舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

試作品♪

2007-02-28 23:56:09 | ダンス話&スタジオM
こないだデザイン案を提出した宇都宮のクラスのドレスの試作品が出来上がってきました♪
かなり満足度の高い仕上がりだったので、今回は試作一回で大丈夫そうです。
というわけで、先ほど描いたデザイン画改訂版を送ったら、あとは全員分のドレスの到着を待つばかりです。楽しみだわ♪
当初の理想どおり、このドレスは普通に立っているとリゾートでも着られそうなごく上品なサンドレス風なんですが、踊り出すとなかなかどうして豪華です。

ドレスが決まったらあとはアクセサリーですね。
フラの場合、ドレスも装飾品も「曲の意味に合わせる」というのが基本ですが、それに拘泥するあまり素敵じゃなくなっちゃったら元も子もないですよね。
マミちゃんのモットーは「ありがちでないこと」と「品良くまとめること」。
装飾品は画竜点睛ですから、素敵なドレスを引き立てるも殺すもアクセサリー次第ですね。

今回一緒に注文する中には読売フラのドレスもあります。
今度の読売クラスは、最近大人っぽい路線が続きましたし、踊るのがこれまたたいへんスウィートでラブリーな曲ですので、カワイイ系でいきたいと思います
マミちゃんは2007年コレクションを特集したモード雑誌を片手に、また何か流行を取り入れようとしているようです。
分厚い本(ただしマミちゃんが読む本なので写真ばかり)にこれでもかと折り目が付いてますが、折られたページを見ても何を参考にしてるんだかさっぱり分かりません(笑)。
まあ、デザイン画を清書するのは私なんですが、私ゃファッションセンスが無いもので、いわれた通りに描くのが精いっぱい。
しかも心なしかマミちゃんの描いた絵心のないラフなイラストの方がシルエットが綺麗だったりするので、ちょっとガッカリします。
ファッションセンスがない分、もっと画力を磨かなきゃダメですねえ。

発表会は9/30

2007-02-27 23:58:30 | ダンス話&スタジオM
スタジオMダンスアカデミー第14回発表会は、2007年9月30日(日)に決まりました♪
会場は宇都宮で、骨髄バンク(県総合文化センター)とは別の場所で開催する運びとなりました。

基本的に発表会は2年に1度です。
去年は発表会のない年でちょうど25周年にあたったので記念パーティーを開催しまして、これはこれで参加した皆さんに喜んでいただけて良かったのですが、発表会の最後にお客さんから花束をもらったり一緒に写真を撮ったりしている楽しそうな生徒さんの様子を見ると、こういうお客さんに見てもらう形式の発表会もやはりいいなあと思うのでした。

まあしかし、発表会は企画から当日の運営、後始末まで、骨髄バンクの比じゃないくらい私たちのやることが多いです。
だから、発表会が楽しいのはわかっていても、正直いって2年に1度が限界です(笑)。
それに出演する立場からしても、日頃のレッスンの集大成たる発表会ともなると出演曲数がぐっと増えて長丁場になるので、終わると結構グッタリなんですね。
もちろん、前日まで普段より密度の高い練習が続きますから、その疲れもたまっているわけで。「次の日は一日中寝てた~」などという証言は毎回聞かれます。
だから今回も翌日が祭日になるような日を選びました(笑)。
そのあたりを考えても、2年に1度はまあ妥当な間隔ではないかと...。

うち主催の発表会だとやることが多い反面、所要時間も自由に決められるのがいいですね。
だから焦らなくていいようぎっちりプログラムにせず、たっぷり時間をかけます。
出演者はその中で思う存分たくさん出演してもいいし、ちょこっとだけ出てあとは気楽にほかの人の演技を見ててももちろんオッケー(ただ長いのであんまり出演曲が少ないと暇かも)。
あ、そうそう、今回は先日のパーティーのときのように出店も呼ぼうかなあと画策中です。
今後の企画の行方はこのブログでご紹介しますね~♪

Jennifer!!

2007-02-26 23:28:24 | 徒然話
今日、注目のアカデミー賞が発表されました!!
といっても例によってWOWWOWのない私は携帯ニュースで結果を知ったんですけどね(笑)。

日本人の注目は、何と言っても助演女優賞だったことでしょう。

結果は.......、非国民を承知で申し上げさせていただきます。

おめでとう、ジェニファー・ハドソン!!!

まあ、私が非国民だということなぞ、このブログを何度かご覧くださった方にはとっくにバレバレでございましょう(笑)。
スポーツもこういう芸術分野も、私は日本人かどうかではなく実力とかプロ意識のありようとかによって誰を応援するか決めるので、けっしてアンチ日本ではないです、念のため。外国人だからって実力のない人のことは歯牙にもかけないですよ。
今回の場合、ノミネートされた日本人の女優さんの演技をまったく見てなくて判断できかねるため、実際に見てとても感動したジェニファーを応援していたのです。

その感動の『ドリームガールズ』の顛末は先日お伝えした通りですね。
彼女はとにかく歌が巧い!!!
最初のオーディションシーンのわずかな歌だけで、彼女の歌唱力に目を見はらされます。
ジェニファーの演じたエフィーは自分の実力をよお~く分かってて、それゆえけっこう傲慢なところや理想主義者の側面があるんですが、あの歌を聴かされちゃったらそれもしょうがないかな、と思わせる説得力があります。

もっとも、ジェニファー本人はまったくそういうキャラじゃなくて、カメラが回ってなくてもビヨンセ様の前ですら傲然と振る舞うよう監督から演技指導されたんだとか。
だから自分が受賞したことも驚きだった模様ですし、受賞コメントでは感激して涙ぐんでましたね。
私はこんなにパワーとソウルに溢れた女性シンガーはホイットニー・ヒューストン以来だと思っているんですけどね。
今回受賞したのは女優さんとしての賞ですが、彼女ならグラミー賞ゲットも夢ではないかなという気がします。

グラミー受賞者である愛しの(←ごめんJay-Z)ビヨンセ様は今回、受賞だけでなくノミネートも叶わなかったという個人的にはけっこうショッキングな結末となりましたが、時代の風潮を考えるとこれは仕方ないかな。

映画『ドリームガールズ』は、ビヨンセ様演じる見目麗しいヒロインが夢をつかみリッチな結婚相手を見つけるという、シンデレラストーリーの側面を持っているわけです。
でもきっと、今の時代に支持されるのは受動的に与えられた幸せを享受するプリンセスよりも、ジェニファーの役みたいに自分の実力で夢をゲットしようとする強くて逞しい女性だと思います。
ひと昔前(=元ネタとなったミュージカルが作られた頃)なら、多くの女の子はビヨンセ様の役に憧れたかもしれないけど、少なくとも私は断然ジェニファーの演じた女性の方が好きです。

そんなわけで、ジェニファーは恵まれた配役をそれに見合った高いレベルで演じたわけで、オスカーには十二分に相応しいと感じました。

同じ『ドリームガールズ』でベテランミュージシャンを演じたエディ・マーフィが受賞できなかったのは残念でしたが、何より驚いたのは『クィーン』でエリザベス現英国女王を演じて主演女優賞をとったヘレン・ミレンさんですね。
彼女の演技は各方面で絶賛され、受賞が確実視されていたので、受賞したこと自体は驚きませんでしたが、壇上にあがった彼女のあまりの美しさとエレガントさに惚れてしまいました。
女性を年で判断するのは無粋ですが、現在61歳。若々しく美しいのに年相応の気品に溢れ、これぞまさに女優オーラです。
しかもエリザベス女王を演じているときとの印象の違いはほとんど衝撃でした。とても同一人物とは思えません。この演技力、いえ変身力こそがプロなんですねえ。
彼女の受賞前に『クィーン』を見ておかなかったのが悔やまれました。必ず見にいくぞ。そして、その前に彼女が徹底的に研究したというエリザベス女王ご本人の映像もよく見ておかなくっちゃ。

初教習!!

2007-02-25 22:14:34 | 徒然話
行ってきました初教習。

ちなみに、前回「教習所に行くことになってしまった」とお伝えしてからだいぶ日が経ったように思われるかもしれませんが、それは気のせいではありません
踏ん切りがつくのに時間がかかり、やっと電話したらもう年度末ゆえ予約がいっぱいで、気付けばこんなに遅くなってしまったのですね。
こんなんでほんとに9か月で取れるのか.......。

暮れゆく空を仰いで不安な気持ちをかきたてられながら、中部自動車教習所に参りました。
ほんとはしょっぱなからこんな時刻に乗りたかなかったのですが、やっとこさ予約が取れたのがこの時間だったので選択の余地がなかったのです。
「最初っからそんなに運転させたりしないわよォ」と例によって例の如く憎たらしいほど他人事なマミちゃんに見送られ、気の毒にも私に割り当てられてしまったマツダ車(車種不明、もちろんAT)のもとに向かいました。
ごめんね、なるべく傷つけないようにするからね、と車に話しかけつつ、その隣で先生の到着を待ちます。

しかし、他人事なマミちゃんなどよりよほど私を慰めてくれるのがにゃんこです。
こないだお話ししたとおり、この教習所にはなぜか異様に人懐っこいにゃんこが大勢住んでいるのです。
「よぅ」などと手を振ると、まどろみ中でも律儀に顔を上げて挨拶を返してくれる彼らを見ていると何より癒しになりますが、こんな可愛い彼らの多くは何者かによってここに捨てられた子たちなのだとか。
でも校長先生は保健所に引き渡すのも可哀想だからと、好きにさせてくれているのですって。

今日はにゃんこを脅かしている教習生を目撃し、おまえの後ろにぶつけるぞ黒ラナちゃんが背後で囁くのが聞こえましたが、そうしたいのは山々でもそうする技術すら持ち合わせておりません。
なにしろ「ドアの開閉の仕方」なんてのから習うんですから(笑)。

というわけで、脅かされてもめげずに人間にすり寄るにゃんこにエールを送りつつ、初教習のスタートです。
先生の運転で車を広いところに出す道すがら、道ばたで呑気にこっちを見ているマミちゃんに気付いた先生が「心配そうに見守ってるよ」とおっしゃってましたがアレは違います先生。絶対たんなる野次馬根性ですよ先生。

最初は予想どおり「乗り降りの仕方」「正しい運転姿勢」といった平和きわまりない内容だったのですが、次第に雲行きが怪しくなってまいりました。
そう、先生が「では実際に少し動かしてみましょう」とおっしゃったのです.....!!!

私の身体は途端に硬直し、声も普段以上に上ずりまくりです。ううう、動かすんですか。今日いきなりですか。どうちまちょう。あ、生まれてこのかた一度も使ったことのない幼児語になってしまった。こりゃそうとう動揺しとるな。

カチコチしながら教わった通りの順序で運転席に座り、しょっちゅうブレーキ踏んでおくのを忘れながらエンジンをかけてウィンカー出してドライブモードにして発進、という練習をしました。

しかし私、クリープ現象(ブレーキを緩めただけで走り出すAT車独特の現象)で走るのがやっとです。
あ、アクセルなんぞ踏んですすすスピード上げようものなら、おっおっ、オラおっかねえだよ。
むう、また生来使ったことのない方言使ってる。もう重症だな。

何より重症なのはカーブ時です。
ただでさえフト気付いたら20km/h以下という仰天速度で走ってるのに、「はい、ブレーキかけて下さい」と言われれば必死で踏んでしまうものだからカーブ手前で急停止
しまいにゃこれからカーブって時に「アクセル踏んで」と言われるという、矛盾きわまりない現象が起きまくりました。
さすがの先生もカーブ時にアクセル踏めと言わなくちゃならない生徒が出現するとは思ってなかったんじゃないでしょうか。

また、先生にも指摘されましたが全身がガチガチになっており、よけいブレーキをそっとかけるという芸当ができません。
うぬう、ダンスで力抜くのは20年以上やってますが、運転で力を抜くのは難しいもんだよなあ。
最後に先生から「ダンスを教えてるんですって?」とか言われましたが(しかしなぜご存じなんだ先生)、「「え、マジでダンスやってんの!?コレで!?!?」とか思われてそうで辛いです。

そんな話を暖かい待合室で呑気に待っていたマミちゃんに聞かせたら、案の定大笑いされました。気楽でいいよなあ。

カワズ君の検索生活

2007-02-24 23:55:23 | 徒然話
最近、テレビでカエルの活躍が目立つようになってきました
CMの出演もうなぎ上りに増えてまして、しかもキャラクター化されたカエルだけでなく、実写に近いリアルなカエルも活躍してるのがうれしいですねえ。

今最もカエルが活躍しているのが「カワズ君の検索生活」です。
タイトルにカワズ君...!!カンペキ主役じゃないですか。

「カワズ君」は頭に王冠をかぶったこの番組のキャラクターで(私はホスト役だと認識しているが)、CG映像だけでなく、スタジオ収録にも参加している上、VTRにも出演しています。
カワズ君が彼女(人間)とデートするVTRも少なくなく、今日もVTRで「モテる店」などが紹介され、彼女と個室でしっぽりしているのを見ながら、「うおお~、私もカワズ君としっぽりさせてえ~~~!!!」と鼻息荒くコーフンしてしまいました。やらせてください彼女役。
カワズ君は愛くるしい容貌に反して結構エロですがまったく無問題、アバタもカエルです。王様ゲーム全然オッケーだ。

話は急激に変わりますが、今かなり多くのクラスで新曲に入ってます。
メレフラパーティーで一緒に踊れるよう、ある程度メジャーな曲はどのクラスの人も踊れるようにレッスンしますが、チャリティコンサートや発表会などのタイミングに合わせてお蔵出しも多く行われます。
(※スタジオM用語解説:「お蔵出し」…まだ誰も知らない新曲を初めて教えること)
同時にたくさんのクラスでお蔵出し曲をやっていると、我々としても忘れないようにするのが結構大変ですが(笑)、そういうときは懸命に歌詞に耳を澄ませて思い出します。

フラの場合、ブロックの羅列ではなく動きと動きがつながっていますし、歌詞が振り付けを教えてくれているようなものなので、慣れると覚えやすく間違えにくくなりますね。
ただし、歌詞と曲調が類似している曲同士だと「あれ!?」とかなりますが(笑)。

今日も宇都宮のあるクラスでお蔵出し新曲に入りました。
前々からやりたいと思っていた曲で、このほど良い演奏が見つかったので満を持してチャリティコンサートに向けて練習することになったのです。
この曲のための衣装もただいま試作品を製作中です。これからの季節にふさわしい爽やかな色彩とエレガントなシルエットのドレスにする予定です。
イベントの時にドレス姿で歩いていても素敵なのはもちろん、ハワイで着ても恥ずかしくないドレスにするのがうちの信条なのです。

金曜日はドラマの日

2007-02-23 23:59:41 | 徒然話
毎週金曜日の夜レッスンが終わると、10時からの『花より男子2』と11時15分からの『特命係長・只野仁』を見るのが日課になってます。
しかしよりによって花男と特命係長...。我ながらまた、正反対のドラマにハマってるよなあ(笑)。

しかし今回の話題は、最近ますます激しさを増して放送コード大丈夫なのかと心配したくなる特命係長ではなく、よい子も一緒に楽しめる爽やか青春ドラマ『花男』の方です。
花男は特命係長とは正反対に、若者たちが微笑ましい恋愛を繰り広げるドラマで、ヒロインは二人の御曹子から惚れられています。
彼女が好きなのは日本語能力の点でちょっと(かなり?)おばかな道明寺君なのですが、もう一人の御曹子・類君を振るべく電話で彼を呼び出しました。
ってオイ、ちょっと待たんかい!!そんな重要かつ悪いニュース、電話でさっさと伝えんかーッ!!!!

...と私が自分のことのように怒っているのには理由があります。
だって私にもしょっちゅうこういう経験があるんですもの。
といっても、もちろん電話で呼び出されて振られた経験はありませんよ(笑)。うちの場合、イベントに出る人のドタキャンでこういうことがたびたび起きるんですね。

出ることになっているイベントに突然ギリギリになって出られなくなるというのはあり得ることで、全く悪いことじゃないです。
何より困るのは、花男のヒロインのように「直接伝えなきゃ悪い」とか思って次に会うときまで言わないでいられることなのです。

電話だろうが留守電だろうがまったく問題ないので、とにかく早めに伝えてくれることの方が遥かにありがたいです。
きっと振られた類くんだってそうだと思いますね。「明日話したいことがあるから会おう」なんて勿体つけないで、悪いニュースならさっさと電話口で言っちゃってほしかったのではないでしょうか(まあ、ドラマの構成上引っ張らなきゃならないって製作サイドの事情もあるでしょうが)。

そうそう、「もしかしたら出られなくなるかもしれない」なんて時も、遠慮なく予め言っておいてもらえるとうれしいです。そうすれば立ち位置などもそのつもりで作っておけるので。

あれ、結局ドラマと関係ない方面に話がそれてしまいました
では過激な特命係長の続きを観ます(笑)。

ファミレス研究・続編

2007-02-22 23:33:06 | 美食礼讃
相変わらず週3~4回はファミレスに通っておりまして、研究のほうも続いております。
自炊できない我々にとって、ランチとディナーの間の中途半端な時間帯も深夜も行けるファミレスはたのみの綱。

かように通いつめておりますと、たとえ同じ看板を掲げているファミレスでも、店舗によって激しい違いがあることがハッキリしてきます。
そう、ファミレスというとつい全国どこでも同じ味と思いがちですが、じつは思いのほか個性豊かでして、同じ店は一つとしてないといっても過言ではありません。
本日はそのことをウチがよく行く「ココス」を例にお話しいたしましょう。

なぜココスかって、それはココスでよく配られるデザート無料クーポンのためです(笑)。
たまに期間限定で配られるコレ目当てに通いつめるうちに常連の証ゴールドカードをゲットするまでになってしまうんですから、券の力恐るべしです(っつーかアンタが甘いものに釣られ過ぎ)。

ココスお勧め店その1は、宇都宮市文化会館そばのココスです。
わりかし前からあるお店で、高校時代も愛用しておりましたが、近年ドリンクバーの刷新とあわせてリフォームされました。
どの席も広々として椅子も座り心地がよく、細かく仕切られているので隣との距離も気になりません。
近距離に人がいると物が食べられなくなる私みたいな人間にとって、こりゃありがたいですね。

さらにこのお店、何より重要なことですが料理がとても美味しいです。
ファミレスはレトルトに毛のはえたよーな代物を出す店だと思いがちですが、でもってそれはほとんど事実なんですけれど、それでも歴然とした味の違いがあります。
品質管理のしかたの差なのか、ちょっとした火の通し方などにコツがあるのか、原因は不明ですがここの味が美味しいことは確かです。
たとえば、前述の無料クーポンでシフォンケーキをもらっても、こちらのシフォンケーキは切り立てのようにしっとり美味しいです。

さらに、ランチサービスのスープを長々と置いておいてくれるという小さな親切もありがたいですね。
ココスは3時までがランチタイムで、ランチメニューの注文の受付は3時きっかりで終わりますが、ランチサービスとして出されるスープを片付ける時間は店によってまちまちです。
つまり、3時になると間もなくサッサと片付けてしまうところもあれば、鍋の中身があらかたなくなるまでそのままにしておいてくれる気前の良いところもあるのですね。
私たちの場合ランチに間に合ったとしてもギリギリなので、長く出しておいてもらえるとすごく助かるわけです。

気前がよいといえば、お勧め店その2・矢板店も負けてません。
というかここの気前の良さは完全に親切の域を超えてます。うっかりアメリカのレストランにいるような気がしてくるほどです。
なにせ量が多い!!!
おそらく主な具(エビとか)の数は決まっていてもご飯などの量は各店で加減するようになっているとみえ、ここで出される料理はどれも、確かに量が多いのです。

特に凄いのがサバラン(ラム酒添え)のラム酒です。
どう考えても他店の1.5~2倍はグラスに注がれてきます。それに見慣れてしまったので、先日量が矢板の3分の1くらいしかない今市店でクレームをつけたら、「ちゃんと量って入れてるんですけど」と言い返されてしまいました。
すまんのう。でも、今市店は逆に他店より何かとケチな気がする...。すぐ在庫がなくなるし(ギリギリの数しか仕入れないんだそうな)、今や昔のタイプのドリンクバーのままなのはここだけになっちゃったし。もうすこしがんばりましょう。

矢板店は一事が万事その調子なので、例の無料クーポンをステープラーで束ねてレジ前に「ご自由にどうぞ」状態で置いてあるし、子供向けプレゼントを大人にもくれるし、これはよほど店長さんが太っ腹なのでしょうね。
ありがたいので「全国で有効」のクーポンも、なるべくこちらに通って使うようにしています。
惜しむらくはあまりに遠いので矢板クラスのレッスンのときしか通えないことですね。でも、月に2度矢板にいくときは、必ず伺いますからね。

DREAMGIRLS

2007-02-21 23:08:20 | 徒然話
素敵すぎるカエルバイブル『カエラーたちのつぶやき』を発見したその日、映画『ドリームガールズ』を観てきました。
理由はもちろん私がビヨンセ・ノウルズ様を崇拝しているからです。
ビヨンセ様は、エロ&エレガントの女神ディータ・フォン・ティース様と双璧をなす理想の女性です。
女性としてのタイプはかなり違いますが、自分の美しさやアーティストとしてのクオリティを完璧に高めようとするプロ意識は共通しているお二人といえましょう。

そんなビヨンセ様がその高いプロ意識でもって「どうせやるならトップ(=オスカー)狙いで行く!」と宣言して主演した映画『ドリームガールズ』だったのに、いざ蓋を開けてみると、映画自体はいくつもノミネートしているにも関わらず、ビヨンセ様はノミネートすらしていないという結果に!!!
ビヨンセ信奉者の私はショックを受け、いったい何ゆえこんな事態になったのか知るためにも、ぜひともアカデミー賞発表前に見にいくことにしたのです。

映画の舞台は1960年代。歌手を目指した幼なじみの女の子3人組が、アメリカン・ドリームを実現していくサクセス・ストーリーです。
しかしその裏側、すなわち彼女たちが成功と引き換えに失っていったものや、音楽業界の影の部分なども描かれていきます。

特に不幸に見舞われたのは3人組の一人・エフィーです。彼女は圧倒的な歌唱力を誇り、当然のように長年リード・ボーカルを務めてきたのですが、いざメジャーデビューとなったそのとき、彼女はバックコーラスに降ろされ、かわりにメンバーの一人・ディーナ(こっちがビヨンセ様の役です)がリードに抜擢されることになりました。
理由はディーナの方が「テレビ受け」するスレンダーな体型と美貌の持ち主であったこと。また、当時はエフィーのようなパワフルな実力派より、囁くようなソフトな歌い方の方が流行ったという時代の風潮もありました。

そしてもう一つ、彼女たちを見初めてデビューにこぎ着けた新進プロデューサー・カーティスの心変わりも、エフィーにとって悲劇でした。
彼は当初、エフィーといい感じだったのですが、次第に美しさをましてゆくディーナに惚れてしまったのです。
そんなカーティスの個人的感情と並外れた野心の犠牲となり、エフィーはついに仲間うちから孤立し、一人去っていくことになりました。

一方で、ディーナをメインに据え、エフィーのかわりの女性を迎えた新生トリオは大成功。一躍時代の寵児となり、カーティスの立ち上げたレコード会社はドル箱スターを多数抱える大手に成り上がりました。
そのうえこいつはますます美しくなるディーナと結婚し、二人で豪邸に住んでウハウハです。

しかし、あっというまに心変わりして才能あふれるエフィーを捨てたことからもお分かりのように、こいつがどうしようもないイヤなヤツなのです。
成功のためなら手段を選ばないカーティスは、自分の考えを押し通し、意見の対立した仲間を片っ端から排除してゆきます。
それは奥さんのディーナに対しても同じです。彼女の気持ちはまるで聞き入れず、あくまでも自分に従わせようとするダメ亭主の代表状態です。

でもね、この辺りで思いましたよ。
そんなダメカーティスに逆らえないディーナもけっこうダメなんじゃないかと。
普段の強くカッコ良いビヨンセ様とは対照的に、彼女の演じるディーナは横暴な亭主に対し、結局は言いなりになってしまいます。
これはビヨンセ様にとって結構フラストレーションだったらしく、撮影後に作られたアルバムではたまったストレスが爆発し、かつてなく刺激的なリズムや挑発的なリリックが生まれたとか...。

それに引き換え、カーティスに捨てられ一人で生きていくエフィーの逞しくてカッコイイこと!!!

捨てられるときこそ泣いてすがったエフィーでしたが、結局はあんなダメ男に頼らず、一人で子供を育てながらクラブ歌手として歌い続けます。最高です。
ただでさえビヨンセ様すら霞むほどの圧倒的な歌唱力を発揮していた彼女。前半で見せたチャーミングさに加え、中盤以降で転んでもただでは起きない逞しさを見せられてしまったら、もう彼女の魅力に夢中です。

エフィーはかつて同じくカーティスに切られた老練マネージャーと手を組み、ついにレコード発売にこぎ着けます。
しかし、カーティスはそれを汚い手段で潰した上、その曲のパクリをディーナたちに歌わせてヒットさせました。

籠の鳥として生きてきて、そんな裏事情をまるで知らされなかったディーナでしたが、ある日ついにダメ亭主がエフィーにした仕打ちを知ります。
おまけにダメ亭主から「おまえの声は個性がないからいくらでもミキシングできて都合がいいんだ」とあんたはK室T哉か的なことを言われ、頭に血が上ります。
これでようやくディーナも目が醒めたらしく、今までカーティスがしてきた悪行をリークし、すがりつくダメ男を振り切って家を飛び出したのでした。
よくやったディーナ。でもあと10年くらい早くやれよ。

個人的には、これだけでは飽き足らず社会的に制裁を加えられ凋落してゆく末路を見届けたかったくらいイヤなカーティスでしたが、彼を演じたのはなんと名作『Ray』でレイ・チャールズを演じたジェイミー・フォックスなのです!!!
かたや稀代のジャズミュージシャン、かたやダメ亭主の悪徳プロデューサー。どちらをやっても素じゃないかと思うような演技に、ひたすら天晴です。
これじゃ、彼の要求したギャラが法外に高かったというのも仕方ない気がします。

でも、映画の配役が役者の印象をも変えてしまうというのは仕方のない事実です。
それでいくと、籠の鳥を演じたビヨンセ様より、圧倒的な歌唱力を見せつけた上に泣かせる役どころを演じたエフィー役の女優さんの方に軍配が上がったのは、不可避の成り行きなのかも知れませんね。

『カエラーたちのつぶやき』

2007-02-20 23:52:28 | カエル偏愛
『カエラーたちのつぶやき』
高山ケロリ、高山ビッキ 編著
2007年、グスコー出版


...とまあ、凄い本が出てしまいました!!!
カエラー歴23年、まさかこのような時代が巡ってこようとは!!いや~、めでたいめでたい!!!

おっと、ご存じない方のために説明いたしますと、「カエラー」とはカエルに対し限りない愛を捧げる人種(またはそれが極まって最早カエルになっている人々)をさします。
この言葉が広まり出したのは、この本によれば90年代末になってから。
それと同時に世の中のカエル偏愛者が一般社会に認知されはじめたとのことです。

著者は祖父の代から一族でカエルを愛し、今や「カエルタイムズ」の発行者となったご姉妹です。
高山ケロリと高山ビッキ両氏...深い愛を感じさせるペンネームです(「ビッキ」もカエルのことなんですよ)。
私の名前「ラナ」がラテン語とかイタリア語とかスペイン語とかタヒチ語で「カエル」をさす言葉でなかったなら、私も間違いなくこのようなペンネームを考えていたでしょう。

本の冒頭には目次代わりに「あなたのカエラー度チェック」が付いていますから、カエラーの方(おお、あなたは私のオハナだ)もそうでない方もぜひチャレンジしてみましょう。

私はむろん135項目中100以上あてはまるので、該当項目いちいちについてコメントするのはキリがないんですが、特に強く共感したものだけご紹介しましょう。

<項目3>緑のカタマリを見るとかけよってしまう。
はい。まったくその通りです。
店頭でミドリ色のグッズを見かけると、もしやカエルではないかとの期待を抱いてにじり寄ります。
プレーンな緑色のグッズだったならまだいいのですが、それが緑色の生き物(しかも非両生&爬虫類)だった場合確実に逆切れします。

<項目5>どちらかといえばカエル顔だと思う。
これも図星ですね。トナカイらしく面長なマミちゃんに対し、私の顔は横広で、大きな目の位置は結構離れ気味です。
私の所属する「かえる友の会」のメンバーにもそう感じる方は多いようで、名簿のコメントに「最近かえるに似てきたと言われます」と嬉しそうに書く方の多いこと、多いこと。

<項目18>カエルの絵を描いたことがある。
あるも何も、幼児の頃初めて描いた生き物がカエルでした。
私が歩き回れる歳になると、家人は家の壁という壁に段ボールをはりめぐらし、ぶつかってもいいようにしました。
しかし私は壁に体当たりするような過激な遊びを好まず、そこに絵を描くことを選んだのです。
こうして描きはじめたのがカエル。「けろけろけろっぴ」の誕生は80年代後半ですから、実にその5年ほど前から、なぜかカエルの絵を描いていたようです。
やはり名前の因縁か...。

<項目27>「カエラー歴何年です」と、訊かれもしないのに言ったことがある。
バリバリありますね(笑)。
私がキャリアの長さを誇りに思っているのは、「ダンス歴」と「かえる歴」の二つです。
マミちゃんは私が生まれる前に運命の名前「ラナ」を付けたわけですから、それを私のかえるコレクション第一号とするならば、ダンス歴よりさらに長いのがかえる歴といえます。

<項目36>水くさいといわれる。
カエルは個人主義の生き物です。
ベタベタくっつかない代わりに対立もしない。それは最も賢く平和的な人(?)づきあいの方法だと、私は思います。
カエルがそうなら、何かの手違いで人間の姿で生まれてきた私達カエラーも同じです。カエラー同士のお友達付き合いもいたって個人主義ですね。
私自身が水くさいと思われてるかどうかは分かりませんが、皆さんそういう気配を感ずるらしく、生まれてこのかた名前を呼び捨てにしたこともされたこともありません。
一人か二人、試しに私を呼び捨てで呼んでみた同級生がいたような記憶もあります。カエル(=私)は個人主義ですから、そのことに意見したりはしません。しかし、呼び捨てされることについて私がどう思っているかは明白に伝わるとみえ、2回以上呼び捨てで呼んだ同級生は一人もいませんね。

<項目39>遠出をする時も一緒に連れて行くカエルがある。
ありますじゃなくて、います。いうまでもなく、かえるちゃんです。
私が迸る母性本能でもって無償の愛を注ぐかえるちゃんは、24時間365日どこへ行くのも一緒です。
かえるちゃんのために彼の好物である甘いものを食べさせ、カエルなのになぜかしっとりするのを厭う彼を雨風から守り、冬眠しそうと訴える彼を暖かくて柔らかいものでくるんで暖め、低刺激のシャンプーで湯あみをさせ、美しいものだけに触れさせたいと願って質の高いダンスしか見せません。
世の中のカエラーの皆さんが自分の相棒に対してこういう接し方をしているかどうかは分かりませんが、きっと鞄の中に隠れてはいても、相棒に注ぐ愛情は私と同様に深いのでしょうね。

<項目60>冬眠中のカエルが気になる。
そりゃ、なりますがな。特に夏場カエルたちが跳ねているのを見かけるあたりで木の伐採が行われていたりすると、その下で冬眠する顔ぶれに想いを馳せ、怖い思いをしてるんじゃないか、急に起こされてパニックしてるんじゃないかと胸を痛めます。
うちにカエル冬眠用の温室を作って誘致しようかしら(←けっこう真剣)。

<項目77>できるだけ大きなカエルが欲しい。
いいですねえ。先ほど、ジャポニカロゴスで「帰る途中」を「カエルとチュウ」と変換し間違えたというネタとともに、等身大のカエルとチュウしているイラストが映されましたが、アレいいですよマジで。等身大のカエルと恋愛...!!まさに理想です。誰か紹介して下さい。もちろん中身が人間なのは不可です。

<項目116>自分の蛙名がある。
はい、ございます。
「かえる友の会」のアイディアで、会員は自分の「蛙号」を持とうということになりました。もちろん個人主義のカエルの集まりですから強制ではないけれど、皆さん楽しんで付けてらっしゃる様子です。
ちなみに私のは、「空蛙」といいます。
「井の中の蛙大海を知らず、されど空の高さを知る」という言葉が好きなのと、こう書いて「アクア」と読めばカエルにとって不可欠なaquaにもなりますし、ハワイ語でakuaが「神、高みにいる人」を指すのが気に入ってこれにしました。
あ、でもこのブログの名前は「舞蛙堂」にしちゃったな。こっちにカエルかな(笑)。

<項目125>オリジナルのカエルグッズを作った。
頻繁に作ってますね。主に自分でイラストを描いたオリジナルシール、レターセット、うちわなどですが、カエル篆刻を作ったこともあります。
ちなみに本の作者のカエル姉妹のお二人は、カエル柄京友禅をお作りになったことがあるそうです。
プロの手になる一点ものカエルグッズは永遠の憧れですね。究極の夢はカエルハウス(注:カエルに埋め尽くされた家だというだけでなく、建物の形自体がカエル)を建てることです。

ドーナツの呼び声

2007-02-19 23:39:18 | 美食礼讃
行ってしまいましたよ、東武のブレッド&スウィーツフェス。
それも飢餓状態で。
やばいやばいとは思いつつも、鹿沼→読売2クラス(休憩なし)コースの後ですから、どうしても餓えた獣と化して足を踏み入れるはめになってしまうのです。

果たして、ドーナツプラントにあっけなく陥落いたしました。
「とりあえず一周してから」なんて理性はこの、スタジオMピンクをしたバッグを見た瞬間に宇宙の果てまでぶっ飛んでしまいました。あのときの理性は今頃土星の輪っかの一部になって回ってるんじゃないのか。

我々はこのバッグに詰められるだけの量のドーナツを大量購入し、バッグに入れてもらってお持ち帰りしました。
かえるちゃんも嬉々として一緒に入ってます。

東武から出るなり早速チョコドーナツ(ケーキ生地)をかじったところ、あまりのおいしさに胸キュン!!!
このときめきはサン・マルタンの「宇都宮マダム」を初体験した時に匹敵します。
何といっても特筆すべきはしっとりとした柔らかさ。ふんわりもっちり、しかも奥までチョコの味がしみ込んでます。萌えすぎです。

この調子でいくと袋の中身全部平らげそうですが、そこは残っていたわずかな理性を総動員して抑え、続きは明日以降に持ち越すことにしました。

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