舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

四代目の運動会

2015-10-20 07:05:14 | about四代目
日曜日は四代目の幼稚園の運動会でした。
本来は土曜の予定だったのが、雨のため日曜日に延期になったのですね。

そのせいで運動会とイベントリハーサルが重なりとんでもない事態になってしまったのですが、とりあえず運動会の話から参りましょう。




場所取りもつつがなく出来ました。
そうそう、この幼稚園は有難い事に先着順ではなくクジ引きで場所取りの順番が決められるので、未明から並んだりせずに済みました(笑)。


一日待った甲斐あって天気は快晴
園からの指示で朝は長袖を着せて行ったんですが、かなり暑くてアッという間に脱いでしまいました。




髪飾りはハロウィーン仕様です
入場前に並んだら早速後ろと横の女の子たちにいじられてました。
意外と他のお子さん達からフレンドリーに呼びかけられ受け入れられている感じの四代目。
そのわりに本人の反応が薄いのが傍から見ていてたいへん不安です。そんな自ら進んでボッチにならんでも…。


そんなこんなで運動会が始まりました。
四代目の最初のプログラムは「かけっこ」です
よりによって朝っぱらからかけっこですか。
あの人どうみてもまだ半分寝てるんだけど大丈夫なのか。





危惧したとおり思いっきりおねむモードです
頬杖ついて欠伸までしてるぜ。頭完全に寝てるぜアレ。

そんな状態で走ったものですから当然、結果はビリの4位でした
まあ、傍から見ても全く急いでない風の走り方だったもんな…。

しかもそれぞれの順位の旗の前に並んだところを見たら、四代目の出走時以外は全部3人ずつ走ったので、4位は彼女のみ(あとはビリでも3位)という情け容赦ない状況です。
これが感受性の豊かなお子さんなら深く心が傷つき、トラウマになるおそれすらあるレベルの過酷な状況ですが、その点ウチの子供は元々繊細なタチでもない上におねむモードを引きずっていたので安心です(安心するな)。


さて、次の演目はおねむモードのままではいられません。
だって次は親も一緒に出る競技なのですから。


この幼稚園には一つおかしなところがあり、それは親子競技の際に必ず母/父のどちらかを指定して来る事です。
私そういう風に性別で区切られるのって好きじゃないのよね、などと個人的な思想の話をしている場合ではありません。この競技は父子競技なのですから。

父子競技ったって無い袖は振れない、じゃなかった無い父は提供出来ません。
ま、当然の流れとして私が出ますわな。他にお二人だけお母さんがいらっしゃったけれど、10人以上はお父さんです。

こ、これは負けられない。
お父さんを提供できないせいで負けるなんて事があってたまるか!!





ええ、頑張りましたよ母は。
我が子の走りっぷり(というか走らないっぷり)は先ほどのかけっこで確認済みなので、親子が一緒に走るという競技ではありましたが、迷わず子供を置き去りにする道を選びました。
我が行くは修羅の道。そなたの母は鬼ぞ。

鬼になった甲斐あって、とりあえず我々親子だけカメのようにノロくて最後の最後まで居残り、という羽目にはなりませんでした。
何か親子競技の根本的な意義とか色んなものを無視したような気がしますが、まああまり気にしないで次に行きましょう。


次の競技はバルーンです。
バルーンて何ぞや?もしかして新体操みたいに一人ずつ道具を持って演技するの???などと思っていたらそうではなく、ロケラニ組(仮名)の園児全員で一枚の大きな円形の布を持ち、先生の指示に合わせて動く事で色んな形を作るものでした。




四代目も楽しそうに布のフチを持ってます。




こんな風に大きな風船になったり、テントのようになったりするんですね。
4~5歳のお子さんがこれだけの事を出来るようにするのにはかなり時間がかかったでしょう。先生方、さぞ大変だったろうなぁ。




その次に祖父母・来賓による玉入れがありました。
集結する祖父母の皆さんに混入している不審な人影が…。




そうです。ネズミ女もといミッキー帽を被ったどこかの祖母です。
あいにくミッキー帽を被ってる祖母なんて一人しかいなかったっていうか、この赤い巻き毛でもうバレバレです。




イヤに優雅な手つきで球を投げるミッキー帽祖母。
私のアドバイスを無視して、やる気なさそうに遠くから投げるもんだから一向に入りません
出来たてホヤホヤのネイル(フレンチ)を汚したくない気持はわかりますが、もう少しポーズだけでも頑張れないものか。
まあロングのタイトスカートにサンダルで走った私よりはマシな気もします。


楽しい祖父母競技(隣のカゴに四代目も投げてたようだがミッキー帽祖母が面白すぎてまったく見てなかった)が終わったところで、いよいよ私が最も楽しみにしていた四代目のダンスの時間です。




ポンポンを手に持って踊る四代目。
うおお、振付の正確さとリズムのシンクロはバッチリだ!
入退場の時とかは相変わらずトロいけど、もうダンスさえ出来てればそれでいい!!!


深く満足してウッカリ帰りそうになりましたが、いかんいかん。昼食……じゃなかった後半の競技を見届けねば。

次のプログラムは「なかよしリレー」。この名前を見た時は、まさか全員手を繋いで一緒にゴールする系のアレかと思って一瞬戦慄を覚えましたが、そういう病んだ競技ではなく普通に四代目のいるロケラニ組(仮名)と年少さんのモキハナ組(仮名)合同のリレーでした。
赤・白・黄色の3チームに分れ、年少さんはグラウンド半周、四代目の年中さんは一周走ります。
四代目は黄色チーム。果たしてどうなるか。




バトンは順調に渡されて行き、四代目の順番が来ました。
四代目スタート時点で黄色チームは3番手。こりゃイカンと思い、さっきまでフザケた鑑賞態度だったのを改めて(※遅い)、ひとつ真面目に「ららちゃん行けー!走れー!!」と声援を送ってみたところ、驚くべき事に四代目がスピードアップしました。
そして一人抜いて2位に躍り出ました。

けっきょく黄色チームはそのまま2位に。よかったよかった。




待ちに待った昼食は、ニコニコ本陣にも出店している日光鱒鮨本舗さんにお願いした特製オードブルとおにぎりでした
幼稚園まで届けてくださる鱒鮨本舗さん、素晴らしすぎます
そればかりでなく、前日も私が連絡を入れるより前に雨天中止の情報をゲットし、早いうちから翌日の延期に備えて下さいました。
鱒鮨本舗さん、最高です。今後もよろしくお願い致します


昼食後の午後の競技はずっと短く、四代目は障害物競走に出たのみでした。
後半は年長さんであるリーリア組(仮名)の活躍が目覚ましかったですね。
最後の運動会という事で、年長さんに花を持たせようとする工夫がそこかしこに見られました。
プログラムの内容も、可愛らしい・微笑ましい印象の年少&年中に比べ、年長さんのは「難しい事や苦しい事を頑張って成し遂げて親御さんを感動させようとしている」結構ガチな内容になっていました。

う~ん。となると四代目も来年はそういうガチ演目をやらされるのか。
正直、私はあまり見たくないな。
というか、今回年長さんたちがそれらをこなす姿を見るぶんには素直に「スゴイなあ、えらいわあ」と思ったけれど、我が子がそれをやってる姿を見るのは今イチ歓迎出来そうにないです。

幼稚園の運動会ってのは、「やってる園児達は楽しく、見守る大人たちはほっこりするようなもの」であって欲しいな、と思います。
可愛いダンスを踊ったり、動物のお面やお寿司のコスプレをして走ったりする姿にも、ちゃんと感動出来る要素はあると思うんですよ。
どんなに微笑ましい演目でも、それをしっかりこなす為には頑張らなくちゃいけないし、頑張る中で成長も生まれるはず。それを目の当たりにして感動しない親はいないでしょう。

我が子はダンスばかりは得意だけれど親子競技で親に置いて行かれても全然急がないし、リレーでさえも「走れー!」と言われなければ頑張る事を思いつかないような子供ですが、それでも運動会はかなり楽しかったらしいです。
その「楽しい」という感想が全面に出るイベントであって欲しいな、運動会は。少なくとも幼稚園のうちは。




ともあれ無事に最後まで終わったところで、運動会(第二部)の幕開けです
ミッキー帽祖母は一足先にリハーサル会場へ向かった為、我々はバスで行かねばなりません

素早く子供をかっさらって(※親権者ですので犯罪ではありません)、バス停まで走る~走る~俺~た~ち
流れる汗もそのままにバスに飛び乗ってリハーサル会場へ馳せ参じました。


いや~、お家に帰るまでが遠足です、じゃなくて一日中運動会でしたね。
でも四代目は楽しんだようだし、リハーサルも生徒さんたちのご協力のお陰で無事にこなせて本当に良かったです。




人気ブログランキングへ

よろしければ、ブログランキングにクリックをお願い致します。

ブログランキング参加してみました。クリックして頂けると幸甚の至りです。