5月17日(火)に満月を迎えた今月。 毎日夜はきれいな月が見え、朝は青空。 「こんな時こそどこかに写真を撮りに行きたいなぁ。」と毎日思っていました。 田んぼには水が張られ、田植えが終わった所もあるだろう。 そう言えば田んぼに映った月とか、以前から撮りたかったんだよなぁ。。。次の満月は6月16日。 梅雨時で月は見えないかもしれない。今を逃すとまた来年まで待つのかも。。。
と、思ったのが19日木曜深夜。 仕事はだいたい終わっているし、翌日昼過ぎまで寝て夕方から仕事をすれば週末だし。武川町の田んぼは山の奥に入ってゆくわけではないし、地図と月出入りの時間を見るとおそらくいい具合に月は見えそうだし。 大丈夫。 行く。 で、行ってきました。
近くに民家はあるものの、街灯の無い田んぼはやっぱり怖い。 けれど、カエルの声を聞きながら、月と田んぼを見ていたら、時の経つのも忘れました。
昨年行った昼間の写真はこんな感じです。
今年のゴールデンウィーク。 ひょんなことから長野県に行くことになり、ついでに以前より行きたかった白馬村の青鬼の棚田に寄ってきました。
白馬と言えば1998年の長野オリンピックで船木、原田、岡部、斉藤選手によるジャンプが忘れられません。 特に失敗ジャンプを克服した原田選手には泣けましたー。
また白馬は関東、関西から多くのスキー客が訪れるスキーのメッカです。 まるでヨーロッパの村に紛れ込んだようなしゃれたホテルやペンションがそこかしこに見られます。
そんな白馬スキーエリアからJR大糸線を挟んだ向かいがわに、江戸後期の時代から残されている古い民家の並ぶ小さな青鬼集落があります。 その美しい歴史ある建造物と石垣の棚田、向かいには白馬連山を望む大展望から、今では私のような者も写真を撮りに訪れるわけです。 上の写真がその景色です。 あいにくの天気で峰は雲に隠れていますが、どうですか。 これが晴れていたら、と想像してください。w
雪をかぶった山のふもと、中央よりやや右辺りに緑色のスロープが見えますが、これが長野オリンピックのジャンプ台です。
まぁー、ここまで美しいと、晴れていて、青空で、田植え直後の小さい稲が植わっている田んぼに白馬の山々が写っていて、と妄想してしまいます。 実際今頃だろうな。。。とか。w
小さな村ですが、棚田百選にも選ばれ、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されていますから、観光バスが入ることもあります。 村の入り口には駐車場があり、そこから先には車が入れないのがいいです。
私が行った時には天候が悪かったこと、まだ田に水が張っていないことなどからそれほど観光客はいませんでしたが、どうやらいい時期にはベストショットポジションを確保するのに苦労するほど人が訪れるようです。 うぅむ。
村の入り口の売店にはこの村一番のご長寿ガイドさんがいらっしゃいます。(写真右端) 大正生まれだそうですが、シャキシャキしていらっしゃいます。 村のことは何でも教えてくださいます。 売店には栂池のサイダーが売っていますが、息子さんが栂池でお土産屋さんをやっていらっしゃるのだそうです。
なんだかおとぎの国のようなつづら折れの坂道を上がってゆきます。
いい石垣ですねー。 白木蓮がまだ咲いていました。
田んぼの隅に残っている白いものは雪ですよー。w
最後に八方のジャンプ台です。
どうしてあそこから飛べるんだか。。。
先に福島県の桜をアップしましたが、実は私その一週間前に山梨県にも桜を見に行っておりました。 山梨県の桜は昨年数か所を見て回り「今年も絶対に行くぞ」と思っていたのですが、地震後あまり出て歩く気になれずもたもたしていました。 また、せっかく桜を見に行くなら福島に行きたい、という気持ちが強くなっており、福島の桜の開花を待っていたのですがなかなか咲かず。w
そんな時「やっぱり山梨にも一度行っておこうかな。もう遅いかな。」とまたもたもたしながら、16日朝遅めの時間に山梨へ出発しました。 なんとなく乗り気でない出発でしたが、空は晴れ、目的地が近づいてくるとやっぱりワクワクするものです。
始めは昨年も訪れた実相寺の山高神代桜です。 昨年はお天気が悪いうえにまだあまり咲いていませんでした。 今回は青空と南アルプスの山々も見え、桜は満開。 やっぱり行って良かった。
山高神代桜は樹齢2000年、日本最古の桜と言われています。 先のエントリーでもアップした福島県の「三春滝桜」、岐阜県の「根尾谷淡墨桜」とともに、日本三大桜と呼ばれています。
実相寺入り口の山門付近からの眺めです。 右から2番目くらいの奥まったところに見えるのが神代桜です。 遠くに鳳凰三山(?)が見えます。
こちらの背景に見える山は甲斐駒ケ岳です。
昼過ぎからの撮影になったため、せっかくの青空がどんどん曇ってきてしまいました。 やっぱり早起きは三文の得です。
こちらは今回初めて訪ねた「眞原(さねはら)の桜並木」です。 完全に逆光です。 この桜並木と甲斐駒ケ岳をきちんと撮るなら早朝でないとダメみたいです。
この後他にも訪ねた場所はあったのですが、まだ桜が咲いていなかったりいろいろなので、今回はこの辺で。
4月16日。 まだすんなり写真を撮ったり遊びに出かけよう、と思えなかったことを思い出します。 そんな気持ちはまだまだ他の多くの人たちにもあったようで、遅い時間に出たにもかかわらず中央高速道路は渋滞なし。 土曜日、満開の神代桜なのにそれほど混雑はしていませんでした。 もちろん観光地の混雑はイヤなのですが、どうも寂しい気持ちがするのも事実でした。
帰り道ラジオから竹内まりやの「人生の扉」が流れ、なんだかじ~んとしてしまいました。
近所の農家さん直営スタンドでノビル購入。
50円なり。w
さっそくノビル味噌を作りました。
一晩寝かせて食べればおいしいよ~。
ご飯のおともにサイコーです。 (゜∀゜)
できれば採ってきたノビルでつくりたいよね~。
今年はいい具合のフキノトウにも巡り合いませんでした。
フキ味噌食べたいなー。
そう言えば、以前春の田んぼを歩いていたらおばちゃんが「持っていきな。」ってフキを袋いっぱいくれたんだよな~。
山菜がいっぱい生えているのを見ても、採っちゃいけないしねー。
とうの立ったフキを見ると「もったいないな~。」と思います。
50円なり。w
さっそくノビル味噌を作りました。
一晩寝かせて食べればおいしいよ~。
ご飯のおともにサイコーです。 (゜∀゜)
できれば採ってきたノビルでつくりたいよね~。
今年はいい具合のフキノトウにも巡り合いませんでした。
フキ味噌食べたいなー。
そう言えば、以前春の田んぼを歩いていたらおばちゃんが「持っていきな。」ってフキを袋いっぱいくれたんだよな~。
山菜がいっぱい生えているのを見ても、採っちゃいけないしねー。
とうの立ったフキを見ると「もったいないな~。」と思います。
田村市を離れ、時間もまだまだたっぷりありましたので、以前より一度行ってみたかった会津若松まで足を延ばしました。 もちろん鶴ヶ城を見るつもりだったのですが、上の写真『石部桜』が見ごろだ、という情報を得て寄ってきました。
『石部桜』は樹齢約600年。 田んぼの中の一本桜だと聞いてはいてもたってもいられません。 場所は白虎隊が自決した飯盛山のすぐ近くです。
遠くから見るとこんな感じです。 悪いことに空が曇ってきてしまいすっきりしません。 そして、電柱、鉄柱が多く、すでにお疲れ気味のわたしにはこれが限界でした。
角度を変えて、背景に山が見えたりもするんですが。
大きな花の枝の下を歩いて通れるようになっています。
はい。 鶴ヶ城です。 お城を取り囲むお堀の周りの桜は満開で、観光客もたくさん来ていました。 駐車場を探すのが大変でした。
この写真はそうでもないんですが、本当にたくさんの人が来てましたよ。 先日のテレビでも鶴ヶ城は平年並みの人出だと言っていました。 良かった、良かった。 でも私は天守閣に着くころにはすでにヘトヘト。
と言う訳で、私の写真はせっかくのお城を前にもうどうでも良くなってしまいました。 鶴ヶ城は今年3月に一年の工事期間を経て天守閣の屋根瓦を赤瓦に改修したばかりです。 詳しくはこちら「会津若松市観光公社」のサイトをどうぞ。
これにて福島、桜の旅は終了です。 次はいつ行けるかな?
「三春の滝桜」を見た後、更に桜を求めてウロウロしました。 上の写真は田村市船引町にある「小沢の桜」です。
田んぼに囲まれた高い畔の上に一本桜と祠。 遠くには移ヶ岳を望むその風景は何とも日本人の心をくすぐりますよね。 お天気も良いし。 ただ、桜が咲いていれば。。。w
私のほかにもう一人カメラを持った方がいらして、「ここは遅咲きなんですよ。 でも、咲いてないとわかっていても来ちゃうんですよね。」って。 あー、わかる。w
田村市の観光ガイドを見ると「開花情報」が載っていますが、5月1日満開予定でした。 行くならお早めにー!! 場所はわかりやすく駐車場(ちょっと狭いけど)もあり、撮影できる農道は広いです!
この木は、原田美枝子、真田広之、田中麗奈らが出演する映画「はつ恋」に”願いの桜”として登場し、最後の花見のシーンなどがここで撮影されたのだそうです。
こちらは三春町にある「福聚寺(ふくじゅうじ)の桜」です。 なんと偶然お会いした国務大臣ご推薦の桜です。w ちなみに国務大臣は船引町出身です。
なかなか上手い具合に撮れませんでした。(T_T) こちらのお寺のご住職は芥川賞作家の玄侑宗久さんなのだそうです。
福島桜行脚はもう少し続きます。w