8月6日に kuronekoさんと撮影ドライブに行きました。 当日は渋滞を避けるべく早朝の集合となりましたが、いやはや kuronekoさん、私の期待通り三脚、長靴持参でよくいらしていただきました。w
天気予報によるとあまりいいお天気ではないということでしたので、最悪雨が強くなった場合のオルタナティブも考えていたのですが、現地に近づくほど空が晴れてくる。 やはり私たちの日頃の行いが良かったのでしょうか。
予定通り初めは私と友達のやっている棚田の隣町、南アルプス市の中野の棚田を目指しました。
中野の棚田は広く緩やかな傾斜地に位置し、棚田の先には建物で一杯の甲府盆地が望めます。 棚田の周囲には家屋も多く、田を巡る道は舗装され、山里にありながらも近代的な雰囲気のある棚田です。
上の2枚の写真はほぼ同じ方角を目指して撮っていますが、左の写真が今回8月6日に撮った物、右の写真は6月20日に撮った物です。 稲が大きく成長していることがわかります。
どちらの写真ももう少し右にカメラを向けると山の向こうに富士山が望めます。 美しい棚田に甲府盆地、それを見下ろす富士山の図は山梨県知事賞にも輝いた構図です。 なのに。。。(^o^;
ま、曇っていて富士山が見えなかったことだけが理由でないことはわかってますって。
こちらの2枚も同じような構図で撮っていたので載せてみました。 左が 8/6、右が 6/20。 いやぁ~、考えていたわけではないのですが、同じようなところで撮ってしまうものなんですね。
中野ではすでに穂が出ている田んぼが何枚かありました。 平林でも穂が出ている田んぼを見かけましたので、田植えの早かった田んぼはすでにそういう時期だということでしょう。 籾の状態の田もありましたが、花の咲いた状態の田もありました。 右が稲の花が咲いた様子です。
近くに寄るとこんな感じです。 稲の花、是非写真をクリックして大きくして見てみてくださいね。
はい。 中野のアマガエルです。 って、どこも同じですが、やっぱり撮っちゃいます。w
今日は驚かさないように、遠くから300mmで撮りました。 天気も良いし、リラックスしてますね。
リラックスしすぎで、まるで置物のようです。w
強力な助っ人登場、と言う感じです。 とても強そうです。
実は今回中野の棚田で kuronekoさんに一番見てほしかったのはこれだったんです。
この写真は6月20日に撮りました。 その時田んぼにこれを見つけたときにはそれはもうビックリ仰天。 「うあぁぁっ」と叫びました。 マジで。w だって、ヌ~ラヌ~ラ、割と大量に水の底にいるんですよ。
どの田んぼにもいるというわけではなく、いる田んぼにはいっぱいいる、と言う感じで、もう興味心身に覗き込んでいると軽トラに乗った通りすがりの旦那さんが「何見てんの? ヤモリの写真撮ってるの?」とおっしゃるので、「いえ。 田んぼの写真を撮りにきたんですが。。。これはヤモリですか?」と尋ねると「そうだよー。 いっぱいいるでしょー。」と走り去ってしまいました。 「え。ヤモリ?」
次に田んぼの主らしき軽トラの奥様が車を止めて降りていらして「ヤモリの写真を撮っているの?」と再び。 「あの、これイモリじゃなくてヤモリですか?」と尋ねると、「そうだよー。」「あの~、ヤモリって家の壁とかにもいますか?」「ヤモリは壁にはいないよ。 水の中だよ。」と。。。
あとで友達が調べたところによると、どうやらこれは「アカハライモリ」らしいのですが、中野ではヤモリなんです。w
先ほどの奥様は、「お腹が赤くて気持ち悪いんだよ。 今は見えるからいいけど、夏の草取りの時には一緒に掴んじゃって、きゃーってなっちゃうんだよ。w」とおっしゃっていました。
この田んぼにはタニシのような貝もいて、稲刈りの頃大きくなったらゆでて食べられる、とおっしゃっていました。
田んぼには色々な生き物がいるんだなー、とあらためて感じた次第です。
今回はすでに稲が大きく育ち、水面下はまったく見られず、kurokekoさんにはチラッと一匹しか見ていただけませんでしたが、またそのうち。
中野の棚田を後にして、一山越えて私たちの田んぼがある増穂町の平林を目指しました。 これは山の途中にある南アルプス市県民の森にある北伊奈ヶ湖です。 小さな湖ですが、紅葉のころはまたいいかもしれません。