先日サギのヒナの記事をアップして思い出しました。 以前難波田城公園に行ったとき、その近くの田んぼでサギの写真を撮ったのでした。
メジロでもカモでも鳥がいれば「うわぁ!」と思うのですが、サギくらいの大きさで、しかも真っ白なその姿を見ると、なんだか驚きや喜びも一段階アップするような気がします。 こういう白いサギは田んぼや川辺にはよくいて、そう珍しくもないんですけどね。
ちょートリミングです。 水の中をジッと見つめながら細い足でスタスタと稲の間を歩いてゆきます。 カエルの鳴き声は良く聞こえますが、実際えさは豊富にいるんでしょうか。
捕まえました。 カエルではないようです。 魚か、ドジョウのように細長くて、食べるのに時間が掛かっていました。 いるんですねぇ、こういう獲物が。
きちんと一列に植えられた稲が風にそよぐのを眺めながら、カエルの声を聞き、鳥のさえずりを聞き、ゆっくりと獲物を探して歩くサギを見ていると、「なぁ~んか日本に生まれて良かったなぁ~」なんて思ってしまいます。
こういう風景は食料自給率を上げるだけでなく、いろんな意味で必要だなぁ、とぼんやり思ったりしておりました。
これはチュウサギですね。コサギはもっと小型で脚の先が黄色です。
ダイサギはもっとクチバシがでかいし、目先が緑がかっています。
チュウサギは、本当に中位のサギといった感じで、クチバシもこの程度。
チュウサギもダイサギもくちばしの色が今は黒ですが、冬には黄色になります。
で、見分け方のまとめ。
コサギ:脚の先が黄色で、一番小さい。
チュウサギ:今の時期、目先が黄色。クチバシは黒。冬になると黄色。
ダイサギ:とにかくクチバシと体が大きい。目先が緑色っぽい。クチバシは今の時期黒。冬は黄色。
これで3種類の区別が付くと思います。
サギは近づくと逃げますが、じっとしていると、意外と近くまで寄ってきますよ。だから釣り人のすぐ横にじっと立っていたりします。
荒川沿いは結構田んぼがあるんですね。
田植えをしたばかりの田んぼはまだ水面が見えるので、陽が差して明るくなったり、雲が流れてゆく姿を映したり、風で稲といっしょに水面が揺れたり、とても美しかったんですよ。
それにそこで働いている人たちの姿が「せっせと働く」という言葉にピッタリで。 もちろん誰もがせっせと働いているんでしょうが、なんかこう、子供達に見せたい姿だなぁ、と思いました。
田植や稲刈り体験などをしている学校もあるようですが、イヴェントとしてみるよりも、普段の農作業を見るのがいいんじゃないか、と思いました。
◇Kiyoさん
おぉぉ。 細かい説明をありがとうございます。
チュウサギですかー。
コサギなのかな、と思っていましたが、足先を見れば
わかるのですね。
ありがとうございます。
チュウサギ、ダイサギはくちばしの色が変わるのは不思議ですね。
サギがポツンポツンと色々なところにいて、逃げられては追っかけ、を繰り返していました。
ジッとしていれば良かったのかな。w
見渡す限りの広大な田んぼや、棚田など、
訪ねて歩きたい気分です。
10歳の頃に見た宮城県の田んぼは広かったなぁ。。。