フィルムセンターで「Mr.BOO!」を観てきました。劇場で観るのは初めてで、とても楽しみにしてましたから、もう開演まで待ち遠しかった(笑。
「プロジェクトA」と同じ、青い画面の東宝東和提供が出たあと、
カラフルな映倫のタイトルが表示されました。(字幕監修はやはり前川宏司氏でしたね)これはもちろんはじめてみるもので、ちょっぴりうれしい気持ちに。
次の瞬間、とんでもない光景が。
朝日は確かにありました・・・。しかし、なんと、ハーベストのロゴ吹っ飛ばして始まったオープニングクレジットは英語で表示されてるではありませんか!(おかしいな。てっきり中文と思っていたのでこれはかなり意外でした。)
英語というのもはじめて見ましたが、音声は広東語!(当たり前!英語はしゃべらん。)がうちょーあ。
そして、これも驚愕なのですが、どなたかにコメントしていただきましたが、サムの役名は”ミスター・ブー”(字幕を読むと・・ですね)となっているではありませんか。これはあとで謎が解けます(?)。
注目していたのは、例のシーン。
おや、ちょっと違うぞ。
チョンボが車を壊して、車をバックさせたところから蚊のシーンと続いてサモハン登場シーンがはじまって、例のサムのストップモーションの後、マイケルがサイフをゴムでスーツに仕掛ける場面から再開する編集になっていました。
これの方が分かりやすい編集だと思います。
ところで、サムの演じたキットという主役の青年。
でも字幕では”ミスター・ブー”。
サムはレストランでニンジンを食べた後、あちこちでブーっとオナラをすることになりますが(笑、今回の劇場版を御覧になった方ならきっとこう思うはず。
そう、どうしてサムがミスター・ブーなのか。
オナラをする人。つまり彼こそがMr.BOO!(爆。
(ブーはオナラだったんだね(笑)。本来はこういう意味もあったのではないかと思います。
ラストは、サムの歌う『半斤八両』をバックにDVDよりちょっと短い英語クレジット付きのエンディング。(これで100分のつじつまが合った!)
いやぁ、「Mr.BOO!」まさに最佳喜劇!!
広東語コメディってやっぱり楽しいですし、いいですよね~。
ということで、あとはDVDで広川太一郎の爆笑日本語バージョンを楽しむのも良し。サムやリッキーのコメディもまた観たくなってしまうのでした。
そうそう、窓口で販売してたパンフレットによると、フィルムセンターの貯蔵庫とも言えるフィルム保存棟が相模原にあるそうなんですよ。
ウチから車で30分もあれば行けそうな距離にこんな施設があったことに驚かされました!
元米軍キャンプの跡地でよく車で横を通るたび広いとこだなぁって思ったりしてましたね。外国映画も8000本以上あるそうですけど、この中に香港映画はいったいどの位あるのでしょうね。
パンフレットからは施設が見学できるのかどうか分かりませんでしたけど、見学に行ってみたいなぁ。
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