舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

究極の選択

2006-05-31 00:55:33 | ダンス話&スタジオM
昨日は25周年パーティのメインであるダンスタイムについてお話ししたので、今日は余談をば。

グループで発表するのは、原則的に一グループ1曲です。
つまり普通は一人1曲ですが、グループをかけもちしている人は全部のグループで出てOKなので、人によっては2、3曲ステージ出演することになります。

では、いろんなクラスにメンバーが入り乱れてる(!?)うちのスタジオMはどうするのかと申しますと、複数のジャンルをやっている人は、各ジャンルで1曲ずつ出演します。
ジャンルはフラとベリーダンスとボリウッドなので、本人さえ望めば最高で3曲に出演できるわけですね。

ただ、ボリウッドは人数が少ないので1曲で間に合いますが、フラとベリーダンスに関しては全員で踊ってしまっては人数が多すぎてディスコタイムと区別が付かないいきおいです。

そこで、各ジャンル2曲から好きな方を選択することになりました。
フラは夜と昼で曲を変えるということに落ち着いたので、あと問題はベリーダンスですね。
一つはピンクの衣装のベリーダンスで、もう一つはジプシーダンスからの選択です。
皆さんどうもこれに迷ってるようですね。
しかも、何に迷ってるって「どっちの衣装を着たいか」で迷っているというのです。
「ジプシーでお気に入りのスカートも使いたいし...でもピンクの衣装も捨てがたい」という声が盛んに聞こえてきました。

私が思うに、そういう人はジプシーを選んでおいた方がお得です。
なぜなら、ジプシーはプログラムの中間に入り、最後の曲でベリーダンスを踊った後、自由参加のベリーダンスタイムに入るのです。
つまり、ジプシーに出た人はここで別のベリーダンス衣装(それこそピンクとか)に着替えてもう一度踊れるわけですね。

もっとも、昼に訊いた時点ではそういう判断からジプシーに入った人がいる一方で、踊り的にベリーダンスの曲が好きだからそれでもベリーに行くって人もたくさんいました。
最終的には、どっちの曲をより踊りたいかで選んだほうがよさそうですね。

なお、ベリーダンスディスコ1曲目はこういうパーティの場にピッタリのハキームの「あの」曲です。
イベントでも毎回大好評で、踊る人も観る人ものること間違いなしです♪
2曲目は新曲のトライバルなので、シンバル持参したい方はどうぞ!!
ただしこの曲、始まったばかりで本番までには絶対に終わりませんので、途中からはフリーダンスタイムに入ります。
だから、この曲を全然やったことがない人でも無問題。


さて、あしたはレッスンの後で会場の下見に行ってきます。
そこで全員の記念撮影の場所や、ステージの構造、フロアをどう作るかなどを調べてきますね。

がっつり踊りましょう

2006-05-30 03:03:36 | ダンス話&スタジオM
25周年パーティは参加形パーティで、みんなが踊れる機会満載にしようと企画しております♪

踊る機会は大きくわけて2つ:グループごとの発表と、希望者全員で踊れるディスコタイムです。

グループ発表では、一番多くて20人くらいの小さなグループに分け、各グループで選んだ曲を披露します。
出そろった曲目を眺めると、やっぱり一番最近のイベント(4月の骨髄バンクですね)で踊った曲や、グループの十八番を持ってくるところが多いようですね。
このときは他の人たちはステージとその前に設けられたフロアを囲んで座り、ドリンクを飲んだりしながらのんびり鑑賞します。

予定では、グループ発表の最後はベリーダンスで締めます。
そして、引き続きベリーダンスのディスコタイムに入ります。
皆さんだいぶお酒も入っている頃だと思いますので(笑)、ベリーダンスを知らない人も積極的にノッてクネクネしていただければと思います。
曲目はベリーダンスのメンバーが知っている曲に加え、他の人も入れるような曲も考えてます
エジプトのナイル河クルーズで、夜にベリーダンスパーティをやるんですが、ここで宴もたけなわになると、みんなで輪になって行進しながら踊るのです。
ああいう感じにできたらいいなぁ♪

それからバンドにお出まし願いまして、いよいよフラのディスコタイム=「メレフラタイム」の始まりです。
曲目はフラの各クラスでお知らせして回ってますが、ベリーダンス同様、もちろん知らない人もどんどん輪に加わってほしいです。
ベテランの人のなかには「ほとんど踊れるわっ」と今から張り切ってる方もいらっしゃいますので、会場でそういう方を見つけ、見よう見まねで踊るのも賢明なテです。
ディスコタイムが始まったら、椅子を後ろに退いてフロアをさらに広くし、みんなで踊れるようにします。
特にノッている人はステージに上がっちゃうのもアリです。

あと、生バンドで心配なのはやっぱり「音が取れるのかしら」ということだと思いますが、この点は無問題
私やマミちゃんのどっちかは必ず見えるところにいるようにしますので、カンニングしつつ踊ってくださいね。


そうそう、今日レッスンがあった読売文化センターのエレガントフラ月曜クラスの新人さんが、一緒にグループ発表に出てくれることになりました
どのくらい新人さんって、4月の骨髄バンクの最終練習日が彼女たちの初めてのレッスン日だったのです。
ということは今日でせいぜい4回目...
最初からどんどん出演してくれる新人さんは少なくありませんが、ここまで新しいうちから「出ま~~す!!!」と高らかに宣言してくれた人たちはさすがに珍しいです
思わずメンバー一同拍手と歓声を贈ってしまいました。

その新人さんの一人は、初レッスンの時に私たちが練習していた骨髄バンクに早速観にきてくださって、大いに楽しんでくださったそうです。
やる気充分なだけあって、ベテラン揃いのクラスなのにかなりキャッチアップしつつあるあたり流石です。

やっぱり、新人さんまでみんな一緒に踊ってこその25周年ですよね!!
私もレッスン張り切ろ~っと

火の女

2006-05-29 01:31:47 | 徒然話
最近25周年パーティに向けてコン詰めていたためか肩のコリがたまってきたので、今夜のF1モナコグランプリ決勝に備えるべくマッサージしてもらってきました。

(ちなみにモナコGPは無事アロンソの優勝で終了!! これもひとえに私がアロンソの後ろにヒタヒタと迫っていた最近絶好調のキミ・ライコネンに「やめてキミ、来ないでキミ」と禍々しい念を送り続けたおかげです。ああしかしまさかそのキミの車が黒煙あげてリタイヤとまでは予想だにせなんだ。そ、そこまで呪ったつもりはなかったのよう。ほほほ本当だよう!! でもなんとなく心苦しいので次回のレースではちゃんとキミの武運も祈ります。やっぱりアロンソの次だけどね

ま、マッサージの話に戻りましょう(笑)。
そこでは心理テストに基づいてマッサージオイルを選んでいただくことになっており、45項目からなる質問に答えました。
質問は「寒いより暑い方が好き」「気が長い」「走る、飛ぶなど動きのある夢を見る」など。
それらが15問ずつ3ブロックに分けられており、どのブロックに「はい」が一番多く付いたかで結果が出ます。

私の場合、「はい」の数がそれぞれ5個・12個・5個となり、ぶっちぎりで真ん中のブロックが多かったため、「ピッタタイプ」と診断されました。

ピッタタイプとは何ぞや??と結果を読んでみて愕然。
こここ、これ、まさしく私のことじゃないですか....

あまりにピッタリ(ってオイ)なので、ここに全文を引用してみます。ついでに私がとりわけ「あぁあァァ~~!!!」と絶叫したところに関しては強調とかしてみます。

「ピッタタイプの特徴

ピッタのクオリティ(と水の質)をたくさん持っている方は、
親切で喜びにあふれ、自信に満ちて勇敢です。
話も上手で、はっきりとした自分の意見を持っています。
火のような鋭い知性と集中力に恵まれ、
秩序と合理性も兼ね備えています。
志が高く、人の上に立っても優れた指導力を発揮します。
ただし、そのピッタのバランスが崩れると、
イライラして短気で怒りっぽくなり、
敵意や自己批判がひどくなり、遅れや無駄が許せず、
周囲と衝突しやすくなります。


...ど、どこから見てたんですか私を(※特に短所)!?!?
さらに解説を加えるならば、「はっきりとした自分の意見」というくだりは単なるガンコと言うこともできましょう。
「火のような鋭い知性と集中力」なんて言うと何やらすごい能力のようですが、一夜漬けでテストとかセンター試験を突破してきた火事場の莫迦力をかっちょよく言えばそんな感じになるかもしれません。

欠点については解説など要りませんね。まんま私ですから。

私が火の女神ペレなみの気の短さであることは周知の事実です。
ほかにも何かとペレの性格には共感できる部分があるので、私が火のタイプであることには大いに納得できました。

そうかそうか、だから気性の激しいスペイン人のアロンソが大好きなのね。
好きすぎてライバルのキミに禍々しい念を送っちゃいすぎてマシントラブル起こしちゃったのも、これで納得できました。
(※注:惚れっぽいのもペレの性格です)

ちなみにマミちゃんはどの項目も同数。
ただし、診断を見ると「変化を好」み「豊かな想像力」をもっているが、エネルギーなど「何でも浪費する傾向」があるという「空と風の質」ではないかと思われます。

お誕生日セット

2006-05-28 03:09:22 | 美食礼讃
24日のマミちゃんの誕生日ディナーに、宮環沿いの「ばんどう太郎」に行きました。

ばんどう太郎は去年できたばかりのお店で、「めん房」と謳っているだけあって麺類が主力メニューなのですが、それ以外のメニューも結構おいしいお店です。
私たちは御膳ものを気に入って取っていますね。
特に、1200円から1600円くらいのメニューは、和食ファミレスっぽい外観から想像するよりずっと本格的な味です。

しかも、このお店の良いところは味だけでなく、店員さんの感じが非常に良いということです。
客のニーズにキメ細やかに応えてくださり、混雑時でも電話予約を受けてくれるなど、ありがたいサービス満載です。

そんなばんどう太郎で究極のうれしいサービスといえば、大人もお子様ランチを頼めるということです。
しかも某ファミレスのように60歳以上でなきゃダメとか、法外に高い金額を要求(いやマジあるんだってそういう店)なんてことはなし。
ある日おそるおそる訊ねたところ、ごくフッツ~~~に快諾してくださいました。

そこで日を改め、マミちゃんの誕生日に行った際に頼んだのがこちらの「お誕生日セット」でした。
です。

お値段は1200円、お子様メニューとしてはお高めですが、さすがにお誕生日向けのゴージャスなラインナップです。
例えばデザートは2種類:ケーキとプリンです。
その他、海老フライや唐揚げ、フレンチフライ、お寿司3種、冷たい蕎麦(冷or温や蕎麦or饂飩は選べます)等が巨大なプレートの上に盛り合わせられているのですね。

ケーキには蝋燭が3本ずつ付いていました。先日の私の誕生日の際はお祝いが無かったに等しかったため、私も蝋燭を吹き消しました(笑)。

そんな私たちだって、普通は大人のメニューを食べているのですが、今後も何かお祝い事があったらこのお誕生日セットを取ろうと画策しております。

踊ってきました!!

2006-05-27 23:47:31 | ダンス話&スタジオM
ワールドオーキッド2006inろまんちっく村、今年も無事終了しました~

...と言いたいところですが、実はちょっとばかし無事ではありませんでした
なぜならば、出演直前になってMDの不具合が発覚したのです...!!

悲劇は11時からの第一部直前にやったリハーサルの最中におこりました。
順調にリハーサルをこなしていき、最後のジプシーダンスをやっている真っ最中に、いきなり曲がストップ。ウンともスンとも言わなくなってしまったのです!!!
どうやら、MDとプレーヤーの相性が合わなかったようです。

さて青くなったのは私です。
イベントでの仕事はいろいろありますが、その中でも一番大切なのが音源の準備です。
うちではテープからMDに移行したあたり、つまりかなり以前からこれは私の仕事です。
A型の私はこの手の仕事を恐ろしくきっちりやるタイプで、おかげで今までは幾多のトラブルに遭っても切り抜けてきたのですが、今回に限ってセカンド音源を用意してなかったのですね。

私は自分のバカさ加減をなじりました。
メンバーは既に本番に向けて準備万端、テンションも上がっています。
しかしここで最後の曲が出来ないなんてなったら、100%私のせい。いかなる申し開きもできません。
しかし自責の念にかられていても何も解決しないので、車を漁ってほかのMDをかき集め、なんとか同じ曲を探し当てました。

まあ結局、私の殺気を感じてくれたのか正常に動くようになったので、ホッとひと安心でした。

かようなトラブルもありましたが、いざ本番が始まってからは問題もおこらずスムーズにいきました。
お客さまもたくさん観に来てくださって、ステージが客席と同じ高さなのをいいことに、ダンサー総出でお客さまの間に出張サービスなどもしました。

お昼をいただいた後の第二部は2時からでした。
ステージでリハーサルをしていると、早くもお客さまが集まりはじめ、みんなテンデンバラバラの格好でテキトーに(ジプシーダンスなのにスカートもなしで)練習しているのに拍手をいただいてしまい、心苦しさからたびたび「本番は2時からで~す」などと叫びながら踊りました

本番15分前には客席は既にいっぱいで、立ち見まで出ている始末。
そこでスタッフの方が椅子を運んで来てくださいました。
始まってからもお客さまは増える一方で、先ほど出張サービスした通路も客席にかわっていました。

蘭に華を添えようと頑張った甲斐あって、お客さまはとても喜んでくださったそうです。

終わり良ければすべて良し...なんて言ってられるのは、運良くMDがかかったからにほかなりませんね
私は反省しなくっちゃ...

E Ho'omakaukau

2006-05-26 03:42:17 | ダンス話&スタジオM
スタジオM25周年記念パーティまで、ちょうど後1か月となりました!!

今日だいたいの人数が分かったので、各方面にお知らせしました。
特に早くしなければならなかったのは記念品の発注で、今報告しないと間に合わないおそれ大だったので、生徒さんたちにも早々と「参加人数を教えて~~」とお願いしていたのですね。

記念品(内容はまだ謎ということで)はぎりぎりの数しか作らないのですが、一応たしょうは余分に頼んでおいたので、まだ何人かだったら増えてもOKだと思います。

結局、パーティには多くの方が参加してくださることになり、ほんとに嬉しいです
なかにはグループ全員で来て下さるところもあり、皆さんに楽しみにしていただけて、ますます準備に気合いが入ります


ということで、このところ我が家の会話はそればっかり(笑)。
今日は例の記念品「1」および「2」(内容はまだ内緒なんですってば)がひとまず仕上がったので、皆さんにお配りするチケットやプログラムの計画を立てています。

あらかじめ参加者は分かっているので、チケットは当日会場でお配りします。
そこにドリンクとお食事の引換券を付けて、好きな時に取りに行けるようにしようかと思ってます。
というのは、グループ発表の時間が人によってまちまちなので、食べたり飲んだりしたいタイミングも各自で違うのではないかと思ったからですね。
もちろん、受付後すぐに受け取っちゃっても大丈夫です。

食事とドリンク券を切ったあとの半券は、会場内での身分証明書にもなります。
広い会場に大勢が集まるし、全員の顔が分かるのは私たちだけなので、危ない人が勝手に入っては困ることから、パーティ中はこのチケットに名前を書いて身に付けておいてもらおうと思います。

途中で車に物を取りにいきたい時や、会場の外で写真を撮ってきたい時(会場の敷地はまるでヨーロッパの街並のようですし、綺麗なお庭もあるのです)などは、特に必ずこのチケットを持って出られることをおすすめします。

なお、ランチと引き換えに集めたお食事券はパーティ終盤のアトラクションに使いますので、時間のある方は最後まで会場にいらっしゃると、チョットいいことがあるかもしれません

プログラムは、パーティ直前のレッスンでお渡しできると思います。
ここに今書いたような細かいことの説明や、パーティの流れなどを書いてお渡ししますので、当日はどうかお忘れなきよう...って言ってる私が一番危ないぞ(笑)

原稿完成~!!

2006-05-25 01:40:18 | ダンス話&スタジオM
ふうぅ、ようやく記念品「1」のオリジナルプリントの原稿が完成しました
これのデザインも私の担当なのです。
私の技術ではコンピュータで思いどおりのデザインを作ることができないので切り貼りというおそろしく原始的な作業に頼りつつもなんとか出来上がりました。

デザインは過去に作った発表会プログラムの表紙などの反省点をふまえ、インパクトがあってウチらしいイメージを目指しました。

イラストは、自分で描いた大きなハイビスカスが一つ。
文字の途中にもハートを入れたし、ピンクで印刷するので、可愛いものが出来上がると思います

さて、これから記念品「2」のデザインを考えたら、明日印刷屋さんに出して後は出来上がりを待つばかりです。
(といっても待ってる間にやらなきゃならないことはたくさんありますが...)

理想どおりに出来上がってくるのか、今からちょっとドキドキです。

今度はマミちゃんの誕生日

2006-05-24 03:18:33 | 徒然話
本日5月24日は、母マミちゃんの誕生日です。
そう、2日生まれの私とものすごく近いのですね。
とはいえ、ちょっとのところで私は牡牛座、マミちゃんは双子座なので、性格はまるっきり違うのですね。

実はマミちゃん、あんなにケーキ狂いなのにもかかわらず、去年は何やら取り紛れてしまいケーキを食べ損ねてしまいました。
そのため、今年こそ食べるぞ食べるぞ食べるぞと息巻いております。
さっそく先ほど前夜祭として巨大なカップのプリンに付きあわされました。
ううう、胃がもたれるよう...。

(※注:牡牛座の私と双子座のマミちゃんを最も大きく隔てる点は、甘いものへの執着度でしょう。私は必ず辛いもので中和しないと甘いものを受け付けないのに対し、マミちゃんは一日中甘いものばっかり与えておいても平気です。いや体型的には平気じゃないんだけどさ。)


さて、それでは誕生日恒例のぶっちゃけ企画に参りましょう。
私の誕生日には自分の出生の秘密をバラしましたので、今日はマミちゃんの隠された過去(いや、だから誰も隠してないって)を暴露いたします。

マミちゃんは19××年(※自主規制)、東京で生まれました。
しかし小さい頃から転校を重ね、都内を転々とした後、神奈川などにも引っ越してから最終的に中学時代に栃木県にやってきました。
なお、彼女は転校するやいなや当地のガキ大将になるというすばらしい才能を持ち合わせていました。ってあんたはジャイ●ンか。

といっても、彼女の素行が問題視されて転校が続いたわけではありません(と思う...たぶん...)。
彼女の父(つまり私の祖父です)の仕事の都合でこうも転校しまくったのですね。

彼女の父である良美(よしとみ)さんは、以前お話しした骨折しても皆勤賞の強者です。
この良美さんがとにかくあらゆる点で強者で、貧しい家に生まれたのになぜか幼少からヴァイオリンを学んで音大を出た上、建築についても専門家なのであのスタジオMのピンクの建物は彼の設計です
建物より小さなものとしては、スタジオや発表会のステージで使う照明板も作りました。
もう少し小さなものとしては、滑り台やおもちゃのワゴンも作りました。
さらに小さなものとしては、ラジコンカーのような動くおもちゃも作りました。

彼が作ったものを挙げてもキリがないので、他のエピソードを紹介しますと、彼は自分の孫(=私)の幼稚園の運動会でお父さんたちに混じって駆けっこに出場しましたが、そんじょそこらのお父さんではヒョウヒョウと走る良美さん(60代)に勝てませんでした

父親がかように強者なので、マミちゃんは彼がなんでもやらせてくれるのをいいことに、乳母車に乗ってダンス教室に通い、4歳からドラムを始め、ついでに歌もうたって合唱団でレコードとか出しました。
中学生になってからは、当時栃木県にまともなダンス教室が無かったため、東京まで通ったそうです。

しかしそれでも飽き足らず、マミちゃんはついにハワイへダンス留学を決意。
この期におよんでも私の祖父は快く送り出しました。ちょ、ちょっと待ってよ。1ドル360円の時代じゃないですか
当時私は原子の欠片にもなってませんから言えた立場ではないのですが、親の苦労を考えないマミちゃんもマミちゃんなら、平凡なサラリーマンなのに娘を留学させる父親も父親です。
やっぱそうとう強者ですこの人達。


ともかく、マミちゃんはオアフ島のイリマフラスタジオに入りました。
クムの名はルカ&ルイス・カレイキです。
マミちゃんが留学していた'70年代当時、最も力のあるクムであったといわれ、フラレアの創刊号には「メリーモナークを競技会形式にした人物の一人」と紹介されていました。
確かにその頃の優勝者リストを見ていくと、このクムと教室の名があちこちに見られます。

マミちゃんはダンスと名の付くものなら何でもやりたがるタチなので、タヒチアンやニュージーランドのダンスなどはもちろん、ファイヤーダンスも勉強しました。
夜は夜で遊びに行って踊っていたそうですから、文字どおりダンス漬けの数年間だったようです。

帰国後、マミちゃんはダンスを教えはじめました。
といっても、彼女の母親もダンス教師でしたから、その頃から数えると半世紀に達するのですが。

こうして始まったのがスタジオMです。
25年前の最初期はその頃両親がやっていたお店の一角で始めましたが、私が生まれる前に先代のスタジオができ、現在のピンクのスタジオ(良美さん設計)に移ってからは今年で約20年になります。

これまでの25年間、たとえ私が生まれても彼女は教えることをやめませんでした(詳細は2日の記述を参照のこと)。
そして、教えることと同時に学ぶことに関しても現役です。
こないだのメリモでも彼女なりにそうとういろんな点でインスパイアされた模様です。

いずれにしても、良美さんから強者の血を受け継いでいるマミちゃんが今後どのように進化してゆくかは、23年間付き合っている私にも分かりませんな。
まあ、付き合っていて飽きない相手であることは確かです。なんたって他人が飽きる前に本人が飽きますので。

オリジナルネームタグ

2006-05-23 03:58:26 | ダンス話&スタジオM
25周年パーティのオリジナルグッズは、なるべくかわいくて実用的なものがいいと思いつつ製作中です。
さっそく会場内でも使えればベストなのですが、参加者全員お揃いだと、他の人のと取り違えちゃったりしたら大変ですよね
そこで、記念品に名札をつけて名前を書いておいてもらおうと考えました。

せっかくなので名札もかわいい方がいいと思い、方々当たってみて実は今日も東京で探したりしたのですが、理想的なものはなかなか見つかりませんでした。

そこで、この際だからと思い私が自作してしまいました
何の変哲も無い名札を用意して、サイズがピッタリの名刺カードに印刷したものをセットし、オリジナル名札を製作しました。
それも名前が書いてあるだけじゃつまらないので、裏側をハワイアン柄にしてみました。

柄はA4サイズの台紙いっぱいに印刷し、それをミシン目に沿って切り取りますので、少なくとも12種類の柄があります。
どれが当たるかはお楽しみです(笑)。
もっとも、どれに当たってもそれなりに可愛くなるよう心掛けてみましたが...。
色はオリジナルグッズの柄に合わせてピンク地にしました。

本当は柄を描くところから自分でやりたかったのですが、これまでやっているといくらなんでも時間的にキビシ~~~ので、今回は既製の柄でいきます。
なんといっても「明日できることは今日やるな」がモットーというおぞましい人生を歩んでいるため、当日に何か間に合わないなんてことのないよう、早めに準備していかないと...。

でも、「家が会場の近所だから何か手伝いますョ」なんて言ってくださる優しい方たちもいて、ホントありがたい限りです

CD Review: "Come Closer" Tarkan

2006-05-22 00:56:33 | 徒然話
こないだ西洋で最も愛する男性アーティスト・マーク様について熱く語りましたので、本日は東洋の雄・Tarkan(タルカン)様について語らいたいと思います

画像はタルカン様の最新作にして初めての全曲英語詞のアルバム、"Come Closer"です。

まずジャケットをご覧いただけばお分かりのように、タルカン様のヴィジュアルは比類なくセクシーです。
緑にもグレイにも見える瞳といい、長~い睫毛といい、濃~~い顔立ちといい、どこから見ても色っぽいというよりエロっぽい
しかも、年々セクシーさが凄みを増してます。

そして、歌声もこの外観を裏切らずたまらなくセクシーです。
なおかつ、歌唱力も作品を出す毎にめきめきと磨かれ、タルカン様を一躍有名にした「Simarik」(Chu! Chu!でおなじみ)の頃に比べると別人のような巧さです。

そんなタルカン様が満を持して出した全曲英語のアルバムが「Come Closer」。
私はもちろん速攻買いました

まず聴いて驚いたのは、今までに比べて歌声がエロくないことでした。
これが彼の作風の変化によるものなのか、それとも英語とトルコ語の持つ音の違いによるものなのかはまだわかりませんが、今までより湿度が低くなったような気がする、甘い歌声です。
まあ、相変わらずセクシーではあるんですけどね
しかしこの歌い方でも相変わらずグッときます。英語の発音も美しいし、たまに入る低音の囁きがより際立ってゾクゾクです。

加えて、オリエンタル色を前面に出したサウンドも素晴らしい!!
全曲英語といえば、もちろん英語圏のマーケットを意識しているに違いないのですが。
たとえば、日本人アーティストがアメリカに進出しようとするとき、多くの場合一生懸命アメリカの真似をしようとして失敗しているように見受けられます。
しかしながらタルカン様は、今までの作品と同じくオリエンタルな旋律を活かしたサウンドで、おもわずドロップヒップやシミが止まらなくなります。
モダンでありながら、ベリーダンスもばりばり踊れるのがタルカン様の曲の魅力なのですね

3曲目の"Why Don't We (Aman Aman)"はラップも入って相当カッコよく、特にオリエンタルテイストの"Bounce"はタルカン様のセクシーさがいかんなく発揮されていますし、"Shikidim"はかつてトルコ語で歌われていたものの英語ヴァージョンなので、私のような長年のファンにはたまらない一曲です。

とにかくどれを聴いても文句なしにカッコいいので、暇さえあれば(というか暇がなくても)聴いていても飽き足らず、着メロまでこれにしてしまいたい気分ですが、いかんせんトルコのアーティストはマニアックらしく、どんなに検索かけても見つかりません...。

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