2012年6月11日
中禅寺湖でトウゴクミツバツツジを見て2週間。 そろそろ日光に行きたくてウズウズしてきた頃です。w
雨ふりでどうしようもないというのなら家にいようと諦めもつくのですが、なんだか11日(月)が晴れそうだと。 しかも、クリンソウは見ごろちょっと前でまだ人も少なく見るなら今だ。 ズミもほころび始めワタスゲがいい具合になってきた、と言われてはね。
仕事はどちらかというとやること多めの週だったのですが、土、日で詰めて、10日の昼過ぎからピュ~と行ってきました。w 人間やればできるね。 っていうか、こういう風にニンジンぶら下げないと出来ない人らしい。w
10日のお昼から出て行った理由は、宇都宮美術館で開催されている企画展『フィンランドのくらしとデザイン』を見たかったからです。 雨だったしね。
展示品の中に「森の家」という本物の木造りのおうちがあり、その中はかわいらしくフィンランドの小物やムーミンで飾られているのですが、それを作られた、幾何楽堂の小坂さんという方が素晴らしい方で。
天然氷の切り出しの際にお目にかかりましたが、ご自分のお仕事(扉デザイナー、空間アーティスト)のほか、日光の様々な行事の後押しなどもなさり、東日本大震災に対しては南三陸町に皆さんが寄り集まれる歌津迎賓館「鍵」という施設をボランティアで建てられました。 このボランティア事業にはほか多くの方の支援もあってのことですが、とにかく男気のある方です。
その小坂さんの展示を見たかったことと、フィンランドのおしゃれで、しかも人や自然にやさしい、様々な生活の中のデザインをちょっと見てみようと行ってきたわけです。
話がそれましたが、そんなわけで11日(月)は早朝から奥日光をブラブラできました。 低公害バス始発7:50に乗ろうと思ったのですが、ちょっと竜頭の滝でひっかかり、2番バスで行きました。 しかし駐車場は余裕で入場。 バスも並ぶことなく乗れました。
この日の男体山もこんな具合でした。 千手ガ浜からも湖越しに男体山を望むことができるので、是非美しい全貌を撮りたいところなのですが、なかなか厳しい顔しか見せてくれません。
この日もこの写真を撮った9時半ごろには風がビュービュー、男体山より向こうは雲が厚そうですが、その雲が今にもこちらに押し寄せんばかり。 この写真の奥、雲の垂れこめている辺りが華厳の滝となります。
日光はいろは坂下と上、そして華厳の滝よりさらに上の戦場ヶ原から湯元辺りまでの天気が全く違うことがよくあるそうです。 この雲を見るとなんだか納得します。
気温は何度だったのかわかりませんが、寒いと感じるほどでした。 もう寒いことはないだろうと思っていたのですが、化繊のタンクトップの下着に半袖のTシャツ。 その上に化繊の長袖シャツを着ていて、暑くなったら脱ごうと思っていたのですが、脱ぐどころかリュックに一応入れておいた薄手のパーカーを着こみました。 持っていって良かった。 最悪の場合はレインコートも持っていましたけど、やっぱり備えあれば憂いなし。 東京の感覚ではダメです。
この日の予報では奥日光は雨が降らないことになっていましたので、それを信じてクリンソウのあとはいったんお昼にバスで赤沼車庫に戻り、再び戦場ヶ原を歩いてズミ、ワタスゲを見に行ってきました。
千手ガ浜へ行く途中、バスからは満開のズミがいくつか見られましたが、戦場ヶ原はどうでしょうか? 続く。w
2012年5月27日(日)
栃窪から千手ガ浜の中間あたりにあるのが、熊窪です。 熊窪到着は9:40分ごろ。 ここからは歩いて来たトレイル下の岸壁に咲く見事なトウゴクミツバツツジが見られました。
ただ距離がかなり遠い。。。しかもどんどんと雲が多くなってきました。 車には3時に戻ればいい、とは思っていたものの、天気予報ではお昼過ぎから天気が崩れるとのこと。 早いうちに写真を撮っておかないと冴えない写真ばかりになるなぁ、と気が急いてきました。
しかしここは望遠のレンズに付け替えて、「一瞬でも太陽が出てくれ!」と待ちました。 太陽がなかなか花の咲いている辺りに照ってくれません。 また、その辺は明るくなっても、水面や周りの木々が日陰で暗かったり。 なかなか思うような色にはなりませんでした。 う~ん、難しい。
やっぱり中禅寺湖は早朝がいいみたいです。 昼近くになるとどんどん風が強くなる日も多いみたいだし。 あまり上手くは行きませんでしたが、それでも撮影はとても楽しかったです。
芽吹いたばかりの柔らかい黄緑色の木々の芽。 ピンク色のツツジ。 青く透明な湖。 森を見て、湖を見て、空を見て。 なんだかとても幸せな気持ち。
熊窪という名前は以前このあたりに多くの熊が生息していたから、ということらしいのですが、上の足跡は。。。? たぶんシカですね。 熊じゃなくて良かった。w まぁ、シカもいろいろ問題ありみたいですが。
さて、この後無事に11時ごろ千手ガ浜に到着しました。 千手ガ浜と言えば湖越しに男体山を、と思っていたのですが、結局千手ガ浜では一枚も写真を撮りませんでした。
風はどんどん強くなり、既に男体山は雲をかぶっていたし、私自身もとても寒くなってしまい、お手洗いのあるバス停まで行ったらちょうどバスが来る時刻だったので、そのまま乗ってしゃくなげ橋まで帰ってしまいました。
途中小田代原で降りようか、という気持ちもあったのですが、その頃小田代原にはお花もなく、空は既にどんより曇っていたので、写真は期待できませんでした。
そして私はというと、菖蒲ヶ浜の車に着くためにはしゃくなげ橋から山道を歩き、竜頭の滝を通り過ぎてゆかなければならない。 このルートは初めてだったのでどのくらいの時間がかかるか分からず、雨も降りそうだったのでとりあえず車までは早く着いた方が良い、という選択でした。
しかし、しゃくなげ橋から竜頭の滝は思ったほど遠くなく(下り道だし)、これはいいルートを知ることができました。 竜頭の滝のトウゴクミツバツツジにはまだ早く、写真も撮らずにお茶屋さんで珈琲をいただき、まったり出来ました。 おいしかったなぁ。
そしてその後プラプラと車に向かって行き、ちょうど車に着いたころポツポツと。 このくらいの雨なら雨宿りもできそうな「魚と森の観察園」を見学しようと思ったら雷。w
外歩きはあきらめて、中禅寺湖の『栃木県立日光自然博物館』に行ってきました。 ここにはスクリーンで奥日光の四季が見られる施設があり、こんな時でもないと見ないかな、と思って行ってみましたが、やっぱりこういうものは一回は見ておいた方がいいですね。 大スクリーンで、空撮で美しい小田代原の貴婦人を見たら、涙出そうになってしまいました。 移動教室の小学生に囲まれてるのに。www
ということで、今年度の奥日光のツツジはこれでおしまい。。。かな? まだ、行けるかな? ツツジも本当にいろいろな種類があるということを知らされました。 今の時期は戦場ヶ原でワタスゲとともにレンゲツツジがきれいだそうです。 ということは、湯ノ湖のレンゲツツジはもう少しあと?w
あっという間に6月も下旬になってしまいました。 6月上旬~中旬に梅雨の合間を狙って、もう少し奥日光のお花を撮ってきましたので、また見てください。
以前日光の路面電車について書きました。
こちら → 『神の橋、夢の架け橋』
本日この路面電車が再び日光に帰ってくることが決定いたしました!!
→ 下野新聞
→ 山陽新聞
路面電車が帰ってきたら、『チロリン村』で見られるみたいです。
楽しみだわぁー!!\(^O^)/
2012年5月27日(日)
「今年はトウゴクミツバツツジの当たり年です。 5月26~27日の週末は中禅寺湖北岸~西岸の方角、菖蒲ガ浜~千手ガ浜のミツバツツジがすばらしい!!」と聞いてはジッとしていられない。w
その前の週末に東岸~南岸、歌ガ浜から阿世潟までのツツジハイクに参加し、たっぷりのミツバツツジのつぼみを見ていたので、2週続けてにはなるけれど、梅雨になる前にもう一度行ってみよう!!と思っていた矢先、千手ガ浜方面の方が良いと言われてしまったので、意を決して行ってしまいました。 前々から行ってみたかった千手ガ浜。 もう少しこの気持ちをもったいぶってとっておこう、なんてなんとなく思っていたのだけど。w クリンソウの下見もできるかもね、と思って。
いやー。 べー太さんのアドバイス通り行って本当に良かったわ。(^O^)
トウゴクミツバツツジも本当に素晴らしくきれいに咲いていたし、菖蒲ガ浜~千手ガ浜のルートもとてもすてきでした!
ただの観光案内じゃないの、ベー太さんのブログ。 情報はもちろん、いろいろ大切なことが分かるので、奥日光に行く時は必読ですよ。 → 『奥日光そぞろ歩き』
ひとつ難を言えば、バックスのバの字もでてこないところかな。www
この時は前日に森友の御田植祭を見たりして中禅寺湖畔にて一泊。 朝7時30分ごろに竜頭の滝下の駐車場(国道より湖側の)に到着し歩き始めました。 通常なら1時間40分ほどで千手ガ浜に到着だそうですが、私は山歩きはまったく得意でないし、写真を撮りながらのハイキングですから、さて何時頃につくやら。
けれど山の中であまり時間に無頓着なのは危険も伴うので、目標は11時頃には千手ガ浜に到着。 午後3時には車に戻り帰宅、と決めました。
トウゴクミツバツツジ
シロヤシオツツジ
栃窪 きれいーっ!!
栃窪出発が午前9時10分ごろ。 千手ガ浜まであと半分!