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out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

Boogie 湯ノ湖 tour 9/14

2013年09月19日 22時42分43秒 | お山のツアー

2013年9月14日(土)

 その湖の名前は湯ノ湖。。。 山深い奥日光の一番奥にひっそりと、静かに水をたたえる。 
 地中からの熱き命を抱き、時に鏡のように周囲の輝く森を映し出す。 冬には凛と凍てつき何者をも寄せつけぬ。。。

 かつてその湖に突き出た半島を廻った折見た物は、様々な種類の花、果実、生き物、苔生す倒木には君たちのようなキノコたち。  針葉樹に広葉樹、湿原にいたるまで存在するその世界はまるでワンダーランド。
 後に誰ともなくその半島をワンダーランド兎島と呼ぶようになった。。。



 とスナフキンが言ったかどうだか知りませんが、9月14日(土)、私は午後にバックスのゲームを控えつつ、午前中は湯ノ湖3時間のツアーに参加いたしました。
 ツアーの案内人はスナフキン。 ではなくて、毎度お馴染み安倍さんです。
 ツアー参加者はいつものようにカバノアシガタさん、山狸さん。 お昼ごはんもご一緒していただきほんと楽しかった~ p( ^ 0 ^ )q

 正直この時期湯ノ湖で何か見るには季節が遅すぎたんじゃあ~りませんか?、と思っていたのだけど。 そこはやっぱりワンダーランド! もうほんとにブギウギ。w 踊らなくても歩いて回るだけでロマンスは見つかります。(ぇw
 では、レッツらGo!



湯元でよく見られるノコンギクとセセリ。




最近何かと話題のゲンノショウコ。




ゲンノショウコの種。 下の方からクルリンッと。 私のイメージは日光和楽。w




アキノウナギツカミと後ろのピンクはイヌタデ。 どちらもタデファミリー。




フウリンウメモドキ。 このかわいらしさを上手く表現しきれずごめんなさい。 ほんとにかわいいよ。
お花は地味だというけど、調べたらやっぱりかわいいみたい。 実物を見てみたいですね。




テングノコヅチ
お花はツルリンドウのようですが、ツルリンドウではないらしい。 こちら → テングノコヅチ


    

 茎はツル状だが地を這う。(木などに巻きつかない) 花が茎の先に1~2個着く、というのが特徴のようです。 私が社山で見たのはどっちかなぁ?  右写真はナギナタタケとのコラボ。


ナンテンハギ(?)



    
左:ナナカマド ナナカマドはオチョボ口。    右:タニソバ



    
左:ザトウムシ      右:キノコ(ぇw



    
左:ツリバナの実      右:ハナイカリ



    
左:ウスノキの実。 実は臼のように上がくぼんでいます。 右:かわいくピンクになったノリウツギ。



 湯ノ湖もじきに紅葉の木々に囲まれるシーズンです。 今回歩いていても既に木々の色は抜け始め、ところどころ赤みを帯びた木を見つけると「もうですかっ!?」と口に出して言いたくなる。w
 もうほんっと、気持ちがはやる。w 具体的な作戦は無いが一応日にちは確保してある状態。www

 今年はどうなるかなぁ~? 秋もまた楽し。w


千手の森へ

2013年09月02日 22時25分52秒 | お山のツアー

2013年8月24日(土)

 隠れ滝ツアー隠れ滝+β、の続きです。 

 「ツアーはまだ続く~」などとのたまい、なんだか期待を持たせてしまいすみません。 
 千手の森へ満開のマルバダケブキ、アケボノソウ、カリガネソウなどを見に行きました。 木漏れ日の下、シロヨメナの群落も苔生した木々もきれいだったのですが、写真がどれも今ひとつで。。。って、いつものことなんですが、尻つぼみなんですよ。 もうほんとにすみません、と先に誤ってしまいます。
 もうひとつ、ふたつ何かが足りない~、とは思いますけど今後の宿題として。。。
 さらに付け加えるならば、カリガネソウは全滅ですので、ここにはありません。(^o^;





 アケボノソウです。 シロヨメナの中で目立たないのですが、わかり始めるとどんどん見えてくる。


写真 by βさん

 かわいらしいけど変わった柄のお花です。 花びらの先、緑色の二つの丸が蜜腺でここから蜜を出しアブを呼んで受粉させるそうです。 ちょうどアリが蜜腺にいる現場を撮るあたり、さすがプロですねぇ~。


 満開に咲くマルバダケブキはシカが食べないため。 蕾の出だしはちょっと怖いよ~。w

    

 左写真はマルバダケブキの群落。 右はイケマの種です。 昨年はイケマの花をたくさん見たのですが、今年はあまり見なかったなぁ。 けど見たかったタネが見られたのでまぁいいか。

 ということで短い時間で千手まで良く歩き、最後までいろいろ発見できました! やっぱりツアーは一人ではわからない、見つけられない事、物まで知ることができ楽しいです。
 ありがとうございましたぁ~。(^O^)


隠れ滝 + β 8/24

2013年08月30日 00時57分33秒 | お山のツアー
    
2013年8月24日(土)

 前回のエントリー、隠れ滝ツアーの続きです。 もちろんプラスαでいいんだけど、ここは素直に プラスβ。w

 ベー太さんと行くと隠れ滝ツアーも隠れ滝だけで終わらないんだなぁ、ってことで。 そうそう前回書き忘れましたがもちろんツアー申し込みははこちらへ♪ 

 → 奥日光小西ホテル ネイチャーウォッチングツアー

 さて、隠れ滝を見てお昼ご飯。 滝前はせまいので少し離れた緑あふれる沢沿いで。 そして本日のおやつ♪ あざぁ~すっ!(^O^)

    

 行きとは違うコースで戻ります。 途中大きなサワグルミが一部バリッと倒れていて。 本体のサワグルミとわからないほど色々なつる性の植物がからみついています。 一人ならなかなかこういう物にも近寄りがたいのだけど、ベー太さんがいるから安心して近寄れます。 
 右写真はからみついていたひとつ、サルナシ。 ナシに似ていて猿が好きだから、とか。 そしてこのサルナシの実をコクワと呼ぶんですねぇ。 ♪コクワの実また採ってねぇ~、って。 マルベリーじゃないんだ。 クマも大好きらしい。 そしてこのサルナシの一種がキウィフルーツの元だそうです。

    

 更に進んで、なんだかまた登り始めました。 うぅ。 容赦ないわねぇ、と思いつつ登っていると「ピ~ッス!」って、なにそれ?w 
 いやいや。 良く見ればピースだわっ! 滝~っ!





 この滝もほんとうにきれいでした~。(*´д`*)


 そしてひっそりとダイモンジソウが。

    

 中が空洞になっているこんな木で遊んだり、ミズナラのドングリを見たりしながら西ノ湖まで戻ってきました。 しかしツアーはまだ続く。w

隠れ滝ツアー 8/24

2013年08月29日 01時23分15秒 | お山のツアー

2013年8月24日(土)

 隠しておくには惜しいこの滝。 「隠れ滝」と申します。 どんな風に隠れているかは実際行ってみてください。 いや。 見事に隠れてます。w

    
両写真 by カバノアシガタさん

 低公害バスを降りて出発点は西ノ湖入口。 アオくんのいるあざみばしから。 けどこの日のアオくんは皮だけ。w 
 カラマツとシラカバの森の足元には見渡す限りのシロヨメナ。 とてもきれいですがこれだけ咲き誇っているのはシカが食べないから。 そんな森のバランスもあったりします。

    

 赤い橋を越えて西ノ湖の森へ。 右写真は倒木行進です。 真っすぐに並んで行進ねぇ~、ってそうじゃない。w 「更新」ですっ! 倒れた木をまたぐように新たな木が育っているんですね。

    
右写真 by カバノアシガタさん

 水がこんなに少ない西ノ湖。 今年は夏になっても水が増えてきませんでした。 多い時は周りの森が浸水するほど水が増えるのですけれど。。。
 今年こそ水鏡に映る西ノ湖の紅葉、とか思っていたのですがダメみたい。 そしてそれ以外にも西ノ湖で紅葉を撮る難しさを聞く。 うぅむ。。。
 右写真はトリッキーな木。 倒れた木から新たな木が育っているの? 違うんです。 これ立派な枝です。w この倒れた木はまだ生きているんですね。 なんてものを見た後。。。

    

 ずんずんと更に森の奥へ進んでゆきます。 枯れて水の無い川や、大きなサルノコシカケなど見ながらね。



    
両写真 by カバノアシガタさん

 いよいよ隠れ滝に続く沢沿いを歩きます。 けれどまったく水がない。。。 急に水音が聞こえ「あれっ!? 水!? 今まで水、無かったですよねっ!??」
 そして引き返して確認。 ある所からピタッと水が無くなっています。 すべて地面の下に吸い込まれ伏流になってしまうらしい。 荒れる時には相当荒れる流れになってしまうそうなんですけど。
 右写真、ちょっと上流に行くとこれだけの流れになるんですよ。

    

 ほら。 こんなに流れている。 カエルもビックリです。

    
左写真 by βさん

 さて、沢沿いをどんどん上って行き、大きな岩を乗り越え見えた突き当り。 その先に隠れ滝があります。





 深いエメラルドグリーンの滝つぼが神秘的です。 どれだけの深さがあるのでしょう。。。


写真 by βさん

 この後まだまだ探検は続きます。 
 が、帰り道のひとコマ。 大きな倒木の株を撮りに行ったのですが。。。こちらの方がずっと良い。 私は自分の撮った画像を見て「なんか違う。。。」と思っている所。w


中禅寺湖ナイトハイキング by 日光自然博物館

2013年08月28日 01時38分09秒 | お山のツアー

2013年8月25日(日)

 8月10日の戦場ヶ原ナイトハイキングに続き、今回は中禅寺湖ナイトハイキングに参加してきました。
 こちらのツアーは昨年参加することができず、一年越しの実現です。 とっても楽しみでしたっ! 

 ちなみに大変申し訳ありませんが、これらツアー今年は先週の土、日で既に終了しております。 この記事を読んで興味を持たれた方、参加には私のように一年越しになります。 そして今年これらツアーは大変人気が高く、満席の日程続出だったようですので、来年お知らせがでたらすぐに予約することをお勧めしますよーっ。

 チェックすべきはこちらです → 「栃木県立日光自然博物館」 左サイドバー「自然体験イベント」から。

 自然博物館では通年色々なイベントを開催していらっしゃいますよ~! 

 さて、ナイトハイキングに参加すべく午後7時ごろ立木観音前の駐車場に到着。 実はちょっと前まで雨が降ったりしていた空。 携帯に中止のお知らせが入るのかしら?、と心配していましたがなんの。 駐車場について見上げた空には星が輝き始めていました。 しかも時間を追うごとにどんどん増えてゆく!

 ちょうどこの時間社山からの稜線右の方の山にとても大きな星が沈んで行きました。 方角は南西より西の方でしょうか。 とするとこの星は土星?


 長時間露光とは言え、やっぱり陽が沈んだばかりの空は明るいのでしょうか。 それほど星が写りません。 真上から北の方の空はものすごい数の星と天の川も見えたのですが。

 さてツアー開始です。
 中禅寺湖湖畔をイタリア大使館の方の浜まで歩いてゆきます。 途中までは街灯もありそれほど緊張感もないのですが、湖半沿いの真っ暗な道に来るとなんだか戦場ヶ原よりも暗い気がします。 戦場ヶ原は木道まで来ると木道が白っぽく浮かび上がり歩きやすいのですが、なんだかこちらは本当に真っ暗です。
 もしかしたら街灯や時々つける懐中電灯であまり目が暗さに慣れなかったのかもしれません。

 連れて行って下さるのは前回の戦場ヶ原の時と同じ解説員Fさんです。 途中で木や動物、昆虫の説明や夜の生態などを観察しながら進んで行きました。


 ゆっくり歩いて浜辺に着きました。

 まずは空を見上げます。 正面は大きな中禅寺湖。 その周りを山々が取り囲みますが、広く開いた空は星でいっぱいです。 そこでみんなで浜に寝転がりじ~っと静かに星を眺めました。
 中禅寺湖のこの辺の浜は石が大きくちょっと痛いのですがw、これは貴重な体験です。 夏でこんなに星が見られることもそうそうないのだそうです。 それを考えると、昨年のナイトハイキングから今回まで私は星にはついてました~。(^O^)

 その後写真のアクティビティーです。 一人一人に網と観察水槽が渡されます。 水辺を明かりで照らしあるものを捕まえているのですが、これは参加してのお楽しみ、としておきましょう。w 写真もあるのだけどね。w

 解説員Fさんのお話によると今年は戦場ヶ原ナイトハイキングはすぐに満席になり、中禅寺湖ナイトハイキングには空きがあったとのこと。 この日も定員は20名だと思うのですが参加者は10名くらいだったかな。 中禅寺湖が毎週日曜日に開催というのもネックだったのかな。 

 けれど中禅寺湖ナイトハイキングはこんな風に参加者自身が行うアクティビティーもあり、お子さんたちなどとても喜ぶと思いますよ。 私もとても楽しかった。w
 来年の日程はどうなるかなぁ?


 ひとつだけ見られたものをご紹介。 浜辺まで歩く途中の森を懐中電灯で照らすとシカがいました。 他にも見られましたがシカは懐中電灯を照らしたり、人がガヤガヤ来ても逃げません。 人間に慣れ過ぎてしまっているのでしょうか?
 解説員Fさんのお話によるとシカは光を当てられると動けずジッとしてしまうのだそうです。 
 ということは、道路上にいるシカは車のヘッドライトを当てられると逃げられず、ひかれてしまうことがあるのだそうです。

 そう言えば私もそういう経験がありました。 スピードはゆっくりだったのでひくことはありませんでしたが、道路の真ん中に立っていたシカを見て、ビックリしたもののなんとなく意識の中に「逃げるだろう」という気持ちがあったため車を減速しただけで停まらなかったら、あやうくぶつかりそうになりハンドルを切ったのです。

 夜のイロハ坂あたりはシカをたくさん見かけます。 私も早朝暗いうちや夜に走ることもありますが、時折あのカーブをものすごいスピードで走ってゆく車やバイクをみかけます。 
 それが楽しみで来ている人もいるのでしょうが、いざという時によけられない、停まれないスピードは双方に不幸をもたらします。

 車は修理できますが、野生の動物は治療することは出来ないでしょう。 失われた命は帰ってきません。 「安全運転でお帰り下さい。」と言われた解説員Fさんの言葉が心に残りました。


 さてさて。 当日の様子は博物館のブログ「戦場ヶ原からこんにちは!」にも掲載されています。 案内してくださった解説員Fさん、(こ)さん、ありがとうございました。



菅沼にてカヌー

2013年08月17日 00時08分13秒 | お山のツアー
    
2013年8月10日(土)

 群馬県の丸沼高原のふもと、というのかな? 菅沼でカヌーをやってきました。 カテゴリーが「栃木県」になっているのは栃木県から行ったから、みたいなことで許して下さい。w
 金精峠を越え湯元温泉からわずか20分くらいの所なんですよ。 菅沼キャンプ場で行われているのですが、主催しているのはグランボレパラグライダースクールさん。

 もともと菅沼は私有地のため、普段はカヌー体験はできません。 この時期限定なんですよ! 申し訳ありませんが今回のカヌー体験も8月18日(日)までなんです。

 けど、どんなものか見てみてください~。

 上写真、まずはセイフティートークからパドルの扱い方等の説明。 そして岸に近い所でしばらく練習です。

    

 慣れた所で湖の奥に向かってレッツゴーッ!! 基本二人乗りのタンデムで乗船するようですが、無理のない限り希望に沿ってくれるようです。 今回私たちは一人で乗りました。 小さなお子さんが二人お父さん、お母さんと一緒に乗っていましたが、上手にこいでいましたよ。 そして小学校高学年くらいの女の子かな。 お姉さんは一人でのっていましたが、全コース完走していました!

    

 菅沼はひとつの湖がくびれによって、3つの湖が連なったようになっています。 それぞれの部分で特徴がありますが、特にいちばん奥の部分に行くと金精道路から離れとても静かになります。 聞こえるのはパドルを漕ぐ音と小鳥たちのさえずりのみ。 私たちが行った時にはあちこちの岸辺からコマドリの声が聞こえました。

    

 また、菅沼は本州で一番透明度の高い湖とも言われています。 この日は雲が多く風もあったためベストな状態ではないのですが、それでもこの色!

    

 カヌーをこいでいながら、泳ぐ魚が見えたりするそうですよ。

    

 広く誰もいない湖を横切っていちばん奥にある岸辺へと向かいます。 そこでおやつ休憩をして、再び漕ぎだした後は幻の滝を見に行きました。 右の写真がそうですよ。 上陸して滝からの水を飲んだり遊んだりしましたが、幻の滝なので写真はここまで。w
 幻と呼ばれるだけあり、実は滝が落ちていない日もあるのだそうです。 私たちはラッキーでした!

    
右写真 by 山狸さん

 帰りはさすがに腕や肩がきつくなりました。 足で山を登るのも大変ですが、腕で水上を移動するのも大変だと感じました。w けれど美しい森と湖の中、リフレッシュできました~!

 服装は一応山歩き用の速乾性のある上下を着ていましたが、濡れると寒くなりそうだったのでレインウェアのパンツは履いていました。 レインウェアのジャケットは着ませんでしたが、皆さん寒さ対策と日よけ対策で長袖の物を着ていましたね。
 この日は曇りでも寒いことは無かったのですが、菅沼は標高約1700mにありますので、用心はした方が良いでしょう。 
 足元は濡れても良いアクアシューズがベストです。 サンダルだとカヌーに乗り降りする時に足から外れてしまいそうで心配です。

 ということで、今週末を逃すとまた来年、という話なのですが。 楽しかったです。w




奥日光赤岩滝ツアー 2013 後編

2013年08月13日 00時21分38秒 | お山のツアー

2013年8月9日(金)

 前回のエントリーの続きです。 前編では省略してしまいましたが、この赤岩滝。 見えている部分が4段、90m。 そしてこの上に更に3段の滝があるのだそうです。 本当に見事な滝です。 ただ光の加減で撮影するのが本当に難しい。 こういう時は三脚立ててHDRを試したいところだなぁ、などと思ってしまいます。w

    

 さて、前回の渡渉の後再び山道へ。 緑が濃く深いです。 足元にはなんだかもうシロヨメナが咲きそうです。 けれど対岸は岩岩ガレガレの壁です。 渡渉の場所を見誤ればそんな所に出てしまうということです。


ソバナ




学名ハンサムなアズマヒキガエル。

 しかしこの子は本当にハンサム。 足やわき腹あたりの赤色が何ともいえずきれいでした。

    

 更に川を渡り、小さめの滝の脇を上がるとようやくそこに赤岩滝! 最後の難関では先頭を yosiさんにお願いし、安倍さんは岩登りのサポートをしてくださいました。

    

 なんかいい写真が無くていきなり赤岩滝の休憩所ですが。w  昨年よりも写真の出来が悪くへこむ。 けど、今回写真どころじゃない感じもあったので。。。
 初めての皆さんにお会いして心ここにあらずだった私は写真のみならず、いろいろご迷惑をおかけしすみませんでした。m(__)m

    
右写真 by カバノアシガタさん

 はい、お昼ご飯とおやつです♪

 実は今回は安倍さんのHNKご出演もあり、「何かお祝いしたいねぇ~」とカバノアシガタさん、山狸さんたちと以前より言っていました。 折しもメンバーはそぞろ読者ばかりでオフ会そのものとなっておりましたので、山狸さんはワインとおつまみセットを、カバノアシガタさんはとらや季節限定の羊羹をお持ちくださいました。 名前はなんと「夏の山路」。 この会にぴったりじゃぁ、あ~りませんか! ありがとうございました。
 で、羊羹の断面は美しい緑の山が描かれているのですが、私の写真ではわかりませんねぇ(ToT) ご覧になりたい方は chikoやんさんのブログへどうぞ。w

    
左写真 by 山狸さん

 おやつの後は水遊び、写真撮影、そして記念撮影! 
 ほとんどの方が顔だしOK、ということだったのですが、一応お面をかぶせてみました。 左写真は当日の山ガールズ+β(αじゃないw)。 右写真は山ボーイズでございます。 みんな。。。日頃のストレスを洗い流して帰ろうね。w

    
右写真 by 山狸さん

 楽しかったけれど下山です。 まだ行程の半分はあるから、と思っても寂しいものです。 

    

 どんどん下ってゆきますが、途中からやけにスピードアップ。 「乗るのは最終低公害バスですよー。」って、そうかこの日は平日ダイヤだった!
 最後にあったのはニホントカゲ。 しっぽが青いのはニホントカゲの幼体だと初めて知りました。(肝心のしっぽが写ってませんが)


 15:45。 バス停に到着。 バスにも間に合いました。
 本当に楽しい、あっという間の一日でした。 

 昨年に続き、この赤岩滝ツアーでまたリアルにお友達になれた方が増えました。 
 今までまさか一緒に歩くなんて、と思っていた人達にも思い切って声をお掛けして本当に良かった。
 ご自身で参加された方も、あのタイトルでよく勇気を出して申し込んでくださいました。w

 chikoやんさん、そしてもちろん安倍さんに心からお礼を申し上げます。
 他の皆さま方も本当にありがとうございました。
 いつかまたご一緒できる日が来ることを願っています。
 そしてこんな輪がもっと広がればいいな、と思います。


奥日光赤岩滝ツアー 2013 前編

2013年08月12日 14時38分00秒 | お山のツアー

2013年8月9日(金)

 昨年に続き、今年も奥日光の秘瀑赤岩滝に行ってまいりました。 どうしてもこの滝に行きたくてねぇ。。。
 「夏と言えば赤岩滝。 冬と言えば庵滝。」 みたいな刷り込みが完全に出来上がっている。 両方ともその季節には一度ずつしか行っていないのだけど。w

 いつもツアーをご一緒していただいている山狸さんご夫婦からは既にこの夏二つのツアーをお誘いいただいていたし、きっとこれ以上はお忙しいのだろうなぁ、ということで今回は自主企画。 どうせ自分で企画するなら好きにやらせてもらおうか、ということで付けたタイトルが「山ガール集れぇー! 女子会@キラッキラの赤岩滝☆ミ」。w

 このタイトルが功を奏して集ったメンバー、自分を入れて7名。 いやぁ~、良かった!w

 って、なぜかツアー終了後タイトルが変わっとる。。。はい。 連れて行って下さったのは毎度お馴染み日光湯元温泉奥日光小西ホテルのツアーガイド、安倍さんでございます。 
 「好きにやらせてもらおうか」と偉そうにタンカを切りましたが、ほぼ安倍さんのご尽力により成り立ったツアーでございます。w
 どうぞリンク先の「ネイチャーウォッチングツアー」をクリックして、皆さんも奥日光の旅を満喫してくださいね。

 さて始めにメンバー紹介を。 安倍さんのコピペなんですけどね。

 山婆の、のんびり山散歩 / chikoやん様(首謀者B)
(ブログ無し) / 山狸様
(ブログ無し) / カバノアシガタ様(山狸妻改め)
半径500mのひとりごと / y子様ことjhety様
いなかの240 / yosi様
日光ランブラー Jo-Jo / Mr.Jo-Jo様

 はい。 首謀者B chikoやんさんは以前よりとてもお会いしたかったんですね。 ということで今回巻き込みました。w chikoやんさん、お付き合いいただき本当にありがとうございました。m(_ _)m
 そして、あれ? 山狸さん、来てるじゃん。w 妻のカバノアシガタさんも。 いやいや。 いつもどうもすみません。 私のことを放っておけなかったのね。 ありがとうございます。m(_ _)m

 はい。 前置き長かったですが、ツアー行きましょうか。


    

 低公害バスに乗り一路西ノ湖入口まで。 ここで準備体操、地図の確認等。 それにしてもちょっと前まで雨続きだった天気がすっかり晴れて青空! しかもそれでもさわやかな空気。 清々しい~。 さて出発! 
 と、思いきや。 一歩も進まぬこの地点から自然解説開始。 「この木はキハダです。 実がありますよ。 どんな味だと思いますか。」 「う~ん、脂ののったキハダだねぇ。」ってそうじゃない、って。(;´д`)
 のっけから刺激的なツアーです。

    

 そして数歩のところで再度ストップ。 「おはようっ!」って、アオダイショウ。 なんて嬉しそうなツアーガイド。

    
左写真 by 山狸さん

 「ちょっとだけ触らせて~。」と言ったつもりなのですが、一本まんま預けてどうする。(;´д`) しかも後方、顔が楽しすぎるぞっ!! またひとつ乗り越えた私です。 いや。 大人しい、いい子で良かった。 さて、本当に出発です。

    

 ぬかるみにはシカや鳥の足跡。 「何しにここへ来たんだろう。」と想像が膨らむ。 つい先日「芽吹いたばかり」と言っていたカラマツが青々と空を突き上げる。

    

 山の神さまにしっかりご挨拶をして。 ズンズンと山の奥へ向かってゆきます。

    

 水場で小休憩。 冷たい山の水は本当に飲みやすく身体に入ってゆく。 帰りにペットボトルや水筒に汲んで帰った人もいます。 そうかぁ。 そうすれば良かったねぇ。 カバノアシガタさんがこの水でお茶を作ってくれました。 ありがとぅ。
 さらに歩いてゆきます。 「緑のグラデーション」なんて表現していた木々の葉が、今では「緑のレイヤー」かな。 幾重にも幾重にも。。。

    
両写真 by 山狸さん おみごとっ!!

 さらに動物たちに出会いました。 左はコムラサキ。 羽の色がきれいです。 右はクマ!? あ。 アナグマ。w 2頭いました。 まぁ、アナグマで良かったですが、本当にツキノワグマが頻繁に目撃されています。 というより、私たちがクマの生息域に侵入しているわけです。 お互いに事故に合わないよう気をつけなければいけません。

    

 さていよいよ水に濡れても良い靴に履き替え川を渡ってゆきます! このツアーのお楽しみ!
 とは言え、川はやはり危険がいっぱい。 川の中での歩き方なども安倍さんが指導してくれますよ。 危なっかしい所では手をとって渡してくれるし。 うれしいわねぇ。w 冷たい中ありがとうございます。 次回は是非お姫様だっこで。w
 って、本当に冷たいんですよっ!w で、途中岩に飛び乗ろうと避難しているのは誰だぁ~?w

    

 この一枚岩のような川床の所。 本当にステキです。 ここで一日水遊びをしていてもいいくらい。


 はい。 みんな水の中を歩くことにも慣れました! この水、この木々、この山、この空!! もっと奥まで行きますよーっ!!








戦場ヶ原ナイトハイキングとお知らせ

2013年08月11日 21時44分11秒 | お山のツアー

2013年8月10日(土)

 8月8~10日で例のごとく日光に行っていました。 夏休みなので2泊3日の豪華バージョンです。w
 順当に行くなら8日の出来事から書くべきなのですが、ここはちょっとお知らせから。

 昨年も参加した奥日光戦場ヶ原のナイトハイキングに今年も参加しました。
 昨年同様栃木県立日光自然博物館が主催ですが、昨年と違うのは今年は8月中の土曜日が戦場ヶ原、日曜日が中禅寺湖ナイトハイキングの実施となっています。
 詳細はリンク先、左サイドバーの「自然体験イベント」をクリックの上お確かめください。

 ここで重要なお知らせです!

 実は、土曜日実施の戦場ヶ原ナイトハイキングは既に満席になっているのだそうです。 どうしても参加したいと言う方、キャンセルがあるかもしれませんので キャンセル待ちは可能だそうですので、お早めに博物館へ連絡してみましょう。

 日曜日実施の中禅寺湖ナイトハイキングにはまだ空きがあります。 私もさっそく予約をいたしました。 興味のある方お早めに!!

 さて、上写真は戦場ヶ原、三本松近くの展望台からの夕景です。 太陽が沈みいよいよ漆黒の闇が訪れます。 今年は何が見られるかな。。。
 まずは、上写真雲の中にシャイニングハートが見えますか?w

 午後7時30分。 赤沼自然情報センターに集合し受付。 定員20名いっぱいの参加者が集まります。 解説員Fさんの安全説明を受けますが、Fさんのとても弱気な解説に苦笑。w

 「夜の戦場ヶ原で何が見られると思いますか? 特別な動物や植物が見られると思って来ましたか? ところがね、そんなに特別な物は見られないのよ。 ごめんなさいねー。 もしかしたらひとつや二つは見られるかもしれません。 けど、何もなかったら本当にすみません。 ただ、夜の森の中。 まったく光の無い世界ってどんなものか。 それを体験して行ってくださいね。」
 
 けれど解説員Fさんの心配には及ばず、国道を越えたすぐのところでホタル発見! 昨年は川沿いの低い草、背より少し高い木のあたりにフワァ~と飛んでいた記憶だったのですが、今回はなんととても高い木の上の方でポワッ、ポワッと光っている。 まるでリアルクリスマスツリーのよう。 子供も大人も「うわぁ~!」と見上げます。 光っているのはこの地域にいるヒメボタルです。

 さらに少し歩くと解説員Fさん、光るホタルの幼虫を発見。 みんなに「見せて! 見せて!」とせがまれます。 「これは幼虫の時にしか光らないクロマドホタルの幼虫です。」などという話を聞きながら、根っこや石の飛び出た真っ暗な遊歩道をゆっくりゆっくり進みます。

 ようやく木道に来るとずっと歩きやすくなります。 木道は白っぽく浮かび上がるので歩きやすいのですが、なぜか昨年より見えにくい気がします。 そう言えば昨年は満月の頃。 月は男体山の裏側でしたが、空は明るかったのかもしれません。 今年はほそ~い三日月です。 だからかなぁ。。。

 と言っているうちに雛段のある広場に来ました。 すると。。。


 空には満天の星!!(撮影はナイトハイキング中ではありません。 場所も違います。 が、写真下部に見える山は男体山です。)
 しかも折しもペルセウス座流星群の時期。 解説員Fさんが新品の幅広木道にみんなで寝っ転がって空を見ましょう、とおっしゃいます。 みんなずらっと寝転がりました。 すばらしい星空です!!
 すると「流れ星っ!!」「あっちにも!!」「あれは流れ星じゃなくホタルじゃない?」
 本当に流れ星がいくつもみられ、またホタルもスーッと飛んできて、夢のような世界です。
 戦場ヶ原に入ってすぐの所で「怖い~。」と言っていた子供たちも、この頃にはもう夢中でした。

 しかしこれも自然のもの。 いつもこうなるとは限りません。 残念ながら先週のナイトハイクではこれだけのホタルは見られなかったそうです。 こればかりはいたしかたありません。

 さらに木道を先に進みます。 川沿いにはさらにホタルの数が増えてきました。 一行は今月から初登場の戦場ヶ原への張り出し木道まで行き、再び空を見上げ、また広い戦場ヶ原一体を眺めました。
 この頃には暗闇に目が慣れ、戦場ヶ原の様子も木道上部に木が張りだしているのにも気づいたりします。 不思議なものですね。

 そして帰りには懐中電灯をつけスタート地点の赤沼へ戻りました。 懐中電灯の光がまぶしいこと。 また足もとが照らされると本当に歩きやすく安心して歩けることに気づきます。 国道まで戻ると自動販売機の灯りが煌々と光っていることは昨年同様です。

 最後に解説員Fさんが「今日はホタルも星も見られて本当に良かったです。 これが見られないと戦場ヶ原ではお話する内容が限られてしまい、私は本当に苦手なんです。 けど、中禅寺湖ナイトハイキングでは確実に見られるものがいくつかあります。 とてもお勧めですよ! まだ空きがありますからまた是非いらしてください。」と捨て身のPRに私は再び苦笑してしまいました。w

 と言うことで、解説員Fさんもお勧めの中禅寺湖ナイトハイキング、今からとても楽しみです! 先ほども申し上げましたが、興味のある方、予約はお早めに!!



7/14 エコツアー 戦場ヶ原~小田代原 No.2

2013年07月28日 22時35分29秒 | お山のツアー

2013年7月14日(日)
ミズチドリ




テガタチドリ

 前回のエコツアーの続きです。 出てくるお花等は前回も合わせ時系列に沿ってはいませんのでご了承ください。

 さて、上二枚のお花は今回とても楽しみにしていたお花でした。 両方ともラン科です。 蘭なんですよね? ショウキランなどもそうですが、なんかこういう所に蘭が咲くなんて力強いなー、それゆえの美しさだなー、などと思ってしまうのです。 
 蘭と言うと胡蝶蘭とか頂いても(めったに頂きませんけどw)二度と咲かないじゃないですか。 それがこの雪で凍りつく山の中で、夏が来ると咲くんですよ。 健気で素晴らしいじゃないですか。 などと考えつつ、まぁ、やっぱり、かわいいなぁ、きれいだなぁ、と。


 このお花の形から「千鳥」と呼ばれるそうです。 で、こんなに可愛いともっと近寄って撮りたい、と思う訳です。


 けれど自然のお花ですからそんなにうまい具合に近くに咲いていないんですね。 戦場ヶ原や小田代原の木道脇のお花は、遠ければなんとか木道から手を伸ばしたり、望遠で撮らなければなりません。

 決して木道から降りて湿原に足など踏み入れてはならないのです!! 

 残念ながらそういう方をお見かけしたり、きれいなお花の脇の草が踏みにじられていたり。。。そんなこともあります。

 そこで今日は木道からの正しいお花の撮り方を。

 
 はい。 こんな風に。 湿原に踏み込むくらいならこのように撮りましょう。

 ただし、こんな風にして写真を撮っているおばさんが木道に転がっていると大変迷惑です。
(モデルは私です。)

 歩いている人に迷惑がかからぬよう注意しましょう。

 写真 by 安倍さん






 細い2列の木道もまだまだありますからね。


 原則右側通行ですよ。 どうも駅の階段やエスカレーターの習慣で左を歩きたくなるんだよね。


ヤマオダマキ







ノアザミ




イブキトラノオ




 自分の好きな場所に居る自分の写真ってうれしいな、と思うこのごろ。w

 写真 by 山狸妻殿







写真 by 山狸殿


 そう言えばこの日はアカゲラが一度に4羽くらい私たちの周りを飛び回りました! どうやら巣立ちだったらしいです。 そうそう見ることのできないアカゲラが一度に4羽も。 しかも随分長い間近くに飛んでいました。 
 写真はトリミングをしてこのくらいの大きさですが、ちょっと思い出に置いておきます。