舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

オリオンスクエアで踊って来ました♪

2015-09-17 22:18:26 | ダンス話&スタジオM
色々バタバタしていてご報告が遅れてスミマセン。
先日の日曜日に「歌声喫茶 in オリオンスクエア」のイベントが無事開催されました♪

当日は若干気候が不安定で、ときおり雨が降ったりもしていましたが、何とか無事に2ステージ踊る事が出来ました。
そんな天気にも関わらず大勢の方々にお越しいただき、とても嬉しかったです。
ステージをご覧くださいました皆様、本当にありがとうございました!


ちょっとだけ当日の模様をしますね。




まずは1曲目。




後ろのスクリーンに講座案内やレッスンの様子が映し出されてます




四代目も読売・木曜夜クラスの皆さんと一緒に踊らせて頂きました。




3人でも踊りました。




この頃(第2部)には雨が止んでました




ドキドキの新曲
鬼怒川では雨に泣かされて踊れなかった新曲が、ここでようやく日の目を浴びました。




最後はウリウリです。
ずっと後ろのスクリーンに映し出されていた謎の楽器の実物が最後に登場するという演出、なかなか好きです。まあ偶然だったんですけどね(笑)。




みんなでフィナーレ。
今回も客席の皆様の声援のお陰で楽しく踊れました


今回はステージだけでなく、片隅に飲物やスイーツのお店も出ていて、いつも以上に賑わってました
嬉しい事に、今回の私達のステージを観て読売のクラスに入って下さる事になった方もいらっしゃるとの事です
お気に召して頂けて本当に嬉しいです。
これからは一緒に楽しいステージを創る側になりましょう


さて、次なるイベントは10月でございます。
それまでしばしの休眠………じゃなくてこれから新曲ラッシュです。
頑張ります。





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今日は歌声喫茶inオリオンスクエア♪

2015-09-13 05:26:09 | ダンス話&スタジオM
本日9月13日(日)は、宇都宮のオリオンスクエアにて「歌声喫茶」が開催されます

午前と午後の歌声喫茶の合間に、様々なジャンルのステージもありますので、是非ご覧いただければと思います。

そのうち、私達「福田真澄のエレガントフラ」は、12:47~と13:56~の2ステージ出演致します。
もちろん前半と後半とまったく違う内容でお送りします




四代目も両方のステージに出演します。
さ~今回も無事に踊ってくれるかな(笑)




そうそう、こないだリハーサル準備の記事でご紹介したこちらの画像ですが、一番手前にある衣装を使わない事になり、代わりにドレスを着られる事になりました。
今回が初お披露目の衣装です。
このイベントに間に合って良かった~
また、別のグループは鬼怒川で初披露する予定だった新曲を踊ります


幸い、今回は天気も大丈夫そうで、有難い限りです
もっともオリオンスクエアはステージから客席まで大きな屋根で覆われていますので、たしょうの雨は大丈夫です
もちろん、降らないに越した事はないですけどね。


本日もお客様に楽しんでいただけるよう、私達も楽しく頑張ります
皆様のお越しをお待ちしております




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今月のネイル(駆け足気味)

2015-09-12 06:23:40 | 創作活動
ネイルを更新してたらこんな時間になっちゃいました。


前回のネイルは感動的に保ちが良く、先月末の鬼怒川イベントでさえ大丈夫でした(まあ、イベント自体が幻となってしまったのですが…
丸一ヶ月無事だった事になりますね。ラスト一週間くらいは流石に補修が必要でしたが。


今回は4本長くしましたので、そこまで耐久度が高くはないだろうなぁ。
でも一縷の望みを抱いてせっせとトップコートをかけました。
面倒くさがらずにトップコートをかける事が保ちの良いネイルにするコツですね。


このネイルのテーマは「ダイヤモンドです。
そんな訳でラインストーンがいつもより大きめです。
本当は土台のラメにライトブルーを入れるなどしてもっと凝りたかったのですが、時間と手持ちの材料に限りがあるので諦めました。


ダズリングな感じを出したくて星ホログラムを貼ろうと思い立ち、最近ゲットした大きなをのせてみたら、ちょいとデカすぎて存在感が激しくなり、主権を巡ってラインストーンと壮絶なバトルを繰り広げそうな感じになってしまったので、改めて主役にして使おうと思います(笑)。

例によって素人細工ですので、仕上げの甘さは大目に見て下さいまし。


さて、日曜日はいよいよオリオンスクエア本番です。
明日のレッスンもその練習がメインです。
雨に見舞われなければもちろんそれに越した事はないですが、オリオンスクエアはステージから客席まで屋根があるので安心です

皆様是非お越しくださいませ





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ゆかいな祖父母参観

2015-09-11 04:49:07 | about四代目
先日、四代目の幼稚園で祖父母参観がありました。

四代目にとって祖父母と言えばあの人。祖父母なるワードが余りにも似合わないあの人です。

もちろん本人も祖父母っぽい呼ばれ方をするのを忌み嫌っておりますので、四代目が言葉を発するようになったその日から、彼女の呼称はまみちゃんで統一されています。
そのため、四代目が幼稚園で出して郵便局から送られて来た招待状にも「まみちゃん だいすき」と書かれていました。理解ある幼稚園で本当によかった。
私は母を「マミー」、祖母を「グランマ」、祖父を「グランファ」と呼んでおりましたが、幼稚園で彼らの似顔絵や手紙を書く時はもっと一般的な呼称に変えさせられました。
でも私にとって彼らはマミーでありグランマでありグランファなのだから、変えさせるのはヘンですわね。


ともかくそんなマミちゃん、初めて私抜きで幼稚園行事に参戦です(私は宇都宮のレッスンに行っていたのだね)。
本人が「フツウの格好を心がけた」と言って着て行ったのが見出し画像の装いです。
どこがフツウなのかサッパリ分りません。


しかも四代目が今日のヘアゴムにピンクを選んだら(彼女は着ていくものや小物を基本自分で選びます)、それにあわせて同じ色の(=派手な蛍光ピンクの)バッグをチョイス。
天気の悪い日に色んな意味で浮きまくりの二人です。
まあ、四代目の上履きをスワロフスキーで光らせたのは私だけどなっ。


本日のアクティビティはお団子作り
もしや十五夜が近いからお団子なのでしょうか。
年度始めの頃に「お団子作りのスキル豊富なクプナ求む」
という求人が幼稚園からあったものですから、あんな米も炊けないうえに鋭利な蛍光ネイルの人を行かせてしまって本当にいいのか悩みましたが、マミちゃんが行った頃にはすでにお団子のタネはその「スキル豊富なクプナ」の皆様によって用意して頂いてあって、あとはこねるだけになっていました。




自分達の分のタネを貰い、早速こねこね。
こねこね。
こねこね。
こねこね。
こね過ぎです。


まあお団子をこねこねする上、ただの球形ではなくソフトクリームやらウサギやらの形を作っていいとあっては、幼稚園児が過剰にこねまくるのも当然の展開と言えましょう。
正直コレを食べるのかと思うと引くレベルのこねっぷりだったようです。
もちろん、こねる前に入念に手を洗ったようですので、そういう意味での心配はないようですが…。


しかも、過剰なほどにこねまくったうえ、あの女児はホンのお印程度しか食べないらしいんですよ。
よそのお子様たちが素直に美味しく召し上がっている中、米粒くらい食べただけで戦線離脱してしまう四代目。
まったく偏食の女児で困ります。大好物であるはずの肉でさえ、味が気に入らなければ平気で一口でやめる人だからね。
しかも、私が「たしょうお腹を空かさせた方が文句言わずに色々食べるわよ」と言っているのに、本人が欲しがるものを欲しがる時に欲しがるだけ与える激甘な祖母がいるので、どうしようもないです。




なんでこんなに怒っているかって、そのツケが回って来るのは他ならぬ私だからです。
今回も四代目が食べなかった分のお団子がたっぷりと持ち帰られ、「食べ物を残してはいけない」と躾けられている私は最後まで美味しく頂きました(泣)。
いくら私が「甘いモノは苦手」と訴えても、誰も気に留めてくれないんだ…ッ


そうそう、幼稚園の教室での四代目は、



相変わらず集団から一歩離れていたようです(笑)。

もうコレ、一人っ子の宿命なんじゃないかね。
みんなが一斉に同じ事をやろうとしている時、我先に行くなんてもってのほか、他の人がすっかり終わってから行動するタイプです。
ああ、私自身もそうだったなぁ。
私の祖母はそれを随分歯痒く思っていたようですが、一人っ子も三代続くと(祖母だけが三人姉妹だったのね)「一人っ子ならではの言動」がすっかり染み付いて来て、わりと気にならなくなるものです。
そもそも早い事が偉い事だとはひとつも思えないしね。(←コレがすでに「一人っ子病」)


さて、次なる幼稚園イベントは来月です。
一般的なご家庭ではコレの為にわざわざカメラやビデオカメラを新調するほどの大イベント……そう、運動会です

しかし我が家の「子供の幼稚園/学校イベントにはユル~~く参加する」という伝統にのっとり(私の行事の写真なんか一枚もない!笑)、今度も軽いノリで楽しもうと思います。
よ~し、美味しいお弁当を用意するぞ
ほっ◯もっとで(爆)




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栃木県に大雨特別警報

2015-09-10 02:37:48 | ダンス話&スタジオM
こんばんは。

現在、私の住んでいる栃木県がとんでもない事になっています。
未曾有の大雨により2時間ほど前に特別警報が出されて、未だに解除されません。


雨は昨日からずっと降り続いています。
今日の午前中は四代目の幼稚園の祖父母参観だった為、宇都宮のレッスンには私一人バスで行きました。
その時はときおり弱まったりもしていたのですが、遅くなればなるほど雨脚が強まって行き、自宅に戻った夕方頃には外出もままならない状態になってしまいました。
かなり長い時間にわたって雷が続いているのも心配です。


ずっとニュースを観ていると、特に雨量の多い地域や氾濫の予想される河川、冠水している地域などに生徒さんのお家の辺りやレッスン会場の近くが随分沢山見受けられ、その度に様々な方を案じております。


我が家もいよいよ地面が見えなくなってきましたので、地元の消防本部に問い合わせたところ、午前2時過ぎの時点では、
・現在、各戸に避難を勧めている。
・公民館も避難者の為に開けている。
・しかし避難時に災害に巻き込まれるおそれもあるので、状況をみて場合によっては動かず、建物の2階などに避難すべき。

とのご回答を頂きました。


私が電話したのは見出し画像の番号です(事態が事態なので無断転載しても問題ないかと…)。
県内にお住まいの方で避難すべきか留まるべきかニュースなどだけでは判断しかねる時は、電話で現在地と状況を説明して判断を仰いだ方がいいかもしれません。

今この記事を書いている間にもニュースの情報が更新され、さっきよりも「避難指示世帯」(勧告よりも強い)が増えています。
我が家ももしかしたら避難しなければならなくなってしまうのでしょうか…。
しかし、この状況では車も動かせませんし、徒歩はさらに危険ですので、避難しなければならないとなってもどうやって避難すれば良いものか…。

いずれにしても、しばらくはニュースから目を離せなさそうです。
どうか土砂崩れなどの災害が起りませんように。




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骨髄バンクの写真が来ました♪

2015-09-09 03:42:08 | ダンス話&スタジオM
こんばんは。朝からほとんど出来上がっていた子供の弁当箱をひっくり返し、「もう一度最初からやり直して下さい」だったためか一日中無気力状態だった筆者でございます。
まあ中身は目一杯に詰まったサンドイッチでしたのでまっ逆さまになってもこぼれず、ムダなく自分のお腹に入れられて良かったんですが、二人分は本当にキツかったっす。
毎日何人分ものお弁当を作っている方、心から尊敬します


さて、7月末に宇都宮市総合文化センターで開催された「骨髄バンクチャリティコンサート」の写真をお届け頂きました
いつも沢山の写真を撮って下さる阿部カメラさん、今回もありがとうございました


見出し画像はデモンストレーションでの四代目です。





こちらはスタジオMの出演曲の数々です。フラからジプシーダンス、ベリーダンスまで。




そしてこちらがいくつかのクラス合同で踊った曲と、読売&ティアレの演目です。

これらだけでなく、全曲の写真をお預かりしまして、このような全体図にくわえて個々のアップ写真もあり、自分の出演曲以外の写真もたいへん楽しいです
明日から全クラスに持って参りますので、楽しみにご覧いただければと思います





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フラのセンスは努力でまかなえる!

2015-09-08 06:04:52 | ダンス話&スタジオM
こんばんは。あ、もうすぐ「おはよう」になってしまう。そんな今日も平常運転の筆者でございます。


世の中には色んな「才能」があります。
英語でgiftと言うだけあって、コレは生まれる時に神様から頂くモノなので、ハッキリ言って自分の意思じゃどうしようもない。
私も出来る事なら「モノを片付ける才能」「食べても太らない才能」を与えて欲しかった。って後者は明らかに才能じゃないですが。


ただ、才能のうちには努力でまかなえるものもけっこうあります。
例えば私がダメダメな「片付け」は断捨離の本を読んで頑張ってやってる方も多いでしょうし、世の中のスリムな人が皆幸せな体質ゆえに細い訳ではなく、厳格な食事制限や運動でキープしておられる方もいらっしゃるでしょう。

で、フラも実は「努力でまかなえる部分」がかなり多いジャンルになります。
多くのフラ・ダンサーが直面し、「私って才能ないんだわ…」と思ってしまいがちな「壁」の殆どが努力で突破出来たりします。
私自身、ウチの母とか四代目と自分を比べるともう生きているのがイヤになるくらい才能がない!(笑)


そんな私のような悩みをお持ちのフラ・ダンサーの皆様に是非おすすめしたいのが、振付やフォーメーションを覚える際に、ピンポイントにフォーカスするのではなく、全体像を見るようにする事です。

振付を覚える時、先生の動作が素敵だなあとか、難しい動作だなあと感じると、ついついその部分「だけ」に注目しがちですが、そうしたいのをグッと堪え、必ず全身を見るようにしましょう。

たとえば先生のヒップが優雅にスウェイしていたとします。そうすると何とかお手本と同じようにスウェイすべくヒップの動きにばかり注目しやすいところ。
しかし、ヒップだけを見ていると、それを何とかする事に躍起になるばかり姿勢が崩れたり(一番なりやすいのは屁っ放り腰)、上半身が連動して動いてしまったりと、残念な事になりがちです。

一番いけないのは、ヒップを動かそうとするあまり作為的な動かし方になる事です。
フラのヒップはタヒチアンやベリーダンスの一部の動作のようにそこだけを動かしている訳ではなく、つねにステップに自然とついて来るものであるべきです。
ですから、正しくステップを踏んでいればいつか必ず出来るようになる訳で、入門段階において意識的に動かそうとする必要は一切ありません。
そういう点も、ヒップだけに注目しないで全体を見るように心がければ自ずと気づく事が出来ます。

ヒップに限らず、ハンドモーションや顔の付け方、肩の使い方(みだりに動かさないというのは、まったく使わないという意味ではありません)なども、あまりその一点ばかりに着目してしまうと、変に強調されたわざとらしい動きになりがちです。
つねにお手本の全体を見るように心がけ、目立つ部分だけでなく、「抑えている部分」にも意識を向ける事が大切です。


また、本番に向けてフォーメーションを覚える際も、「全体の把握」がたいへん重要です。
立ち位置を覚えたりフォーメーションしたりするのが苦手な方は、「自分の」「今現在の」動きばかりに気を取られている場合がほとんどです。
自分の動きしか考えていないと、自分がどう動くか忘れてしまった時にどうにも対処のしようがありません。
また、今の動きだけ考えていて次の展開が眼中にないと、正しく動けなくなってしまいます。

そうならない為には、常に全体の動きを意識することが肝要です。
ここでこう形状を変えるとか、ここで前後を入れ替えるとか、自分ひとりではなく全体の流れを考えるようにすると、自分だけとんでもない事をしてしまったり、列を乱してしまったりといったミスを避けられます。
そして、今の動きだけでなく「その次に来る動作」も考えておく事で、動きそびれたり出遅れたりせずに済みます。


少なくともウチの教室では、なかなか覚えられないとか、フォーメーションが苦手だからといって生徒さんを怒ったりする事はまったくありませんし、それがために舞台に出さないなどという事は決して致しません。
人間、誰しも苦手な事はあるからです。私だって片付けられないし(※それは関係ない)。
「コレが苦手だなぁ」と思っても、場数を踏んで経験値を上げて行くうちに自分なりの対処法が見つかりますし、見つからなくてもレッスンで訊いて頂ければ前向きかつ実用的なアドバイスをしております。


何か苦手なものがある場合、ダメだからといって放棄するのではなく、改善すべく努力する事はとても大切です。
たとえば立ち位置やフォーメーションを覚えるのが苦手だったら、レッスンやリハーサルの際、立ち位置を書いたメモを自分で作って、移動や注意点もしっかり書き込んで、踊っている間もそれを手放さないようにしましょう。
もし「苦手」という自覚がなくても、気づいたら自分だけ列から外れていたとか、一瞬どこに行ったらいいのかわからなくなったなど、踊っている途中で「あれ?」と思う事があったら、入念なメモを取って活用する事をおすすめします。


う~、私も少しは片付けるように努力せねば。
でも私のダンス人生、白鳥になっている(=表面上そう見えなくても水面下で必死に足掻いてる)場面ばかりなので、ダンス以外の分野ではそうそう頑張れないのだ。
まあ三年寝太郎みたいなモノです。違うか。





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今日はリハーサル!

2015-09-06 06:48:29 | ダンス話&スタジオM
本日は9/13(日)に宇都宮・オリオンスクエアで開催されるイベントのリハーサル日です

某ファミレスで午前2時半頃まで立ち位置の下書きを作り(あ、もちろんお世話になった分食べまくって売上に貢献しましたよ!)、帰宅後に清書して、ついでに見出し画像のようなものまで作ったらもうこんな時間だ。




この人がファミレスの時からずっと寝ててくれて本当に助かりました。


彼女が空腹に耐えかねて起きて来る前に寝ようと思います
おやすみなさいまし~。




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今日は短文で本当スミマセン
1,000字行かないなんてただ事じゃない!
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五輪エンブレム騒動からフラ界のパクリ問題を考える

2015-09-04 05:51:03 | ダンス話&スタジオM
「今日は早いなぁ♪まだ宵の口だわ♪(※午前2時)」とか思ってうだうだしていると当然のように3時半を過ぎてしまう筆者でございます。
さあ、今日も日の出とデッドヒートをかましつつ書くわよ!


スタジオは今週から新曲に入りまくっております。
週前半にフラ、後半にオリエンタルダンスの新曲が相次いでスタートします。
全然ジャンルが違うので混同する心配はありませんが(笑)、作り手にとって2曲同時はなかなかハードです。
〆切に追われる作家さん漫画家さんの気持、痛いほどわかるッ
巨匠・鳥山明画伯がかつて「週間連載はおろしたてのパンツのようにきつい」とおっしゃってたのもうなずけます。


私達は二人三脚で振付やフォーメーションを作ります。
協力して制作にあたるというよりはガチンコバトルに近いかも!?(笑)
疲れてたり、なかなか良いアイディアが浮かばなかったりするとそうなっちゃいますね~。
幸い、今回はわりかしサクサクと進んだので至って平和裡に振付が出来上がり、完成した物を見た四代目にも「かっこいー」と褒められて良かった良かった。

ついでに四代目も振付を作り始めました(見出し画像参照)。
我々が振付の為に稽古場を占領していた時は隅で大人しくアヒルを並べてフォーメーションを作っていましたが、スペースが空いた途端にこれだよ。
しかも振付を作りつつ観客に拍手を強要するというたいへん俺様な振付家です。
き……キミねえ、振付ってのはもっと日陰の、地道な作業なのだよ。振付の段階で喝采を浴びようなんてお門違いってもんだ。


ってな流れで今回の東京五輪エンブレムの件です。
まったくとんでもない事になりましたね。


そもそも件のパクリエンブレムが素敵か否かというのは別の話なのでおいといて(笑)、およそ「モノを生み出す人」として最もやっちゃいけない事をやっちゃいましたね、S野さん

とりあえずS野さんは今のところ五輪エンブレムに関してはパクリである事を認めてないようですが、こんだけ「余罪」がボロボロ出てきちゃうともうプロとしてマズいです。失格です。
百歩譲ってアレ自体が本当にパクリでないとしても、余罪がある限り採用される資格無しとすべきでしょう。


この件をみてもホンット思うよね。
「仕事に長けている人」と「仕事を取るのに長けている人」は完全に、絶望的に別物であるという事を。
私の人生、このバカげた現実を突きつけられては心底ウンザリさせられる事の繰り返しです(笑)。

だからこの騒動をきっかけに、「仕事を取るのが上手いからといって、仕事の実力が十分とは限らない」そして「著作物をパクるのはれっきとした犯罪である」という事がもっと世間に浸透して欲しいと願わずにいられません。



特にフラ業界になっ(爆)。



まず「仕事の実力」と「仕事を取る力」の話から。
世の中には「裏では苛めっ子なのにやたら先生に好かれる子供」とか「同性から見るとロクでもないのにやたらモテる人」「実力以上に上司の評価がいい人」というのが必ず存在します。
芸能界を見てても、本当に面白い芸人さんや本当に上手い役者・ミュージシャンが生き残るかといったら決してそうじゃない。
そんな事は誰もが子供の頃からさんざん見てきたというのに、こと自分の専門分野以外の領域になると、「本当に実力ゆえに売れているのか?」というのがわからなくなるのです。

たとえば「伝統文化」や「新たな美容・健康法」の担い手としてテレビで引っ張りだこになる人がしばしば出てきますね(こう書いただけで何人かの方々の顔が思い浮かぶはずです)。
その人のステージや展覧会、著作などが出れば飛ぶように売れる(そういえばいつだったか人気が出過ぎてダブルブッキングで問題になった方も…いえ、それ以上は申しますまい)。

ところが、その人についてその分野に身を置く人に聞いてみると、「あんなのは紛い物だよ!」「この分野の事などまるでわかってない」と一刀両断される事も少なくありません。
売れっ子に対するヤッカミで一部の人が言ってるのかと思いきや、誰に聞いても同じ意見。
ああそうなのか……と思いつつも、自分の専門外の分野では、本人をみて判断する事が出来ないのはもちろん、人の意見を聞いてもいまいちピンと来ない。
まあ、それが「見る目が無い」ってことなんですから、仕方ないかもしれません。


ただし、これが「一視聴者」の範囲を超えて「自分もやってみよう」「友達/家族に勧めてみよう」という段階になれば話は別です。
その売れっ子さんがホンモノであるか否かは大変な死活問題になって来るのです。

例えば何か伝統芸能の分野で売れている人がいたとしますね。
ネームバリューに惹かれてその人に習いたいと思い、その人の名を冠した教室に入ります。

しかしフタを開けてみれば、売れっ子さん本人は名前を貸しているだけで一度も顔を出したためしすらない。
または、一流と信じて一生懸命習っていたのに、いざ自分が知識や技術を身につけてみたらその人はちっとも一流でなかった事がわかったり、他の流派の人達に自慢げに話してみたら失笑されてしまったり……。
「見る目」を持たないまま安易に飛びつけば、誰にでも起こりうる事です。

そしてフラでもこれは起こりえます。というより、今現在も全国津々浦々で起きている事なのです。


これを避ける方法は「見る目を養うこと」ただこの一点に尽きます。
とりあえず「ハワイらしいフラ」とそうでないのの区別がつくようにする事は必須です。その為にはハワイの人たちのフラをとにかく沢山見るのが肝要ですが、これはハワイへ飛んだり高額なコンサートをハシゴしたりせずとも、無料の動画を観まくるだけでかなりのところまで可能なので、是非とも実践する事をおすすめします。
3ケタを数えるくらいフラの動画を観ていれば(全部観なくたって冒頭の1分くらいでもいいのです)、おぼろげながら「ああいうのが『ハワイっぽいフラ』なのか」というのが見えて来るはずです。

少なくとも、看板だけで判断するのは即刻止めるだけでも随分違います。
フラ教室の看板ってのはまあ、学歴みたいなもんです。人間的な素晴らしさや仕事の優秀さは決して学歴と比例しないものですし、逆にどれほど高学歴でもダメな人はいます(笑)。
どんな御大層な看板(=学歴)をチラつかされても「ふーん、そう(右から左へ受け流す~)」位のノリで良いと思います。

あと「立派なトロフィー」もそうですね。何の判断材料にもなりゃしません。
ウチにある私の賞状やトロフィーの中で一番立派な見てくれをしているのは高校の弁論大会で優勝したときの盾です。マンモス高校とはいえしょせん学内の話なうえ、その日の私は高熱を出しておりとてもまともにスピーチ出来たとは言えない状態で貰ったような代物ですが、それでも派手に金メッキされた立派な盾だから賞自体も何だか凄そうに見えるんですよね(笑)。

要するに、「賞の実態がどんなものであろうと、飾り立て方次第でいくらでも立派に見せられる」と、そういう話です。
世界じゅうから視線が注がれる五輪のエンブレムでさえ、あんなパクリ作品がまかり通ってしまうのですから、「賞を獲った」「選ばれた」というだけでは何の証拠にもならないのです。


…と、おりよく五輪エンブレムの話に戻ってきた所で、パクリ問題に話題を移しましょう。

以前から繰り返し書いておりますように、ダンスの振付もれっきとした著作物です。
たとえばフラにおいて、社交ダンスのアマルガメーションのような「一般的に決められ流布している振付」というのはただの一つも存在しません。
これはフラを学ぶすべての方に必ずお知り置き頂きたい事実です。
もしあなたの先生が「この振付は一般的に使われているものだ」とか言ってたらその人は「先生」ではありません。即座に胡散臭いモノを見る目で見て下さい。


フラの振付において「正規ルート」と言えるのは以下の3つです。

(1) その先生(クム)自身が振り付けたもの。

これは最も確かな正規ルートです。但し、フラの振りをつける為にはそうとうな知識と技術を要しますから、その辺をテキトーにやってしまっている先生の場合は……う~ん……え~と………(笑)。

日本人がフラの振りをつける事に対する意見はさまざまにあると思います。
また、「クム」(せいぜいアラカイ)以外の人間が振りをつける事に関しても、意見が分れる事でしょう。
これはクムによって、または系統によってまったく考え方が違いますので、自分のクムの考え方が自分にとっての絶対的な正義だ、と考えるしかありません。
そして、自分と異なる系統の人が自分と意見を異にしているからと言って、それを否定する事は決して出来ません。その辺がフラの難しい所よね。

同じように、そもそもクムとはどういう人なのか(どうしたらなれるのか)とか、ウニキのシステムなどについても、何が絶対的に正しいというのは存在しません。ホンットに千差万別ですもん。
おそらく今後も統一される事は無いでしょう。っていうか統一はどう考えても無理です。
まあ、逆に言えば、「この資格さえ持ってれば絶対ホンモノ!」というのは存在しないという事になりますので、そういう薄っぺらい自己アピールをして来る先生は一括して胡散臭い目で見てオッケーと言えます(笑)。


おっと、話がそれました。振付けの正規ルートの話題に戻ります。


(2) 自分のクムから授けられたもの。

ハワイのクムの振付を、そのクムに師事している指導者が日本で教える、というのも正規ルートといえます。

ただね………この正規ルート、かなりの地雷でもあるんだ………。

見る目が未完成な段階において陥りやすい間違いの一つに、「振付が同じなら全く同じ踊りになる」と思い込んでしまうというのがあります。

もちろん、「本当の意味で」そのクムに師事している方が教える分には何ら問題はありません。
つまり、振付を仕入れるだけではなく、踊り方までそのクムとシンクロしているのであれば良いのです。
「本当の意味であのクムの弟子なんだなあ」と思える方の踊りは、たとえクムが一緒に踊っていなくても、そのクムの姿が重なって見える、あるいはそのクムと同じ香りがするものです。

しかし、振付を仕入れただけではこの状態にはなりません。というか、並んで同じ振付を踊っていてもちっとも「師と弟子」に見えないという凄惨な事故もこれまでにたびたび見て参りました(爆)。
そういうケースの場合、「振付が同じ」という事で完結してしまってるんでしょうね。そして指導者がそうだと、生徒さんも推して知るべし……。


(3) ワークショップで習ったもの。

特定のクムではなく、様々なクムやプロダンサーのワークショップで習った曲を教えるのも正規ルートと言えましょう。
ただしこれは「そこで習ったものを教える事が許されている場合のみ」に限られます。
たとえば特定のクムと専属契約を結んでいるのに他の人から習ったものをレッスンで教えたらマズい事になりますね。
あと、指導者と一般受講者で値段が異なるワークショップにおいて、一般人のフリをして安く受けといてそれを人に教えたらこれまたマズいです(笑)。

ちなみに、ごく個人的な意見を言うなら、ワークショップは決して振付仕入れ会ではないと思います。
その先生の踊り方・教え方の特長とか、ハワイらしさのエッセンスとか、そういうものを学ぶ場だと私は捉えています。

少なくとも、ワークショップで習ってきた振付をレッスンで使用する先生は、すでに自分のスタイルが完成されている事が必要です。
揺るぎない「自分のフラ」が無いと、違う人に習う度に踊りが変わり、不安定なフラになってしまうからです。


ワークショップの振付の問題点は、それが日本人によって踊られた際、正規ルートなのかパクリ(映像や他団体のパフォーマンスから盗んだ)なのか判別しづらいという事です。
クムの中にはメリモで使ったのと同じ振付をそのまま教える方も結構いらっしゃいます。気前が良いというべきか、まあどうせ映像からパクられるくらいならワークショップで教えちゃおうという判断なのか……。
もちろん自分の振付をどう扱おうとそれは振付者の自由であり権利です。その人が良いと認めたのならワークショップで教えたって良いし、ステージで踊らせても構わないと思います。

問題は、どうやって正規ルートかパクリかを見分ける事ですね。
ハッキリ言って、これは踊りを観ればわかると思います。
他人の映像などから不正にパクった場合、歌詞の意味を理解して動きとリンクさせるという肝心な土台作りがスッポリ抜けていますので、必ず踊りのどこかが変になります。
きちんと習っている人であれば、その辺りが決してテキトーにはならないはずです。

特に酷いケースとしては、元ネタが難しすぎるので振付を間引いたとか、元ネタの映像でたまたまアップになっていた人が間違えていたのをそのままパクっちゃったとかいう話を実際に聞いた事がありますので(笑)、不正なパクり方をすれば絶対にどこかでボロが出る。これは厳然たる事実です。


そして、どのような手段で得たものであれ、あっちからパクって、こっちからパクって、パクリの振付のみで形成されているフラは完全に腐っています

フラは土台作りが何より大切な踊りです。特定のクムを師と仰ぎ、そのクムのメソッドに則って系統だったスタイルを学ぶ事で身につけていく踊りなのです。
自分のクムのスタイルは、自分のフラの根幹をなすものです。根っこの無いフラはもはやフラではありません。
色んな所からパクってきたものを継ぎ合わせたところで、せいぜいフランケンシュタインにしかなれないのです。


ロバート・カジメロ様は私達に問いかけます、「あなたの先生は誰ですか?」と。
その問いに誇りをもって答えられる人だけが、真の意味でフラを踊る事が出来るのです。





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ひっさしぶりに長々と語ってしまったぜ!失礼致しました。
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