out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

ワカサギ釣り @ 山中湖(11/13)

2010年11月26日 23時41分56秒 | stroll

6:25a.m.

 11月13日山中湖にワカサギ釣りに行きました。 先のエントリーのとおり、始めは「釣り~?(´・ω・`)」という感じだったのですが、ダイヤモンド富士に釣られ夜明け前から山中湖に到着。 人間やれば出来るものです。









7:10a.m.

 7時から釣りを開始。 ものすごく寒いわけではありません。 湖面からはもやが立ち上っています。
 周りにはたくさんの釣り船がいます。 小さなボートに家族やお友達やカップルさんがジーッと座り込み釣り糸を垂れている姿はなんだか微笑ましいです。 静かで和やかで平和な気持ちになります。



 だいぶ明るくなってきました。 静かとはいえボートの上で写真を撮るのは至難の業です。w



 山中湖にはたくさんの白鳥がいます。 ボート屋さんにエサが売っておりボートに乗る観光客がエサをあげるので、釣り船の方にも巡回してやってきます。 
 ちなみにトイレや釣り糸が切れた、と言う時には20分かけて岸のボート屋さんに戻らなければなりません。 その際途中で息が切れるので、私も白鳥さんのエサを買い釣り場から離れたところで餌付けをしました。 白鳥さんはとても人に慣れており手から直接エサを食べます。 けれど指も手のひらも関係なくくちばしの中に入れます。 ちょっと痛いけれどかわいいです。
 ところでこの写真は随分と湖面がギラギラしてしまいました。 PLフィルターを付けていればこうならなかったかも、と思ったりしますが、どうかな?

 ワカサギ釣りは朝7時から始め、結局のところ午後2時半近くまで釣り続けてしまいました。 途中飽きて紅葉撮影に抜けるかも、と思っていましたが、実際ダイヤモンド富士がなければ夕方まで釣り続けていただろうと言うほど楽しかったです。 途中糸が絡んだり、釣れない時間帯もありましたが、大抵はヒョイヒョイと釣れ満足がいくほど釣れました。 まぁー、秋のいい時期だったから良かったですが、冬のもっと寒い時期は大変でしょうね。 けれど屋形船のような暖かそうな乗り合い船もありましたよ。 ダイヤモンド富士ももっといい条件で撮りたい気持ちがありますし、またワカサギを絡めて山中湖に行くのもいいなぁ、などと思った次第です。

ダイヤモンド富士 @ 山中湖

2010年11月15日 23時57分47秒 | 写真試行錯誤

11月13日 15:28撮影

 とうとう撮りました! 山中湖でのダイヤモンド富士です。 

 この日はワカサギ釣りに誘われ「えーっ」と思ったのですが、「ダイヤモンド富士が撮れるよ。」の一言で「行きます、行きます。 はいっ、はーいっ!」と出かけたわけでした。

 富士山にごく近い山中湖の、富士山のてっぺんにお日様が沈む時間はなんと午後3時半ごろと聞きびっくり。 おやつを食べたらすぐ日の入りです。 この日はワカサギ釣りのため夜明け前から山中湖にいましたが、昼間はお天気が良かったもののなんとなく一日中雲がどんより。 後から聞いたら黄砂も飛んでいたそうです。 まぁ、ベストな状態でのダイヤモンドとはなりませんでしたが、楽しい一日、そしてワクワクの数分間を味わうことができました。

 さすがに富士山のお膝元、山中湖でダイヤモンド富士が見られる期間はとても長いです。 こちら「山中湖観光情報」のサイトには湖の色々な情報や素晴らしい写真、そしてダイヤモンド富士の撮影スポット&撮影日まで載せてくれていますが、こちらによると10月15日から翌年2月末までは山中湖周辺のどこかでダイヤモンド富士が見られるということです。 ちなみに「ダイヤモンド富士ウィークス」のページにはずらっと並んだ写真家さんたちの写真があります。 さて、私はそんな中に割り込んで写真を撮ったのでしょうか。w

 とりあえず下にダイヤモンドまでのダイジェストを貼っておきます。

 14:21
 湖上より眺めた富士山。 あと一時間ほどでイベントが始まるため急いで岸に戻る。 ワカサギ釣りがちょっと楽しすぎた。 ボートで岸に戻るのに約20分。 岸に着いたら猛ダッシュでポイントに行かなくてはいけないのだが、既に湖上から三脚をガッツリ立てた列が見えていた。 実はこの時点でやや戦意喪失。。。

 ところで、この富士山左わきのスッと斜めに伸びた雲は飛行機雲ですよね? その下に同じく伸びる黒い線は飛行機雲の影ですか? 違いますか?


 15:08
 岸に着くと貸しボート屋さんではレンタサイクルもやっていたので自転車を借りた。 車で行って止めるところがないと困るからだ。 ポイントはそんなに遠くない。 カメラでいっぱいの浜まで行くつもりだったのだが、その浜の手前のサイクリングロード沿いにはすでに三脚を立てている人たちがいた。 自転車走行の邪魔にならないように三脚を立てられるし、その辺でも充分に見晴らしが良かったし、なにしろ空いている。 多少ダイヤモンドがずれても私の写真だからいいや、と言う気持ちで私もこの場所に決めた。 太陽が随分と山頂に近付いている。


 15:14

 わーっ! 黒い雲がかかってきちゃった(´・ω・`)


 15:21

 なんとか雲がどいた。


 15:22

 沈み始めたけどボヤーッとしてる。


 15:26

 太陽が沈んで光が弱まったせいか少しシャキッとしてきた。 

 この後の写真はトップの15:28 となります。



15:33

 日が完全に沈みました。 3時半ですから写真で見るほど暗くはありません。 どの写真も太陽がわかりやすいように露出をかなりアンダーにしてあります。 まるで夜のようになってしまうこの写真はなんとかならないだろうか、と思います。 先ほど紹介したサイトでは青空で光芒がピカーッと写った写真があります。 お天気が良ければなおさら光は強いでしょうから。。。やっぱりフィルターでしょうか? 
 まぁ、何ごとも経験が必要だと思います。 今回はきちんと富士山の火口に太陽が落ちてきたのが見れて、それだけでもラッキーでした。

奥入瀬渓流 3

2010年11月11日 23時10分51秒 | travel

10月3日撮影 雲井の滝


 奥入瀬渓流を石ヶ戸から歩き始め雲井の滝まで来ました。 奥入瀬渓流は本流の流れだけでも美しいのですが、各所から支流が流れ込み滝になっている場所もたくさんあります。 そのことから「瀑布街道」とも呼ばれているそうです。 この滝もそのうちの一つですが、石ヶ戸から子ノ口に歩く方向だとこの辺からが各滝の見所になります。 9キロの全工程の3分の1弱と言うところですが、すでに時間が押せ押せです。 早瀬も滝もどこを見てもきれいなのですが、もうあまり撮影に時間を掛けることはできません。 おまけに時折ポツポツと水滴を感じるようになってきました。 「いいなぁ~。」と思うところを泣く泣く横目で眺め、三脚を担いでスタスタと速足になってゆきました。







九段の滝





銚子大滝
ここから先十和田湖へは魚が遡上できなかったため、「魚止めの滝」とも呼ばれています。






十和田湖、子ノ口に到着しました! 
8時半ごろから歩き始め、12時半ごろの到着でした。
十和田湖畔をめぐる道路が奥入瀬川を渡る橋から奥入瀬川を見ています。 
川の両岸の木々が色づき始めていますが、本格的に紅葉したら本当にきれいでしょう。




 上とほぼ同じ場所からくるりと180度後ろに向くと十和田湖です。 遊覧船が見えますが、この辺が遊覧船の発着所で道路沿いにはお土産屋さん、お食事処があります。
 奥入瀬散策も後半になると小ぶりの雨になってきました。 木が覆いかぶさるように川や散策路を覆っているのであまり気になりませんでしたが、開けた湖まで来ると結構降っているように感じました。 この後石ヶ戸までバスで戻ったのですが雨はどんどん強くなり「散策中に本降りにならなくて良かったなー。」と思いました。

 紅葉には早い奥入瀬でしたが本当に素敵な所で是非また来たいな、と思いました。 もちろん紅葉の時期を見てみたい気はしますが、きっと新緑の春の奥入瀬も生き生きとして素敵でしょう。 本州の最北端、青森県ですからそう簡単には行けませんが、でも実際新幹線に乗って約2時間半で八戸到着。 それはそんなに遠くに旅行をしている気分ではありませんでした。
 全国に名所は数々あるでしょうが、何かの縁で訪ねた場所はなんとなく愛着がわくものです。 青森県はアイスホッケーが縁で訪ねたわけですが、今後もアイスホッケーも見に行きたいし奥入瀬にも訪れたい。 「本当にまた行こう!」と思っています。

 そして今回は泊まりの荷物とカメラリュックに三脚を付けて電車に乗って旅をしました。 「重いなー。 持っていくのやめようかなー。 使うかわからないしなー。」など迷ったり、不安に思ったりしましたが、結構ちゃんと歩くことができたので良かったです。 そして、散策中も三脚付きカメラを担いで、最後はかなりスピードアップのウォーキングになりましたが、付いてゆくことができなんとなく自信も持てました。 いい経験ができたので次回に生かしたいと思います。(ぇw

奥入瀬渓流 2

2010年11月08日 00時21分40秒 | travel

10月3日撮影 阿修羅の流れ


 石ヶ戸でガイドさんと合流してからいざ9キロの奥入瀬散策開始です。 天気予報では午前中は曇り、昼ごろから雨、という予報でした。 それでもいつ降り出してもおかしくないような空の下、空気はひんやりしっとりしていてとても気持ちがいい。
 あらかじめ「気温がひとケタ台になっています」と聞いていたのでコンパクトなダウンのベストとジャケットを持って行きましたが、それでちょうど良いくらいでした。


石ヶ戸の瀬


 石ヶ戸を出発するとすぐに見えてくるのが上の写真、石ヶ戸の瀬です。 紅葉は始まっていないと言うものの、黄色い葉があちこちに見られなかなかきれいです。 歩いていると何か甘い香りがします。 始めは気にも留めなかったのですが、少し経つとやはりこんな綿あめのような甘いにおいが自然の中でするのはおかしい、と気づき調べてみるとそれはカツラの落ち葉が発する香りだとわかりました。 カツラは落葉するときに甘い香りの蜜のような物を葉から出すのですが、それが何のためなのかはわからないそうです。


ここから下の写真はすべて「阿修羅の流れ」より


 奥入瀬渓流の流れが美しい理由の一つに、川の中の石、岩、倒木などに美しい苔が生えていること。 またその苔に植物の種が飛んできて草や木が育ち、まるで盆栽か箱庭のような美しさになることがあります。 
 苔の緑は美しく、そこにはかわいらしいキノコが生えていたり、草や木は季節によって花を咲かせたり紅葉したり、また冬には雪や氷で四季を通して景色を楽しめます。 この苔の美しさには理由があります。 奥入瀬川の最上流部、十和田湖、子ノ口から少し下ったところに水門があります。 この水門では十和田湖からの放水量を川の水面がいつもほぼ一定になるように調節しています。 なので岩の上の苔が水没したり、乾燥してしまうことがなく、いい状態の苔を保っていられるのです。







 幸いなことに雨が降ることもなく快適に歩くことができました。 願わくばもっと写真を撮る時間がもらえれば。。。と思いましたが、それは仕方がないです。 せっかく三脚も持っていたのでレンズを変えて望遠で狙ったり、マクロで苔の上の小さなキノコやお花を撮ったりもしたかったのですが、いっぺんに色々は出来ません。 本当に3日かかってしまいます。 
 「とにかく最後まで雨が降りませんように」「今度また来ることができたらこの辺やこんな物や、もっといっぱい写真をとるぞ」などと思いつつ歩いて行きました。

奥入瀬渓流 1

2010年11月05日 23時59分54秒 | travel

10月3日撮影 三乱の流れ


 10月2日(土)、八戸に日光アイスバックス対東北フリーブレイズの試合を見に行きました。 せっかく八戸まで行ったのでレンタカーを借り、3日(日)には奥入瀬渓流まで足を延ばしました。 紅葉で有名な奥入瀬ですが、この時期まだ紅葉は始まっておらず人も少なく、緑の葉をつけた渓流散策は涼やかで(寒いくらいw)とても感動的でした!



 奥入瀬渓流は1936年(昭和11年)に十和田国立公園(現:十和田八幡平国立公園)に指定され、1952年(昭和27年)には、特別名勝及び天然記念物に格上げされています。 公園内の自然は出来る限りそのままに保存してゆくということで、動植物の採取禁止はもちろんのこと、落ち葉一枚も拾って持ち帰ってはいけません。 また、台風などで枝や木が倒れてもそのままの状態で放置します。 ですから、川の中に木が倒れてもどかしたりすることはありません。 その木にはだんだんと苔が生え、植物が根付いてゆきます。 美しいだけでなく、どこか荒々しく力強い感じと、落ち着いた日本庭園の雰囲気を併せ持ったような眺めが魅力的です。



 奥入瀬渓流とは十和田湖畔の子ノ口(ねのくち)から焼山までの約14キロの奥入瀬川の渓流です。 この間どこも美しい流れが見られるのですが、今回私は渓流途中の石ヶ戸から子ノ口までの9キロを歩きました。 川の流れをきれいに撮りたいと思い、三脚を担いでの行軍です。 えぇ、このために東京から三脚を担いで新幹線で八戸まで行きましたとも。w それでスローシャッターが効果的に使えたかどうかは別として、いい経験ができたと思っています。w







 なんかもうどれも同じような写真ばかりなのですが、ガイドさんとの待ち合わせ時間より早く着いてしまったので、うれしくて時間まで撮りまくっていました。 上の写真はすべて待ち合わせの石ヶ戸近くの「三乱れの流れ」と呼ばれる所で撮ったものです。 今回初めての奥入瀬だったので、自然指導員のガイドさんをお願いしたのですが、そうするとお話を聞いたりしながら素早く写真を撮らなくてはいけないので、シャッタースピードやISOなどの確認です。 けど、やっぱり写真撮影は団体行動には向きませんね。(苦笑

 この後9キロの奥入瀬渓流の写真が続きます。 思う存分じっくりと写真を撮っていたら、たった9キロでも3日掛けても足りないほど美しかったです。 そのほんの一部あわてて撮ったもので、しかも時期外れで申し訳ありませんが、数日続くかと思われます。w