舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

フラのお医者さん

2008-09-30 23:58:17 | ダンス話&スタジオM
はい、今日の記事のタイトルは某H大学獣医学部を舞台とした漫画のもじりですね。どれほどの人が分るか不安ですが(笑)。
ドラマ版も面白かったけど、主演男優さんが主人公ハムテルのあの超然とした感じ(濃すぎる人々の中でちょっと引いた感じ)を出せてなかったのが残念で...って、今日はその話ではないー!!!

マミちゃんは足腰が強い分、首や手首を痛めることは一般の人並みにあり、そういう時に信頼する整形外科の院長さん(私が赤子の頃からお世話になっている)を訪ねますと、マミちゃんを一目見るなり「ああ、痛いのはここでしょう」と言い当ててしまいます。

ちかごろレッスンで基礎練習を重点的に行い、生徒さん一人ひとりの基礎動作を見てどこを直すべきかアドバイスをしていると、いつもその院長さんを思い出して「これってお医者さんの診察に似てるよなあ」と思ったりします。

長年(20年とか30年とか)同じダンスを踊っていれば、生徒さん本人にどこが痛むとか疲れるとか聞いたときはもちろん、基本動作の姿勢を見ただけで「どこに力が入っているな」とか「バランスがどっち方向に偏ってるな」などということが自ずと分るようになります。
だから昔院長さんが一発で痛む箇所を当てたときは「うわあ、さすがプロ」と驚いたものだけれど、しかるべき経験を積んでいればこれらは分って当然のことなのですね。

生徒さんたちが健康にも見た目にも優れた正しい基礎を身に付けるためには、指導者にそのくらいの判断力が備わっているべきです。
というより、それも分らないような段階で人に物を教えたり、診察を行ってはいけません(近年「病院の実力」ということで手術の実施経験数が公開されていますが、これは実に道理といえます)。

特にフラの場合、一部で「腰を痛める」という誤った情報が流布しているという、きわめて困った状況にあります。
痛めたのは踊りが悪いのではありません。その人の踊り方がいけなかったのです。
誤った踊り方によって既に痛めてしまった人には残念なことですが、方法さえ間違っていなければ痛めずにすんだ筈なのです。

もともと腰の悪い人でさえ、ある程度まで痛みを緩和できる力がフラにはあります。
腰を支える筋肉を強くしなやかにする踊りなのです。
もちろん腰痛の種類や場所によって効果の有無や強弱はありますが、少なくとも「踊る前より痛くなる」ということだけはあり得ません。

ただしそれは「正しい踊り方をすれば」に限ります。
踊りさえすれば健康に効果的というわけではないのですね。まあ、それはすべての運動や健康法にいえることだと思いますが...。
つねに正しい基礎を身に付けようとすることが大切ですし、それ以上に、正しい基礎を教えられるだけの知識と経験を持った指導者を見極める目が必要不可欠です。

尤もフラの「正しい基礎」というのは、然るべき環境であれば決して習得の難しいものではありません。
姿勢も基本ステップも人間の身体にとって一番自然で無駄な力の入っていない状態こそ、フラの正しい基礎なのです。
基礎を練習しているうちに正しい姿勢を見つけ出した生徒さんはきまって「あっ、ホントに楽だ!」とおっしゃいますね。
楽な状態だからこそ身体の為にも良いし、見た目も美しいのです。


それから、うちでいってる「楽な状態」というのは決して「腰を振らない踊り方」ではないですよ。
よく「私達は日本人なんだから腰を振らなくたっていい」という説を耳にするんですが、何人だからとかいう以前にフラの腰は自然に揺れているものです。腰をまったく揺らさないのは、作為的に揺らすのと同じくらい不自然で無理のある踊り方です。
いくら自然に踊るべきだからって、その自然な状態を習得するためには相応の技術が必要なわけで、「日本人だからやらなくていい」というのはその技術を身に付けることができない(あるいは努力を放棄している)ことを言い訳するための詭弁に過ぎません。

まあ、当然ながら正しい基礎や素敵な踊りに人種はまったく関係ないです。
日本人でも素敵に踊れる人はいくらでもいますし、逆にそれらしい外見でも実力の方はまるでダメという人だっているわけで。
要は外見や詭弁に惑わされず、何が正しくて何が本物か見極める必要があるってことですね。

F1シンガポールGP

2008-09-29 23:44:51 | 徒然話
初めてのナイトゲームとなったF1シンガポールGPで、アロンソが今季初優勝を飾りました。

長いF1の歴史の中で夜に開催されるのは初めてってことで、照明の問題を筆頭に課題はとにかくさまざまあったらしいです。
そのうえ会場はシンガポールの市街地のまっただ中に設定され、モナコもかくやというほどの狭い路地を300km/hで疾走することに。
伝統あるモナコだったら長年培ってきたデータや個々のドライバーの経験があるけれど、なんせ初開催のサーキットですからねえ。
とまあ、始まる前から明らかに一波乱ありそうな感じはしました。

あんのじょう今回の決勝は凄かったです(中嶋カズキ君がアロンソより前に来てしまった予選も十分凄かったけど)。
まずポールポジションはフェラーリのマッサがゲット。決勝のスタートも素晴らしく、隣にいたハミルトンを見事後方に置き去りにしました。

よっしゃ!!どうかそのまま逃げ切って!!と胸の前で十字を切ったのも束の間、運命の女神だかマーライオンだかはマッサにとんでもない悲劇をもたらしました。
なんと、給油ホースがうまく外れずくっつけたままピットアウトしてしまうという、にわかには信じがたいミスを犯してしまったのです。

ミスといっても悪いのはマッサじゃないですよ。マッサはちゃんと信号が青になった瞬間に発進したのですから。
てえことは問題はピットクルーにあったわけだ。おいおい、どうした天下のフェラーリ様!?そういえばこないだもほぼ同じミス(そのときはライコネンだった)したばかりじゃん!!!

しかし誰に責任があるかなど今さら詮議しても仕方無いことです。
マッサはこのトラブルのせいで大幅に順位を落とし、ハミルトンとのトップ争いどころか、得点圏外にまで後退してしまったのですから

では代わりにトップに躍り出たのは誰か。
なんとそれがアロンソでした。
ハミルトンでも今季イマイチ調子のあがらないライコネンでもフェテル(←しかしこの人の表記未だによく分らない)でもなく、今季に入ってからカックリ表彰台との縁が途切れていたアロンソだったのです。

私が(近藤真彦氏と同じく)アロンソびいきであることは周知の通りですが、実は最近彼からは遠ざかってました。
それは成績が不振だからではなく、どうも彼の走りに以前のようななりふり構わぬ勢いが感じられなくなったためです。
以前ならとっくに抜いていたであろうシチュエーションで無理をしなくなった。
あの後先を考えない攻めっぷりが私は好きだったのですね。それなのに、あのアロンソがつまらない理由で攻めの精神を失ってしまう凡百のスポーツ選手達と同じ轍を踏んでいるとは思いたくなかったのです。
だから私はしばらくアロンソばかりを贔屓的に応援するのをやめ、レース全体を楽しむようにしていました。

そんな矢先にアロンソが首位に立ったのですから、それはもう驚愕しました。
セーフティーカーの投入が戦局をアロンソ有利に動かしたようです。
今書いた通り、抜かすか抜かされるかの状況では以前のように無茶をしなくなったアロンソですが、ピカイチのテクニックは健在です。
状況さえ整えば後はゴールに向かって首位を守りつつまっしぐらに突き進むことだってできるのです。ちょうど今回のように。

というわけで、一旦首位に立ったアロンソは、最後まで危なげなくポジションをキープしたままゴールしました。
そのときのアロンソの嬉しそうなこと!!!2年ほど前、表彰台に立つのが当たり前だった頃からは考えつかないほどの喜びようでした(もちろん昔だって喜んでましたが)。

何年も前からアロンソのファンだった人間としては、今回の優勝はうれしい限りです。
チームメイトのネルシーニョもまあまあ活躍してますし(今回は見事にクラッシュしちゃったけど)、ルノーも風向きが良くなってきたようですね。

後はアロンソが昔の向こう見ずな走りを取り戻してくれたら言うことないんだけどな......。

カエル多発地域

2008-09-28 22:52:55 | おでかけ
我々がエモーティコンのお兄さんと出会った「ランド・オブ・オズ」は、こないだちらっと書いたようにカエル多発地域です
今まで遠いからと敬遠してきたUSJにいよいよ行く気になったのも、この子たちに呼ばれたためというのが大きいです。

発端は少し前、このエリアに「マジカル・オズ・ゴーラウンド」というメリーゴーラウンドが新しく出来、その中にカエルがいるという衝撃の情報を得たことでした。
の、乗り物として働くカエルがいるなんて。某舞浜のスクーターのそばで歌っているカエルたちでさえ、頻繁に会いにいってねぎらわずにはいられない重労働だと思っているのに、あろうことか人間を乗せて働いているなんて...
なんて健気な子たちなんでしょう。これはぜひとも直に会いに行ってねぎらわなければなりません。

というわけで到着初日、入園するなりすぐに降りしきる雨にもかまわずカエルたちのところに駆けつけました。
おおおおお、働いているではないですかカエルたちが!!!!青の子も緑の子もいます。どの子も目をきらきらさせ、お花などで可愛らしく着飾っています(願わくばその装いが本人達の好みに合っていますように!)。
しかもその子たちばかりでなく、このエリアには自動販売機のそばにもキノコに座ったカエルを発見。顔を見るとメリーゴーラウンドで働く子とは別人種のようです。
とにかくその子にも声をかけて写真を撮り、メリーゴーラウンドの列に並びました。

メリーゴーラウンドにはカエルだけでなくかなりたくさんの種類の動物がいて、猫や縞馬、象など普通ならメリーゴーラウンドで働かないような動物たちも一緒に回っています。
しかし私が乗るのはもちろんカエル。カエルに乗ってしまうとカエルの顔がよく見えないんですが(笑)、なるべく体重をかけないように乗りつつも身体はできるだけカエルに密着させるという変態的乗り方をしました。
さらに、乗っている間じゅうカエルさんの頭や頬や顎や口を撫で回しまくるという変態行為も怠りません。
メリーゴーラウンドですからグルグル回って周りの景色は変わっているんでしょうがそれらには一切目もくれず、ただひたすらカエルだけを見つめ続けたひとときでした。

夢のような逢瀬の翌日、再びメリーゴーラウンド前のショップを訪れますと、この乗り物の関連グッズを発見しました。
しかもなんとワッペンを自由に貼ってカスタマイズできるグッズがあったのです
バッグやシャツ、タオルハンカチなどのベース用小物と、アトラクション名や動物達、そして『オズ』の登場人物をかたどったワッペンが並べられており、好きなものを選んで配置を決めれば、その場でくっつけてくれるのです。

いうまでもなく私はバッグにもハンカチにもひたすらカエルばかりをくっつけました。
確かにこれだけの種類の動物がいれば私のような偏愛者もいるでしょうから、非常に合理的なグッズですな。

バッグの把っ手もアトラクション名のロゴもちょうど緑色でいい感じです。
ここに載せられなかったのですが、バッグの裏側にも一人カエルさんがいます。

エモーティコン

2008-09-27 23:09:01 | おでかけ
ユニバーサルスタジオの「ランド・オブ・オズ」入口近辺でうかれて写真を撮っていた我々に突然物陰から手招きしてきた謎のお兄さん。
ルックスは明らかにここの人ですが、「え、なに?」と訊いても黙して答えず、じゃあ傍のお店かなんかの人かと思って店舗のほうを見やれば「お店とは関係ないです」とのこと。

え、じゃあこの人は誰とほとんど不審に思いながら傍へ寄っていくと、謎のお兄さんがパークガイドの「エンターテインメント」の頁を開いて曰く、「この中に僕と同じ格好の人がいませんか?」とおっしゃるのです。

写真を覗き込むと....おおお、いたいたどのお店やアトラクションの人とも違うカラフルなコスチューム、そして何より特徴的なのが手のひら部分に目の絵が刺繍されたファティマの手のような手袋です。

その人達の名は「エモーティコン」
「いつもみんなを観察して、突然誰かを表彰するよ!」のキャッチフレーズの通り、ほかのエンターテイナーと違って出現時間や場所はまったく謎というきわめて特殊な人達なのだそうです。

そしてなんと突然表彰されたのは他ならぬ我々でした。

お兄さんによれば、「エモーティコン」達は単独で行動し、それぞれの担当する感情(驚き、喜びなどなど)に相応しい人を見つけ出しては表彰しているのだそうです。

我々を見出してくれたお兄さんは「ドリーマー」
つまり、魔女コスプレではしゃぐ我々の姿がまさにドリーマー=「パークで夢を見ている人」に相応しいということで選ばれたのだと、お兄さんはおっしゃいました。

お兄さんはつづいてどこからともなく表彰の証であるスヌーピーのステッカーを取り出しました。もちろんシッカリ「Dreamer」の文字が入った限定モノ
けっきょくこの日同じステッカーを貼った人には一人も会いませんでしたから、こりゃそうとうレアな表彰だったといえましょう。

あまりにも得難い機会に興奮しながらその場で撮ったのがこちらの写真です。
お兄さんから「魔女っぽいポーズで」とのリクエストも入りました。
むう~う、さすがだ。リクエストまで謎につつまれている(笑)。

しかしこういう「表彰」を子供に対してだけでなく大人にもしてくれるところが、USJはなかなか粋ですね。

Wicked Witches of North-East

2008-09-26 23:48:45 | おでかけ
こちらがユニバーサルスタジオ2日目、ハロウィーン仮装のいでたちです。
テーマはご覧のとおり「魔女」
タイトルをつけるならば「Wicked Witches of North-East(北東の悪い魔女)」ですね。

それにしても相変わらず己のポニョ体型を無視したネーミングです。普通こういう体型の魔女は善良なものですよ。悪い魔女ってのはたいがいガリガリに痩せてるもんです。

でも我々は悪い魔女の方が断然好きだな(マミちゃんは単純にファッションで、私は思想上の理由から)。それにハロウィーンで魔女といったら、大鍋で毒薬を煎じたり、夜闇に紛れて呪いの魔法をかけたりする邪悪な魔女に限るでしょう。

今回の黒ドレスは以前使った衣装からヒントを得ています。
そこにパニエ屋さんで作ってもらったパニエを履いて理想どおりのシルエットになりました。
おかげでフリルもスカートのボリュームもたっぷりゴージャス...なのはいいんですがシルエットが可愛くなり過ぎ(笑)、ただでさえ良い魔女と誤解されそうな♪ポ~ニョポニョ体型なのにさらに邪悪オーラが減退してしまったため、ゴス店で買い求めたショールを羽織ってぶりぶりムードを抑えました。

でも魔女帽子にはレースのリボンとかついてるし、特に私なんてそれとお揃いのようなレースの手袋とバッグなんか持ってるし、どうしても邪悪の方向に行くことができません(笑)。
こんな栄養過多の身体で血色良くてケバイ顔の女が悪い魔女になりきるのはなかなか難しいようだな。

この格好で園内を歩き回っていると、そりゃもうえっらい目立ちようでした(笑)。
オノボリさん丸出しでマップに顔突っ込んでウロウロしている時にほかのお客さんから「写真撮らせてください」と声をかけられたときは恥ずかしかった.....。
写真を撮らせてと言われたのはこのときだけではありませんでしたし、道を歩けば振り返られ、子供からは指をさされ、挙句の果てには「昨日もいたでしょう」と言われ(って昨日は全然違うカッコだったわよ!?!?)、おもいっきし浮きまくっていたようです。

そしてキワメツキはカエル多発地域「ランドオブオズ」にて起りました。
我々がそこで写真を撮り合っていると、建物の影からUSJスタッフとおぼしきお兄さんが密やかに手招きするのです....
え?なになに?我々はほとんど不審に思いながらお兄さんに招かれるまま人けの少ない物陰へ...。


お兄さんの正体は?そして無防備にフラフラ近寄っていった我々の運命や如何に!?!?

....ということで、続きはまた明日(笑)。

フリーパスのススメ

2008-09-25 02:30:24 | おでかけ
こないだ行ってきたユニバーサルスタジオ(USJ)には、アトラクション優先入場券という便利なシステムがあります。
遊園地にありがちな長い長い「何十分待ち」の列を大幅にカットできるのですね。

同じような券は某舞浜にもあるんだけど、あちらは当日目当てのアトラクション前に走って早い者勝ちでゲットせねばならない上、時間も細かく指定されているので都合の良い時間を選べませんが、USJのは事前に買っておけば好きな時間に使えるというシステムです。
朝寝坊でダッシュと行列(というより人混み)の苦手な私としては、非常に助かるシステムですな。

せっかく助けてもらうんならトコトン助けてもらいましょうってことで、画像の最強フリーパスをゲットしました。
たいていの優先チケットは使えるアトラクションが決まっていて、昔のビッグ10のような(←だからいちいち某舞浜を出すなって)何枚か綴りになっているのですが、このフリーパスなら回数無制限でどれでも好きなアトラクションに入り放題なのです。

結論からいえばこの最強パスにして大正解でした。
なんせこれを使った日が平日のくせに激混みで、休日と休日の間に挟まれている上に前日がドシャ雷雨だったもんですから、どこもかしこも平気で90分待ちとかになっていたのです。
数千人入りそうな劇場型アトラクションまで定員いっぱいで、後列の人たちは「次の回へのご案内となる可能性があります!」とアナウンスされている始末でした。

そんな時このリストバンドをかざしますと、塞がれていたチェーンが開けられて裏口入場できてしまいます。
アトラクションによって通常の列の隣を堂々と通り越すところもあれば、ホントに別の入口から密やかに入るところもありました。

これを使ったばあい、一日数回のみ上演の劇場大型ショーは最初から別の列に並ばされ、大勢の人がダッシュで殺到してくる前に平和的に席を選ぶことができます。
また、それに準ずる規模の劇場形式のアトラクション(マジックランプシアター程度←だからいい加減某舞浜は)になると、「今やってるのの次の回」には必ず入れます。
一度にさばける人数の少ない乗り物タイプのアトラクションはさすがにこの日くらいの混みっぷりになればたしょう並ばされますが、一時間かそれ以上分の行列をショートカットさせていただいてるのですから、そのくらい文句は言えません。

オマケとして夜の屋外ショーも観賞デッキで見られます。
ただしこの観賞デッキはたいへん収容人数が多く、大勢の人が殺到する広いデッキのどこかに場所を取らなくちゃならないので、さほど特別な感じはしません。
フリーパスの人はさらに別枠の席とかあるといいのにね。どうせ一日に130人分しか発行されない券なんだから。

130人限定の券なので、このフリーパスを持った同じお客さんと何度もいろんなとこでお会いしました。
その方々も我々のようにショー中心にスケジュールを組んでいるとみえ、何度もショー待ちの列で再会し、最後の最後に入ったアトラクションまでご一緒でした。

実はこのフリーパスが最も効力を発揮したのがその「最後の最後のアトラクション」でした。
ギリギリまで園内をうろつきまくり、最後に入ろうと思ってアトラクションの入口に来てみたらなんと「本日の入場は閉め切られました」の札が.....。
ま、仕方ないな。その時点で既に閉演時刻に達してましたから。
ところがこのフリーパスを見せると、驚くべきことに「こちらのパスなら大丈夫です」といわれて例の別列に案内してもらえたのです....!!!!!

同じパスを持ってUSJ入りされる方は、ぜひ「入場終了」の表示を見てもあきらめず、このリストバンドを激しく見せびらかしましょう。
アトラクションの種類にもよると思うけど、どこかでダメでもほかの場所ならオッケーなどあると思うので、最後まであきらめちゃダメですぞ。

最後までフルに使ったおかげで、なんとUSJのアトラクションは3つを除いてすべて体験できました
数少ない例外の3つとは、直角降下を見た瞬間に乗るのをやめたコースター(笑)と、「合羽着てもどうにもならないくらい濡れる(かも)」といわれた水物アトラクション2つです。
私ゃホントは濡れるの好きなんですが、この日ばかりは仮装のために大事を取りました。

ただいま生還

2008-09-23 23:38:42 | おでかけ
2泊3日で大阪に行って参りました。

実は私、修学旅行以外で関東より西に出たのはこれが初めてです(ハワイアンズを除けば関東を出たことすらない)。
修学旅行なんて、中学高校いずれも京都だったけど、まああれは旅行のうちには入りませんな。宿と料理の質はとやかく言わないけれど、行程をつめ過ぎて社寺の庭を眺める暇すらないような(※私は建造物そのものより日本庭園に興味があるのです)京都旅行なんて意味がないでしょう。

不完全燃焼だった京都にはまた日を改めて京都らしい情趣ある旅行をしたいものだと祈りつつ、今回はもっと足を伸ばしてユニバーサル・スタジオまで参りました。というより、3日間USJ漬けでした(笑)。

ですからこちらのバックに写っておりますのはアクアスフィア......ちがいます。アレは某舞浜の方です。

てか、似過ぎじゃないかユニバーサルロゴとアクアスフィア。正直、最初に某舞浜でアクアスフィアを見たときはパクリ疑惑をかけそうになりました。
(注:ご存じない方のために説明しますと、某舞浜ことディズニーシー入口には巨大な地球型オブジェがあり、まんまユニバーサルのロゴから「UNIVERSAL」の文字を取ったものです)

USJ初上陸ということで3日間フルに行こうかとも思ったのですが、往復の時間も考えて実際に入るのは到着日と2日目だけにしました。
1日目は午後3時以降に入れる半日券にして下見がてら園内を回り、2日目を遊び尽くすというスケジュールにしたのです。
そしたら到着日が雷を伴うドシャ降りでとてもアクティブに動き回れない状況でしたから、この計画にしておいて結果的には大正解でした。
翌日は文句なしの快晴でしたし

で、こちらが一日目の私の服装です。
午前6時前の下野大沢駅からこの格好で行きました。
ちなみに画像には写ってませんがこの上着は燕尾になっており、それにこのシルクハット風の形状の帽子を被るようなマニッシュな装いが私はとても好きなのです。
本当は石井竜也さんが持つようなステッキも合わせたいくらい。

しかしこういう体型の人間が完全な男装では似合いませんので、下は黒のタイトスカートにし、シルクハット型の帽子には花などの女性らしい装飾が施されていますし(もちろん色は限りなく黒に近いですが)、敢えてレースのバッグと手袋を合わせました。

まあこの手袋には問題の右手の右指を隠すという実用面の目的もあります。
レースは風通しも良くて理想的ですね。ただこの手袋を嵌めるためには全身の装いもこれに相応しくしなくちゃなりませんが(笑)。
もちろん同行のマミちゃんもチュールの付いた帽子を被ってます。

この格好で園内を歩いていると「ハッピーハロウィーン!」とか言われましたが違います。これは私服であって仮装じゃないです。仮装したのは二日目です。

つまり二日目はこれよりさらにアレな格好をしているわけですね。
撮った写真が数日後に届くことになっておりますので、そちらの方も後日改めてご紹介しようと思います。

新入りさん10人

2008-09-20 23:53:21 | カエル偏愛
今日も今日とて北海道物産展に行って参りました。
ゲットしたのは昨日に引き続き「かに屋さんの海鮮弁当」と「ステーキ弁当」だったのです.....がッ、いずれのお弁当も今日のは休日用におかずの量が激しく減らされておりました。
ま、言ってみれば休日価格だってことね。

ただでさえ需要の増加する休日に休日価格を適用するのは、いたしかたないことといえましょう。電車賃だってやってるしねえ。

ところで、「あからさまに値段を変える」のと「黙って量を減らす」のと「黙って質を落とす」のでは、どれがマシなんでしょうね。
問題外は3つめです。休日価格云々に限らず売り上げの悪くなったレストランなどが時折やるけど、何があっても質を落とすのだけはダメですよ。せっかくの評判を地に堕とすことになりかねません。
私個人的には、休日に差を付けたいなら(差なんて無いのがベストではありますが)値段を変えてくれてオッケーだと思います。「あの質」だけでなく「あの量」を求めて買いに行くわけですから、無言で量を減らされると、なんだか裏切られた気になってしまうのよ。

でも電車賃とは違いますからそういうわけにはいきませんね。
だったらいっそのことハッキリ「休日なので通常より少なめになっておりますと書いてしまったらどうでしょう(笑)。
どうせリピーターにはバレバレなんだから、そう書いた方が正直で好感が持てるかも。
また、「ちょっとは食べてみたいけれど沢山はムリ」という少食の方にゲットしていただくためにはむしろ効果的なのでは...!?


冗談とも本気ともつかない話はさておき、北海道といえばグルメだけではなく小樽のカエル硝子細工も忘れてはなりません。
今日ついに本人たちと話し合いの末10人連れカエルことといたしました。

みんなさっそく家のかえる御殿に入居し、先客のかえるたちに紛れ込んで早くも寛いでます。
あまりに寛いでいるので、うちの生徒さんたちにも誰が新しい子かなかなか分らなかったみたい(それでも6人まで当てられて流石です!!)。

ということで、こちらに「解答」を載せておきます。
スタジオにいらっしゃった際はぜひこの子たちを探してやってくださいまし♪

秋の北海道物産展

2008-09-19 23:47:12 | 美食礼讃
いよいよ東武デパート・秋の北海道物産展の時期がやって参りました。

東武の北海道物産展...もはや伝説になっているきらいすらあります。
尤もそれは根拠のない伝説ではなく、さまざまなデパートやショッピングプラザの催す北海道物産展を見回しましても、その実力の違いは明らかです。

伝説ここに極まれりというべきか、初日などついに生キャラメル争奪戦の末に血が流されたそうです。
なんでも、早朝から生キャラメルを求める人々が殺到してパニック状態になり、割り込みする客なども現れ、逆ギレした客が東武の店員さんを殴って歯を折ったり胸倉をつかんだりとそりゃもう凄まじいありさまだったとか...。

...ってオイィィ!!!古代エジプトのファラオの秘宝でもマリー・アントワネットの首飾りでもアーサー王の聖杯でもなく生キャラメルですぞ!?生キャラメルのために血で血を洗ってどうする。

そりゃ確かにこの生キャラメル、口の中で羽根より軽やかに溶けて美味しいです。私もつい先日生徒さんからいただいたばかり。
でもさあ、暴力はいかんよ。しかも割り込んできた本人をかめはめ波で倒したり超音波メスで切り裂いたり斬鉄剣で斬っておいて「ふっ、また詰らぬものを斬ってしまった」とか呟いたりするのならまだ分るが、関係ない人を殴っちゃいけませんや。


というわけで私は平和的にカエル物だけを穏便にゲットして参りました。
しかしすいません、美味しそうなことこのうえない魅惑の品々の画像はないです。なにせ食欲に負けて撮影前に全部食べてしまったものですから。

まず私がいつも真っ先に向かうのはマルセイバターサンドです。
バターサンド.....!!!名前を聞いただけでも垂涎ものですが、食べるとこれが想像以上に美味しい。特に中に挟まっているクリームの味がノスタルジックで私好みです。
また、これは普通に冷蔵保存すると数日しか保ちませんが、長期の冷凍保存が可能です
多分オフィシャルな見解ではないから、売場の方に言っても賛同は得られないと思いますが...。
しかし暫く冷凍しておいても風味はほとんど落ちませんし、完全に解凍しないで食べるとこれがまた格別に美味しいです。

お弁当に於いては我々親子の好みはパッキリ分れます。
マミちゃんは海鮮弁当、私はステーキ弁当に走るのですね。
ぶっちゃけ数年前に一度、北海道物産展の海鮮弁当が東武の物産展にあるまじき品質だったことがあるそうですが、幸い今はもとどおり高いクオリティのお弁当をいただくことができます。

今日マミちゃんは生徒さんお勧めの「かに屋さんの海鮮弁当」(正式名称は分りませんが壁沿いにあるそうです)をいただきました。
お勧めのとおり、これがとっても美味しかったそうな。かに屋さんのお弁当だけど、かに以外のものもちゃんと充分に良い味だったとのことです。
って伝聞形式ですいません。私は本当に魚介類が苦手で、味見することさえできないのです。

しかし豊平館のステーキ弁当でしたら実体験から自信を持ってお勧めできます
特にステーキと一緒に大きな帆立の貝柱がついてるものが最高です(※魚介類はほとんどダメですが帆立、それも貝柱のみであれば好きなのです)。

お肉はステーキと焼肉風のタレで味付けされたものの二種類、が一つのお弁当で楽しめて、いずれもお箸で食べられる非常に柔らかいお肉です。
タレがたっぷりかかっているので、私みたいにラディッシュがダメであってもまったく不足のない味です。

我々が北海道に行ったら絶対行くぞ豊平館。
というより、豊平館に限らず食べる為に北海道に行きたくなるおそれが大きいです。
マミちゃんなんて大自然には興味がない(こないだ日本武道館のそばを歩きながら緑の景色を満喫していたら、「見るものが無くて歩くの飽きた!!」と言い出した人間です)くせに北海道に興味のあるそぶりを見せています。
あああ、このままではますます腹の上のポニョが増殖する......。

表玄関のかえるたち

2008-09-18 23:34:52 | カエル偏愛
今年はなぜかある日を境に裏窓のかえるたちがパッタリいなくなってしまいました
もうショックでショックで。鳥に襲われたのかとも思いましたが、かえるたちは少なくとも何人かは窓枠の裏側など決して捕まらない場所で生活していたので、一度の襲撃で全員が被害に遭うとは考えられません。
でも、だったらあの子たちはどこへ.....それになぜ居なくなってしまったのでしょう

ところがちょうどその頃から、入れ替わるようにして表玄関に住む子たちが現れはじめました
最初に現れたかえるは玄関先の鉢植えにいました。植物の世話がへたくそなせいで過酷な生活を強いられていた鉢植えクンがこんなお手柄をしてくれるとは思いもよらず。
確かにかえるが葉っぱのところにちょこんと座った姿はとっても絵になってました

その子と同一人物かどうかは分りませんが、これ以降明らかに玄関でかえるに遭遇する機会が増え、現在のところ4人が家に住み着いています
昼は壁などにはり付いて休息を取っており、夜になるとライトの下に「出勤」して捕物に励みます。

出勤の模様をうちの生徒さんのNちゃんが見つけてくれました。
なんと、かえるたちは階段をのぼって上まで来ているのです。
壁の隙間など「かえるルート」があるのかと思っていたら、そうじゃなかったんですねえ。
私が興奮して写真を撮りまくるのにも動じず、せっせと飛んだりよじ上ったりして上を目指していました。
その後も気をつけて見ていると、ときおり出勤中とおぼしき子と遭遇します。

たまに階上を休憩所に選ぶ子もいます。
こないだの火曜日など、これからレッスンという時にちょうどドアのところで休んでいるかえるを発見しました。
休息を邪魔しては大変とばかりに生徒さんが来るたびにそ~~~っとドアを開け閉めしてショックを与えないように気を配り、レッスン中もたびたび様子を見にいったりしましたがその割に動じてない様子で、一度身体の向きを変えた(寝返り?)ほかは同じ姿勢でじっとしていました。

画像は先ほど見つけたばかりの子です。
階段を上りきったところにいたので、出勤してきたところだったのかしら。
かえるの身体からするととほうもなく遠そうな階段をはるばる上ってきたにしてはあまりにも小さな子です。けなげだ~~~。

私を見上げてくる顔がとてもあどけなく、ウットリしながら携帯カメラで激写いたしました

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