卵黄も完備されているという、親切きわまりないセットです。

メニューを拝見しますと、「鍋の具を食べ終えたらご飯を入れてひと煮立ちし、キムチ雑炊を食べましょう」という解説が付いています。

いますが当然、私はそんなことしません。お勧めの食べ方は何と言っても、しょっぱなからご飯を鍋にレッツ投入!!!

但しほんとの「しょっぱな」じゃないのがミソ。
鍋の中身は生の状態で来ますから、まずは白菜がくたっとするまでご飯を入れずに煮込みます。
私はすき焼きもチゲ鍋もクッタクタになって味がしみ込みまくったのが好きなんですね。

程よくクタってきましたら、別添えの自家製豆腐を小さくして入れます。そうそう、この豆腐はそのまま食べても美味しいですから、野菜が煮えるのを待つ間に一口いただきます♪

この頃になるとキムチスープがだいぶ煮立ってまいります。そしたらいよいよご飯と溶いた卵黄の出番でございます!!!
まあ、これの投入のタイミングは、その時々のキムチスープの量を見て決めます。意外と作る人によってスープの量が違いますので。ということは、必然的に辛さもその都度違うわけで、辛すぎるのがダメな人は予めスープを何匙か外に出しておき、味を見ながら鍋に足していくことをお勧めします。

あとはひたすらおじや状になるまで煮続けます。
私は個人的に水分を飛ばすかご飯に吸わせるかしてモチモチの状態にもつれ込ますのが好きなのです。
まずはスープを沸騰させ、底が焦げ付きそうになってきたら弱火にして、水分が十分に飛ぶまでトロトロと煮込みます。

じつはココスの鍋は昔、とっても焦げ付いてしまうものが使われていたんですね。だから同様の手順ですき焼きおじやを作ると、お店に申し訳ないくらい焦げ付いてしまったのです(笑)。
はっ、もしかしてそういう迷惑な客のせいで鍋メニューの数を縮小していたのか!?
.......し、しかし今は鍋の質も改良され、そういう客が来襲、じゃなかった来店しても大丈夫ですね。

なるたけ焦げ付かせないようにかき混ぜながら煮込み続け、最後までとっても美味しくいただけます。
あ、細長いお餅=トッポッキは、最後の方に食べるのがお勧めです。そうするとキムチスープをしっかり吸って、よく煮られて柔らかくなり、いっそう美味しくなるのです♪
韓国料理店にトッポッキがあると必ず取っている我々ですが、お店のトッポッキはたいてい味付けがおそろしく辛く、お餅なんだかなんなんだか殆どわからない有様になりがちです。
しかしこのトッポッキなら、煮込む過程でついた控えめな味だけですから、お餅そのものの味をしっかり楽しめるのです。

しかし行く機会の多いココスにこんな悩殺メニューが出来てしまって、いったい我々のこの冬はどうなるんでしょうか。って自制しろよ。

最初が肝心

2007-11-28 23:03:44 | ダンス話&スタジオM
毎月2回、ハワイ語の勉強のために上京しています。
私のハワイ語のクラスは徹底した少人数ですが、ほぼ全員が「かしまし博士」なので、ものっすごい賑やかです。
って「あんたにだけは言われたくなーい!!」って声が聞こえてきそうですね(笑)。

ハワイ語にかける情熱が半端ではない面々なので、課題曲のフラを映像で見れば容赦ない批評が飛び交い(つーか私の毒舌が伝染しているという説も)、先生によるハワイ語の文章の文法解説を聞きながら、「naniとu'iの違いはなんですか?」みたいなマニアックな質問があまりにも止まらず、なかなか授業がはかどらないこともしばしばです(フセボ先生、ごめんなさい.....)。
この濃ゆ~い空気、万人には密度が高すぎるやも.....。

かしましい方も物静かな方も、皆さんフラやハワイ文化への気持がとにかく真摯で、本来他者のものである文化を真面目にリスペクトする思いがとても強いことは共通していまして、ほかのメンバーと比べると私なんかすんごいチャランポランな気がして参ります(笑)。

そんな皆さんと決まって話しているのが、「今の日本ではあまりにもフラが軽んじられ、間違った方向に行っている側面が多い」ということです。
特に問題に挙げられるのは意識の低すぎる指導者があまりにも多いという話ですね。これ、良識ある愛好者の方と話してると、必ず話題に上ります。

何も知らない段階で似而非指導者についてしまったためにとても無駄な時間を過ごしてしまったという方の話もよく聞きますね。具体的にいうなら、ハワイのダンサーは誰もやらないような珍妙な腰振りを強要され、すっかり腰を痛めてしまった方もいらっしゃいます。そういう方は本当に被害者ですよね。
無責任に教えることはそれ自体が悪いのではなく、それによって間違ったメソッドを身に付けさせられてしまった人に対して最も罪を犯しているといえます。

ハワイ語のクラスに来ている皆さんはそのことをよくご存じで、踊りは上手なのに「私にはとても教えられない」とおっしゃる方が多いです。
これはたんなる謙遜ではありません。ハワイに伝えられる教えの一つに「謙虚であれ」というのがありますが、一度奥深さを知ってしまったらとても謙虚にならずにはいられない、というのが真理だと思います。

なんて偉そうに書いてますけど、23年踊ってきた(しかもそうとうなゴーマニストの)私だって、こんな人間が教えてていいのかよ、と苦しむこともあります。

たとえば、今教えている曲を聴いたその場で同時通訳して生徒さんたちに伝えようとした時、「アレ!?この単語の意味何だっけ」と考え込んだ瞬間。
正直、背筋に氷水を浴びせかけられたような気持になりますね。

いうまでもなく、全体の意味はちゃんとわかっています。ダンサーとして踊るためなら確かにそれだけで良かろう。
でも教えるためには、歌詞を聞いてその場で一語一句正確に訳せる程度には飲み込めてなくちゃいけないんです。まして、ダンスのキャリアが私よりさらに数十年長いマミちゃんならともかく、私は「ハワイ語が分かっている」というのだけを取り柄に教えさせてもらっているわけです。
もう大げさでなしに「生れて、すみません」状態(笑)。こんな半端な人間が偉そうに生徒さんの前に立っていることを羞じずにはいられません。

だから中高生のときからマミちゃんにくっついて指導に行っているけれど、未だに「先生」と呼ばれると怖いです。こんなんで先生かよ、と言うもう一人の自分がいそうで。
かといっていつまでも「先生じゃなくてラナちゃんと呼んで」とかいって責任逃れをしている場合ではありません。

ま、私みたいなゴーマニストは、こうやってしょっちゅう自分の非力を思い知らされてるくらいで丁度いいのかも(笑)。
せめて一度反省したことは二度と失敗しないよう、研鑽を積み続けましょう。

ハワイ語は正確に

2007-11-27 23:06:04 | ダンス話&スタジオM
カヒコ(古典フラ)を練習する際は、私がイプを叩いてチャントを詠います。
チャントを間違えると雷に打たれるといわれていますから、正確さに注意を払わなければいけませんね。

もちろん大切なのは発音だけではありません。ハワイ語の歌詞を詠う、あるいは歌う場合、自分が今発音している言葉の意味をすべて理解しているのは当然のことです。

フラの踊り手が自分の表現している動きの意味をきちんと知っておくのと同じだけ、いえそれ以上に、チャンターや歌い手は自分の言っていることを完全に分かっていなければなりません。
フラは歌詞にあわせて踊るダンスですから、その歌詞が間違ってしまっては、脊椎動物から脊椎を取ったような状態になってしまうわけです(ってこの譬えはどうよ)。

フラに限らず、凡そダンスは曲と一体化しているものです。文字も書けない段階からダンスを覚えてきた私にとって、音楽を一緒に覚えていくのが一種の記憶法であり、よって今も昔も振り付けを覚えている曲はすべて歌えます。
生徒さんが「なんでこの複雑なメロディーを歌えるの!?」と驚かれることがときおりありますが、逆にそうしないことには振り付けが頭に入らないんですよ~~。難しい曲を覚えようとしていると、無意識のうちに覚束ないメロディーを必死に口ずさみながら踊ってます。
私から見ると、むしろカウントで踊れる方が不思議と思います。レッスンのときは教える立場上カウントをとってるけど、頭の中ではメロディーからカウントへの必死の書き換え作業が行われてます。

だからハワイ語の歌詞も、小学校低学年までには意味はあまり分からなくても発音だけは完全に覚えていました。
自覚はないんですが、生バンドで踊っている時にバンドの人が歌詞を間違えると、年端もいかない頃の私はニタァァ~~~ッと黒い笑みを浮かべたのだそうです。どんだけイヤな餓鬼だよ。

今ではさすがにもう少しましな分別がついた(筈です)ので、2番と3番の歌詞が混ざっている場面に出くわしても、黒い笑みを浮かべることは滅多にありません。
ただ単語自体間違って発音してる人(例:aumoeをmauoeなど)を見るとどうしても驚愕してしまいます。

そういう人って、どうやって歌詞を覚えているんでしょうか。まさか、意味なんかはとりあえず無視して、カタカナ読みに直して覚えるんでしょうか。それってえらい大変だと思うんですけど。

般若心経を「まかはんにゃはらみたetc...」と仮名に直したものを読んだり書いたりしたら、すごく覚えづらいと思うし、カンペを見ながら読んだとしても区切る位置すら分からないと思います。でも、摩訶般若波羅蜜多、と漢字に直せば、なんとな~~くでも区切り方が分かるし、漢字を頼りに意味も調べられます。

ハワイ語だってそうです。歌詞を全部片仮名に直したら、意味を知る手がかりが一切失われてしまう上、この上なく覚えづらくて変なところで区切ったり、意味からしたらあり得ないような恥ずかしい言い間違いも起こります。
そういう赤っ恥をかかぬよう、ハワイ語の曲を歌う時は、自分の口から出る言葉の意味は分かっておいた方がいいと思います。
本当に優秀なダンサーと踊っていれば踊りを歌詞に合わせてくれますが、あまりデタラメな意味になっちゃうとそれもキビシーですし。

チャントやフラにおける歌詞の大切さを思うと、間違えると雷に打たれるなどといわれて厳しく戒められているのも道理かなという気がしますね。

『ライラの冒険』映画化!!

2007-11-26 23:25:36 | ぼくはこんな本を読んできた
書店に行ったら、私の最愛の作品であるフィリップ・プルマン『ライラの冒険』第一作の映画ビジュアルブックが発売されてました!!

『ライラ』のことは以前に書いたとおり、この作品こそ『ハリー・ポッター』も『指輪物語』も『ナルニア国ものがたり』も超える世界最高のファンタジーだと、私は思います。
って、超個人的な好みですけどね。

ライラの魅力は奥深すぎてとても一言では書ききれません。
ですから、映画化はとてもうれしい反面、あの壮大な世界観を本当に短い映画一本に縮めることができるのかという不安もあります。
しかしこの本に載せられた写真や資料を見る限り、ビジュアル面ではかなり満点に近いですね!!!

まず最も重要なキャスティングです。
英国で上演された舞台版では、主人公のライラを大人の女性が演じてそうとう違和感があったとか。
そりゃそうです。「ライラが子供から大人に成長する過程」こそこの物語の重要な核の一つなのですから。
今回栄えあるライラ役に抜擢されたのは、12歳の新人の女の子、ダコタちゃんだそうです(同名のベテラン子役女優がいますが、あの子ではないです)。
写真で見る限り、可愛らしいながら意志の強そうな顔立ちで、けっこうイメージと近いんじゃないかしらと思いました。個人的にはもっと野性的なイメージだったけど、設定上お嬢様ルックもサマにならなきゃいけないんで、このくらい整ったビジュアルで良かったのでしょう。お転婆なとこは演技力で出してもらうとして。

ライラはけっこう難しい役どころです。
天性の嘘つきで、呼吸するようにすらすら嘘をつくし、ガキ大将で向こう見ずな遊び(戦争ごっこなど)が好きだし、大人の言いつけに聞く耳を持たないじゃじゃ馬ではありますが、心根は素直で、一度決めたことは梃子でも曲げない女の子なのです。
だからどんな口八丁で人を騙していても、ライラはあくまで魅力的じゃなきゃいけないんですね。
まあ、そうとう大規模なオーディションで選んだそうですから、そのへんは期待できるでしょう!

演技力の点で全幅の信用がおけるのは、なんといってもライラに次ぐ重要キャラクター・アスリエル卿とミセス・コールターを演じる、ダニエル・クレイグとニコール・キッドマンです!!!

いやあ、二人とも完璧、イメージどおりですわ。
ニコール・キッドマンの目の覚めるような美貌は数年前『ムーラン・ルージュ』で確認済みです。
コールターはこの上なくゴージャスで美しくなければ務まらない役です。
原作では黒髪の持ち主ですが、コールターの美貌が冷たいほど人間離れしたイメージなので、読みながら私個人的になんとなく薄い色のブロンドを想像していたら、配役した人にも同じ印象があったようです。
すばらしく邪悪なのに魅惑的という、これまた難しい役ですが、この方なら無問題でしょう。

そしてダニエル・クレイグ!!ジェームズ・ボンド!!!つーかボンドよりこちらの方が似合ってます(笑)。
アスリエル卿は高貴の身分でありながらものすごく野心が強く、ワイルドでセクシーです。つまり体育会系の体型で、なおかつフォーマルな装いになればエレガントに見えなければなりません。
だからモムチャン(ってなぜここで韓国語)なダニエルさんはボンド役を見たかぎりアスリエル卿にぴったりなのです。
ちなみに彼のダイモン(その人間の本質を象徴する、動物の姿をした終生の相棒)は美しい雪豹のステルマリアです。ワイルドなのにエレガントってところ、まざしくアスリエル卿ですね。

表紙を飾っている人たちはほかに役名で「ジプシャンの親玉ジョン・ファー」「テキサスの気球乗りリー・スコーズビー」「美貌の魔女セラフィナ・ペカーラ」です。
いやもう、どのキャラクターも魅力的すぎて、ここでは解説しきれません。ぜひとも劇場で確かめていただきたい。
一言ずつ解説を付け加えるなら、「ジプシャン」は定住せず船で生活する人々のこと(ジプシーにかなり近い、でも服装はもうちょっと北国向き)です。
リーさんの乗っている「気球」は我々の世界のそれより飛行機に近く、機動性が高い乗り物です。あと、このパラレルワールドにおいてアメリカという国はなく、テキサスは州名ではなく国名です、たぶん。
そしてこの世界には魔女がいます。クラウドパインの枝でできた弓を持ち、空も飛べます。ただし、使う魔法はさほど派手ではなく、空中飛行以外の魔法は薬師や催眠術師に近い感じです。とても寿命が長く、いつまでも美しく、恋をすれば情熱的ですが、恋よりは自分の矜持を選ぶような、素敵な女たちです。

そして中央にいるのがライラの盟友、シロクマの王です。このキャラクターがまたかっこいいんだな。優れた職人であり、戦士であり、勇敢で獰猛です。

映画の公開は来年春。今から楽しみでなりません。試写会応募しようかな。

明日「も」鹿沼

2007-11-25 23:14:16 | 徒然話
明日、鹿沼市の小学校で一回限りのスペシャルレッスンがあります。
一回限りの分、時間はちょっと長め。どんな方が見えるかわからないので、課題曲候補を3曲用意しました。
候補を何曲か踊ってみて選んでいただくと意外な曲が受けたりするんですよね~。3曲あれば3曲とも準備していかなければならないのでそれなりに大変ですが(笑)。
ともかく、明日の皆さんにも楽しんでいただければうれしいですね♪


で、なんで明日「も」なのかと申しますと、今日はぶっ続け教習で鹿沼に4時間缶詰状態だったからです。

仮免に合格すると一日3時限教習が受けられるようになります。
私の場合、平日は滅多にまとまった時間が取れないため、そのしわ寄せが日曜日に集結してしまうのです
ただ3時間連続ではできないので、間に1時間休まなければならず、それでしめて4時間となります。

4時間もパンツルックで過ごすのは至極苦痛ですが(※実地教習にはスラックスを穿かねばならぬという、スカート派の気持を思いっきり無視した決まりがあるのです)、日曜日は道路が空いているため、路上がとっても楽でした。

しかし残念ながら路上だったのは午前中の1時間のみ。
お昼をはさんで午後の2時間はもっぱら教習所内でした。
それもひたすら車庫入れ!!!
脱輪の恐怖におびえながら方向転換しつつ車庫入れしたり、車に挟まれた狭い駐車場に車庫入れしたり、ようやく車庫入れしたのに幅寄せしてひとつ隣のスペースに移ったり、そんなのばっかりです。

あんのじょう私はバック時にハンドルを回す方向がわかりません。というより、毎回懲りずに間違えます。
なんでバックする時にハンドルを回す方向って、こんなにややこしいんでしょう。え、私以外の人はこんなややこしくないのか。
私は中学生くらいまで「繰り下がりのある引き算」がまったく出来ず、たといテスト中でも指を使って数えたものでしたが、そのときと同じような思考停止状態に陥ってしまうようです(←こんなのに仮免出してほんとによかったのか)。

回す方向やタイミングが間違ってるんだからどうにもならないのに、フト気付くと無闇矢鱈と力ずくでハンドルをいっぱい以上に回そうとしています。
とくに脱輪しそうな時など、うっかりハンドルが外れるんじゃないかってくらい引っ張ってしまいます。いつかマジで外れたらどうしましょ。

ついでに足下にも力が入るもんですから、一度など車庫入れでバックしてる最中に思いッきしアクセル踏みました。
よく惨事にならなかったものです(って他人事!?)。
ちなみに、未だにアクセルとブレーキがどっちだったかときおり忘れます。

力が入っているのは私だけではないとみえ、どうも私の担当になるとやけに力強くドアの手すりを握りしめていらっしゃる教官が多いような気がするのは、気のせいでしょうか。気のせいですよね。

明石

2007-11-24 23:33:11 | ぼくはこんな本を読んできた
瀬戸内先輩の『源氏物語』、ようやく巻三・四をゲットすることができまして、現在のところ「明石」の途中まで読み進めました。
さすがにけっこう時間がかかりますね。ほかの本の倍はかかっていると思います。

それにしても源氏は相変わらず外道です。
「明石」の途中というだけで、いったいなにが書かれている辺りかお分かりの方もいらっしゃることでしょう。
そうです。源氏の君が政敵に睨まれ、紫の上以下多数の恋人たちを残し、都から逃げるようにして海辺の田舎町に下ったところです。

え?源氏がかわいそう??いえいえ、とんでもないです。
本人は盛んに「無実の罪だ」と嘆いてるけど、そもそもの失脚の原因は帝の恋人の一人との密会がバレたことなんですぞ。
しかも、その女性は政敵一家の娘です。そこを忍んでって現場を押さえられたんですね。いや、いくら何でもそりゃマズイよ、源氏さん。

今までも似たような傍若無人なお振る舞いはさんざんなさってきた源氏ですが、父帝の後ろ盾なんかもあって無事に済んできたのです(つーか、父帝の前ではネコ被ってた気配が濃厚です。まあそうでしょうね、お父さんの後妻とも大変なことになりましたしね)。
しかし今や御代がかわり、頼みの父帝は崩御なさるわ、初恋の相手(この方がお父さんの後妻です、プラトニックな片思いにしとけばよかったのにねえ)には突然出家されるわで、すっかり心細い立場におかれてしまいました。
そこへもってきての不倫発覚ですから、しょうじきいって自業自得という感じがしないでもありません。

しかし源氏はこれを無実の罪と嘆き悲しみ、紫の上との別れも惜しみ、暇乞いを名目に女性のもとへお泊まりし(←どこまで懲りないんだこの人は)、ようやく須磨へ下ったのでした。

ここで終わらないのが源氏です。
源氏は須磨の住まいを田舎風の洒落たつくりに改装し、「田舎風料理」「田舎風コスプレ」(あくまで「風」ってのがポイント)に徹し、なりきりを結構楽しんでいらっしゃるご様子。
それで我が身の不遇を嘆かれてもねえ(苦笑)。

そのうえ、ついにというかやっぱりというか、ここでも新しい女性に手を出しました
現地女性でなく、あくまでやんごとなき生まれの姫君っていうのがさすが源氏ですね。
それを臆面もなく独り都で待っている紫の上に手紙で報告するあたり、ここまでくると呆れるのを通り越してほとんど感心してしまいます。

またまた「ああせめて紫の上が谷崎潤一郎のナオミだったなら」とよからぬ黒い妄想が渦巻きますが、そんなことよりも、私のかような源氏解説を聞かされ続けている母マミちゃんの脳裏では今、かなり歪んだ源氏像ができあがりつつあるようです.....。

世界の国からカウントダウン

2007-11-23 23:18:44 | 徒然話
以前、年末年始に東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでカウントダウンすることになった旨を書きましたが、旅行先でカウントダウンするのは実はこれが初めてではありません。

きっかけは2000年ミレニアムのカウントダウンのとき、お仕事で某ホテルのパーティーに出演させていただいたことでした。
それはそれで楽しかったのですが、次回からはぜひお客としてカウントダウンに参加したいということで、まずはエジプトに馳せ参じました。

で、エジプトでのカウントダウンの様子が、写真上段です。
カイロのメリディアン・ピラミッドというホテルのロビー大階段で行われたカウントダウンの瞬間です。
この日のパーティーはホテルの宴会場だかなんだかとにかく2フロアにわたる広大なスペースを利用して、宿泊客のおそらくほとんどが参加して行われました。
まずいくつもの部屋に別れた大規模なブッフェで夕食をとり(※ただしエジプトという土地柄、生物は厳禁)、生バンドのパーティーに突入しました。

そうそう、たといメリディアンといえど、エジプトの水質はどうにもなりません。
客室の蛇口からはが出ますので、洗顔もシャンプーもひと苦労です。最終日は余ったボトルのミネラルウォーターで洗いました。

カウントダウン前後はディスコ状態で、その割にアラビックな曲が演奏されないのでリクエストして演奏してもらったりしているうちにカウントダウンの時がやってきました。
なぜか英語でカウントダウンすると、天井にネットで仕込まれていた風船が一斉に降りてきました。ペパーミントグリーンと白に統一された風船で、綺麗でしたね。

これに味をしめた我々は翌年、ハワイのカウントダウンに参加。
今度はシェラトンワイキキで行われるディナーショーに行きました。
席は10人くらいずつの円卓で、あきらかに不倫旅行のトルコ人カップルや、埼玉県出身なのはいいんですがステージからの「Where are you from?」という問いに「ださいたまー!!!」と答えるのが埼玉県民以前に日本人として恥ずかしいカップルなどに囲まれた中、ブッフェ形式のディナーをいただき、マカハサンズやトニー・コンジュゲイション&ブラザー・ノーランド兄弟のライブを聴いてカウントダウンをしました。

続く3年目もこの時期にハワイに行けることとなり、ジェームズ・ブラウンのショーもあると聞いて強く惹かれたのですが、やはりハワイですからハワイアン・ミュージシャンが出るロイヤル・ハワイアンのショーにしました。かのホテルはかつて、あのカジメロも出演していた由緒あるホテルですしね。

しかしこれがとんだ大間違いだったのです。
まず、コース形式の夕食が最悪でした。下段の写真のテーブルセッティングを見ると綺麗そうだけど、味はそうとう不味かったです。そういえば我々は、ロイヤルハワイアンで食べたことがありませんでした。普通のレストランもこんなに不味いんだとしたら、いくら一等地のホテルに入っているレストランでもやっていけないと思うので、まさかここまでは不味くないとは思うんですけど。

続いて始まったショーは、最悪を通り越して拷問でした。
ミュージシャンは三流ばかり。そして、ダンサーがまた酷かったのです。おそらくギャラを貰って出演しているんじゃなく、テーブルを買い取って出させてもらったんだと思います。
ハッキリ言うと、ハワイでハワイアンショーに出演しているフラダンサーなのに、ほとんどが日本人(それもかなり踊りのお粗末な)でした。少しでも誇りのある人なら、ああいう恥ずかしい踊りをあんな場で人前にさらさないと思います。

なぜこうも毒舌なのかといえば、この人たちはおそらく日本で先生業やプロのフラダンサーをやっている人、あるいはそうなろうと目論んでいる人だろうからです(じっさい、そのうち一人は顔を知っている自称先生でした。さすがにここでは名を明かさないけれど)。
ダンスのプロに対しては私の筆舌は容赦の二文字を知りません。まして当時ほんの高校生だった自分の踊りと比べても十分に恥ずかしかったのですから、これはもう庇いようがないでしょう。

これにすっかり懲りて、今は亡きジェームズ・ブラウンを見に行かなかったことを悔やみつつ、しばらくカウントダウンから遠ざかっておりました。
よく考えてみれば、「ショウビズ界一の働き者」を自認していた彼でもなければ、一流どころはこんな時期に働きたくないのかもしれませんね。

その点ディズニーリゾートならば、もともと専属のダンサーやミュージシャンが出演してくれると思うので、質の点では心配いらないということで、信頼してカウントダウンに行こうと思い立ったのです。

のどのカエルに

2007-11-22 23:57:46 | カエル偏愛
突然ですがこちらの悩殺ポスター、どこにあると思われますでしょうか。
なんと東京ディズニーシー某所に貼られているのです。

ディズニーリゾートでは思いのほか大勢のカエルたちに出会えると以前にもお話ししましたが、このポスターは私にとって最後の砦でありました。
ある本でこの写真を見つけて以来、なんとかして現地で邂逅しようと、一途に捜し続けていたのです。

はたして、先日のシー旅行でようやく発見することができました。
これからお探しになる方の楽しみを奪ってはいけませんので、あえて場所はご紹介しません。しかし、ディズニーマニアのうちの生徒さんは、僅かなヒントで即座に当てられました。しかも方面は何のヒントもなしで正解してしまったのですから、流石としか言いようがありません!!

私はシーがものすごく好きで、ハッキリ言って滞在するだけで結構です。
気がつくと夕方まで何の乗り物にも行ってなかったなんてこともしばしばです。あ、ほんとの「乗り物」=移動用の電車や船なんかはわりかし活用しますが。
シーは起伏が激しいので、これらの乗り物が思いがけず便利です(特にマミちゃんのように同じ場所をたくさん歩くのをいやがる同行者を連れている場合)。

しかし一人でぶらつく時は、えっちらおっちら歩くのもなかなか一興です。私は人混みが嫌いなので(なぜそういう奴がディズニーリゾートなぞ行く)、マミちゃんが「汚そう」といって憚るジャングル奥地(←ロストリバーデルタ言え)などを歩くのがけっこう好きです。
前は一回転ジェットコースターが好きだったんだけど、最近それも乗らなくなってきました。乗り物に夢中になっているより、あの旅情たっぷりの景色を楽しんで、あの辺にいると聞こえてくるカエルの鳴き声に耳を澄ましたりしている方が有意義な気がしてきたのです。
あ、黄昏れてるとか言わないで。

その辺から時計回りに進んでいくと、リトルマーメイドの世界そのままのエリアにたどり着きます。
私は子供の頃、リトルマーメイドがそれはそれは好きだったので、その頃にできていたらさぞ感極まったことでしょう。今でも帰り際なんかに見るとちょっと泣きそうです。

ここにもカエルさんの働く乗り物がありますね。あの子たちは交代制で、職場の近くを河が流れていますから、休憩時は地下のトンネルから河に出てゆったりしてるんですよ。本人たちから聞いたので確かです。
こないだ行ったときももちろん顔を出しました。縁故サービスでいつもより速めに回してもらいました。


ただ今回のシー行きは、カエル絡みでとても悲しいことがありました。
現在のシーの昼のメインショーは以前にもご紹介した水上カエルショー(※正式名称:レジェンドオブミシカ)で、この日もカエルさんの勇姿を見るべくイタリア地区にいた従業員のお姉さんに「すいませ~ん、カエルウォッチングのベストポジションはどのへんですか?」と訊いたところ、衝撃の答えが返ってきたのです。
「今日はカエルさんの身体の具合が悪いので、お休みするかもしれません」
えええ~~~!?!?!?


ショックを受けましたが私にはそれ以上に思い当たることがありました。
ショーの開催がミラコスタのチェックイン時刻と被っていたため、その日の朝「今日はカエルショー見なくていいや」と口走ってしまったのです!!
カエルさんはかえるネットワークでそれを察知し、つむじを曲げてしまったにちがいありません。

良心の呵責にうちひしがれつつも、私は従業員のお姉さんの言い回しにいたく感じ入りました。
お姉さんはあのカエルさんを「プルート&ダンサーの乗り物」ではなく「一人の出演者」として語ってくれたのです。それも24歳の大の大人にですよ。
うれしかったですねえ。私は内心、ディズニーの人々があの子をたんなる乗り物とみなしていたらどうしようとつねづね案じていましたので、このお姉さんの気遣いに癒されました。


カエルたちはディズニー内で着実に勢力を伸ばしているらしく、年末に公開される最新映画にはなんとカエルのスウィングオーケストラが出てくるのだとか!!!
バンドリーダーの名前は「フランキー」でもちろんカエルです。
未来が舞台の物語だそうですから、現実の未来でもカエルが劇的な進化を遂げ、スウィングオーケストラとかを結成し、ひいては世界征服を企んだらいいと思います。ってケロ●軍曹か。

運転適性検査

2007-11-21 23:56:20 | 徒然話
地獄の黙示録第二章・路上教習の悪夢編について昨日書こうと思っていたのに、阿部事件(笑)で書き損ねてしまいました。

今日からいよいよ二つ目のコースを回り始めました。
こないだまでは鹿沼市内の比較的広々として空いているエリアを走っていたので、スピード出せて気持良........もとい、対向車や歩行者におびえずに走ることができました。

しかし今日からはいよいよ宇都宮コースで、宇都宮短期大学のそばなどを通って宇都宮市内へ突入!!
こ、混んでるし狭いし、おっかな~~~い。
しかもさらにおっかないことに、足銀本店を過ぎたところで細い道に入り、文星の近くの入り組んだとこを通りました。
かててくわえて、ここときたら法定速度40km/h以下です。私はどうも60km/h台で走らないと調子が出ません←こういうタイプが一番問題では。

そう、運転にはやはり個人によって適性があり、それを知るための検査をまだ入校したばかりの頃に受けました。
そしてその結果が、ついに先日の学科授業で知らされました。

結論からいうなら、私の結果は優・良・可のうちの良、つまり真ん中のほどほどレベルです。
しかし喜べる結果ではありません。なぜなら、情緒面がおそろしい結果だったのを、行動適性がやっとこさ補ってプラマイゼロに持ち込んだらしいからです。

私の記憶が確かならばテストは学校でよくやった知能テスト(簡単な問題がやたらたくさん並んでいるアレ)と、心理テストの二部構成でした。
そして私は、あの知能テストのたぐいがわりかし好きです(※但し計算問題は除く)。要は単純な脳トレですもんね。
あと正確さはさておき、めっさ速いです。小学校入学時に受けた時など、早くやれといわれて頑張ったら問題が尽きて時間が余り、勿体ない感じがしたものです。こういう問題は余分に多く用意しといてよね。
だからこのテストの結果どんなに行動が素早いとか正確だとかいわれても、あくまで机上だけの話なので、運転技術の参考には何ひとつならないと思うんですけど私の場合。

で、心理テストにまじめに正直に答えた結果、見るもおぞましい結果が出ました。
ほうぼうで「要注意」「問題あり」に引っかかっている診断結果をまとめると、
(1) 気分に左右されるな
(2) ちょっとは人に譲れ

...の2点に尽きるようです。

まず一個め、私は気分の浮き沈みが激しくほとんど躁鬱といってもいいくらいです。
じっさい、こないだ修了検定を受けては落ちての繰り返しだった頃など、コンピュータを起動する気力も湧かないくせに、突然激しく泣き出したり、かと思えばひたすら呪詛の言葉を吐いたり、かなりあぶない有様でした。
ほとんど『舞姫』の主人公(つーか森鴎外本人)に捨てられたエリス状態です。豊太郎ぬし、かくも我をばあざむきたまひしか。いや、私ゃ男に捨てられてもああはならないキャラですが。捨てられたことないんで、あくまで想像です。

そのくせ躁状態になると、これまた手がつけられません。
北杜夫さんのように見境なく株をウリカイしないように気をつけたいところですが、北さんと違ってそもそも元手がないのでその心配はないですねホッ...ってここ、ホッとするとこか?

もうこの時点で問題が山積な感じですが、本当に問題なのは(2)です。
これは...。私、自分で言うのもなんですが、自分だけ得したいとか抜け駆けしたいとか、そういう気持ちで人に何かを譲らないということは、まずありません。だからタチが悪いともいえます。
私が人に何かを譲らない時、それはひとえにブッシュ的正義感によるものなのです。

「ブッシュ的正義感」と定義する根拠は以下の二つ:
(1) 「正義」の定義がけっこう独り善がり。
(2) 正義に反する者には苛烈な天誅を下したがる。

という厄介きわまりない代物です。

こういう厄介な正義感の持ち主はどうなるか、それはブッシュさんを見れば一目瞭然ですね。イラク攻撃の根拠って、けっきょくどこにあったんでしょう。アフガニスタンにしたって、肝心のビンラーディンさんは未だに捕まってないんだものねえ。

だから自分と誰かが普通に同時に来て、どちらかが先を譲らなければならないとき、これは問題ありません。
普通私は相手が先に通るように無言で引きますし、相手の方がもっと積極的に親切なら、ニッコリお礼を言って先に行かせていただいて、それで事態は解決します。

問題は相手が無理矢理先に入ろうとしたり、割り込んできたりしたときです。
はいレッツ天誅~~~。
あと自分の目の前にいる早く進めない人、たとえばお年寄りなどに対してこれをやる人間を見たときも、同様の天誅が発動します。

これが最も私の大魔神スイッチに触れてしまう禁忌ですが、路上に出ればこんな人、大勢いますよね。
たとえば脇から出てこようとする車がいた時、そのままのスピードで進めば入れてあげられるのに、わざと速度を上げる車。逆に、どう考えても入れなさそうな列にクラクションなどを鳴らしながら無理矢理押し入ってくる合流車。ほかの車がバックで停めようとお尻を向けている駐車スペースに素早く入り込む車。
ああ、すべて断じて許せません。全部アンゴルモアの大王が降臨して成敗(具体的な内容はとてもこんな公共の場では書けない)してしまえと思います。

とか思ってたら、適性検査の診断結果にもしっかり書いてありましたよ。
「このタイプの人は正義感が強い。しかしその分、他人に批判的である。たとえ自分の方が法的に正しくとも、ある程度は大目に見なければならない。」
....ご、ごもっとも。

My love's gone

2007-11-20 22:10:58 | 徒然話
今、今世紀最大に悲しいニュースが入ってきました。
阿部寛さんが結婚してしまいました。

せっかく元妻と別れたばかりだった渡辺謙さんが再婚してしまったときもショックでしたが、今回の阿部さんに比べればなんてことはなかったです。
私は今、胸をかきむしられるような思いです。ってか実際にかきむしってます。それを見たマミちゃんは隣で笑い転げてます。
彼女は「魔が差したのね、どーせいつまで続くかわかんないよ」と言いますし、私も男は×の一つや二つ付いた方がハクがつくと思ってますが、しかし今記者会見したばかりですから、どんなスピード離婚でも当分は無いでしょう。

いつも言っているように、私は40代以上の男性でなければまったく興味が湧きません。
自分の親より少し下の年代(1960年前後生まれ)が最も理想的です。
阿部寛さんは前からいい俳優さんだと思っていたところ、数年前に40代になり、だいぶ素敵な殿方になってきたと思っていました。
あと数年で私の理想のタイプになるところだったのです(って紫の上じゃないんだから)。
ああ、それなのにその矢先に、何という悲劇でしょう。

しかし年上好きの宿命として、こういう悲劇はしばしば避けられません。
それも阿部さんのように、「よしよし、このままいけば一生独身だわ、すばらしい」と思っているところでいきなり結婚されると、本当に裏切られた心地がします(クリス・ペプラーさんもそうでした)。
これだったらむしろ早い時期に結婚してバツイチになってくれた方がよいものを。ジョージ・クルーニーさんはまさにそれですね。
そういう人は結婚に懲りていて、その後は独身でいてくれたりします(ずっとそのままで頼むよ、ジョージ!!!)。
恋人は何人いても特に気になりません。なんだったら同性愛者でもいいです。いえむしろ、結婚されるよりはその方が。
だって懸想の相手はたいがい俳優やミュージシャンで、実際にお付き合いするわけじゃないですもの。

しかしながら、結婚だけはダメです。妻帯者の俳優やミュージシャンはもうそれだけでご勘弁です。アレルギーのようなものが出てしまいます。
特に好みのタイプでなかった男性でもそうなのですから、まさにアレルギーですね。
応援していたスポーツ選手なども男性であれば、結婚したと聞くとぱったり応援しなくなります。
(ちなみに、たった一人だけ例外がいまして、それは内田裕也さんです。あの方の奥さんも同じくらい大好きです。)

実在の人物でも、「妻帯者」と「理想の男性」の間はとてつもなく分厚い鉄壁で仕切られていて、決して重なることはないですね(もちろん実在の人は妻帯者だからといってアレルギーが出るわけはないですが)。

だから、阿部さんが一日も早くお別れになることを祈りつつ、祈りが成就するそのときまでは、この方の出演作はけっして見ないと誓います。
くぅ~~、トリック劇場版わざわざ映画館まで見にいっちゃったよ!プログラムまで買っちゃったよあぁもう!!邦画なんて滅多に見ないのにさぁ!!!

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