舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

会場でのワンシーン(2)

2006-06-30 19:08:25 | ダンス話&スタジオM
さぁ、いよいよ「全員記念撮影」の公開です
とはいえ実はコレ、全員ではありません。カメラマンの方が前の建物の2階から撮った後、1階に降りてもう一度撮って下さったのですが、この人数で連絡が行き届かなかったらしく、撮影終了とおもった人たちが何人か帰っちゃったのですね
今度撮影するときはメガホンがなくちゃ駄目だね、とカメラマンさんと話しました。

あ、でも皆さんにお渡しするのは上から撮った全員入ってる方なのでご心配なく!!
そちらの方が、一人一人の顔やドレスまで見えてて綺麗ですよ


そうこう言ってるうちに、今日はいよいよワールドカップの準々決勝が始まります。
カードはなんとドイツ対アルゼンチン...ううう、いったいどっちを応援すりゃいいの~
どちらも好きなチームなので、どっちも勝たせてあげたいッ!!!
ってそんな訳にはいかんよなぁ。中立の立場で見守りましょうっと。

夜中(というより明け方)にはイタリアのゲームもあり、こちらは(ウクライナには申し訳ないんだけれど)完全イタリアびいきなのですが、明日もレッスンがありますし、残念ながら翌朝ニュースをチェックするしかなさそうです。

今回は時差が時差なので、思う存分観戦出来ずちょっとフラストレーション気味です。
おもわずドイツに飛んでいきたくなりますねえ。日本代表と入れ替わりに。

会場でのワンシーン(1)

2006-06-29 23:48:36 | ダンス話&スタジオM
25周年パーティーの際に撮っていただいた写真が出来上がりつつあるので、順次ご紹介していきたいとおもいます。


こちらは会場の大階段の写真です。
ステージや食事スペース、出店などといった主たるものは2階にあるのですが、全員での記念撮影だけは人数が人数だけに上で撮るわけにいかず、一旦外へ出て撮影しました。

この階段が、結婚式のときはよく撮影に使われるというだけあって、手摺に繊細な装飾が施されていたり、シャンデリアがあったりとなかなかゴージャスで綺麗。
私たちも、グループごとの写真はこちらで撮りました。

しかしこの写真を見るとつくづくおもいますが、このようにして私たち一団が表に行き、お庭に集まって撮影したのですけれど、この一団をたまたま見かけた一般のお客さんたちは、さぞかし驚いたでしょうねえ。
でも実際に表の写真を見てみると、この式場の外国風の雰囲気には、いっそこのくらいコスプレしてる方が似合ってましたね。
あるグループのメンバーが表のベンチでくつろいでいる写真もあるんですが、それなんて「ハワイ旅行で撮ったのよ」と言っても信じてもらえそうな雰囲気です。

いずれにしても、どの写真を見ても出席者の皆さんの笑顔がすごく楽しそうで、それを見ると救われる思いがします

上手いこと言うねぇ

2006-06-28 23:56:56 | 徒然話
25周年パーティーも終わり、うっかりフヌケ化しそうですが、一冊丸ごとロベルトバッジョ大特集本(※しかもゲストはジローラモ氏)にデヘデヘ...あぃや、活力を貰ってレッツらゴーな毎日を送ってます。

ワールドカップはついに8強(準々決勝出場チーム)が決まりましたね。
スイスの無失点での敗退には、今までの大健闘を讃えていた矢先だけに辛いものがありましたが、その一方で、凄いプレーで勝利を収めたのが同じリーグから進んだ燻し銀のフランスです。
序盤は一次リーグのスイス戦同様、巧いのにスピードの点で物足りない試合だったようですが、相手チームのPKを機に一転。凄まじい猛攻に出ての逆転勝利でした。

個人的感情でいえば、ほんとは決勝戦までいってほしいなぁ。何しろ8年前から応援していたメンバーが大勢いるんですもの。
でも、スピード感溢れる鮮やかなプレーをするアルゼンチンも素晴らしいし、ドイツだって開催国だけに頑張ってますからね。
そして、かつてロベルトバッジョ様もいらっしゃったイタリアも忘れちゃいけません。スペインだってそうですが、やはりラテン男はレベル高...あぃや、強豪チームが多いですよね。
私が応援しているチームはこの辺りです。ドイツは別にラテンじゃないけどね。(ちなみにフランス語はラテン語の系統なのです)

そんなわけで、ワールドカップはこれからどんどん面白くなってゆくわけですが、日本代表が早々と敗退したということで、日本の一般報道はテンション下がるんでしょうねえ。
どこかの雑誌は「4年後まであなたのことを忘れない」なんて、すでに過去の想い出的な特集組んじゃってましたもん。
日本人選手もさっさと帰国しちゃいましたしね。

日本人選手がはやばやと帰ってしまったことに関しては、私の愛読する携帯コラムのライターさんも疑問を投げかけてました。
彼は「将来のために現地に残ってベスト16の最高の試合を観て勉強するのも必要では」と、至極もっともなことを書いてらっしゃいます。

いやほんと、まったくそのとおりです。
本当に上手いこと言うよMr.シンさんは。
いい選手になるためには、一生懸命練習を積むだけでなく、「レベルの高いプレーを観る」ことがものすごく大切です。
場合によっては、一日中ただひたすら練習しまくるよりも、たった一試合質の高いゲームを観ることの方が、ずっと劇的な効果をもたらすことだってあるのです。

...なんて、俄仕立てのサッカーファンがよく言うぜってな感じですが、要は私がおもうに、ダンスもこれとまったく同じなんですね。

もっと上手く踊りたいとおもったとき、私はがむしゃらに自主トレをするなんてことはせず、とにかく上手い人の踊りを観ます。

別に誰かの踊りを盗むわけではありません。誰かのテクニックを表面的に真似しようとしても、たいていはパッと見で目に付く部分ばかり真似してしまい、ろくなことになりません。
フラなどは特にそうです。腰が揺れてるのばっかり見て真似しようとすると、実はほかの部分はしっかり抑えられていることに気付かず、首とか変な部分まで振ってしまったり、お尻を突き出したりガニ股になったりと、怪しい踊り方になる危険を孕んでいます。

それを言ったらベリーダンスだって、なまじセクシーな踊りだけに、目に付きやすいことばかり真似していると恐怖のお下劣ダンスになりかねません...!!!
こ、怖すぎる。想像するだに怖いよう。

それよりも、全体を見て総括的なイメージで捉えようとした方が、却って本質をつかめるとおもいます。
そうしているうちに見る目が養われてきて、自分の踊りへのインスピレーションも湧いてくるってえ寸法だ(←なぜに江戸っ子???)。

でも、見る目を養うのにはおもったよりも時間がかかりますね。
たまに、かなり長い時間が経ってからホンモノの踊りを観て、初めて開眼してみたら、自分の踊りにとんでもない癖が付いてる事に気づいたのはいいんだけれど、もう身体に滲みついちゃって取れないなんて悲劇が起こりえます。

だからとにかく一刻も早く「観て、見る目を養うこと」を実践するのが必要不可欠ですね。
特に初期段階で、観ることをおろそかにして(あるいは観方を間違えて)過度の自主トレに走って事態を深刻化させるおそれがあるから気をつけねばなりません。

そういえばそろそろ今年のメリモのDVDが出る頃ですが、日本で観るなら、これが一番お勧めです。

反響や如何に

2006-06-27 23:27:39 | ダンス話&スタジオM
今日は、パーティー後初のレッスン日でした。

今市スタジオの昼クラスの生徒さんたちは、早速パーティーの出店でゲットした練習着やアクセサリーでコスプレしてレッスンしてました。
皆さん楽しんでくださったようで、「毎年やろう」なんて言ってくれる人もいて嬉しかったですね。

そんな昼クラスのメンバーをDVDで探すと、ご自分ではフラしかやってないんだけどオリエンタルの発表中に声の出演で盛り上げてくれた人や、最後のベリーダンスの頃にはアルコールが入ったために色っぽさ倍増になってる人なんかもいて、普段のレッスンやイベントでは知らなかった側面を垣間見ることができました。

しかし、今日会った中で誰より喜んでたのはJAかみつがの皆さんでしょうか

JAのクラスは、結成からは数年経っているのですが、今までは発表会や骨髄バンクなどのイベントでご一緒したことが一度もなかったのです。
そんな皆さんが今回、満を持してイベント初共演だったわけですが、ビギナーズラックのなせる業なのか、はたまたグループ総出で幸運だったのか、なんと13人中3人が抽選会で当選したのです
賞品の本数を考えると、これってとんでもない確率だったのですよ。

ほかのグループを見ても、稀にこういうグループがみられましたので、次回の抽選会に向けて願掛けする際はグループ総出でやった方が効くかも...

ともあれ、今後はなるべく多くの方に当たるように企画しますので、今回当たらなかった方も、めげないでくださいね。
かくいう私もマミちゃんも当たりませんでしたわよ

私は生まれつき籤運が良かったはずなのですが、実は中学1年最後の席替えで一生分の籤運を使い果たしまして、以来まともなモノが当たった試しがございません
マミちゃんも、こないだ東武の物産展でどら焼きを当てたのが奇跡的戦利品でした。その程度の籤運です。

我々のような絶望的籤運をもっちゃった人のためにも、残念賞なんてぇのも検討中です。


しかし自分の籤運より何より残念なのは、今日の銀魂がおやすみだったことです
ぬうぅ、テンション下がるよう。でも気合い入れてこれからS新聞の原稿書くぞ~。お~。

一夜明けて

2006-06-26 23:48:14 | ダンス話&スタジオM
当日の写真やDVDが出来上がりました
最初に全員で撮った写真は、パウチして参加者全員にお渡ししますので、どうぞお楽しみに。
ヨーロッパ風の建物をバックに、色とりどりの衣装がよく出ててとっても綺麗です。
やっぱり晴れて良かったとおもいました。私の禍々しい念が梅雨に勝ったのですね。

画像はメレフラの最中です。
グループ発表のときは緊張の面持ちで踊っていた人も、メレフラタイムはリラックスした笑顔になっているのが印象的でした。
そういえば金曜の読フラの時も、「知らない曲の方が笑顔で踊れるわ」なんて言ってた人がいましたっけ!?
中には「アレこの人振りを知らないはずだよなぁ」という人も踊っていたりして、よぉ~く観ると側の人を見よう見まねで踊ってるのですが(笑)、これだけ大勢で踊っているとヘッチャラですね。
この画像では、ステージ前で踊っている人しか見えていませんが、実際は部屋の後ろや座席で踊っている人もいました。

やっぱりメレフラタイムは観ていて楽しいですね。踊ってる人の方がもっと楽しいとおもうけどね。
次回の企画にも、メレフラは絶対入れますね♪


そう、次回です!!!


もちろんまだ日程までは決まってませんが、皆さんが楽しんでくれる限り、パーティーは2回目も3回目もやりますぞ
実はあんなに忙しいさなかも、「次回はこうしよう」なんて妄想を膨らましてた我々です。

季節にちなんだパーティーをやったり、テーマカラーを決めたりと、アイディアは既にいろいろ出ています。
とんでもないことに、記念品の企画まで始まってるんですわ

さっきもこないだまでパーティーの準備に使っていたノートの余白を使って、「パーティーの傾向と対策」なんてモノを書いておりました。

皆さんも、「次回はこうしたら」というアイディアないし妄想がありましたら、どしどしお知らせくださいまし

終わったよぉぉぉ♪

2006-06-25 23:39:48 | ダンス話&スタジオM
スタジオM25周年パーティーが終わりました

大成功の裡に...と書きたいところですが、如何せん25年もスタジオをやってきて初めての試みなので、不慣れな点ばかり多く、いろいろと行き届かなかった事もあったかとおもいますが、次回は反省して改善するようがんばりますので、何卒ご容赦のほどを...


結局、昨夜の睡眠時間は1時間。
なんでこう時間がなくなるんだろうなあ。アルゼンチン対メキシコ戦からも必死で目をそらしてたのに。(※だからテレビ消しなさいって
支度が終わらぬうちに空はスッカリ朝になってしまい、愕然としましたが、どうやら雨ではなさそうなことに一安心しました。

開場1時間前に会場入りし、受付をセットしたりお食事の渡し方を確認したりという作業に追われているうちに、なんと出席者の皆さんが到着。
え、ええええ!?!?会場は1時間後だし、しかも「10時以降でもオッケーよ」と言ってあったのにい!!!
ともかくその時はまだ準備ができていなかったので、とりあえず階下の受付前でお待ちいただくことにしました。

ようやくお迎えする準備が整い、受付をスタートしました。
出席者の方々は早々に支度を済ませ、出店などを覗いています。
そうこうしてるうちにも、まだ閉め切られているメインの会場では、私たちが最終的なバミリなどをやってました。

全員での写真撮影は、幸いにも晴天だったため外で行いました。
皆さんが揃うのを待ってから、噴水の回りに集まって上から撮っていただきました。
ン百人がみんな写るよう、立ち位置を変えて撮り直してから、メインの会場に移って乾杯です。

乾杯は25周年のほとんどを一緒に過ごしてきた生徒さんに音頭をとっていただきました。
でも、乾杯する前にかなりの人のグラスがカラになってたんだよなあ
あ、もちろん私は乾杯を待ってから飲みましたよ。乾杯するや否や飲み干しましたが。

ともあれグループごとの演目が始まり、それ以降は食事やショッピングなど、思い思いに過ごしていただく時間となりました。
いつもの総合文化センターなどとはだいぶ趣の異なる舞台ですから、調子狂っちゃう人もいたかもしれませんが、私は舞台の端で、こういう小さい舞台で客席のすぐそばで踊るのもまたいいなぁとおもいながら観てました。

そうそう、発表中マミちゃんは会場内に目を配る必要があったので、マミちゃんの分は私が代打で登場しました。
パーティーの最中に予想だにしないハプニングがあったので、結局マミちゃんは会場内を走り回っていたようです。
特に大変だったのは、記念品の数が足りなくなってしまったことです。
完璧な数そろえておいた筈なのに、まったくもってナゾとしか言い様がないのですが、手に入れられない人が出てしまったら大変と、車まで走って取りに行ったそうな。

発表曲が最後のベリーダンスに入ると、メレフラタイムが近いこともあって広範囲に散らばっていた皆さんがステージの部屋に集まり、盛り上げてくださいました。
あまりの盛り上がりに、私もつい調子に乗って「エフレッド祭バージョン」で踊りました。
いつもよりよけいに胸を振ったり脱いだりするあたりが祭バージョンなわけですね。

メレフラタイムは、おもったとおり大勢の方々が参加して下さってうれしかったです
こういう時はウロ覚えでも出たもん勝ちですね。出てしまえば意外と身体が覚えていて踊れてしまうものらしいです。
中にはほとんど出ずっぱりでほぼ全曲制覇しているグループもありました。

メレフラタイムの反省点としては、大勢のダンサーが出る曲とそうでないものがあったので、次回はその辺をよく考えて慎重に選曲したいとおもいました。
なるべく多くの方が楽しめる曲の方がいいですものね

私達2人のデモンストレーションの後は、横浜から遊びにきてくれたお友達のカネ・ダンサーにも参加していただきました。
うちは全メンバーの98%くらいが女性なので、男性ダンサーの登場にそうとうな盛り上がりをみせ、特にアミとかした日にゃベリーダンスの胸振りも真っ青の黄色い悲鳴が

その後何曲かみんなで踊った後、いよいよオオトリの抽選会です。
係のメンバーとスポンサーさんが壇上にあがり、スポンサーさんに一人ずつ出てきていただき、番号札を引いてもらうという手順です。
めでたく当たった方には壇上で喜びの声を聞かせていただき、お仲間はあらかじめ配っておいたブーブー風船を飛ばして祝福します。

よりによってうちのカネ・ダンサーにかなりカワイイ白とピンクのパウスカートが当たったり(でもその方は「今度レッスンではきます」とおっしゃってくださいました)、ベリーダンサーにハワイアンCDが当たったりと、おもいがけない当選も何本か出ましたが、皆さん喜んでくださったようでした
私からはレッスンで役立つお楽しみ袋を、マミちゃんはCD5枚組をプレゼントに出しました。

無事抽選も終わり、3本締をもって半日にわたるパーティーが終了いたしました。
出席者の皆さん、朝も早よから本当にお疲れ様でした

かくいう我々も睡眠不足を解消すべく、今日は早めに寝ます。
ああ、久しぶりに暗いうちに寝られて嬉しいな

あしたのために

2006-06-24 23:50:32 | ダンス話&スタジオM
立つんだジョ...じゃなくて、11時近くまで会場であしたのパーティーのための準備をしてました。
バンドさんとの打ち合わせやイス配置の指示など、今日やらなければならないことがたくさんあったので、気が付いたら会場の外は鼻をつままれても分からぬような闇。って、鼻つままれりゃ普通分かるよね。と私の好きな作家さんが昔言ってました。

といっても、これからさらに最終準備があるんですけどね。
ここ一週間は空が白みはじめてから寝る日々が続いてますが、今日はそもそも寝られるかどうかすら怪しいぞ。

まあいいのだ。明日を楽しみにして、一生懸命練習に来てくれてた皆さんの御恩に報いるために、奉公いたしまする。
おっと、暴れん坊将軍を見過ぎていると、だんだん語彙が怪しくなりますね。

ともかく明日は、楽しんでいきましょう。

いよいよ本社へ

2006-06-23 02:37:27 | 徒然話
さて、衣装をつめたトランク2つと楽器を入れたバスケットを持って、S新聞本社に到着。
取材してくださるスタッフの皆さんとご挨拶した後、会議室をお借りして、取材&撮影が始まりました。

2人の紹介写真を撮ってから、フラでよく使われるポーズの撮影に入りました。
予め歌によく出てくるようなポーズ(「花」とか「見る」など)のイラストとそのハワイ語を10個ほど描いたものをお渡しし、それに沿って撮影が進められました。

しかしまあ、フラの動作を静止状態で表すのって、とんでもなく難しいんですよね。
普通に踊ってるときの写真でさえ、満足のいくポーズが撮れるのはものすごく難しいのですから、いわんや静止図をや。
それはたしょう予期していたことだったので、いくらメジャーな動作でも写真にするのがきつそうなもの(例えば「波」なんて、途中で止めようとするとなにやら幽霊チックなポーズになります)は最初から省いておいたのですが、写真のために止まってフラのポーズを取るのは想像していたよりさらに困難でした。

バレエなどと違って、フラは決めポーズがあるものではないですからね。
だからこそ難しいダンスであるといえます。フラは実はそうとう難しいダンスなのですね。そのことに気付くには、おもっていたより時間がかかるんだけどね。

ともかく、イラストで描いておいた順番どおりにポーズを撮ってもらい、何枚か撮れたところで私がチェックして撮影者の方と相談し、「これが一番『見ている』感じが出てますね」(←「見る」ポーズのとき)とか「ああ、やっぱりこのポーズはやめた方がいいですね」などと決めていきました。便利だよなあデジカメ。

しかし、ステップを撮るとなるとさらにホネでした。
何しろ、基本中の基本「カホロ」を撮ってもらうといったって、「足を横に出したところ」と「足を揃えたところ」の2シーンを撮るしかありません。
本当は、この2シーンの間に体重移動や腰の揺れなどに絶え間ない変化が生じているわけですが、パラパラマンガにでもしない限り、それら無数のシーンはすっ飛ばさなければなりません。
その省略分を、文章で補わなければならないんですが、これがまた文章で表すのが難しい代物なんですよね。
例えば腰の揺れの推移、体重が移動するに伴って後を追うようにゆったり揺れるわけですが、このニュアンスは直接見てもらわなければピンときません。
だからといって、社交ダンスのように足形で示せば、フラの性質上ブツ切りの体操ダンスになってしまいます。

だからやっぱり、フラの振り付けは「文章で理解しようとしない方が良い」ですね。
文字を持たなかったハワイの踊りを文章で表現しようとすること自体、かなり無理のあることですから。
そんなわけで、実際には「フラの歴史」とか「ハワイ語講座」とか「手の動きの解説」などが紹介され、ステップ等はあまり掲載されないことになるかもしれません。

いずれにしても、知れば知るほど奥が深くて複雑なフラを特集すべく、フラ本で勉強し、熱心に取材に当たってくれたS新聞社スタッフの方々には、頭の下がる思いです
今の時代、流行に便乗して安直にフラネタを取り上げるマスコミが多い中にもかかわらず、あれだけの熱意をもって取り組んでくださった皆さんなら、きっとすばらしい記事になることでしょう。

そんなスタッフの方々のために、今日の取材や私のイラストが少しでもお役に立てることを祈ります。

取材@S新聞社

2006-06-22 23:59:52 | 徒然話
昨夜のおっそろしくブッキラボウな書き込みでもチラと書きましたが、今日は通常のレッスン前に、S新聞本社で取材を受けてきました。

実は来月某日、S新聞でフラ特集を組むそうで、以前取材にいらした新聞社の方がウチに声をかけてくださったので、いくつかお手伝いさせていただくことになったのです。

打ち合わせの結果、当日までに用意することになったのは「衣装」と「髪飾り」、「楽器」、そして「パウスカートの作り方」です。

衣装とかはつつがなく揃ったのですが、問題は「パウスカートの作り方」です。
何が問題ってあなた、自慢じゃないけどわたしゃパウスカートを自分で作ったことなんかないんスよ(←※偉そうに恥を曝すなって)。
いくらたんなる練習着といったって、しょぼいのは着たくありません。だのに私が作ったりしたらしょぼくなること必至です。
そういうわけで、パウスカートといえば既製品かオーダーメイドしか持っておらず、自作パウは皆無なのです。
マミちゃんはさすがに作れますが、この人は絵がド下手なので、「布が筒状になった図」すらまともに描けません。
だから欲しい服があると絵で描けない代わりに自分で作ったやつを洋服屋さんに見せてオーダーしていたというのですが、新聞に掲載するわけですから、そういうわけにも参りません。
で、自作経験ゼロの私がやむなく図解することに...。

草木も眠る丑三つ時、まずマミちゃんが本物のパウスカートを測って下書きを作成しました。
今日新聞社に届けるのは下書きだけで良いことになっていたので、今マミちゃんが描いたものをそっくり持っていけばいいと思ったのですが、絵を見た瞬間、絶望してそれを諦めました

こうしてできた言わば「下書きの下書き」を見つつ、私がまともな絵に直していきました。
しかし、ああなんということでしょう、この作業に入る頃には既に丑三つ時どころの騒ぎではない時間になっておりまして、いつもだいたい頭に浮かんだ通りに描ける私の描画スキルがこれっぽっちも機能しないのです。
さっきいった「布が筒状になった図」すらも、マミちゃんを莫迦にできないほどいびつな物体しか描けなくなってしまいました。

苦しんでるうちにも時間は刻々と過ぎてゆき、見る暇もないのにアルゼンチン対オランダが始まってしまいました。
しかも超天才メッシがツートップですと。勘弁してくださいよ。と必死で画面から目を逸らしながら(※だったらテレビ消せって)、夜明けまでかかってなんとかパウスカートの作り方を描きおおせたのでした。

苦労して描いた甲斐あって、最終的にはそれなりに実用的な解説が出来上がりました。
よくフラ入門書とかに作り方が載っていますが、ほとんどは見たって作れないような代物です(私あたりが見たってチンプンカンプンですもん)。
おそらく記事を書いてる本人がパウスカートをあんまりわからないまま書いてるんじゃないかとおもいます。

その点、今回書いたものはパウスカートを知らない人や洋裁に暗い人でも作れるよう、できるだけ工夫を凝らしました。
なんたって、作り方が全く分からなかった私が、マミちゃんのレクチャーによって作り方を完璧に理解した上で描きましたので、私級に絶望的な洋裁能力しか持ち合わせていない人でも、とりあえず作り方は分かるようになると思います。
あとはスペースの都合で、どの程度載せてもらえるかどうか分かりませんが...。

こうして出来上がったパウスカート解説を携え、今朝早くS新聞社へ足を運びました。
取材の顛末は、また後ほどご紹介しますね。

忙しい...

2006-06-21 23:56:49 | 徒然話
今夜はワールドカップも見られなさそうな勢いで忙しいです。
というのも、明日は通常のレッスンの前に取材が入っているのです。
25周年パーティーも大詰めの忙しい時期なのですが、なぜかそういう時に限ってスケジュールが集中して忙しくなるんですよね。
発表会の前なども、いつだって他の仕事が重なりますし…。

星の巡りか?はたまたアッラーの思し召しなのか!?
ああぁ、忙しすぎていつもの暴走妄想も捗らず、気の利いた妄想の一つも言えやしません。

てことでぼちぼち準備に戻りますね。

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