2012年9月15日(土)18:50
The Big Dipper in the Heavens,
from the top of Marunuma Kogen Resort
9月15日(土)、奥日光の新たな滝を求めてツアーに参加してきました。 そのお話はまた後ほど詳しくするとして。
ツアーが行われたその日、空には時々大きな雲が横切り夕方にはゲリラ豪雨が来るかも、という心配もありましたが、一粒の雨も降ることなく、むしろ時折日の射すとても素晴らしいツアーとなりました。
ツアー終了後起点の赤沼車庫に戻り空を見ると上空は晴れている。。。
行こうとしている日光白根山方向は雲に覆われていましたが、日にちを考えてもこの日しか行けないだろう。。。ということで行ってきました。
「天空の星空観賞」
丸沼高原スキー場の日光白根山ロープウェイが日にち限定で夜間運行をし、標高2,000mの天空から星空を見せてくれると言うものです。 頂上駅からは東に日光白根山を間近に望み、遠く西側には水上方面の山々が望めるという展望です。
お天気が心配でしたがなんとか星を撮ることができ、滝ツアーも合わせこの日の目標は200%達成できた感じでした!
18:16
18:52 中央にカシオペア
18:58 北斗七星は西側
19:16 東側の日光白根山と共に星空を撮ろうとしたのだが、山頂は既に雲の中
18:59, ISO 800, SS 508sec, F4.0, 焦点距離24.0mm
最後の一枚は失敗写真なのですけど。 実はこれでもソフトで補正して暗くしています。 こんなに明るくなってしまった原因は稲光が入ってしまったからだろうと思っているのですけど、でももし稲光が入らなかったらちゃんと撮れたのかな?、と思って。 こういう写真って(星がぐるーっと周っている写真)何十分もシャッターを開けっぱなしで撮りますよね。 それでなんで明るくならないんだろう。 まぁ、自分でやってみるのが一番なのでしょうけれど。
感度、絞り、シャッタースピードの一番いい組み合わせを知っておく必要があるのでしょうね。 今回はどこかで見た数値、ISO 800, 絞り5.8 を基準にやってみたのですけど、難しいですね。
透明感が無いのは ISO 800 のせいでしょうか。 あとノイズリダクションを使うべきだったのでしょうか。
とりあえず今回は満天の星をみて、天の川まで見えて満足して帰ってきましたが、次回はもうちょっと何とかしたい、という気持ちです。
ここからはおまけ♪
朝、滝ツアーの集合時間より随分早く着いてしまい、戦場ヶ原の展望台で一休み。 「なんか天気夜までもつかも。」などと考える。 右写真では中央の手前の山の右後ろにちょこっと日光白根山が見える。 山頂まですっきり見えてなんか呼ばれてる?、などと思っていた朝。w
それにしても、戦場ヶ原ってこんなに茶色かったっけ?、とふと思う。 アシは茶色だった? ホザキシモツケがあったはず。。。
はい。 左は7月29日の同じ場所。 やっぱりこんなにグリーン。w ホザキシモツケのピンクも見える。 あ~、この辺はホザキシモツケの葉っぱが茶色くなっているのだな、と思う。
右は3月3日の金精道路。 まだ冬季閉鎖中。 スノーシューで歩いたんです。 この道を今回は車でビュ~ンと行きました。 道路の奥にボコッと白いのが日光白根山だと思う。 (*訂正 9/22 ここから日光白根山は見えないそうです。 これは金精山だそうです。 ベー太さん、ありがとうございました。)
星空観賞のあとはこの道を初めて沼田まで抜けて、関越自動車道で帰ってきました。 沼田までずっと一般道なので、なんだかとても長く感じた。 日光側だと清滝から高速に乗れるので、なんとなくそちらの方が楽かな。。。と思ったけどどうなんだろ。
夜間運行開始とともに乗ったロープウェイ。 頭上は晴れ渡っているものの、奥はすごい雲。 あの雲がやってくるかも、と思っていた。 頂上に着くと遠く西の空はまだ赤く染まっていた。 そういう空を撮りたかった。 けど、肉眼ではすっかり暗くなったように見えても、カメラで露光時間を長くして撮ると、いつまでも西の空は明るい。 2,000メートルの威力? 太陽の威力? もしかしたら街の明かりだったりするのかな。
右は頂上駅付近からの日光白根山。 肉眼ではもっと暗かったけれど、SS 0.5秒でこの明るさ。
いつもはこの反対側を見ているんだね。 そしてこの向こう側に湯元が、中禅寺湖があるんだな、とか思って。 向こう側にはすごい雲があるらしい。 後から聞くと湯元では結構な雨が降ったそうだ。
この後撮影を始めて一時間弱くらいで稲光が始まった。 雷鳴は聞こえなかったので遠かったのかもしれないけれど、もし急にすごい雷が鳴ったり、大雨が降ったりしたら、素早く逃げる体力はもう無いな、と思い早めにロープウェイに乗って下山。
ロープウェイの夜間運行最終は 22:00 なので、夜中いろいろ試せると思っていたがなかなかそうもいかなかった。
けど、気持ちは満足して車で仮眠をしてから帰った。