豊饒の海(一)春の雪を読んでいるわけだが、いやぁ、分りきった事で申し訳ないが三島由紀夫氏偉大すぎ。恍惚となるほど美しい文体でありながら、多くの読者を引き込ませるのに必要な読みやすさもちゃんと持っている。
こういうの読んじゃうともうウカツに作家目指そうとか思えなくなりますね(いや私は端から目指してないけど)。でも作家に限らず、何かのプロを目指す人は一度そういうとんでもなく高い壁にぶつかって跳ね返されて痛い思いをするべきだと思う。
それで、痛い思いをしてもなおそっちを目指そうと思えたなら、その人には目指すだけの価値がある。「まあアッチの低い壁とか目指してりゃいいや」じゃダメなんですよね、プロを目指すなら。
何で急にこんな話になったかというと、さっきヘビロテで『カーズ』観てたからですね。アレは俺様キャラだった主人公が他者への思いやりとか友情に目覚める話であると同時に、プロのレーサーとしてものすごく高い壁にぶちあたったことで更に成長する話でもあるのだ。
今日はトルコライス初体験♪ 噂には聞いてたけどトルコライスってマジでトルコとは全然関係ないのね(笑)。でも美味しかった~!! 於66ダイニング@浅草。