舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

Her First Recaro

2012-01-31 04:02:13 | about四代目
インターパークに行ったついでに、ベビーザラスで娘の新しいチャイルドシートを買ってきました。


残念ながら、現在の法律ではチャイルドシートの着用が義務づけられています。
それも、生後すぐ=出産後の退院の帰りの車から使わなければならないそうなのです。

何故これが残念かと言えば、その昔私はチャイルドシートを着けさせられることを頑に拒否したからなんですね。
当然、その血を濃く受け継いでいる我が娘も、チャイルドシートはどうもお好きで無い様子。

特に生後すぐから使えるタイプの物は、いわゆる5点式シートベルトで身体を固定というより拘束されるシロモノです。
レーシングカーでもないのに5点式なんて辛いですよねぇ。
まして産まれたばかりの赤子をコレで拘束しますと、本人のサイズが小さいせいもあって埋もれたようになって何とも窮屈そう。
私ゃ何度も娘の息が詰まってないか心配したものですよ。

大きくなり自由が利くようになって来ると、今度は本人が拘束を嫌がります。
ベルトを締めるたびに不平不満をぶつけられるので、このタイプじゃない物を使える月齢になったらすぐ新しいのにするぞ!と何ヶ月も前から決意しておりました。


そして、このたびめでたく時機到来です。
初代のチャイルドシートは、わけがわからないまま「みんなに人気の商品」を選んでしまったので、ワン&オンリー至上主義の私は非常に不満が残っていました。
ですので、今回は最初から決めていました。
次のチャイルドシートはレカロにすると。


レカロ。それは私の愛する世界に名だたるスポーツカー達とともに長い歴史を歩んで来た、ドイツのカーシートのブランドです。
もちろん、クルマ以外でもレカロのシートは活躍しています。
日本でいえば最近、東北新幹線に導入された「グランクラス」にも使われているとか。
いいよなあ、グランクラス。すんごく乗ってみたいです。なんだったらただ新幹線で往復だけして来ても良いくらい乗りたいです。

それはさておき、レカロのチャイルドシートのシックなブラックをゲットしようと意気込んで行った私は、ある商品の…もとい商品札の前で思考停止しました。
いわくスクーデリアレッド


「ス、スクスク、スクーデリアとなッ!? ふひょおオォオオォォォ!!!」
瞬殺。


レッドと言うからにはもちろんこの画像の通り、かなりケバい赤なのですが、まあスクーデリアと言われたらそりゃあ赤っしょってことで、「シックなブラック」なる当初の予定はどこかに忘れ去られました。
試乗した四代目がたまたま赤い服を着ていたことも幸いし、「クルマと中の人は色が一致してなきゃ」というのが信条の母マミちゃんも支持してくれました。

肝心の本人は、座るや否やご機嫌モードに。
膝の上に乗せたカバー(コレにクルマのシートベルトを通して固定するらしい)をばんばん叩きながら店員さんを見てニコニコしていました。
すべての条件が揃い、めでたく「レカロスタートR1・スクーデリアレッド」に決定いたしました!



で、今ネットで画像資料を探そうと「スクーデリア レッド」で検索したところ、今回ゲットしたチャイルドシートだけでなく、フェラーリの赤いスクーデリアもばっちり見つけることが出来て、その美しさにますますブヒっております。

四代目もF1好きになってくれるといいなぁ。まぁ、あのシートに見慣れていればフェラーリの赤に親しみを覚えてくれるかもしれないし、そうなれば一緒にアロンソを応援してくれるはず。
あとついでにクルマ好きになって、出来るだけ早く免許取って運転してくれたらこれ以上の幸せはありません。







……と、スポーツカー好きのくせにAT限定免許のペーパードライバーが阿呆な事を申しております。

ポイボール講習会

2012-01-30 01:22:15 | ダンス話&スタジオM
今日は、ハワイから先生をお招きして行われたポイボールの講習会に行ってきました。


ポイボールを知らない方の為に説明しますと、これはニュージーランドのマオリ族の民族舞踊で、画像の白いボールに長い紐が付いた形状の道具です。
ハワイアンズでも必ず演目に入っていますね。
今回練習したのは長い方(こっちの方が一般的)でした。


私にとって、ポイボールは今回が初めてではありません。
というのも、母マミちゃんの所属していたハワイの教室「イリマフラスタジオ」は、フラだけでなくタヒチアンもこのポイボールも、そしてファイヤーナイフダンスまでやっていたのです。

(そういや、当時ファイヤーナイフダンスを習っていた女性は母とクムの娘さんだけだったそうなんですが、その娘さんことラニ・ガール・カレイキさんがフラヘヴンの最新号に載ってますね。彼女、ずいぶん長いことフラを教えていなかった筈ですが、最近になって教室を始めたようです)

ともあれ、そんな母の関係で私も2~3歳からポイボールをやらされてました。
但し私は大の苦手でした
何しろこのポイボール、涙ぐましい努力と沢山の練習がひたすら必要なのです。

私は幼い頃、自分にダンスの才能があると思ったことは微塵もなく、フラなどはむしろ最初の20年間ほどは劣等感を持っていたくらいでした。
しかし、見た物や聞いた物をそのとおりに記憶することなら得意でしたので、ダンスを覚えるときはその能力でまかなっていました。
第一、基本のステップは物心がつく頃には既に知っていたので、習得するという自覚の無いままに身についていました。

ところが、ポイボールは記憶力だけではどうにもなりません。
もう、ひたすら練習するしか無いのです。
ですから当然、物心つく前にマスターするなんてのも無理。物事を理解出来る年頃になった上で、自分で努力しなければならないのです。

これ、「勤勉」なる言葉からかけ離れた所で生きている私にとっては苦行でしたね。
よってあまりモチベーションも上がらず、なかなか上達しませんでした。
見るに見かねた母がある日、私のレッスン中の態度が悪かったことに対して「今日中にポイボールのこの技を習得しなくちゃダメ」という罰を与えたくらいです。

そんなわけで得意じゃないのは自分でも分っているんですが、20年のブランクを経て、ダンサーとしての自分に劣等感を抱かずに済むようになった今、改めて苦手意識を克服しようという完全なるドMモードによって、日本では珍しいポイボール講習会に参加してみました。
ちなみに、母と四代目はお留守番です。



今日の講習会、振付けのレッスンなどはほぼナシに近く、レッスン時間の殆どはひたすらポイボールの技の練習でした。
しかし、ドMモード全開の私にとっては願ったり適ったりです。
ポイボールを持ったとたん、ビビリでヘタレな幼い私が戻って来て、ボカスカバスッと激しい音を立てて攻撃して来る(※たんに下手くそだからぶつかるだけ)ポイボールに怯え、普段あれほど力を抜いて抜いてと生徒さん達に言っている腕が、手首が、ガチガチに固まっているのが自分でも分ります。

まあ、そうは言っても昔取った杵柄。
最終的にはだいぶ勘を取り戻し、ある程度高度な技をやっても身体に命中させずに回せるようになりました。
ちなみに、昔母から与えられた罰で習得させられた技は相変わらず苦手だったんですが、今回の講習のおかげで上手に出来るようになり、20年越しに克服出来て非常に嬉しかったです。



やっぱアレですね。たまにはこうやって、敢えて苦手分野にもチャレンジしないとダメですね。
自分の得意なこと、出来ることばかりやってると、どんどん現状にあぐらをかいて上達を目指さなくなってしまいますからね。
ときおり「ダメな自分」ってのも再発見して、出来るだけ克服していくべきだと思いました。
そんな風に考えるのは、未だにドMモードを引きずっているからなのかもしれませんが。

今年の手帳

2012-01-28 01:25:21 | 創作活動
年賀状に引き続き、今日は2012年の手帳の自作カバー絵も晒してみようと思います。


去年はモレスキンの手帳を使いまして、あれはあれで使い勝手はいいのですが、何しろこの上なくシンプルな黒表紙でしたので、イラストを描いてカスタマイズ出来なかったのが心残りでした。
そこで、今年はとにかく「カバーが透明で好きな絵を入れられること」「1年のカレンダーと自由記入欄のみのシンプルな作りであること」を条件に探しました。

けっきょく、選んだのはキャンパスノートのスケジュール帳です。
表紙も中身も、ムダが無いのがとにかく素晴らしいですね。

昨年末、無事年賀状が仕上がった所で、めでたくこの手帳のイラストに着手。
もちろん鉛筆の下書きとかはナシで、最初からペン描きです。う~ん、この退路ゼロな感じがたまらないねえ(←って私ゃMか)。

最初に描いたのが表紙中央の「2012 STUDIO M MAMI, LANA & LALA」というタイトルと、我々3人のイラストです。
続けて周りもイラストで埋めていこうとしたのですが、ここで問題発生。
余りにも行き当たりばったりにペンで描いていってしまった為、とても許し難いシロモノが出来上がってしまったのです…
…だから普通の人は鉛筆で下書きから始めるんですよね(笑)。

まあ、今更自分のM気質を悔やんでも始まらないので、気を取り直して1から描き直しです。
とはいえ、中央部分の出来は許容範囲だったので、これも棄ててしまうのは惜しまれる。
というわけで、そこだけ切り取って新しい画用紙に貼ってみました。
まさに怪我の功名と言うやつで、立体感があって面白い出来になりました。

で、それ以外の部分は心機一転、当初の予定とは全然違う路線に変更しました。
さすがに同じ轍は踏みたくないので、鉛筆で大まかな配置をマークしてから描きました。


次は彩色です。
ここで大晦日が到来し、私はカラーペンを携え、年末年始を過ごすハワイアンズに向かいました。


ハワイアンズに行っても、我々の目的はショーと食事であって、余りプールなどには入りません。
そんなわけで、酒杯を片手に彩色する時間は結構ありました。もちろん娘が寝てないとダメですが…。

で、完成したカバーイラストが上の画像です。
我々3人がいろんなダンスを踊ったりいろんな所に出掛けたりしているカットが散りばめられています。
ちなみに我々はほぼすべての活動を一緒にしていますが、何を最も愛しているかはもちろん違う訳で、そこらへんもちゃんと再現されています。
マミちゃんはハワイにいる時、私は温泉に浸かっている時、そして四代目は踊っているときが一番幸せそうです。

背景が白なのが若干殺風景だった為、背景色の代わりにテキトーなアルファベットを散らしてみました。
これ、本当にテキトーで恥ずかしいので敢えて画質を落としてます(笑)。

ここに描かれた四代目は現在よりほんの少し大きくなった姿を想定して描きましたが、まあこの手帳を使い終わる頃には、これよりさらに別人のように成長していることでしょう。
羨ましいことです。横にしか成長する術の無い私からすると。

多謝。

2012-01-27 02:51:18 | 徒然話
18日からこのブログを再開したのですが、誰にも再開の事を言っていないにも関わらず、レッスンに行ってみると私がお知らせするより先にお読みくださっている方がとても多く、驚くと同時に喜びまくっております。
ワタクシ簡単に木に登る人間ですから、そんなに読んでもらったらうかれてますます書いちゃいますよ(笑)。


そんなわけで、今日は人智を超えたハードワーク・デイだったのですが、うかれるままにまた書いております。
実は今日はレッスンが通常の2倍あったのですね。そんなわけでほぼ丸一日レッスンし続けました。
1月は年末年始のお休みがあった分、代替レッスンがスケジュールに組まれるので、こういう現象が起きやすいのです。

長丁場にも関わらず、ウチの四代目は今日も最初から最後までレッスン中のお昼寝ゼロでハッスルしておりました。


そうそう、現生徒さんでない方の為に説明しますと、私は四代目こと自分の娘をすべてのレッスンに連れて行ってます。
スタジオでのレッスン中は先日載せた画像のようにお稽古場のすぐ外のベビーベッドに寝かせておき、生後1ヶ月に満たないうちから外のレッスンにも連れて行っていました(震災によってレッスンが出来ない時期と重なったので、新生児期はレッスン数自体が少なかったですが)。

最初は静かにベビーベッドやクーファンに寝ててくれたんで良かったのですが、問題は寝返りが打てるようになってからです。
というより、この人は2ヶ月を超えた辺りからもう寝返りチャレンジを始めましたからね。本当に静かに寝ていてくれたのは涙が出るほど僅かな間でした。

最初はクーファンの周りにバリケードを作って脱出を防ぎ、それでは足りないようになってからは、プレイマットが活躍しています。
しかしプレイマットも彼女の行動範囲が広がるにつれて面積が大きくなっていき、今や一人の子供の為に揃えたマットは4枚(笑)。
なんだか縁日で捕った金魚(?)がずんずん大きくなって、それに従って水槽も買い替えまくって大きくせざるを得なかったというウチの母の故事を思い出すなあ。
ちなみに、金魚(?)は水槽を大きくするたびに安心したかのように更にサイズアップしていき、ついには市販の水槽ではどうにもならなくなったため、近所の公園の池に放したそうです。
まあ、今頃人語くらいは解せるようになっているでしょう。

彼女はプレイマットの上で普通の子供らしく食べたり遊んだりしていたかと思えば、たまに目をやるとおそろしく真剣にレッスンを見ています
そして、曲が終わった所で拍手します。コレ、嘘みたいな本当の話。
彼女はウチの発表会の前日に、拍手することを覚えたのです。
それと「ららちゃん、上手!」という言葉を聞いた時にも拍手します。

さて、基本練習の後半でクロス・フロア(基本のステップを踏みながらレッスン場を斜めに横断する練習)に入ると、四代目は私に向かって「抱っこ! 早くッ」と要求してきます。
どうもクロスフロアは自分の出番と認識しているようです。
彼女を担ぎ上げ、生徒さん達の前でステップを始めると、「ギャッキャ」というようなすごい声を上げて興奮します。
産まれたばかりの頃は良かったけれど、8kgを超えている最近の四代目を抱えてステップを踏むのは正直なかなかホネです。

この頃はクロスフロア以外のレッスンにも参加するようになり、振付けにあわせて一緒に手をばたつかせるのはもちろん、今日は椅子に掴まって立ち上がってアミをしていたようです。
確かに私はいつも「よけいな所が動いちゃう人はどこかに掴まって練習してみてね!」と言っているが…この人に言った覚えは無いんだけど…???

ウチのレッスンでは大体、私達も生徒さんもレッスン中に何度も大声上げて笑うんですが、そうすると四代目も一緒になって笑っています。
「こういう事はしないでね(悪い例)」とかやって見せていると、生徒さんにウケる前に彼女が「キャハw」などと言っていたりします。
もしかしたら結構色々分って見聞きしているのかもしれませんね。


2012・年賀状

2012-01-25 00:29:44 | 創作活動



しばらくブログが放置プレイ状態だった時にどうもgooブログのいろんなシステムが変ったらしく、その最たるものが画像のアップです。
文中に画像を載せようとすると巨大になったり、今日は今まで出来ていた筈の「見出し画像」というやつが出来なくなっていたり、もうインキュベーターになりそうなくらいわけがわからないよ。
まあアナログ人間らしくじょじょに解明していきたいと思います。


そんなわけで、本当は今日の見出し画像にしたかったのが、上の年賀状のイラストです。
毎年、ペンで下書きしたものを黒インクでコピー→一枚ずつ手塗り作業で製作している、我が家の年賀状。

というか、この手法からしてアナログ人間らしいですね。
いい加減カラープリンタも発達してるんだから印刷で済ませるのもひとつの手なんですが、一人ひとりに宛てた気の利いた文章なんぞを添えられない分、せめて色くらいは一枚ずつ塗らなくちゃという妙な拘りにより、未だに母と分担して塗り続けております。


それにしても今回は大変でしたね。なにしろ四代目の面倒を見ながら塗る時間を見つけなくちゃなりませんでしたから。
もう、彼女の寝た隙が唯一のチャンスでした。
レストランで料理を待っている間に少しずつ塗れていた去年以前が懐かしい…。

今年の主役はそんな四代目と干支のドラゴンです。
ドラゴンと言ってもウチの場合、東洋の龍ではなく西洋の竜です。
実はこの子は実在しており、「かえるのドラゴン」という名で可愛がられています。



かえるのドラゴンは王冠を被ったツンデレお姫様「プリン姫」と、一応防具は着けているけど非常に気弱な騎士の「ナイト君」の3人で仲良く手を繋ぎ、ピンクのお城に住んでいます。
ドラゴンと言っても騎士に退治される事はありません。彼らは仲良しですし、何よりナイト君は気が弱すぎて、かえるのドラゴンがたとえ邪悪だったとしてもとても退治なんて無理でしょう。
プリン姫はほんの気まぐれでナイト君にちょっかいを出したりしているようですが、あくまでも遊びのようです。

彼らの主は我らが四代目です。彼女はかなりの暴君であり、彼らの身体を齧る、振り回す、果ては投げ捨てるなどの暴挙に出まくっているんですが、それでもくじけない健気な子達です。
最近では一応、四代目も以前よりは3人を優しく扱ってくれるようになってきました。もちろん、彼女に機嫌が良い時に限られますが。

そんな活躍に敬意を表し、3人を代表してかえるのドラゴンに今年の年賀状に出てもらう事にしました。
あ、ちなみに「かえるのドラゴン」ですから、当然彼はかえるです
あくまでもドラゴン「役」として出演してもらう訳です。

西洋のドラゴンといえば、プリン姫とナイト君をみてもわかるように、お姫様と騎士がつきものです。
四代目はどっちかと言うと騎士(いや戦士というべきか)な気もしますが、衣装の描きやすさを考えて姫コスプレにしました。

画像の姫コスプレの色彩はほんの一例です。色使いは一枚ずつ違います。
これは冠が黄色なので、母の作品ですね(私が描いたものは金のペンで塗ってあります)。
よくみると、母と私の服も色が様々です。四代目と違ってホンのちょい役ですけどね。


12月の瀬戸際に駆け込みで何とか塗りおおせ、やっとこさ年内に出す事が出来ました。
しかも、どうやら1日か遅くとも2日には皆さんのお手元に届いた模様。よかったよかった。

押してダメなら諦めろ!

2012-01-24 01:05:13 | 徒然話
どうもどうも。
胸に光るは×の称号、帰って来た独身貴族、毒を以て毒を制す魔法毒女らな☆バツイチの参上です!! きゅっぷぃ!
…と、登場時にわけのわからない決め台詞を叫びたくなるほど、無意味にテンションが下がらない今日この頃です。


ほんと、満願成就がもたらすパワーは絶大ですね。
離婚確定の18日以降、日頃のぐうた良奈ぐうたらな生活とは一転、どんなに重い荷物を持って家の階段を往復しまくっても息切れしない無限の力をほしいままにしております。
これで食べなきゃ痩せるんですが、困った事に飯も酒も当社比10倍は美味なんですよね~。


そんな10万馬力な勢いで昨日の記事を書いた訳なんですが、あれだけ書き連ねたくせに肝心な事を書くのを忘れてしまいました。
もうひとつ、世の中に訴えたい事があったんだ…ッ!!

それこそが本日のタイトル、「押してダメなら諦めろ」です。



正確には、私は押した側じゃなくて押された側ですね。
だからこのタイトルは押しの一手な人に対するプロパガンダなんですが、まあ押してる側の人はなかなか諦めてはくれません。
ですので、内容的には逆に押された側が徹底抗戦しなければならないって、そういう話です。



もしも、あなたが今恋人から結婚を迫られてるなら。
その迫り方が性急だったり、強引だったりするならば。
もう直ちに別れましょう

あ~、でもそういう人だと別れるのは難しいかもしれないな~(※実体験込)
でも結婚だけはしたらダメです。何とかして逃げ切ってください。バラストを投げ捨てて上空に逃げるのだッ!!

とはいえ、あなたが今日食べるご飯も着る服も、ひいては自分の趣味や仕事なんかも他人に決めてもらいたいめんどくさがり屋さんなら、そういう押しの一手な人と結婚するのは止めません。
むしろ、今後の人生を何も決めずに生きていけて、面倒くさがりな人にとっては幸せなのかも。
ですから、結婚を押し切りたい人はそういう人をターゲットにすれば、需要と供給のバランスが取れてお互い幸せになれると思うんですよね。

但し、わずかでも自分の事は自分で決めたい気持のある人は、決して結婚を迫って来る相手と結婚しちゃいけませんぞ。
「そんなに言うなら、ま、いいか」が命取りになるんです!!


もっとも悪質なのが、外堀から埋めて来るタイプです。
具体例としては、先日K野M穂さんが『蜜の味』で演じていた役がまさにこのタイプでした。
二人の間に了解も無いのに、婚約ないしは結婚の事をべらべらと周りに言いふらす。
さらに、「もう職場にも報告したんだから早く結婚しろ」と、自分が勝手に言いふらした事まで結婚を迫るための道具にする。
「職場」の部分は「親」「近所の人」など、バリエーションは無限大です。

相手がこれをやって来たら、もう悪質業者のサインと思って間違いありません。即刻別れましょう。
言いふらし方の度合いによっては、あまりに悪質ならば法的手段に訴えてやるのもいいかもしれません。

そういう小賢しい手法を用いる相手の場合、それはあなたへの愛からではなく、結婚という行為、あるいはあなたへの「執着」から結婚を迫っている確率が非常に高いです。



愛と執着は全然違います。相手の幸せを一番に考えるのが愛です。
そのためには自分が引く事も必要かもしれないし、諦めも肝心です。
(たとえば私はカエルが大好きですが、外を跳ね回る子達がどんなにかわいくても、家の中に連れ帰って飼おうとは思いません。それは、外で自由に生きている方が彼らにとって幸せだと考えているからです。)

しかし執着はあくまで自分本位。相手を意のままに操りたい、自分色に染めたい、自分だけのものにしたいといった考え方はすべて執着に過ぎません。

で、ここからが肝心なのですが、執着でもって結婚を迫った人間は、結婚にこぎ着けた後はいよいよ相手を自分の所有物と考えるようになってしまいます。
そして、自分の意に沿わない言動を取られれば相手を責めます。それによって相手がどんなに不幸になろうがお構い無しです。

これのきょくたんな例がモラル・ハラスメント、いわゆるモラハラですね。
モラハラは一種のDVですので、立派な離婚(婚約破棄)理由になります。

まあモラハラまで行かずとも、この先の一生を相手にいいように操られて生きていくなんて、ほとんどの人はイヤですよね。
自分が結婚しようとしている相手がそういう傾向のある人かどうかを見極める、最適にして最後の機会が「結婚の迫り方」だと思いますので、ここでわずかでも危険なサインを感じたら、是非その人との結婚をやめる事をお勧めします。

しかも、強引に結婚を迫るような相手だと別れるのも一苦労ですから、なおさらそんな人に捕まらないに越した事は無いですよ(笑)。




う~ん、自分の中でネタが新しすぎて、思ったより笑いのオブラートに包めなかったなあ。
ま、この記事を読んだことによって誰か一人でも蟻地獄から救い出せれば、それが本望です。

ついったー

2012-01-23 12:23:34 | 徒然話
ブログと一緒にツイッターもぼちぼち再開しようと思ってます。
昨日久々に発した一言目は…もちろん「離婚なう」!!(笑)

バツイチ記念にユーザー名も変えてみました~。
@lalalanarana、よろしければフォローお願いします

福田さんと呼ばれる日again!!!

2012-01-23 00:30:04 | 徒然話
本日、めでたく離婚届を提出しましたーッ!!!

あ、今日の話は娘ネタ以上にプライベートなイタい話なので、知らんわそんなんという方は華麗にスルーしてくださいね。
しかも爽快感・達成感の余り頭がお花畑と化している人間の書いているシロモノなので、読みにくいおそれも多々あります。
それでもいいというボランティア精神あふれる方だけ、下記へどうぞ………






裁判所の結論が出たのは18日だったので、記念日(笑)はこちらになると思いますが、昨日裁判所から届いた書類&離婚届を出したのは今日でした。
これをもって正式に受理されるのです♪

日光市の商店街にあるスーパーの一角の出張所に行けば、日曜日にも関わらずこういう書類を受け付けてくれるんですね~。
裁判所からは10日以内に出せば良いと言われていたけど、待ちきれなくて今日行っちゃいました♪(笑)

いやぁ、婚姻届の時の100倍嬉しいという噂は聞いていたけれど、そりゃマジですわ~。
「出産」「大学合格」と並び称されるくらい嬉しかったですもの。


まあ、そもそも結婚時に嬉しかったかどうか思い出してみると…微妙なんですけどね…(笑)。

実は、婚姻届を出す数週間前に、やっぱ結婚は止めませんかと掛け合ってみたんですよね。
でもダメだった。ほとんど押し切られる格好で了承させられてしまった。
これ、今でも後悔しています。

婚姻届を出しにいった当日も、私の心を占めていたのは喪失感でした。
今日を限りに「福田良奈」という人間が消滅してしまうという、絶望にも似た感覚。
しかも「福田良奈」の首を絞めるのは私自身なのだ、という思いが更に絶望に拍車をかけていました。
おりしも震災の直後、市役所は暗く寒々しく、私は心の底まで冷え切っていくような気がしたものです。
そういえば、ウチの母も婚姻届を出す時に「両親の籍から自分が抜けるのがひたすら悲しかった」と申しておりました。

もう、おわかりですね。
結婚する時点でこんなネガティヴモードになってる人は、もうアウトもアウト、結婚どアウトなんですよ(笑)。

これから結婚しようとしている方に、私達バツイチ母娘から申し上げたい。
婚姻届を出そうとしている時、どうぞ心の声を良く聞いてください!
そして、もし僅かでも私達が感じたような思い(ここまできょくたんな物ではなく、寂寥感程度であっても)に気づいたなら、手遅れにならないうちに提出を止めましょう!!!
少なくとも提出を日延べするのですッ!!!(爆)



まぁ、ついでですから自省の意も込めて、今回の経験で考えたことでも書いておきましょう。
これ以上バツイチ世代を増やさぬよう、娘を教育する予行の為にも(笑)。


まずね。結婚に憧れが無い人、これは決して結婚してはいけません。
…って私と母のことなんですけどね☆テヘ☆
結婚への憧れとは言い換えれば結婚への執着ともいえるわけで、これがあれば達成&維持しようとする努力と忍耐に繋がる訳なんですが、元々これの持ち合わせが無いと、結婚に対してまるで努力しませんからね。当然、破綻もさっさとやってきます。

不幸なすれ違いや、どちらかまたは両方の不誠実によって関係が損なわれてしまう事は残念ながら必ずしも避けられませんが、そもそも結婚に向かない人というのもいる訳で、そういう人は最初から結婚しないに越した事はありません。
実際に結婚してみないと向き不向きはなかなか分りませんが、少なくとも結婚にまったく憧れていない人は先ず無理です。
ダンスが嫌いな人が踊ってもまず上手くはないのと一緒です。

そうそう、「あたしは結婚願望強いわ!」という方に、とても重要なお知らせがあります。
結婚への憧れと、結婚「式」への憧れを決して混同してはいけません。

自分がどちらなのか冷静に考えた上で、それでも自分の想いは結婚願望なのだと言い切れる時は、「何らかの事情により、どんな小さな結婚式も挙げず、披露パーティーすらなく、ウェディングドレスを着る事も絶対に無い結婚」を想像してください。
「え、それはちょっと勘弁」と感じた方は、その結婚願望は実は結婚「式」願望なのかもしれませんぞ。

ちなみに、結婚「式」願望のある方は、何も本当に結婚せずとも、ディズニー・ハロウィーンでプリンセスの結婚式の仮装をなさる事をお勧めします
特におススメは『魔法にかけられて』のジゼルのウェディングドレスです。原作に忠実に作れば、これぞウェディングドレスという豪華なウェディングドレスを堪能する事が出来ます。
ウェディングドレス姿でシンデレラ城前やファンタジーランドなどのロマンティックな場所で写真を撮りまくれば、コスプレ欲も満たされますし、その後も毎年クオリティの高いプリンセス仮装にチャレンジすれば、たった1日の結婚式よりずっと長く楽しめるのです。

ところで私自身は「式」の方には結婚以上に憧れがありませんでした。
なんせどう考えてもウェディングドレスとか似合わないもん(笑)。
体型以上に人間の雰囲気がウェディングドレスって柄じゃないもんね。まあ、リトル・マーメイドのアースラが人間の娘に化けてウェディングドレスを着た時の邪悪花嫁仮装なら似合うかもしれませんが。

なので、ドサクサに紛れて結婚式はナシで済ませようと思っていたので、もういい加減ほとぼりの冷めた頃にあちらが結婚式挙げようとか言い出した時には結構引きました。
ま、引いてる辺りで既に破綻が見えていたともいえますね(笑)。




最後にひとつだけ、真面目な話をしておきましょう。

どうか「結婚=幸せ・成功、離婚=不幸・失敗」という先入観は棄ててください。

幸せも成功も、けっきょくは本人の行いや、心のありよう次第で決まる事です。
まして、本人以外があの人は幸せだ不幸だと断じる事は決して出来ないのです。

私は3歳から父のいない暮らしを送って参りましたが、その事を不幸だと思った事はただの一度もありません。
これはひとえに母とその両親のおかげです。いくら感謝しても足りません。
ですから娘にも、たとえ父親がいなくとも、決してその事を不幸に感じずに済むよう、出来るだけ沢山の幸せを感じて育ち、誇り高く人生を歩んでいけるように、尽力するのが母としての私の責務だと思っております。

ま、別に娘から感謝してもらいたい訳じゃないです。それこそ本人が決める事ですから。
でも、彼女が物心ついた時に、私や母と過ごす人生を、何だか楽しいとか充実してるとか思ってくれたなら、母親冥利に尽きるってモノです。




今回の経験を受けてまさしく座右の銘になった名言を引いておきます。
「結婚は判断力の欠如。離婚は忍耐力の欠如。再婚は記憶力の欠如。」

…せめて記憶力だけは欠如しないように気をつけよっと(笑)。

スタジオM 30周年発表会!

2012-01-22 01:46:00 | ダンス話&スタジオM
ブログ停止中で一番大きかった催しといえば、やはり昨年12月に行われた30周年記念発表会です。


母こと二代目・福田真澄がスタジオMダンスアカデミーを主宰してから、去年でめでたく30年が経ちました。
祖母の代から数えればもっと長くなるんですが、とりあえず節目のイベントは5年前の25周年に引き続き、
このサイクルでやってます。

30周年にあたり、私達は1年前から綿密な計画を立てていました。
かなり細かい所まで詰めていたのですが、あの震災によって、残念ながら実現出来なくなってしまいました。
いつかきっとあの時の企画を活かせると信じて、企画内容はマル秘にしておきますね(笑)。

ともあれ、会場はもちろん日にちも変えなければならない状況になり、何より自分達が一時的に燃え尽き症候群になってしまっていて、エンジンをかけ直すことが出来たのは期日が物凄く迫ってしまってからでした。
そんなわけで関係者各位には色々ご迷惑をおかけしてしまったのですが、有難いことに皆さん頑張ってくださって、無事開催する事が出来ました。


会場入口にはいつもお花を飾っていたのですが、今年はバルーンにしてみました。
このミッキーとミニーは空気を入れることで繰り返し使えるので、今もスタジオの玄関でお出迎え役を務めております。





去年の「普通の」発表会と差別化を図る為、プロの業者さんにお願いして音響と照明を強化し、ホテルの宴会場がまったく違う姿に生まれ変わりました。
また、バンドも全国規模で活躍する3人組の実力派ハワイアンバンド、ナーレイさんに演奏をお願いしました。
日本にこんなレベルの高いバンドがあったとは…!!!

実は私達が夏のイベントでこのバンドさんに心酔し、発表会での演奏をお願いしたのですが、来月に宇都宮で開催されるフラのイベントにも、ウチの主催ではないけれど私達の推薦でお越し頂くことになっていたりします。
栃木県でこのレベルの生演奏が聴ける機会は貴重なので、本当に有難いですね!



今回の発表会は生演奏での発表あり、ナーレイさんのライヴあり、メレフラありの盛りだくさんな内容でした。
写真を見ても皆さん楽しそうですし、「楽しかった~」「またやりたい!」と言ってくださる方も多く、連日徹夜で頑張った甲斐がありました。
う~ん、0歳児を抱えながら、よくやりおおせたよなあ。自分でもどうやっていたのか分りません(笑)。

ちなみに30周年に産まれた四代目は、横浜から来たボーイフレンドと仲良くなり、親切に面倒を見てもらっていたおかげで、終日ご機嫌で過ごしていました。

コスタクルーズの話

2012-01-21 19:44:00 | おでかけ
子供の話ばかり書いてるのもイタい感じでアレなので(笑)、今日は違う話題をば。


数年前の冬休み、私はアラビア半島(UAE、バーレーン、オマーン)をクルーズ船で回りました。
乗った船の名前は「コスタ・ヴィクトリア」。
そう、「あの」コスタクルーズの船です。



コスタ・コンコルディアの座礁・沈没事故は非常に衝撃的なニュースでした。
被害状況は深刻ですし、そんな状況にも関わらず船長の態度があまりにもあまりなんで本当に悲惨なのですが、それ以上に個人的に気になったのは、この船あるいはこういうクルーズ船に対してのイメージが一人歩きしている印象があることです。
そこで今日は、あの事故とは関係なく、コスタクルーズの体験談をお話ししたいと思います。


まるで定冠詞のように「豪華客船」と言われていますが、コスタクルーズの船は「カジュアル船」というカテゴリの船であり、あらゆるクルーズ船の中で必ずしも高級ラインではありません。

大型客船での船旅がタイタニックのように上流階級のお遊びであった時代は遥か昔、今やクルーズ旅行はかなり手頃な一般向けのバカンスとして定着しており、コスタのようなカジュアル船ならフォーマルディナーの日でもタキシードの男性はほぼ皆無なくらいです。
特にカリブ海の3~4泊クルーズなど、アメリカ人のファミリー層にはちょっとした週末旅行のノリですね。

ですので、リーズナブルな分「カジュアル船」のクルーズは我々のイメージするセレブの豪華客船とは色々違います。

コスタクルーズでいうなら、たとえば客室。スイートにでも泊らない限り、バスタブはありません。これ、風呂好きの私にはちとキツかった(笑)。
それならと思い、次のクルーズは同じカジュアル船でも普通の部屋にバスタブがついてるディズニークルーズにしたわけなんですが、今度はご飯がとんでもなく不味かったです。がっかり。
ま、カジュアル船ってことですべてにお金をかけるわけにはいかないってことで、自分が「どこを譲れないか」によって選ばないとイカンみたいですね。
私としては食事のクオリティには決して妥協出来ないので、次は食事重視の船にして風呂はデッキのプールの脇にあるジャグジーにします(笑)。


で、このコスタクルーズ。
ハッキリ言って食事としては素晴らしいレベルです。
イタリアの船だからか、一般向けレストランでも充分なレベルです。

そうそう、最近の船はタイタニックのように客室の等級でダイニングが分れていたりはしません。
(クィーン・エリザベス2世号などを擁する高級どころ、キュナード・ラインは今も客室ごとにダイニングが違うと耳にした事がありますが…)
いくつかのダイニングをローテーションで回る所や、時間もお店も自由に入れる所など、方法は様々ですが、どの部屋にいる人もだいたい同じように食事が出来ます。

例外はほとんどのクルーズが持っている「スペシャリティー・レストラン」です。
クルーズの費用には元々食事代金が含まれているので、ごくわずかな差額だけでこのスペシャリティー・レストランを利用する事が出来ます。

ディズニークルーズでいえば北イタリア料理の「パロ」ですね。
このクルーズは3つのレストランを日替わりで巡る事になっていて、その中で(というか私の例で言うと3店中2店が)大ハズレにぶちあたる事もあるんですが、パロに行けば格段にレベルの違う食事が保証されるので、こちらにしておいたほうがが断然正解です。
その為にわざと一般レストランの味をあんなに悪くしているのか…いえいえ、それは流石に邪推ってもんでしょう。

で、肝心のコスタ・ヴィクトリアのスペシャリティー・レストランなんですが、余りにも一般のダイニングが美味しくて行く必要性を感じなかった為、どんな所なのかも知らないままです(笑)。
そのくらい美味しかったんですよね~。

ダイニングでのディナータイムは殆どのクルーズ船において二部制で、その時間設定は船会社の国によって違います。噂だとアメリカ船は早く、イタリア船は遅いようです。
第一部が5~6時、第二部が8~9時スタートくらいだと思います。

個人で頼めば100%通るとは限りませんが一応希望を聞いてくれます。これまた国によって食事の時間がまるっきり違うので、乗客の国籍によって第一部と第二部のどちらが取りやすいかが変るとの事。

コスタに乗った時は日本の旅行会社のツアーを使ったので、否応無しに第一部になってました。まあ、早すぎてお腹が空いても夜食にありつける所が、食事代込みであるクルーズ旅行のいい所です。

ディナーはイタリアンのプリフィクス・コース料理です。
流石イタメシだけあって、「パスタ」の項目があるんですね。しかしソースの種類が豊富な上、日本で言うスパゲッティーばかりではないので毎日食べても飽きません。

あとはおなじみの前菜や魚・肉のメイン、デザートなどの項目がある訳ですが、どの項目も毎晩沢山の種類が用意されている上、いらないものを略せるのはもちろん、たとえば肉料理をダブルで欲しければ応じてくれます!!


しかし(意外にも?)私が最も感動したのは肉ではありませんでした。
私はこの船のダイニングで初めて「冷たいフルーツのスープ」と出逢ったのです。

たとえば苺のスープはかなり苺ミルクのドリンクに似ていますが、より繊細な味で、程良く冷えており「コレがスープ?」と言うカルチャーショックから脱すると、なぜ日本にはイタメシ屋が沢山あるのにこのスープには巡り会えなかったのか不思議なくらい素晴らしい料理と言えます。
(どなたか日本でコレを食せるイタリア料理店をご存知でしたらご一報を!!)
あくまでもデザートではなく前菜なのですよね。不思議な話ですが。


もちろんデザートも美味です。パスタから魚料理、肉料理とフルで取っていってほとんど満腹でも、充分にイケる美味しさです。

また、イタリアの人は日本人より充分に時間をかけて食事をするようで、普段2~3時間かけて食べている我々でもゆっくりと味わえました。
当然、早く終わらせて欲しい人はそのようにリクエスト出来ると思いますが…。あのゆったり感を堪能しないと勿体無い気もします。


以上がディナーの話です。しかし、クルーズ船では朝も昼もおやつも食べ放題です。
デッキサイドのブッフェでピザを食べても良し、ルームサービスをとっても良し、ディナーと同じダイニングでランチしてもOKです。
ただし飲物はドリンクバーについてるようなの以外は別料金ですね(笑)。

これが高級な船になると、アルコールまでクルーズ代金に含まれてるって噂もあります。そういうのに乗るようなセレブな人は飲み過ぎて乱れたりしないからかなあ。



うわあ。あんのじょう飯の話ばっかりだ。
たしょうは違う事にも触れなくちゃ。


まずエンターテインメントですが、船には「演芸班」とも呼ぶべきスタッフが乗っています。
彼らが乗船時の避難訓練から始まり、毎晩のパーティーやショーなど船内でのイベントを取り仕切ってる訳ですね。

クルーズ船には立派なステージやダンスフロアがあり、どれも私の愛するクラシカルな作りでウットリしますが、コスタクルーズではカラオケとかユルい催しもずいぶん行われていました。

しかしカウントダウンパーティーなど大きなイベントになると、例の演芸班の人達がステージに上がり、盛り上げ役を務めます。
皆さんまあ基本的な踊りは出来るようです。
彼らの号令で一緒にマカレナ的な簡単なダンスを踊ったりもします。曲はなぜかYMCAがダントツに好きなようで、後は「マイアヒ~♪」なんて懐かしいナンバーもあったなあ、とにかくこれらを腰使いの激しい宴会向けの振付けで踊る訳です。

いずれにしても、高尚な出し物を観客として観るというより、一緒に参加して盛り上がるのがカジュアル船クルーズでのエンターテインメントの楽しみ方と言えます。


ずっと同じ船で飽きるかと思いきや、そんな事はありません。
日中は大体どこかに停泊しますので観光に繰り出せますし、夜や終日航海日も、船内に様々な施設があるので毎日が新鮮です。

一番手軽なのはプールですね。船によってはウォータースライダーなどもあるようです。
私のようにバスタブの無い客室に泊ってしまった風呂好きは、ジャグジーに入ると少し癒されます。

トレーニングが日課の人にはジムもあるし、シアターで映画も観られるし、スパやエステもあるし、免税店を含むショッピングエリアもあり、きょくたんな話ずっとデッキの椅子で本を読んでいてもいいし、まあやる事には事欠きません。



ううう。書いていたらまたクルーズ行きたくなって来たぞ。
そうそう、最後に念のため記しておきますと、あの座礁事故のような悲惨な出来事はかなり起る確率が低いので、余り心配する必要は無いと思います。

ブログランキング参加してみました。クリックして頂けると幸甚の至りです。