2014年1月25日(土)
例のごとく
安倍さんにツアーをお願いして冬の刈込湖に行って参りました。
刈込湖には
昨年夏、山狸さん、カバノアシガタさんと参りました。 また
2年前には娘たちと冬のスノーシューでも行っております。
その時私は、娘たちと久しぶりに旅行に行けたという喜びひとしおでしたが、今考えるとあれが私の奥日光山デビュー(っていうかそれ以上広がっていませんがw)なのです。 今さらながらにあのツアーは色々な意味で思い出深いツアーとなっています。
当時私はスノーシューを山登りだとは全く考えていませんでしたが、雪の中の山登りですよね。w
山の登りのきつさなど何年も味わっていなかった私がスノーシューで、しかもスパルタンに導かれて小峠まで登って行ったのですから、今思うと無謀。ww
いえいえ、安倍さんに連れて行っていただいたからこそとても楽しく刈込湖へのツアーを終えることができました。 しかし。。。
私の心の中にはあの小峠への登り坂がある意味トラウマとなって残っていたのです。 あれも登れないくらいじゃ。。。と。
そして昨年。 今度は山狸さん、カバノアシガタさん、そして娘二人と
庵滝へスノーシューツアーに参りました。 庵滝への道は距離は長いけどそれほど急な登りはないから大丈夫、と勘繰っていたら、なんと途中で具合が悪くなってギブアップしたくなるほどのバテバテになり。。。
それでもまぁ、なんとか休み休みたどり着き、帰りには元気に復活していたので「また今年もみんなと行く!」などと計画を立てておりますが、途中でバテたら捨ててください。 一人で帰れるくらいにはなっています。(たぶんw)
と、そんな風に今年のブログ友達の皆さんとのツアーのことも不安として心に引っかかっている部分があった中で、
y子さんがスノーシューが初めてで、ウェアやスノーシューで歩くことに不安がある、とおっしゃるので、ならば一緒に練習ツアーに行きませんか、とお誘いしたのが今回の刈込湖ツアーの発端です。 あ~、前置きが長かった。ww
「練習に刈込湖ってどうよ?」と思わないでもなかったのですが、なにせ相手はy子さんです。 物足りない一日にさせては申し訳ないし、なんて思っていたら、y子さん、練習前にさっさと一人で本番の庵滝へ行ってしましました。 さすがですっ。ww
ますます?な刈込湖ツアーになってしまいましたが、安倍さんに連れて行ってもらうのですから為になり楽しいに違いない。(*^o^*)
あとは私がちゃんと小峠まで登れるか、だ。
まずは金精道路までの登りです。 ここ結構難関。w それにしても雪が無い。
「一応初心者のy子さんと私がいるんですから登りはゆっくりお願いします」のリクエスト通り、金精道路までの登り坂から色々な物を見せてくれてゆっくりゆっくり登ります。 割とジェントル。w
左の木の枝、皮が剥げていますがこんなのがトレイル上に散乱しています。 サルの食事後だそうです。 考えてみたらあんなにサルがいるのに初めて見たなぁ。 右写真はその猿が食べた枝、ノリウツギの木の葉痕。 サルっぽい。w
そして金精道路。 夏は笹や草が密生していた谷へ下って行きます。 下って行った先には動物たちが縦横無尽に駆け巡った跡が。 どういう行動だろう?、と考えるネイチャーガイド。 文学部卒。 はい、感動的なストーリー考えて~。w
そして蓼ノ湖(たでのうみ)へ。 あれ? ここ登りだった? といきなり焦る。w 一本橋には動物の足跡。 ここを通ったらするっと落ちるかも、とか考えないのでしょうか。 というか、これを見ると私も渡ってみたい衝動に駆られるんですけど。。。w
そして蓼ノ湖に到着。 冬にしか来られない神秘の湖。
凍っていない部分が以前より大きい。 凍っている白い部分と凍りかけの部分がなんかいい。
蓼ノ湖を離れ小峠に向かいます。 途中シカに食べつくされたような木。 倒れてから食べられたようで木の側面が根元から上部までしっかり食べられている。 右写真は雪の厚みを感じられる曲線が好き。w
左写真 by 安倍さん
いよいよ小峠への登りです。 こういう登りは庵滝への道程にはないですが、y子さんしっかり登っています。 なんでもこなしますねぇ。
わたしも頑張って登っています。
と。 割と気持ち良いうちに夏道との合流点まで来ました。 「え?」と思うくらい早かった。 まぁ、安倍さんが全体のペースをゆっくりとって下さったので、疲労感が無くそう感じられたのでしょう。
右写真は夏に来た時に撮った同じ地点。 大きなカツラの木が目印です。 「あ~、そうだった」と懐かしく思い出します。
その後更に小峠へ。 「ここもまだ登りが続くのだった?」と思いつつ必死に登ります。 けど、以前ほどの悲壮感はない。w 「あそこまで」というのがわかっているのでそんなに辛くない。
先に登って行ってy子さんと安倍さんの小峠到着を一枚。 安倍さんからは「きちんと登れていましたね。」とおほめの言葉をいただいた。 やった~。(*^o^*)/~
ここまでくれば全行程あとは激しい登りはないはず。 そしてまた冬道に降りてゆきます。 この先も夏のこと、そして2年前の記憶をたどりつつ歩く、楽しいひと時。。。
つづく。