舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

メレフラパーティー with ナーレイさん

2015-01-14 05:50:41 | ダンス話&スタジオM
昨日の記事でご紹介した「鎌倉プリンスホテル」をチェックアウトした後、同ホテルで行われたクリスマス・メレフラパーティーに参加しました


出演されたのはハワイアンバンド「ナーレイ」さんです。
更に今回はもうお一方ゲストがいらっしゃいまして、それがかのDanny Couchさんです

ハワイでダニーさんと言えばカハラホテルの象徴的存在であるダニー・カレイキニさんを思い浮かべる方も多いと思いますが、こちらのダニーさんも古き良きハワイを彷彿とさせる甘く美しい歌声の持主です。
ハワイのショウビズ界で長らくご活躍されており、ちょいと前にはプリンセスカイウラニホテルでショーに出演していらした記憶が。
もちろん我々も大好きで、CDだってかなり持ってます。

ナーレイさんとダニーさんとは、およそ想像もしていなかった夢の共演であり、大変期待して今回のパーティーに馳せ参じたのでありました


まずはホテル棟から会場のある宴会場の棟に移動します
ロビーの隅にひっそりとあった「宴会場行きエレベーター」に乗ってビックリ、なんとこのエレベーターは人生で初めて乗る斜行エレベーターだったのです
「想像の斜め上をいく」という表現はもしやこれが元ネタか。




だからボタン表記もこんな感じ。
あ、今調べたら矢印が逆でした。すみません。正しくは右斜め下&左斜め上ですね。

一体どんな特殊な乗り心地なのだろうと鼻息を荒くして乗ったわけですが、あいにく外の景色は全く見えないため、乗り心地は普通のエレベーターとさほど違いを感じませんでした。
よ~く神経を研ぎ澄ませれば、ナナメ移動しているのを感じるかな?程度です。
これ、一カ所だけでいいから窓があったらもっと楽しかったのにな~。




約1分半の斜行エレベーター体験を終え、会場のバンケットホール七里ケ浜に到着
明るく開放感のある美しい会場です。

そして、この棟に到着して何より驚いたのは、会場内を埋め尽くす参加者の皆様の出で立ち!
どなたも完全なステージ衣装!!
どこを見渡しても廊下を歩く方々がクリップの髪飾りやレイまで完全装備で、間違えてどこかの発表会に紛れ込んでしまったかと思い、慌ててメガネをかけて表示を確かめたくらいです
って、どうしましょう。本日の我々は髪飾りの生花以外は至ってフツウの装いです。
ビビりながら会場内に入ると、流石にもう少し普通のパーティードレスの方々もいらっしゃってひと安心しました(笑)。




広く海に面した会場で、まずはランチを頂きます。
我々一家はフランク・ヒューエット師のお弟子さんお二人と同じテーブルに
美しい女性とご一緒出来て嬉しいわ~(←※危険人物)




なお、四代目はホテルチェックアウト前からずっと寝こけてました。
寝てましたがメロンソーダを与えればしっかり吸い取りましたし、オードヴルの生ハムに至っては口元に近づけるとあんたホントに寝てるのかよとツッコミを入れたくなるくらいガツガツと喰ってました。


昨夜のレストラン同様非常においしいお食事を頂いているうちにショーがスタートしました。
まずはダニーさんのステージからです。

ってダニーさん、若い!!!!!

だってダニーさん、手元にあるCDとほぼ同じルックスなんですよ
ウチのダニーさんのCDはかなり前の物もあり、中には元々カセットだかレコードだったものまであるというのに、その頃とほとんどお変わりないとか凄すぎます。
もちろん歌声も同じで、CDと全く同じハリのある声量をお持ちでした。
紅白を観てても、声をどれだけ鍛えているかってのは残酷なほどよく分るものです。
郷ひろみさん並のプロ意識が無いとこの若々しさを保つのは無理だぞコリャ。


やっぱりダニーさんは生で観ても素敵だなぁ、声は更に良いなぁ…などとウットリしながら舞台に見入っていると、相変わらず寝ていた四代目に変化が生じました。




寝ながら拍手してますこの人。


彼女は丁度9ヶ月の頃(スタジオM30周年発表会の前日)に「曲が終了すると拍手する」という事を覚えて以来、レッスンでもステージでもドンピシャのタイミングで拍手しています。
この時も、一応寝ているはずなんですけど、生ハムを近づけると肉食センサーが反応するのと同様に、曲が終わると何らかのセンサーが働くのでしょう。


そうこうしているうちにいよいよ四代目が覚醒しました。
起きて早々絶好調の四代目。ショー好きの本領をいかんなく発揮して、手拍子を求められれば率先して叩きます。


が。



だ、だ、だ、ダニーさん、それはダウンビートでござる!!!



そう、ダニーさんが客席に求めた手拍子は、なんと1・3拍目で拍子を取るダウンビートだったのです
錯乱する母と私。何しろ我々は2・4拍目にアクセントをおくバックビートが骨の髄まで染み込んでいるのです。ダウンビ~トはとて~も~無理よ


私が想像するに、日本人は手を叩いてるうちに気づいたらダウンビートになりがちなので(昔あるミュージシャンの方がフェイスブックで「演奏中に手拍子が起きたのは嬉しかったがダウンビートだった…」と当惑した様子を綴っておられたのが未だに印象深い)、ダニーさんは気ィ遣ってダウンビートにしてくださったんじゃないでしょうか。
しかし、たとえ日本人でも少なくともハワイアンソングではバックビートでリズムを取れるようにしておいた方がフラの為には良いと思います。




激しく錯乱する大人2人など意にも介さず、マイペースで手拍子しまくる四代目。
彼女は手拍子が多い(4拍全部叩く)ので、ダウンビートだバックビートだというこだわりは無い模様です。


手拍子シーンで今イチ乗れずに若干不完全燃焼だった第一部が終わり、いよいよナーレイさんがステージに登場
あな有り難や、ナーレイさんの演奏なら心おきなくバックビートで手拍子させて頂けます
そしてナーレイさんはやっぱりバックビートで手拍子したくなるようなノリの良い曲がとりわけ良いですね。Ku'u HoaとかNoho Paipaiとか。


そして会場の皆様のメレフラ熱も最高潮に達しました
極めて積極的に踊りまくる参加者の皆様。やっぱり世の中のフラ・ダンサーは踊るのが大好きなんですなぁ。
私も四代目と一緒に自分の席で踊りました。我々の席が一番端のテーブルだったお陰で、心おきなく踊れて良かったです。

一度だけ舞台の上でも踊りました。Papalina Lahilaniです。
メレフラになると専らこういうトラディショナルソングを踊りたくなる我々なのさ。
もっとも四代目はこの曲をまだ知らないので、席でお留守番してましたが。


そしたら、そのたった1曲を客席からご覧になってくださった方々がいらっしゃって、なんと終演後我々のもとにお越しになるや否や、「とっても素敵なフラでしたー」とナンパしてくださったのです

キャーー!! 私、人生初ナンパ!!
我が喪女人生に一片の悔いなし!!!


まあ真面目な話、ナンパは男性より女性にされた方が嬉しいよね
しかも「フラを観て」というのがこの上なく光栄ですよね


最後は四代目も踊れる曲ってんでLei Ho'ohenoあたりだったらよかったんだけど、あいにくというかやっぱりというか〆はKa Uluwehi O Ke Kaiでした。
…ま~、ホンット皆さんこの曲好きだよね(笑)。
四代目も席で歌いながら踊ってまして、やっぱり人気の曲なんだなあと。


その後、再びダニーさんにバトンタッチし、オリジナルのヒットソングやクリスマスソングなどを披露してくださった後、ステージに全員集合でフィナーレでした。

実に充実した内容のショーで我々は大変満足です。
特に、ナーレイさん三人が揃ったステージをこの素敵なホテルで眼に焼きつける事が出来たのは今回最大の収穫でした。
もちろんダニーさんの素晴らしさはいうまでもなく。ダウンビートの件はさておき(笑)。

あとは四代目の好きなLei Ho'ohenoと、フランク師の名曲Ka Pilinaがあれば完璧でした!(※この2曲は予定曲として挙がっていたのに実際には流れなかったんだね。フランク師のお弟子さん達のカピリナ拝見したかった~!!!)

自分が今後色んなメレフライベントに参加するときの為にも、もちろんウチでメレフラを企画する為にも、非常に勉強になる事の多いパーティーでした。
この経験を大いに今後に活かしたいと思います


帰り際、今回のパーティーの主催会社の方からドレスのカタログを頂きました。
斜行エレベーターでホテル棟に戻り、ロビーラウンジで早速カタログを一瞥した四代目が一言:




※なお母マミちゃんの意見も同じ模様。





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