舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

2014 Hula on ASUKA II (3)

2014-11-29 04:40:06 | おでかけ
う~む、今日は書き始める時点ですでに4時だ(笑)。
どこまで書けるか分らないけど、力の限り行ってみよー




飛鳥はちょうどおやつタイム(私はケーキの他にハンバーガーも頂きました)の頃に四日市港へ到着し、自室の窓の外の救命ボートの僅かな隙間から、港で歓迎の太鼓演奏や物産展が開かれているのが見えました。

しかし我々は急いで支度して夕食へ向かわねばなりませぬ
一般的なクルーズ船と同じく、飛鳥も夕食2回制を採っており、我々は17時半からの1回目に入っているのです。
1回目だと支度がちょっと忙しいね~
それと、夕食が早いお陰でお腹を空かせて11時からの夜食に臨めるのは嬉しいですが、その代わりおやつとの間隔が無い。
流石の私もそこまで頻繁にはハラが空きませんて(笑)。




ともあれみんなでおめかしして夕食です
四代目もみんなとお揃いの服装でテンション上がってます。




そんな彼女のもとに運ばれて来た子供用ディナー。
飛鳥の子供用ディナーは大人とほとんど同じ物の少量バージョンなので、どれも美味しく頂けます。
我が子も家の伝統に則って色気より食い気ですから、お子様ランチっぽい可愛らしい盛りつけよりも美味しいなどの方が遥かに喜びます。




…が、あっという間に昼寝モードに入ってしまいました
まあ先程のワークショップで全力投球していたから仕方ないね。
とりあえず本人も肉々しい物は摂取出来たので未練も無かろう。
残りは君の母親が綺麗に頂くから安心して寝ていてくれたまえ。




もちろん我々のチョイスしたメインディッシュもたまらなく肉々しい事になってます


夕食が終わると、一部のメンバーはシアターに行って「プロダクションショー」を観てきました。
プロダクションショーとは飛鳥専属ダンサーによるオリジナルショーです。
我々がこれまでに乗った3回のフラクルーズでは毎回異なる演目でしたから、少なくとも年に一回は内容を変えているのでしょう。


シアターに着くと、思ったとおり四代目が起床。
今までガッツリ寝ていたのがウソのように、身を乗り出してショーを観ておりました。

んで、我々大人はってーと……え~あ~その(※目が泳いでいます
…ダンサーの皆さんが凄く上手な事は確かです、それぞれにバレエやミュージカルなどのご経験をお持ちで、迫力あるダンスを凄いなあと思いながら拝見しておりました。

なのにこんなに眠いのは何故なんだろう(爆)。

ショーパブの振付やら演出をやっていたマミちゃんの言を借りるなら、場面転換がいささか遅いんですよね。
ほぼ同じ場面のまままさかの2曲目に突入するとか、いくらウケるからと言って特徴的な振付を何度も何度も繰り返すとか、そういう事をしちゃうと観客は正直に飽きてしまいます。

その点、銀座や横浜などのショーパブを観に行くと、良いショーはみな一場面辺りが適度に短い上、場面から場面が絶え間なく移り変わっていくものであり、もちろんそういう構成にするとキャストは大変なのですが、観客に飽きる隙を与えないためにはそうする他ないのです。




「観客を飽きさせないにはどうすべきか」という議題で盛り上がりつつラウンジへ。
ここで今夜のお楽しみ・メレフラライヴが開催されるのです


すみません、今日は睡魔にどうしても勝てないのでこれにて失礼致します
肝心なところで止めねばならないのが心苦しいッ




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2014 Hula on ASUKA II (2)

2014-11-28 05:56:53 | おでかけ
乗船から一夜明けて22日(土)朝、飛鳥は富士山のそばを通過しました




もちろん我々は朝7時からガッツリ朝食です。
四代目の分も頼んだのに本人が寝ちゃってどうしようもなかったので、けっきょく二人で1.5人前ずつ美味しく頂きました。


マミちゃんなぞこの魚の開きを3枚ペロッと行きました
彼女は猫族なので魚の食べっぷりが本当に綺麗です
どうやら四代目もイクラとかホタテとか好きだし、なんで一家で私だけ……


ともあれ腹ごしらえしたら早速フラレッスンです。
今日はこのイベントの目玉の一つ、ナニ先生達によるワークショップが行われる日なんですね~。

しかしこのワークショップに割り振られているのはなんとたったの45分
短ッ。
目玉なんだから少なくとも90分くらいは割けば良いものを……。

しかもカヒコとアウアナがそれぞれ午前と午後に2回ずつ開催されるのですが、時間がまるっきり被っているのでカヒコとアウアナを1回ずつ受けるか、どちらかを2回受けるかの究極の選択を迫られます。
今回、午前中のクラスの時点ではまだ四代目が寝ていたので、アウアナを2回受ける事にしました。




アウアナはナニ先生とお嬢さんを含めた3人の女性ダンサーの皆さんが担当されました。
課題曲は思ったとおり最近出たばかりのLim FamilyのCD収録曲でした
こんな事もあろうかとCDを持参しておいて良かった~

驚くべき事にこの曲、ご子息のBABAさんが作ったものなんですって
ミディアムテンポの踊りやすい曲ですし、歌詞もお祖母様(と言えばもちろんあのファルセットヴォイスの名高いメアリー・アン・リムさんです)の事を歌った美しい詞です。

だが、いかんせん長い。
私ゃもう歌詞カードを見た瞬間に悟ったね。
とてもじゃないけど45分で完遂出来る長さじゃないよコレ。


懸念通り、ワークショップはマッキマキに巻いて進行されたにもかかわらず非常に時間がかかり、なんと予定を40分オーバーしてしまいました。
いやいや、コレはナニ先生達が悪いんじゃないですよ。どう考えても時間配分が少なすぎたんです。

実をいうと船内イベントはえてしてスケジュールがギッチギチに詰まっているものでして、いくつもの会場で同時開催される催しを全部制覇する事は物理的に不可能ですし、出来るだけ多く出ようとしていると「デッキチェアでお昼寝」とか「海を見ながら読書」みたいなクルーズの優雅な船内生活のイメージからはほど遠い過密スケジュールをこなさなければなりません。

一つの会場に割り振られるイベントも非常に多いため、実はここでもフラレッスン終了予定時刻の数分後からまた別のイベントが開催されるスケジュールになっていました。
そのイベント目当てでやって来た人達にはもちろん、フラレッスンが「元々無理のある時間配分だったためにやむを得ず」押してしまったなどという事情は分りませんので、中には船のスタッフの方にクレームを入れるお客さんもあったようです。
う~ん、クレーム入れた人の気持も分らなくはないよなぁ。

やっぱりあくまでもフラがメインテーマのクルーズなんですから、フラレッスンには最初からもっと多く時間を割くべきだし、少なくともその後は多めに時間を空けておくべきだったと思うの。


そんなことを考えているうちに長引きまくったレッスンも終わり、昼食の時間となりました。
ドンピシャのタイミングでメシの気配を察したのか四代目が起きました(笑)。




昼食も朝と同じ会場で和食を頂きます
今日のお品書きは釜揚げうどんだそうな。かき揚げや小鉢も付いてちょっとした御膳です。

しかもメニューに「ご希望の方には北海道産いくら醤油漬もございます」とあるじゃないの
もちろん希望致しますとも




という事で希望しまくりました

って例によって私の口には一粒も入らないんですけど(笑)、マミちゃんも四代目も大変な喜びようで良かった良かった。
それにしても随分多いんじゃないの。
イクラを希望するとどうやって持ってきて頂けるのかと思っていたら、なんとウェイターさんがイクラのどっさり入った大鉢を抱えて来て、大きな匙ですくってガバチョとご飯の上に掛けてくださるのです。
アメリカのカフェテリアのオバチャンがマッシュポテトでも配っているかのごとき豪快さです。

この日ウチのイクラフェチ二人が食したイクラの量ときたら、完全に私が今までの31年間に摂取した量を凌駕していましたが、よそって頂いた分は残さず綺麗にいただきました。


さて、たっぷりの睡眠とイクラでフル充電となった四代目、いよいよワークショップに参戦です。
というか、彼女が(短いとはいえ)本格的なワークショップを受けたのはこれが生まれて初めてでした。
我々もいつまでもどちらか片方が子供の面倒を見てワークショップを受けられない人生を送っているのはイヤなので、いっその事子供も一緒に受けさせられればと思っておりまして、今回のようなワークショップはそのお試しとして最高の機会でした。

普段のレッスンでは、気が向いた時や覚えたい曲の時には参加するけれど、また途中でフラッといなくなってしまう事も多く、極めて気分次第の四代目。
果たしてどれほど受け続けてくれるやらと思っておりましたら、フタを開けてビックリ。
ちゃんと1時間集中を切らさずに参加していたではありませんか。

正直、途中で本人が飽きたり他の事に興味が行ってしまったりして抜ける羽目になるかなと半ば諦めておりましたので、彼女が3歳児とは思えぬほどの集中力を発揮し、お手本を良く見て忠実に模倣し続ける様子には我が子ながら驚きました。

しかもこれはあくまでも大人向けのワークショップであり、子供を飽きさせない遊びや仕掛けが入っていないにも関わらず、最後まで集中力が持続するってのがビックリだよね。
自分自身が初めて大人向けのワークショップを受けたのが10歳前後であった事を考えると、ひたすら驚きを禁じえません。

おそらく彼女はダンスに対して並々ならぬ集中力を発揮する人間なのでしょう。
ダンス絡みの事、つまり「見本を忠実に模写すること」と「音にマッチした振付を自分で創作すること」は彼女の中で大変なウェイトを占めており、それらの行為をしている時、「頼む、頼むからちょっと落ち着いてくれ」と哀願している普段のワルガキの面影などどこへやら、全く異なる一途で真剣な様相を呈します。

その集中力をもう少し日常生活に割り振ってくれたらと思わんでも無いですが(笑)、四代目がダンスに対して愛と情熱を持ってくれるのは何にもまして有難い事なので、ダンスさえ頑張ってくれるなら他の部分がたしょうアレでも大目に見ようと思います(…「たしょう」?)。




レッスンの後はおやつタイム
しかし、思ったとおり「ダンス以外の部分はアレ」な四代目、いつまでも大人しくお茶に付き合ってくれるはずも無く、早々に席を立ってウチの生徒さん達のテーブルに乱入し、トドメは自分で勝手に激しく動いて頭を打ってギャン泣きするという安定のワルガキっぷりでございました





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2014 Hula on ASUKA II (1)

2014-11-27 05:57:00 | おでかけ
今年もいよいよフラ三昧クルーズの日がやって参りました~
出発日まであまりにも忙しくて、どうやって荷造りしたのか正直記憶が曖昧です(笑)。




しかしそれでも何とか無事に横浜まで辿り着いたぜ。
そして初っ端から聘珍楼というね。
やっぱ横浜に来たら聘珍楼は外せません
乗船は夜だというのに、聘珍楼のランチに間に合わせるべく出港7時間前から横浜入り致しました。


その後、我々にとってのもう一つの定番コース「ニライカナイ」でマッサージしてもらい、いよいよ大桟橋へ




おお、玄関にリースが飾られている~
中にも大きなツリーがあって、すっかりクリスマスムードでした
そういえば聘珍楼にもトナカイさんがいたなあ



ィ横浜と言えばこちらの御仁に見送られ、いよいよ乗船です


今回も乗船口のそばに3人分の演奏スペースが設けられているので、これはもしやと期待しながら見守っていたら……




キタ━━━━━━\(゜∀゜)/━━━━━━ !!!!!
このゴージャスな横顔はやっぱりホオさん



そうそう、ホオさんと言えば皆様、ケアリイ・レイシェルさんのアルバムのホオさんコラボ曲はもうお聴きになりまして?(※何故に口調がマダム風
おなじみカヒコの定番曲がアッと驚くゴージャスでエレガントなナンバーに生まれ変わり、ホオさんの魅力が炸裂しております


もちろんキナさん&カラニさんもいつもどおりハワイの風が吹いてきそうな爽やかで軽やかな歌声を聴かせてくださいました
この歌い方には、やっぱりハワイらしいフラが合っているよなあ


そんな素晴らしいミュージシャンの皆さんの生演奏を聴きつつ乗船出来るとかとんでもなく贅沢なわけで、すぐそばに船のカメラマンさんが控えていて一緒に記念写真を撮らせてくれるんですが、コレは一体どうした事でしょう、ほとんどのお客さんがこの豪華なバンドを背景にして思いっきり前に立って写真撮っちゃってるじゃないですか!
も、もったいない!たんなる背景にするのはあまりにももったいない顔ぶれなんですよ!!




というわけで我々は存分に敬意を表してみました。
約一名ポーズの主旨を理解していない3歳児がいるのは気にしない。





ライトアップされている夜の飛鳥の横を通って乗船します。




ククイナッツレイを掛けてもらって船の前でも記念撮影~
写真を撮ってもらったり自分で撮ったりしながらゆるゆる進む我々の事を、何かすごく急いで乗り込もうとするお客さん達がバンバン追い越していったけど、せっかくハワイなクルーズなんですから、ここからハワイアンタイムでのんびり行きましょうや




出港は夜9時でした
スタートがこんなに遅いのは寂しいけれど、とりあえず夜景は綺麗だ。




しかし我々は色気より食い気だ。
出航パーティーは華麗にスルーして食堂へ直行しました。
なんせ先程の聘珍楼からもう5~6時間経っちゃったし、今夜は出港は遅いせいで夕食がないので、夜のライヴを前に腹ごしらえしておかねばならぬのです。
それに、飛鳥でこの中途半端な時間に頂ける軽食シリーズは結構美味しいのです
ハンバーガーやカレー、焼きそばなどほんとに「軽食」って感じのメニューなんだけど、味は流石なんですよね
まあライヴ後には夜食もあるんですけどそれは別腹です。




お腹が満たされたところでライヴ会場に移動です
今回、夕食もないくらいなので1日目の催しは無いかな…と期待してなかったのですが、なんとキナさん&カラニさんwithホオさんとナニ・リム・ヤップ先生がそれぞれ2ステージ演奏してくださいました
よかったよおお。この日のショーが皆無だったら、ヤケ食いヤケ酒に走っちゃうところだったよおお




今夜もまた美しいナニ先生
おっ、今回もサニーさんがいらっしゃってるんですね
あいにく今年はお母様とローナさんはいらっしゃいませんでしたが、サニーさんの左後ろの若い男性(なんとまだ18歳!!!)がなかなか綺麗な歌声を聴かせてくださいました




最初はナニ先生のライヴから
毎回飛鳥でお会いする美しいダンサーのお姉さんお二人も踊ってくださいました
ちなみにこちらの方々はキナさん&カラニさんと故郷の同窓生らしく、旧知の仲だそうです。
そういえばキナさん&カラニさんもコナ出身ですものね~



そして、美しいと言えば女性ダンサー以上に美しいのがBABAちゃんことナニ先生のご子息・マナオラさん
この方の踊りの美しさは本当に驚嘆に値します
特に私は10年くらい前から彼の踊りを拝見しておりますので、近年の目覚ましい躍進ぶりに毎回感動しております。
この年齢で「程良くチカラの抜けたフラ」、私が言うところの良い意味で「若くない」フラを我がものにしているのは本当に素晴らしい事なのです

「若くない」と言っても、歳を取れば誰もが円熟味のあるフラを踊れるかと言ったらそんな簡単な事ではなく、フラにおいてはムダな力を抜く事も技術のうちなのです。
特に実年齢が若いうちはムダな力が入りやすく、どんなに外見がピチピチ(死語)であろうとも、要らぬところに力のみなぎっているフラは痛々しいものです。




その点現在のマナオラさんのフラは、実年齢を超越した格調高さが感じられる美しい踊りで、芯が通っているためどんなに速い曲でも安定感があり、踊り手として是非お手本にしたいダンサーのお一人です。




マナオラさんの妹さん(写真右側)もますます素晴らしいダンサーになってますね
もともと容姿も踊りも美しいお嬢さんですが、今回の飛鳥で拝見したら今までより顔(首)の付け方が格段に魅力的になったように感じました。
年々威厳をそなえつつあるお兄さんのフラと比べると、妹さんのフラは色っぽい感じ。ご兄妹のそれぞれに異なる魅力があるところも素晴らしいです。




そしてご兄妹のお母さんであるナニ先生
いつ見てもエレガントで美しいフラです
どこをとってもNaniなナニ先生のフラの中でも、非常にマニアックな重箱の隅をつつきますと、個人的にナニ先生の顔の角度、それも下の向き方がとっても好きです。
ナニ先生が歌の中で「女性」という意味の動作をしながら上から下を見ると、そこには直接「美しい」という歌詞が出て来なくても、その見方だけで「ああ、ここで歌われているのは美しい女性なんだなあ」ってところまで想像出来てしまうんですね。
この動作の美しさはナニ先生独特のもので、二人のお子さんのどちらとも違うんですね。実に面白い。




途中でみんな大好きKa Uluwehi O Ke Kaiも演奏されました。
みんな大好きなはずなのに(笑)、お客さんは誰も出て来なかったなあ。
でもハワイのダンサーの皆さんが踊ってくださってフロアが賑やかに

四代目も内輪のメンバーの前でひっそりと踊りました。




Nui ke aloha~



Wela i ka lā~

四代目は結構この曲が好きなようで、歌いながら踊るだけでなく、今日などコレの替え歌までやってました。
アンタは嘉門達夫さんかィ。




なんとマナオラさんは三種の神器=イプ、ウリウリ、プイリを使った踊りも披露してくださいました

最初はイプから。
こんな小さいイプなのに、ウとテの音の差異が非常に明瞭で、生演奏の大音量の中たった一人で踊っていてもしっかりとイプの音が聞こえました。
実に素晴らしい!イプの模範演技というべきフラでした




プイリも凄かった~。メチャクチャ速いのに、肘から上がピタリと動かないの。




そしてウリウリ。美しい姿勢に注目です。
だいたい楽器や道具を持つとそちらに神経が行きますから、姿勢が悪くなりがちです。
楽器を持っていても良い姿勢を保てるのは、その姿勢が完全に自分のモノになっている証拠ですね。

楽器を用いたフラはクム級の方が踊るのを見る機会が少ないため、その稀有なチャンスにマナオラさんやカムエラのカウイさんの「これぞ模範演技!」な楽器モノを見るとたいへん勉強になります。
私ももっとブラッシュアップしないとな~。

というか、楽器モノはステージが華やかになりますし、リズム感習得のためにも是非ともおすすめではありますが、やはり(マナオラさんレベルとまではいわずとも)人前で見せる以上はある程度の水準に達しないとキビシーです。
何せ楽器ですからね。お遊戯で幼児が持つ小道具と違い、「演奏」と呼べる動作が出来てナンボなので、リズムを外さないとか、イプならウとテを叩き分けるなどの最低限のラインをクリアした上で人様にお見せしたいものです。
もともとイプやプイリの音が入ってる音源を使って誤魔化そうったって見る人が見たら手つきでバレバレですからね(笑)。




…などという楽器フラ談義に花を咲かせているうちに後半戦、いよいよキナさん&カラニさんwithホオさんの夢のコラボバンドの登場です。




あああ、ホオさんの流し目が色っぽい




途中でPearly Shells体験コーナーがあり、四代目(と付添いのロズ)も参加しました。




四代目の大好きな波のモーション。




太陽のモーションもありました。


それにしてもこのコーナーには随分大勢の方が参加してました。
あれ、さっきKa Uluwehi O Ke Kaiで誰も出て来なかったけど、みんな本当は踊りたいんじゃないか

こういうメレフラでは、踊りたい人はもっと積極的に出た方が楽しいと思うなぁ。
特に個人や少人数で参加している方にこそどんどん出て頂きたいものです。その方がメレフラの雰囲気としては絶対に良いです。
踊りがウロ覚えだって、予想外のアレンジにまごついたっていいのです。それが生演奏メレフラの醍醐味なのですから。

メレフラの極意は(というかフラは遍くそうだと思いますが)、「純粋に踊りを楽しむこと」これに尽きます。
ただただ音楽に身を任せ、純粋に踊る事自体を楽しむ、これぞメレフラを最も楽しむ方法ですし、そのように楽しんでいるダンサーを見た他の人も楽しい気持になり、全体の雰囲気が盛り上がる事に繋がります。
メレフラに参加する方は、人目は気にせず積極的に出ましょう




たっぷり観て踊った後は夜食です。
コーヒー一杯やフルーツ少々のみで済ませる他の方々と違い、我々はちょっとしたディナーの様相を呈しております。
しかし皆美味しくて間引けない




夜食後、自室に戻ります。
後はウォッカ飲んで寝るだけだ~

なお我々はいちばん安い部屋です(爆)。
いちばん安くたってショーは同じのが観れるからいいんだ~。
まあ吊り下げられた救命ボートに遮られて窓の外はデッキでジョギングしてる人しか見えないんですけどね。




ちなみに、先日のワークショップで船にまつわる曲をレッスンしつつ何度も「僕は飛鳥のほうがいいな」とおっしゃっていたロバート・カジメロ様に代わり、我が家のロバート君を同伴しました(笑)。




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2014 Hula on ASUKA II

2014-11-25 02:42:03 | おでかけ
皆様、大変ご無沙汰してしまいました
数時間前に横浜より帰還した筆者でございます。


日本最大の客船「飛鳥II」がフラ一色に染まる3泊4日のクルーズ"Hula on ASUKA II"に、今年も参加して参りました


今回飛鳥は横浜港から四日市港に行きました
しかし私は船内に引き蘢って(笑)フラレッスンやショーなどをひたすら堪能し続けた4日間でした。


もちろんメインのショーを演じるのはナニ・リム・ヤップ先生(なんとクルーズ中の22日にお誕生日を迎えられたとのことおめでとうございます)率いるチームで、今年も素晴らしいステージを見せてくださいました。
そしてキナさん&カラニさんにホオさんも加わった3人の皆さんが乗船時から毎晩のメレフラショーまで素敵な演奏をたっぷりと聴かせてくださいました。
そうそうたるハワイの方々をキャストに迎え、船内がハワイ一色に染まる飛鳥のフラクルーズ、本当に最高です


今回も沢山写真を撮りましたので、次回以降の記事で順次ご紹介しますね





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Cuddle Time

2014-11-20 06:35:43 | about四代目
おはようございます。シャンプーしてたら朝になってしまった筆者です。


このままだと本当に完徹になってしまいますので、今日はちょっとだけ書いたらドロン(死語)させていただきます。


四代目は最近、ディズニーチャンネルのアニメや幼児番組をなぜかもっぱら英語で観ているんですが、同じ番組を何度も観ているうちに最も覚えて活用しているのが"Cuddle Time"(抱っこの時間)です。

cuddleはhugと違って赤ん坊をあやすような抱擁を指します(転じてイチャイチャする意でも使われるらしいが、まあソッチは私には永遠に関係なかろう)。
アニメのキャラクターが歌うように「Cuddle time~」と言いながらペットを抱っこしているシーンを観て、どうもあの女児はまた要らぬ知恵を付けてしまったらしいです。

彼女がニヤニヤ笑いを浮かべて「Cuddle time~」と言いながら私の方に迫って来たらもう逃げられません。
私が観念して膝に抱き上げてユラユラしてやるまでは決して諦めないのです。
っていうか、色んな番組をやたら英語で観たがって意識高い系女児みたいなカオをしてるけど、Cuddle timeの件を見るにつけやっぱりしょせんは3歳児な感が否めません。
まあ3歳児が変に分別臭くても気色悪いので、3歳児らしいのは健全で良い事だと思います(by極めて気色悪いレベルに分別臭い3歳児だった元クソガキ)


しかしこの新たな知恵にも良い所があり、彼女がいつも暴れて嫌がる入浴時のシャンプーのすすぎにおいて、この言葉を唱えたらいつもの激しい抵抗がウソのようにゴキゲンになりました。

おお、あんがい使えるじゃんCuddle time。
これからは私も都合の良い時に使わせてもらおう。
まあどうせ私が都合良く使われてしまう事の方が多いだろうけど。





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結婚式画像第2弾

2014-11-19 04:58:30 | ダンス話&スタジオM
先週土曜の結婚式に一緒に出席した生徒さんから沢山のお写真を頂きましたので、いくつかご紹介したいと思います


見出し画像は同じく出席者のM子さん&M美さんの後ろ姿です。
M子さんは帰宅後この髪飾りを大きめの器にたっぷり目の水と一緒にいれておいたら、未だに美しい状態を保っているそうです




あと私の後ろ姿も。
実は私、この日は本当にせわしなくて一日中動き回っていたせいでちっともまともに顔を作れず、前半(挙式時)は付け睫毛がついてないし、後半(出演前後)は乱れた化粧を直す事が出来なかったし、式の重要な場面ではことごとくメガネをかけているし(ちなみに私のメガネ姿はどう美的に表現してもモンスターズインクのロズです)、とにかくどの場面も顔を撮られたくない状況ばかりで、カメラを向けられては逃げ回っており、それでも逃げ切れずに撮られてしまった写真は皆苦虫を噛み潰したような顔で写っている有様です

しかし後ろ姿なら無問題だッ。
後ろ姿というより髪飾りなら撮影大歓迎!!!
ホント、常にお花側を人目のある方に向けていたかったですわ(笑)。





ロズ…じゃなかったメガネ姿も後ろからなら安泰だッ
ちなみに式の時はカエルさんと蓮のパーツが交互についているネックレスでした。




そして四代目。
彼女が生後半年の頃にアラモアナの海に近いデパートでゲットした服を着ています。
「今はまだ大きいけど数年後に着ればいいから!」とケットしたわけですが、この日初めて袖を通すまでに丸3年経ってしまいました。青田買いし過ぎだっつの。




そして本人のアップ。
そういえばこの人、何だかしらないけど今やたらストレッチ体操にハマっていて、ついさっきまでマミちゃんと二人でストレッチしていたようです。
我が家にはレッスン以外であんなに一生懸命ストレッチしている人なんていないのに(笑)、一体どこで覚えて来たのか…。不思議でなりません。


何かもっと書く事があったような気がするんですが、どうしても書きながら寝てしまうので本日はコレにて失礼致します



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ドレスコード「ブラックタイ」とは?

2014-11-18 04:28:09 | ダンス話&スタジオM
来月東京のホテルオークラで開催されるクリスマスパーティーの案内に、「ドレスコード:ブラックタイ」とありました。


さて、ブラックタイとは何でしょうか。
どうやらフォーマルな装いを求められているのは分るが、どのくらいのランクの「フォーマル」なのか?

ちなみに母マミちゃんは憎らしいほど正確に知っていました。あの人はド貧乏学生とはいえハワイでディスコでオールナイトでソウルトレインな学生時代を送っていたので、ドレスコードみたいなモノには詳しいんだね。

しかし、一般的な日本人ならほとんどの方が疑問に思う事でしょう。
そこで本日はパーティーやクルーズ船などで「ブラックタイ」というドレスコードを示されたけど何だか分らない方のために、私の知る限りの事をご紹介しようと思います。


「ブラックタイ」は夜のフォーマルにおいて2番目に格の高い装いを指すそうです。
とはいえ、1番目ってのは燕尾服が用いられるようなドフォーマルの事ですので、一般的なフォーマルとしてはもっとも格が高いと思って良さそうですね。

男性はごく簡単です。
「ブラックタイ=タキシードの事」なのだそうです。
ディナーや夜に催されるパーティーなどにおいて、ブラックタイ、あるいは礼装との指定を受けた時、タキシードを着用しておけばほとんどの場面で礼を失する事はまず無いと見て良さそうです。




ただしタキシー●仮面、お前はダメだ。

何故ダメかって大学生のくせに女子中学生と付き合う変態だからではなく、タキシードで仮面をつけてるド変態だからでもなく(いや仮面舞踏会でもないのに仮面つけてたらやっぱマズいでしょうが)、タキシード某なのに蝶ネクタイが白だからなのです。

いやぁ、コレは私も今回調べて初めて分ったんですけど、タキシードに白い蝶タイというのは正しい組合せじゃないらしいですな。白蝶タイといえば燕尾服とのこと(だからあちらは「ホワイトタイ」なんですね)。

そもそもタキ●ード仮面の着ているアレはタキシードですら無く「尾の無い燕尾服」なんだそうですし、って尾がなくても燕尾服なら白タイは正解なのか、いやそもそも名前が「タキシード某」だから……などと考えていると混乱を来して参りますので、タキシードに白タイで薔薇をぶん投げながらキザな台詞吐くのはとにかくNGって事で一つよろしくお願いします。って何がよろしくなんだ、私。


それにしても私にはこの格好がどうしても冗談としか思えなくて、彼をカッコいいと見なす作中人物や現実の「乙女」達と自分の差は何なんだろうとしばしば考えさせられたものです。
まあ、実父が白タキシードに赤い蝶タイ(しかも大きめ)で結婚式の新郎をやった黒歴史の持主である私が偉そうに言える事ではないわな。


何かタキシード某に無駄な字数を割いてしまいましたが(※なんだかんだ言って結構あのアニメが好きだったんだね)、ブラックタイの話に戻りましょう。
肝心な女性の装いの話です。


「ブラックタイ」の時の女性の装いはイブニングドレスと思っておけば良さそうです。
要するにロング丈で、肩や胸元、背中が程良く出ており、素材も装飾的なものが望ましいとの事。
もちろんドレスだけでなく、アクセサリーも使って華やかに装います。
髪型もお化粧もしっかり作った方がいいですね。というか、フォーマルな装いでナチュラルメイクや普段のままの髪型だとやっぱり合わないわけで。

バッグはやっぱクラッチとか小さめのがいいんだよなぁ。何かと荷物の多い私には難しいんだけど。
ハリポタのハーマイオニーが持ってた「恐ろしいほどの量の物が入るビーズのバッグ」、私も欲しいなぁ。




とりあえず、パーティーには土曜日の結婚式でも使った「イタリアの某革製品ブランドのカエルバッグ」(上の画像で私が持っている子)を持っていこうと思います。
実はアレは子供用であのブランドとは思えないほど安いのはナイショだ。


ではここで、当ブログ名物・悪い例イラストを載せておきましょう(笑)。




フラやハワイ絡みのパーティーだと、自分の持っている舞台衣装を活用したくなる事も有り得ますが、フォーマルな装いが求められるパーティーにはあまり適していない物も多いです。


まず一番左、半端な丈の物

フラは何だか足首やくるぶしの見える「半端なロングドレス」で踊っている人がすごく多いです。
でもコレ、体型が良く見えないだけでなく、床より短くなっちゃうと途端にフォーマル感が失せるものです。
いくら素材がベルベットなどでも、丈が半端に短いとエレガントではなくなってしまうんですね。
「イブニングドレス」は必ずしもフロアレングスでなくていいとはいえ、やっぱりドレスコードのあるパーティーには、床まで届く長さが断然おすすめです。


次に真ん中の露出するとこを間違えているケース。体型に自信のある方に多く見られます(笑)。

夜のフォーマルドレスはデコルテを露出したり、背中が大きく開いたものが良いとされますが、ハラがむき出しなのは「イタい人」に認定されてもやむを得ない服装です。
プロポーションを活かすには、ボディコンシャスなドレスにするとか、スカートにエルサ様のようなスリットを入れるなどの方法がよろしいとおもいます。


そしてある意味一番問題なのが(笑)右のクリスマスツリーみたいなモールつけてる人!!

実はコレ、本当にあった怖い話なのです
クリスマスとは全然関係のない場面でコレを装着したダンサーに遭遇した事は以前ブログでネタにしたもとい取り上げたのでここでは詳述しませんが、「なんかモールってレイっぽいじゃん!しかもクリスマスだからちょうど良い!!」などと早合点しない事を切実にお勧めいたします。
もちろん内輪のパーティーなら自由だけど……ドレスコードのあるようなパーティーでそれは………


ドレスコードってのは決して堅苦しく考えるものではなく、その場に相応しい格好をする事で自分も輪の中にすんなり入るための便利なガイダンスだと私は思います。
特に我々日本人はなかなかフォーマルな装いをする機会がありませんので、一種のコスプレくらいのつもりで滅多に無い種類のオシャレを楽しめるチャンスでもあります。
第一、ゴージャスな会場においしい食事、一流のエンターテイメントが揃った素敵なパーティーでは、自分も華やかに着飾っていた方が楽しいものです。
来月は何を着ていくか今から考えとこう~



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って、よく見たらこのアルパカ、赤い蝶ネクタイなのね!
結婚式の時の実父と同じだ(爆)

生徒さんの結婚式♪

2014-11-17 01:21:37 | ダンス話&スタジオM
11月15日(土)、スタジオの生徒さんの結婚式で踊って参りました


今回の結婚式には我々を含めて13人が伺いました。
そこで、せっかくだからその13人で寄せ書きしようという事に。




まず私が色紙中央に花嫁さんを描きます。
ドレスがものすごいラメですが、これは実際のドレスも同じ…もとい実物は更にゴージャスなラメ生地なのです

花嫁さんを囲むように、生徒さん達一人ひとりに書いて頂いたメッセージを貼って完成です。




スペースが足りなくなったので福田家の2人は枠外にひっそりと(笑)。
マミちゃんは英語で。




もちろん私はハワイ語で、四代目のメッセージ(の代わりの「顔」)の隣に。
思いっきり聞いた事がある言葉なのは某映画の某主題歌のタイトルを安易にパクったわけではありませんぞ!(爆)
私なりに色々考えた結果、これ以上相応しい言葉は無いと思ったんです。ホントですってば(※必死なのが怪しい)。

いえ真面目な話、maiよりも先にakuがあるってのが大切よね。
とりわけ動詞alohaにくっついた場合、単にハワイ語の語順として一般的だってだけでなく、意味の上でもこの順番が大切だと思います。
…なんて事を考えつつこの言葉を書かせて頂いた次第です。



嬉しい事にこの色紙は当日このように披露宴会場に飾って頂きました。


結婚式の会場はホテル東日本宇都宮です。
市内最大のバンケットホールを擁する豪華なホテルです。
15年前、このホテルでミレニアムのカウントダウンパーティーが盛大に行われた時は、船越英一郎さんと同じ舞台で共演させて頂いた思い出の場所です。


朝、披露宴会場のある3階に到着すると、エレベーターが開いたところで早速ウチの生徒さん達と遭遇しました。
その時の我々の驚きと言ったらありません。
だってみんな、花嫁さん並にゴージャスな頭なんだもの!!!

実はこの日のために我々はコハラカンパニーさんに生花の髪飾りをお願いしていたのです。
まず花嫁さんがこの日のための髪飾りやブーケなどをお願いしました。
さらに私が9月のPPHEに行った際、ステージをずっと拝見している中で素敵だと思った出演教室の皆さんがことごとく生花の髪飾りなのを見て、やっぱ本物は良いよね!と生徒さん達と話しているうちに、じゃあ私達も結婚式の時にお願いしようという流れになりました。

全員分を快く引き受けてくださったヒデさん、なんとお忙しい中にも関わらず、紅葉で混みまくりの栃木県まで弾丸ツアーでお越しくださいまして、二人掛かりで髪飾りの取付まで行ってくださったのです
一同どれほど感動した事か……ッ


で、取付まで完成した状態がこちら




ゴ、ゴージャス過ぎるぅぅぅぅ
「ゴージャスに」とはお願いしたけれど、まさかここまでゴージャスとは。
メリモのミスアロハフラ出場者にも引けを取らないんじゃないのってほどのゴージャスさです。




斜め後ろのアングルからだとますます豪華です。
いくつかのパーツを複雑に組み合わせてバランスの良い状態にしていくのですから、我々素人ではとても無理。職人技としか言いようがありません。



花嫁さんのお母様はトーク帽と一緒に。
私も帽子やヘッドドレスと生花を組み合わせるのが大好きなんですよね~
でもそれって単体で使うとき以上にセンスが要求されるので、ハッキリ言ってハードルは高いです。
こんなに素敵になったのは、プロの手をお借りしたからこそなのです。


全員が取り付けて頂くのをじっと見つめていた四代目。
これはもしや?と思い、本人に「ららちゃんも皆みたいにお花付けてもらう?」と訊いてみたところ、えらい乗り気です四代目。
マジかよおおお。あの洒落っ気の無い女児が~!!(歓喜感涙)

幸い、ヒデさんのご快諾も頂き、その場で四代目用の髪飾りを作ってくださる事に。




おおお、ここで再び職人技炸裂
迅速かつ美しく束ねられていきます。




そして四代目の頭に装着~。
というか、この時点で抵抗の素振りを一切見せない我が子に母さんマジで驚いたよ。
髪を括ろうとしただけで猛獣のように暴れるワルガキはどこへ行った。


顔を見てもひたすら耐えているのではなく(そもそも彼女の辞書に忍耐という文字は無い)、ごく穏やかな顔でまるで聞き分けの良いお子さんのように殊勝に佇んでいるじゃないの。
普段からこうなら私の人生バラ色なのに。




というわけで四代目も完成~
鏡を見せたら何だかやたらニコニコしてテンション上がっていました。
この後、式のために一旦外へ出てホテル隣のチャペルに移動したんですが、その間も「かぜでおはながとばされちゃう!」などとしきりに髪飾りを気にしてました。
ああっ、まるでお洒落をして喜ぶ女の子みたい
普段からこうなら(以下略)




ともかくそんなわけでチャペルに到着。
母娘(一代抜けてますが)お揃いの髪飾りでテンションアゲアゲです。




真ん中の一代=私は何をしていたかと言うと、せっせとビデオ撮っとりました。
生徒さんの晴れ姿をしっかと映像に収めたいのはもちろんの事、キリスト教系の大学で割と毎日礼拝に出ていたので、チャペルの内装とかパイプオルガンなんかを見るのも大好きだったりします。




挙式後の記念撮影にて。
新郎新婦のブートニア&ブーケもヒデさんの作品なのです
四代目の髪飾りとの統一感が半端ない!!




披露宴開始に合わせて、四代目もお色直し。
何しろ我々は披露宴で踊る事になっているので、抜かりなく準備しておかねばなりませぬ。




お料理の数々は見た目にも美しかったです
しかし我々の本分は踊り屋。肝心の時に失礼があってはいけませんので、普段なら宴と言えばワインまっしぐら(泡立ってるとなお良し)な私も今日はワイン封印です
代わりにいちごジュースと呼んでいる栃乙女ダイキリを頂いて穏やかに喉を潤しました


封印の甲斐あって、無事に出演時刻を迎える事が出来ました(※私の立場で無事じゃなかったら重罪である)。
1曲目は宴たけなわの頃に二人でひっそりと踊らせて頂きました。
2曲目はお色直しで我々以上にゴージャスな髪飾りとブルーのドレスを身にまとった花嫁さんも合流して一緒に踊りました

しかし私が花婿さんの視点から見ると思いっきり花嫁さんの姿を遮ってしまうポジションだったのはただひたすら申し訳なかったです
そ、そこも考えて立ち位置を決めるべきだった…ッ
それに気づいたのはこの曲を踊る直前だったので、今更悔やんでもどうしようもない!!
せめて私の位置にいるのがここまで厚みの無い人だったら少しは垣間見えたのに…ッ(笑)
花婿さんには後ほど映像でじっくりと花嫁さんの踊りをご堪能いただければと思います

3曲目は更に人数が増え、四代目も加わって賑やかにフラベイビーを踊りました。
四代目はお客様があんなにカブリツキなのは初めてで緊張していたようです(笑)。
まあ何事も経験だ、我が子よ。




無事に3曲踊り終え、ホッとして席に戻ったところで記念撮影~
フラベイビー組の皆さんです。
前半は私が慌ただしくて撮れなかったけど、式~披露宴前半もお揃いの衣装をお召しになって、さらに思い思いのアクセサリーでコーディネイトしてました




そして花嫁さんと一緒にケアロハを踊った皆さんです。
後ろ姿もゴージャスですね~


無事にお役目を果たしたところでホテルにチェックインしました。




ここでいよいよワイン解禁です。
しかも泡立ってます。サイコー。
お役目を全うした後で飲むべく家から持って参りました。
ハーフボトルよりも更に半分くらいのミニサイズだったのでグラス一杯しかなかったけど、それで充分満足したッ。

ちなみにマミちゃんは山崎さんを連れて来てました。しかも最近店頭で見かけない12年モノだったので、懐かしい~だの美味い~だのと一人で感動していたようです。


披露宴の後で「ステージ良かった! 笑顔がハワイでした」とお褒めくださったお客様や、「素敵だったね」「やっぱり結婚式いいね」と喜んでいるウチの方々を拝見したかぎり、我々からのaloha akuは確かに皆さんに届いたのだと安堵した次第です。



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今月のネイル

2014-11-15 05:44:33 | 徒然話
そういえば、こないだ新調した今月のネイルを載せてませんでした。

落とすのがあまりにも大変だったせいで「フレンチは二度とやらん!」と決意した筆者は(※なおそのテの決意は長くは続かない模様)、今月のネイルを「ラメ&ホログラム」にしました。

しかもピンク。
あまり私のガラじゃないんですけど、ピンクもけっこう好きだったりします。
さすがに可愛らしいピンクは無理がありまくるので(笑)、濃いめの色に限られますが。
特に今回は明日の結婚式で踊る際の衣装にピンクが入ってますので、最初からピンクと決めていたのです


まずはクリアの土台にピンクラメのグラデーションを掛け、次に2種類のサイズのホログラムを貼って頂きました。
ホログラムって爪の保ちが良くなって取れにくいのよ~。
ってまた落とすのが大変ってことじゃん。学習能力無さ過ぎだろ私。

まぁ私の爪はどうでもいいとして、ウチの教室は本番でネイルも自由かつバッチリお洒落する事が出来るので、生徒さん達のネイルを見ているだけで楽しいです
明日は皆さんどんなネイルでいらっしゃるのかしらん


さて、明日というか今日はいよいよ結婚式当日!
※くどいようですが私のではありません(爆)。生徒さんの結婚式なのであります
頑張って踊って参りますね~





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【11/21出発】Hula on ASUKA II

2014-11-14 04:15:55 | ダンス話&スタジオM
日本最大の客船「飛鳥II」がフラ一色に染まるクルーズ「Hula on ASUKA II」が、いよいよ来週に迫りました

このクルーズの開催は今年で4回めとなり、昨年と一昨年は我々も参加させて頂きました。
ちなみに昨年は9月、一昨年は8月でした。
それが何故今年は11月…
私ゃてっきり今年は開催されないものとばかり思っていたよ

ともかく、出発まであと一週間となり、「飛鳥」を検索してこのブログにお越しになる方も増えて来ました。
検索する方の多くは、主に服装についてお調べのようです。
そこで本日は、今年のクルーズに参加される方あるいは来年以降の参加をご検討の方のために、我々の前例をご紹介したいと思います。


このクルーズのドレスコード(午後5時以降に適用される服装の目安)はアロハカジュアルです。
あ、アロハカジュアルって何ぞや…。あまりにも特殊すぎてピンと来ない方が多いであろうとお察し致します。

たぶんアロハカジュアルってのはこのクルーズに際しての飛鳥による造語(少なくとも一般には浸透していない言葉)だと思います。
我々は30年以上フラ業界に身を置いておりますが、このHula on ASUKA II以外では聞いた事もないです。

したがって、いわゆる「クルーズのドレスコードにおける一般的な『カジュアル』に則ってさえいれば、それ以上難しく考えなくて大丈夫という認識で問題ないと思います。
じっさい、明らかにフラ・ダンサーやフラダンス愛好家ではない(私が堅気と呼んでいる)方々はそういう一般的なカジュアルの方が多かったです。


ただ、ごく個人的な見解を申し上げるならば、せっかく「フラ」がテーマのクルーズであり、船内イベントやお食事のメニューもそれに合わせた内容になりますので、たしょうなりともハワイを意識した服装をした方がさらに楽しめると思います。
ハワイアンズの従業員の方が着ているようなベッタベタのムームーなどでなくても、リゾートっぽいワンピースとかサンドレスを着るだけでかなり雰囲気が出ます。
アクセサリーもタヒチアンパールや黒真珠、シェルなど、南国らしいものをおすすめします。
もちろん男性もアロハシャツを着ると気分が盛り上がる事請け合いです(ちなみにアロハはハワイでは結婚式にも着られるれっきとした正装です)。


今まで我々が乗った時の8・9月と違い、アロハカジュアルで過ごすにあたって懸念されるのは寒さです。
しかしおそらく船内は暖房が効いていますので、上着の下はある程度涼しい装いの方が良いと思います。




ご参考までに昨年の我々の装いをちょっとだけご紹介しますね。
これは初日、乗船からずっと着ていた服装です。
余談ですが、昨年までは乗船時にククイナッツのレイを掛けてもらいました。
ククイの色は毎年違います。まあククイはさほど相性の悪い色がないので、それを意識して自分の服装の配色を選ぶ必要はありませんが、やはりハワイらしい装いの方がククイと合います。




2日めの夜のメレフラライヴの時がこちらです。




2日めのディナー。「アロハカジュアル」としては仰々しい気もしますが、飛鳥IIのロビーで写真を撮ったら雰囲気ピッタリだったので後悔はしていないッ。




ナニ先生の船上フラレッスンはこの服装で参加しました。
ごくラフな格好の方も少なからずいらっしゃいましたし、パウを穿いてレッスンモード!!な方も、エッそれ本番の衣装!?!?な方もいらっしゃいました。
なお私のコレは作業着です。現実感半端ない(笑)。
要するに、フラレッスンは色んな服装の参加者が入り交じっているので、周りを気にせず自由な格好でよろしいかと思います。




ちなみに、ミュージシャンとして乗船していらっしゃったホオさんの装いがこちら。
ホオさんはメリモなどで演奏なさる時の盛り盛りヘアスタイルの勝負モードもそうとう麗しいですし、この時のようなさり気ないお洒落も素敵で(アクセサリー遣いもイイ)、どんな服装を見てもぜひお手本にしたいものばかりなのです




ちなみに、同じく検索の多かったお部屋の様子もチラリと。
我々が泊ったのは一番安いカテゴリーですが(笑)、流石飛鳥IIというべきか、船の客室のわりにはかなり広く、有難い事にバスタブもついています。
2台のベッドはくっつける事も離す事も可能です。
また、収納スペースは十分にあるので、このクルーズのように2~3泊分程度の持ち物や衣服の置き場に困る事はまずないでしょう。
我々はリモワから出てるうちで最大のサイズのスーツケースを2台持っていきましたが、このリモワもクローゼットに余裕で入りました。


出発まで残り一週間、今後も検索キーワードを参考にしつつ、乗る方のお役に立ちそうな記事をいたしますね





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