舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

古泉会にて

2009-03-31 23:24:18 | ダンス話&スタジオM
先週金曜、宇都宮で行われた「古泉会」の会合にて、アトラクションで踊ってまいりました
こちらは出演前、控え室の金屏風()の前で撮っていただいた集合写真です。
そう、またデモ用に読売フラのドレスを着たんですね。

こないだはセルフポートレイトだったため首から下がほとんど写らなかったので、マミちゃんと私がちゃんと並んで写ってるところを載せてみます。
って、しゃがんでたらまた全貌が分らないですよね(笑)。
まっ、全貌は来月12日のフェスタmy宇都宮にて初お披露目ってことで

ただしフェスタの際は、帽子はちょっと違うものを被ります。
この画像で被っているのはイタリア製の手作りの既製品で、同一のものがほとんどないため、デモ用になるべく似通ったものを二つ手に入れましたが、全員分揃えるのはちょっと無理でした。
ということで、お揃い用の帽子はオリジナルで作っていただきました。もちろん、皆で着る時は我々二人もそちらを被ります。
この既製品より軽やかな印象で、実はこれも今月号の某モード雑誌(ドレスが載ってたのとはまた別の)にかなり近いものが載っています...。どんな偶然だよ。形がそっくりな上、被り方まで同じ.....。昨日と同じ事言っちゃいますが、...デジャヴ?

デジャヴ?

2009-03-30 23:47:34 | ダンス話&スタジオM
母マミちゃんにとって、ファッション雑誌というかモード雑誌は衣装のインスピレーションを得るための大切なソースです。
といっても、そこに載っているものをそのまま使う事はまず無く、掲載された多くの写真からヒントなり流行なりを掬い上げるのです。

マミちゃんが参考にする雑誌のジャンルはほぼ一貫しており、私あたりには同じにしか見えなくても、その中でもやはり好みの雑誌とそうでないのがあるようです。
たとえば同じパリコレでも、膨大な写真をすべて掲載するわけにはいきませんから、雑誌によってその取捨選択にセンスが顕れるのです。ってコレ、前も書いた気がしますね。

ちなみに、最新のモード雑誌をパラパラすると、今度の読売フラの衣装とかなり同じ路線の装いを見かける事が出来ますが、これは決して偶然でもなければ、マミちゃんがパクった所為でもありません。
流行というのは一つのシーズンのコレクションでいきなり表出するものではなく、その前からじょじょに起こっていた傾向が、あるシーズンで満を持してメインに来ることがほとんどなため、推理小説の伏線を読み解いていくがごとく前々から流れを読んでいけば、流行の先をいく事が可能なのです。
可能なのです。ったって、私にゃ出来ませんけどね(笑)。

そういえば、先日ついに某モード雑誌の最新号で、読売フラと同じ路線どころか色もシルエットも激似のドレスを着た女優さんを見つけてしまいました。
丁度現在発売されてる雑誌ですから、雑誌名や女優さんの名前を明かすとバレてしまうのでここでは語りませんが、うちのドレスの完成日の方が明らかに雑誌の発売日より前でしたから、決してパクったのではない事をこの場で宣言しておきましょう(笑)。

マミちゃんはこの先読みが大好きで、そういう人と一緒にオセロとかやるとロクな事になりません。私はもう、一生対戦したくない...。
タチの悪い事に、まだ相手が打ってもいないうちに「こう打って来たらこう出よう」ってパターンを何通りも考えてしまうのです。
私みたいに直感主義で「今一番たくさんひっくり返せるとこ」に走ってしまうような人間では、未来永劫負けっぱなしです。

同じく彼女の趣味に、ビルボードで赤丸急上昇作品を発掘するというのがありました。今ほど忙しくなかった頃の趣味ですが。
ビルボード、つまりアメリカのヒットチャートを100位とかから見ていき、目覚ましい伸び方をしている(けどまだみんな未注目の)アーティストや作品を見つけては買い、しばらく経ってからそれがブレイクすると、わが事のように得意がるのです。

ただし、自分のお眼鏡にかなわないものに対しては容赦ない人間ですから、いくら今流行していても「アレは変だから定着しない。流行はすぐ終わるね」とバッサリ。
そういうものはどれだけ流行っていようとハナから手を出しません。
フラ大会の衣装を見て(ってもちろんうちが参考にするのはメリーモナークだけですが)流行の兆しを読み取っても、マミちゃんのセンスと合致したものだけを取り入れるようにしています。

先を読んでいる時のマミちゃんは興奮していて手がつけられません。
そういうときの私のお役目は、ひたすら彼女のインスピレーションを絵にし、「そうじゃないでしょ」という容赦ないツッコミを浴びては「私ってもしやM...」と悩みながら、イラストを彼女の求めるものに近づけるべく精進するのでありんす。

デパート@アラモアナ

2009-03-29 00:44:02 | Hawai'i
土曜夜の『世界弾丸トラベラー』という番組で、司会の3人がハワイに行った..のはよかったのですが、今日放映された前編を見る限り、ハワイにおいて非常に重要な部分が欠けていました。

そう、アラモアナです。
ごめんベタで。


ベタなれど、アラモアナは我々にとって決しておろそかに出来ない重大スポットです。
私はアラモアナとともに育ってきました(←これは決して誇張ではない。私は20年以上にわたり、アラモアナが際限なく巨大化して今に至る過程を見て来たのだから)。
20年前の面影はだいぶ薄れてしまったとはいえ、アラモアナには私の幼少や青春の思い出がたくさん詰まっています。
だからどうしたってこの愛を捨てずにはいられないのです。

とはいえ、余りにも巨大になってしまったアラモアナ、オススメ店だけに絞ってもすべての店舗を紹介する事はとても出来ません。
そこで、今日はとりあえずアラモアナに入っている4つのデパートをご紹介しようと思います。


アラモアナの東西南北を司る(かどうかは分りませんが4極に存在する)デパートを高級な順に並べると、以下のようになります。

(1) ニーマン・マーカス
(2) ノードストローム
(3) メイシーズ
(4) シアーズ


「高級」というのは品揃えとその値段だけに限った話ではありません。
陳列の密度、レストランのランク、果てやトイレや試着室に至るまで、いろんな要素がこの順です。
つまり、もうおわかりの事と思いますが、トイレは迷わずニーマン・マーカスを利用すべきです(笑)。
コレ、昔は誰も知らない穴場情報だったのに、今じゃスッカリ有名だよな...。

しかしトイレだけを利用させてもらうんじゃ悪いので、レストランくらいは使っておきましょう。
というわけで向かうのが最上階のメインダイニング「マリポサ」です。
高級感漂うレストランですが、大丈夫、ランチくらいなら気楽に利用できます。っつーか我々もランチでしか行きません(オイ)。

問題なのは予算よりむしろ時間ですね。海に面したバルコニーのある店内は開放感にあふれていて、開け放たれた窓からはハワイの海側のさわやかな風が吹き込み、天井のファンがゆったりと回り、籐の椅子や落ち着いた色合いのインテリアが極上の食事どきを演出してくれるだけあって、1時間かそれ以上を食事に割ける時間的余裕がないと、ここでお食事をいただくのはちょっと勿体ないです。
我々はここでいつも2時間くらい使いますね。

でも、ここで使う時間は2時間だろうが3時間だろうが、決して無駄な時間ではありません。
できるだけスケジュールをいっぱいいっぱいに詰めるばかりが有効な過ごし方とは限りません。むしろ、こうして十分にハワイらしさを満喫した時間の方が、後になって鮮明な記憶となる事が多いのです。


2番めに挙げたノードストロームは、最も新しいデパートです。
このデパートだけでなく、ノードストロームへ通じる道の一帯が新しく作られたエリアで、お店がもの凄くたくさん増えました。
これらの新しいお店の中にも、けっこう良いアパレルショップが入っていますので、ノードストロームへの道すがら見ていく事をおすすめします。そうすると、なかなか本題のノードストロームにたどり着けないのが難点ですが...。

ノードストロームは一見、高級そうに見えますが、ニーマンマーカスに比べたらかなりお手軽な品揃えなので、壁沿いにあるブランドコーナーにビビらず(笑)果敢に見て回る事が肝要です。
ブランドと言ってもジューシー・クチュールのような手の届きやすいものも沢山あり、また、日本語はあまり通じませんが店員さんが適度に親切なので(※無駄にストーキングして回ったりはしないという意味)、充実したショッピングを楽しめます。


そして3番目のメイシーズは、我々にとって非常に特別なお店です。
一昔前、ここは「リバティハウス」という名前のデパートでした。それが全米チェーンのメイシーズに買収されて今に至るのです。
買収されたとはいえ、内容はかなりリバティハウス時代のそれを踏襲しています。化粧品や靴売り場など、基本的な構造も往時とほとんど変わりません。
しかも、何より嬉しい事にリバティハウス独特の香りが今もしっかり息づいています。
私は幼稚園に上がる前に初めてハワイを訪れた時から、このリバティハウスの香りこそハワイの香りだと強く認識しているため、いつもハワイに着いてこの香りをかぐとこのうえない幸福感に包まれます。
ただしアラモアナ店はスタバが入っていたりして若干オリジナルとは違う香りになってしまっているため、この香りを堪能したい時は、ワイキキ店の方がオススメです。

もちろん、ここの魅力は香りだけではありません。
高級度で3番目というだけあって、品質と価格のバランスが丁度いい感じです。地元の人が着る普段着~ちょっとおしゃれなくらいの服を、カジュアルな(けどゴチャゴチャしてるってほどではない)店内で探す事が出来ます。

2階は比較的若者向けの服があり、週末放課後はパーティーで着るドレスを探す地元の女の子達で大混雑となるため、ロコガールの生態やファッションチェックをしたいのでない限り、避けた方が無難です。売り物はどこに何があるか分らないほど散らかってるし、試着室は満室ですから。

3階はもっと落ち着いた雰囲気の中、ハワイブランドのリゾートらしいウェアやフォーマルドレスを取り扱っています。
その売り場の奥には素敵なレストラン「パイナップルルーム」があり、リージョナルキュイジーヌが気軽に楽しめる上、ロバート・カジメロさんがプライベートで訪れているのを見た事もあります(ってそれは関係ないケド)。
ここも事前に予約しておいた方が無難ですね。


最後のシアーズは、リバティハウスが途中でメイシーズに代わってしまった事を考えると、最も昔からあるデパートです。
デパートというより量販店ですね。完全地域密着型の、普段着はもちろん家電製品なども扱っているお店です。
日本語はほぼ通じませんし(っつーか日本人をまったくと言っていいほど見かけない)、洋服売り場はちょっと陳列密度が高くて見て回るのがたいへんですが、地元の雰囲気を味わい、いかにも普段のハワイらしい服や日常遣いのサンダルを求めるには最適のお店です。
通路の真ん中に丸テーブルがおいてあって、時計やアクセサリー、クリスマスのような季節の商品などがものすごいセールになっている事もあります。
そういったものは本当の安物ではなく、掘り出し商品である事が多いので、整理が行き届いてなくて見づらいのを気にせず探せる根性があれば、良いものに出合える事も。

ちなみに、このシアーズとニーマン・マーカスのトイレを見比べると思いっきり高級感の違いの象徴みたいになってますが、ドアの上と下がきょくたんに大きく空いてるシアーズのトイレも、それはそれでハワイらしくて懐かしく、わざわざ立ち寄ったりしています(笑)。
やはり、思い出というのはあんがいそういう何気ない日常の一コマに残るものなんですな。

『Genji』最終回

2009-03-28 02:23:24 | 徒然話
アニメのうち原作を持つものの中には、「原作の進行をアニメが追い越してしまった」「原作者とアニメの作り手との間に齟齬が生じた」などさまざまな理由によって、原作とはかけ離れた展開に走る作品がしばしばあります。
ということで、昨日の『Genji』および先ほどの『黒執事』のお話です。
そう、つまり、私がハマったこの二つの作品はいずれも、原作から遠くブッ飛んだ締めを迎えたわけですね。

結論から申しますと、私は原作至上主義ですから、原作に忠実なアニメや映画を好みます。
原作と違う展開やラストにしたいのなら、翻案という形をとればよいのです。たとえば結末を180度変えてしまったディズニーの『リトル・マーメイド』みたいなものですね。
(あれはもう、アンデルセンの原作とはまったく別の、ただ「人魚姫が陸の王子に恋する話」って部分だけが共通しているという認識で楽しむべき作品です。)

原作者本人が違う展開を求めて自らアニメや映画用に異なるストーリーに書き直したのならもちろん野暮は申しませんが、原作者でない人が勝手に展開を書き換えた場合、私はそれを容赦なく「改竄」と呼んでおります。

ちなみに、いままでのワースト・オブ・改竄といえば、NHKが制作したアニメ『十二国記』だと思います。
だって主人公の陽子と一緒に2人ものクラスメイトが異界に飛ばされたんですぞ。アレはそもそも陽子が完全なる独りで異界に放り込まれたんじゃなきゃお話が進みません。

あとテレビ東京の『ケロケロちゃいむ』も凄まじい変えっぷりでしたね。
まずあれを担当したアニメーターさんがそうとう絵をオリジナルに変えてしまう人だったようで...。他の作品を見ても、全部その人のテイストに変え切っていたからなぁ。
それ自体は可愛かったからいいんですが、ストーリーの改竄はいただけません。最終的にまるで違う代物になってしまってました。

どうせなら『天地無用!』みたいに、いろんな作り手が入り乱れてOVAも映画も小説も漫画もまるっきり好き勝手な展開を見せるくらい懐が広ければ、それはそれで面白いのですけれど。
ただあの作品は、基本設定とキャラクターの作りがもの凄くしっかりしているからこそ、そんなことが可能だったんですよね。逆に言えば、あのくらい根幹の設定がしっかりしていなくちゃ、作り手が入り乱れると作品がグチャグチャになってしまうということです。
ま、私みたいに天地無用!のスピンオフ作品『魔法少女プリティサミー』の方にハマってしまうような似而非ファンが偉そうに言うことではないな(笑)。
いかんせん魔法少女フェチなんで、その辺はご勘弁願うといたしまして。


....う~~、あまりにもマニアックな方向に脱線してしまった(汗)。
昨日と今日のアニメの話ですよね。

先ず源氏...以前から「この話数の中でどうやって締める気!?」と老婆心ながら心配していたのですが、その不安が見事的中!!
何ですかこの最終回は。
特に紫の上に手を出すくだり、美化し過ぎ!!!
何かこないだから「紫の上に手を出すくだり」に異常な思い入れがあると受け取られかねないくらいこのシーンにこだわってますが(笑)、丁度その辺がアニメのラストに来るだろうってタイミングだったのですから、このシーンに注目しているのはあくまで偶然です。

でもまぁ、源氏が手を出した数多の女性達の中でも、「初恋の人・藤壷女御」と「手塩にかけて好みの女に仕立てた紫の上」の二人が別格なのは、火を見るより明らかなことです。

そのうち藤壷女御のエピソードに関しては、しっかり描かれていましたね。藤壷さんの方も源氏に対して並々ならぬ思いがあるにも関わらず、二人の立場上決して源氏に応えるわけにはいかず、ゆえに源氏は手を出そうが足を出そうが永遠に片思いのままという、外道源氏の根幹を形作る重要な要素です。

では次なる紫の上(そもそも彼女に目をつけたのだって藤壷さんに似ていたからです)はどうか。
源氏は紫の上が幼い頃から手元に引き取って養育し、たとえていうなら種から丹念に育てた果物がちょうど熟したところで収穫する...つもりが待てずにまだ実が青いうちに収穫してしまったわけです。完全に変態です。

信頼し尊敬していた「お兄様」がそんな邪な魂胆を持った変態だと知った時の紫の上の絶望たるや、いかばかりであったでしょう。
もちろん、原作ではそんな心情がきちんと描かれています。当り前です。まともな少女(あきらかに少女なんですよ、おそろしいことに)なら、原作の紫の上がごとく、ショックのあまり夜具を被って引きこもりたくもなるでしょう。

にもかかわらず、このアニメの紫の上ときたら、いきなり今までの優しいお兄様の仮面を脱ぎ捨てて「妻として私の帰りを待っていてください」(←※須磨に流される直前)とか素っ頓狂なことを言い出す変態源氏に対し、明らかにうっとりと幸せそうに身を委ねてしまうのです。オイィィィィ!!!

その後の、源氏が前髪の両サイドにおリボンをつけた幼い少女を腕に抱いているシーンなど、いっそ教育委員会が『源氏物語』を有害図書に指定してくれた方が良さそうな不適切な構図でした。
やめてやめてぇ~。変態を肯定しないで~。あまつさえ美化しないで~!!!

....こうして改めてアニメで観てみると、源氏はあまりにも不適切な行動が多すぎるので、教育上やはり源氏に同情する視点ではなく、あくまでも瀬戸内先輩のように冷徹なツッコミを入れながら描かれた方が良いと思いました。


ありゃりゃ。源氏に対して言いたい事が多すぎて、『黒執事』の話題に入る前に莫迦長くなってしまいました。
あくまで執事のお話は、また後日という事で。イエス、マイロード。

骨髄バンク接近中

2009-03-26 03:35:16 | ダンス話&スタジオM
毎年参加している骨髄バンク「命のつどい」チャリティコンサートの時期が、今年も近づいてまいりました。
今年の公演は5月24日(日)、宇都宮の栃木県総合文化センター・メインホールにて行われます。
丁度、今年初めに提出した出演者名簿とプログラムが昨日印刷されて届いた(段ボール数箱分!)ところです。

それによると、我々スタジオMダンスアカデミーの出演は午後1時15分です。たしょうの誤差はあれど、だいたいいつもと同じ頃ですね。
総合文化センターのレストラン「オーベルジュ・デ・マロニエ」あたりでランチしてからお越しになると丁度いい時間かと(笑)。
って、我々出演者は朝一から集合しなくちゃならなくて、それどころじゃないんですけどね。
ま、食事は終わってから(←※衣装のキツさを実感した直後に食べられる無神経さがこの体型のもと)。

出演時刻はいつもと同じ辺ですが、じつは先日もお伝えしたとおり、うちのプログラムはいつもと違います。
まずしょっぱなから我々二人のデモンストレーションです。
たった二人で踊るわけだから、舞台負けしない素敵な衣装と踊りを考えなくちゃ~。...そうです。ご明察どおり、この骨髄バンクでいよいよデモの内容が刷新される予定ではありますが、未だに何を着て何を踊るか決まってません
ま、いつも一週間くらい前にならないとデモの出し物が決まらないものなんですよね。なんせ最も後回しになる案件ですからデモは。

じゃあいつも一曲目に入ってくるスタジオM(日光スタジオ)のフラの演目はどこに行くかというと...何を隠そう、一番最後です。トリです。
これは今回のフラ衣装の特殊性によるものです。このいつもとはちょっと違う衣装を更に素敵に着るべく、「着こなしマニュアル」を作成しましたので、4月のフェスタmy宇都宮や5月の骨髄バンクでは、1月の頃より洗練された姿でお目にかかれることと思います。

その他の詳しい演目は、これからお配りするプログラムをご覧いただくといたしまして。
これから徐々にプログラムとチケットを各クラスに持っていこうと思っているわけなんですが、いかんせん相変わらず量が多い!!
チケット(2,500枚近い)を数えて一人分ずつ綴じ、それとプログラムの数をそろえて用意する作業はなかなかに時間がかかりますので、まだしばらくお待たせしてしまうかもしれません。
どうぞ気長にお待ちくださいね~

祝・WBC優勝!!

2009-03-25 03:43:33 | 徒然話

今日のWBC決勝戦、日本が韓国を5-3で下し、連覇を成し遂げました!!
おめでとう、ありがとう侍ジャパン!!!!



...うわ。この私が「侍ジャパン」とか言ってるよ。
「○○(監督名)ジャパン」てぇニックネームが嫌いな人間のくせに。
でも侍ジャパンだけは別格なのです。だいいち、監督名じゃないし(笑)。
普段の非国民を威勢よく返上し、愛国者になり切って応援しまくりましたよ。

といっても、試合のすべてを観られたわけではないんですけどね。
前半は丁度ハワイ語の時間に被っていたため、一緒に習っている方の携帯ワンセグでちょっとだけ観まして、ハワイ語終了後は階下にある電気屋さんのテレビ売り場に直行しました。

しかし、噂には聞いてたけど電気屋さんのテレビ売り場の有様は凄かった。
店員さんが「通路の確保にご協力ください!」と叫んでいるのですが、そんなもの、とても通じません。集まってる人間の数からして無理です。
あきらかに仕事中のサラリーマンっぽい方が多く、優勝が分り次第去っていく人もいれば、その後の模様まで名残惜しげに見続ける人もいました。

今回、誰より喝采を送りたいのはやはりイチローさんですね。
あらゆる人に「今回のイチローはダメだ」と言われ続けて気の毒だった序盤をよく耐えて、見事な活躍を見せてくださいました。
特に最後の決勝点など、最も求められている場面に最高の形で応える、まったく並ぶもののないプロのお仕事っぷりでした。
もちろん、私は不調の時から応援していましたけどね。それがファンってものです。

またイチローさんはインタビューの受け答えも人柄が出ていて素晴らしいです。
今回など彼のコンディションを反映し、インタビューもそうとうきょくたんな山あり谷ありです。でも、そこがいかにも本音を喋ってくれていると感じられ、どうみてもお変人な語録の数々も、ますます私の敬愛の情を深めるばかりです。

投手ダルビッシュさんも...まぁ、女性の趣味の点では申し上げたいことも多々ありますが(笑)、本業である野球で結果を出してくださればそれでオッケーというものです。
今回も終盤で「うわぁ、そこは押さえといてよぅ!」という場面でおもいっきし打たれちゃった時は蒼白になりましたが、最後の最後でキッチリ三振をとって締めてくださったので、終わりよければすべて良し、です。

次のWBCは4年後です。あ、オリンピックやサッカーワールドカップと同じ間隔なのね。
イチローさんのおっしゃるとおり、4年後のことなんてそれこそ生きているかどうかすらも分りませんが、できうれば次回(あっ、次回大会のとき私ってもう30歳なんだ!!!)もこのように張り切って応援したいと思います

下見にて

2009-03-24 00:37:12 | ダンス話&スタジオM
昨日の書き込みでもお話ししたように、今市でのイベントのあと9月のスタジオM発表会の会場に直行しました。
15回記念公演ということで、いつもとはガラリと違うコンセプトでお届けしようと思っている今回の発表会。
肝心の発表タイムに気持よく踊れるのはもちろんのこと、こないだもチラリと書いた「遊び」の部分でもフルに楽しむべく、施設内をくまなく見て参りました。

で、こちらがその会場での夕食です。
「遊び」にはお食事も含まれているんですね。そして言うまでもなく、我々にとって「おいしいお食事」は遊ぶひとときを楽しむための最重要ポイントのひとつです。
食べることが大好きな(ヤバいだろそれ)我々のプライドにかけ、発表会に参加(出演でも鑑賞でも)する皆さんには、どうしても美味しいものを召し上がっていただかなくちゃなりませんッ!!

今回の下見で私達が頂いたのはバイキング形式でした。
発表会の時はどういう形式のお食事になるか分りませんが、このバイキングから想像した限りでは、きっと何を頂いても美味しいはずです

嬉しいことにどのお料理もこまめに補充され、新鮮なものを頂くことができます。
特に焼き物や揚げ物など出来たてが命のメニューに関しては、その場で作りたてを出してくださいます。

そして、味がとても美味しい!!
私のおすすめはステーキと、一口サイズの種類豊富なケーキですね。
マミちゃんは蟹に喜んでました。ケーキに関しては言うまでもありませんが。つまり、肉好きも魚好きもスウィーツ目当ての人も、そして我々のように守備範囲が異様に広くても(笑)、幅広く楽しむことが出来る内容です。

会場の設備も(まだ全貌が明かせないので抽象的にしか言えないのですが)遊べる要素がいろいろあり、なかなかゴージャスで綺麗ですし、一日中楽しむことが出来そうです。
発表会終了後は、旅行気分でゆっくりくつろげそうな感じがしますね。


満足のうちに下見が終わった翌朝、更に嬉しいニュースが飛び込んで参りました。
WBCで日本がアメリカに勝ち、2大会連続の決勝進出を決めたのです!!!
決勝での対戦相手がまた韓国というのはちょっとイヤだけど、ともあれこれで連覇の可能性が出てきました

それにしても、今回は青木さんの活躍がとりわけ素晴らしいですね。
攻める時も守る時も、プロのお仕事をキッチリこなす青木さん、たいへん素敵です。
元々応援しているイチローさんが序盤の不調を脱し、期待どおりの活躍を見せてくれるようになったのも、とても嬉しいですね。
いつもイロイロ非国民な私も、WBCの時だけは完全な日本びいきとなり、日本代表の皆さんに精一杯の声援を送っているのでした。

そして夜は、9年半続いた『あいのり』という番組が最終回を迎えました。
この番組は...私にとっては笑いを求めて観る番組です(笑)。容赦なくツッコミながら観るという、司会の今田さんのノリに若干近いですね。ツッコミの内容は私の方がもっと黒いですが。

今日も最後まで存分に笑わせていただきました。いえ、ご本人達は本気なのでしょうけれど、たとえご本人であっても後で冷静になって観たらどうしたって笑えてしまうのではないでしょうか。
きっとあの放映、素面じゃ観られないだろうな........。

最終的に気になったのは、もう何人もの女性にやたら惚れられまくっていた「ただっち」という男性です。
いますねこういう人。べつにモテようと狙ってしているわけではないくせに、女子をグッと来させる言動をしてしまう男性。
その言動で、女性はスッカリ勘違いしてしまうわけですよ。
狙ってない(自覚すらない)だけに余計罪深いですね。

けっきょく彼は誰ともカップルにならなかったので、本命の相手に対してどういう振舞いをするのか分らずじまいでしたが(逆に言えばモテるのをいいことに安易なところで手を打とうとしないだけ彼はマシ)、こういう人は絶対、どんな女子とも親しげに接しているように見えても、本命の相手(女か男かは分りませんが)にだけは他とは微妙に違う態度を取るはず。
その辺を比較対照してみたかっただけに、今回突然番組が打ち切られて尻切れ蜻蛉で終わってしまったのは残念でした。

そう、9年半も続いていたわりに、終わり方が余りに唐突で呆気にとられました。
まぁ、制作サイドとしてはもう終わっちゃう番組の余韻に浸る暇があったら次の制作に取りかかりたいのだと思うけれど(笑)、いくらなんでもぶち切り方がえらく乱暴だったような...。

と言いつつも内心一番残念だったのは、レスラーとシュレックが勢いに乗じてカップル成立とならなかったことです。
私の妄想実況も空しく、二人は手をつなぐことすらなく、爽やかな友情の裡に番組が終了してしまいました。残念ッ。

無事終了♪

2009-03-23 01:56:13 | ダンス話&スタジオM
今市文化会館のイベントが、無事終了しました!

こちらの画像で着ているのが件の読売ドレスです。
って、またまたアップ過ぎてわからん(汗)でもなんとなくモードな感じはお伝えできるのではないかと。

さっきはこの衣装で二人デモを踊りました。観に来てくださった読売フラの方にもウケが良くて嬉しかったです♪
…それ以上に、いつも間違えてばかりいるデモ曲を間違えずに済んで良かった…。

読売の生徒さんだけでなく、雨の中大勢の方にお越し頂きまして、本当にありがとうございました!

レク協会のサークルの皆さんは今回、初めての地元公演となり、比較的できたばかりの新曲もあって緊張した人もいたかと思いますが、舞台は上手く行ったと思います♪


私はカンニング要員!?として舞台下で見てたんですが、カンニング要員の必要がほぼ無いくらい、皆さんばっちり踊れてましたぞ。
地元はイヤ!とおっしゃっていた生徒さんもいたけれど、もう無問題ですね♪

終了後は9月の発表会の会場を下見に行きました。
なかなか理想どおり。ユニークな発表会に出来そうです…が、それはまた、別の話。(←このネタわかる人いるかな…)

フラ衣装・ア・ラ・モード

2009-03-20 23:10:25 | ダンス話&スタジオM
読売フラの衣装が本日めでたく家に到着しました!!
うれし~といっても、まだ私と母の分だけなんですけどね。
先ず実験として我々が今度の日曜の今市でのイベントで着てみて、もし修正箇所があればそこを改良した上で、全員分に取りかかってもらおうと思っております。

出来上がった衣装を着て、アクセサリーも本番さながらにフル装備してみてびっくり。
何でしょう、このモードな香りは!?!?
今回の衣装は昨年のMフラのエレガントな衣装の系統を継承し、あのドレスのスタイルがよく見えるノウハウはそのままに、もっと鮮やかな色を用いたうえ、デザインに可愛らしさをプラスした...つもりでした。

いえ、じっさいとても可愛らしいと言えば可愛らしいのですが。
それより何より、ものすごくモードな感じがします。
なんというか、モード雑誌から飛び出して来たような印象なのですね。思わずS字型にポーズを取りたくなるくらいモードなのです。
予期しなかった効果とはいえ、それはそれでたいへんゴージャスで美しいので、仕上がりにはとても満足しています。

今回苦心したのは、いくら可愛くゴージャスにしたくてもトゥー・マッチにならないようにすることでした。
踊りも衣装も、装飾を凝らすことよりもムダを省くことの方が遥かに大変で、遥かに重要です。
その重要性を無視すると、トゥー・マッチな代物が出来上がってしまうのですね。
「ゴージャス」と「やりすぎ」の境界線は、とても見つけにくいところにありますが、じつはまったく別のものなのです。

意外と骨のある男

2009-03-19 23:56:00 | 徒然話
木曜日はアニメ『源氏物語』の日です...って、なんだか私アニメばっかり観てるみたいだな(笑)。
平日の夕方以降に地上波で観られるアニメのほぼすべてを制覇していた大学時代と違い、今は決してさほど観ていないんですけれど、水木金と立て続けに観るアニメがあると、もの凄く沢山観てるような感じになっちゃいますね。

まぁともかく、今日の『源氏』は源氏と朧月夜との密会がバレ、社会的地位が著しく脅かされてるとこの話です。
私ゃこの枠の話数の都合上、てっきり紫の上に手を出すあたりまで今日中に行っちゃうかと思っていたんですが、けっこう進展がスローでしたね。
そのぶん、源氏の色恋以外にもライトがあたっていました。
特に印象深かったのが源氏の異母兄・朱雀帝です。
そう、故・桐壺帝の息子で、朧月夜が入内した帝です。

最初に謝っておきましょう。
ごめん朱雀帝、君がそんな骨のある男だったとは知らなんだ。
今まで周りの人間(特にママ)の言いなりで大した力のないダメ男だとばかり思ってて、ホント悪かったね。
って仮にも帝にタメ口なことが一番悪い気がしないでもないな。
ママの言いなりになって源氏を追放とかするし、そんなだから最初朧月夜に相手にしてもらえなかったんだよとか思っていたのですが、今日の朱雀帝を観てかなり見直しました。
なかなかどうしていい男じゃないの。

先ず朧月夜と源氏のスキャンダルを受け、嬉々として「コレは謀叛ですッ!!」と奏上しに来たママに向かって、朱雀帝ったら言ってくれるじゃないですか。
「私が朧月夜に思い焦がれているのは確かだが、彼女と源氏との仲の方が長い。いつか彼女が振り向いてくれるかもしれないのを待っていよう、それが私の恋なのです」的なことを。

素敵だ。こういう思い方をする人は、男性でも女性でもとても好きです。
前から源氏が気に入らん気に入らんと言ってるのはそのせいもあるな。私は、本当に相手のことが好きならば、相手の幸せを一番に思い、自分とどうにかなってほしいなどという考えは二の次三の次にしてしかるべきだと思っています。
相手の気持を慮るなら、むやみに告白するのさえ賛成しかねるという考えです。
その点、好きで好きでしょうがない(はずの)藤壷の上の気持も思いやらず、無理くり手を出してしまった源氏は論外!!

さらに朱雀帝の場合、帝って立場なのにこういう思い方をしているところがなおさらいいですね。
だって帝ですよ。「何をしても許される身」(by 『ざ・ちぇんじ!』氷室冴子)なんですよ。
やろうと思えば、そんなにも好きな朧月夜をそれこそ無理くり自分の支配下におくことだってできるのに、それでもなお彼女の気持を思い遣ろうとする朱雀帝の潔さ、たいへん好ましいです。

朧月夜だけでなく、弟である源氏の君に対しても朱雀帝の振る舞いはあっぱれです。
源氏の母が自分の実父に溺愛されていた所為で自分のママが不遇をかこっていたのに、弟の身を気遣い、自分の好きな女性とのスキャンダルで立場の悪くなった彼を断固として罰しようとしなかったなんて、まったく朱雀帝ときたら感動するくらい良くできたお方です。
表面上そうは見えなくても、こういう人こそ一番芯が強いのでしょうね。

朱雀帝の控えめながら芯の強い生き様にウットリしながらエンディングテーマに聞き惚れていたら、衝撃の事実が発覚しました。
なんとこのアニメ、来週が最終話だというのです!

うぉい、ちょっと待て!!
そりゃぁ『源氏物語』を(源氏の代までとしても)フルバージョンでアニメ化したら、とんでもなく長いことになってしまい、ただでさえ1クールが短いこの「ノイタミナ」枠ではとてもじゃないけど放映しきれないことくらい想像できてたけど、それにしてもこの次で最終話って、乱暴すぎやしませんか。
まさか紫の上に手を出すとこまでは行くでしょうが(←こだわるね)、それじゃ明石の上は出てこないのでしょうか。あの「田舎風コスプレいとをかし」篇をやらないなんて、ちょっと想像できない...。
追放された我が身を嘆きに嘆きながらも、けっこう物珍しい田舎ステイに浸ってた上に、現地女性との色恋までしっかり楽しんで、あまつさえそれを臆面もなく紫の上に手紙で報告するくだり、なんとも勘違いオマヌケ源氏な感じで好きなんだけどなぁ(笑)。

んで、さんざ楽しんだあとはちゃんと都に呼び戻され、カムバックしたら待遇も一気に好転しててうはうは(もちろんこのまま久遠に平穏無事とは行かないんだけど)。
だいたいその辺りまで描くとキリがいいかなぁと勝手に想像していたんですが、あと一話じゃとても無理ですよね。いったいどこでどう収拾をつける気なんだろう...。

まぁいい。その辺も楽しみに、次週の最終話も必ず観ます。
ただ昨日の『ミチコとハッチン』と違って、エンディングテーマはちゃんと流してほしいな。あれ大好きなんで。

♪貴方を 貴方だけを いつでも見ていました
咲かない蕾のように 報われない恋でした♪


むぅ~、いい曲だっ。
...ん?この歌詞といい朱雀帝の件といい、自分の好きだ好きだとのたまってる要素を省みると、たんに私が人の不幸は蜜の味的な性格だってこと?
う~、だとしたら黒すぎて我ながらイヤだ...。

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