こんにちは、醒龍です。
今回はジャッキーの「新精武門」について思い出しながら、少しだけメモを書いておきます。(記事は短め)
さて、80年代当時はジャッキーが映画雑誌の投票でも人気で、主演作が順次劇場公開されるようになっていましたね。
しかし、私が当時期待していた「新精武門」はついに劇場公開されることはなかったんです。
この「新精武門」の存在を知った一冊の本がありました。
芳賀書店から出ていました日野康一先生の「カラーデラックス」をお持ちの方は巻末にある各作品のページを参照して頂きたいと思います。
これです。手に入りやすかったのでこれを最初に買いました。(なつかしー)
この本で印象が残ってますのは、ジャッキーがタバコを銜(くわ)えて武術指導した時の連続写真(テレビのブラウン管に映ったイメージの写真)と、やはり巻末の未公開作品を含んだの作品紹介ページが圧巻だったと思います。(今思えば笑拳の撮影時の写真とかもあって貴重でした。)
「新精武門」はそのタバコの写真の次のページから載っていた最初の映画でした。映画は劇場で見るしかなかった時代でしたし、未公開映画を是非見てみたい心境にさせられましたね(笑)。
また、白黒ページではありますが、それぞれポスター画像があって、小さい羅維影業のロゴマークが隅に入っていたと思います。私はこのマークに着目してましたね。この「新精武門」が最初ですが、初期はLとWの文字のマーク、後期が太い線のLoマークですね。つまり羅維作品は前期、後期の2つに分けられるのではないかと思います。
76年に入った当時の香港ではブルース・リーの「精武門」の続編の製作が2本同時に別々の会社で進行中だったそうです。(その1本は勿論この「新精武門」)
76年3月から羅維監督で撮影開始した「新精武門」は7月に香港で公開されました。このニュースは日本にも僅かに入って来ていたようです。
日本では70年代終わりの「ドランクモンキー酔拳」からスタートした主演映画の相次ぐ公開でジャッキーの快進撃は続き、主演作で未公開だったのは「キラードラゴン流星拳」などあと数本を残すのみとなってましたよね。
しかし、「新精武門」劇場公開の夢もいつしか破れ、忘れかけた頃、私はある情報をキャッチしました。それは・・・?!
なんと未公開作品のTV放映で評判が良かったのか分かりませんがTBSで深夜に「新精武門」を放送するというのです。
タイトルは「新・怒りの鉄拳」となっていました(見出し画像参照)。待ちわびた映画をついに観ることが出来るなんて、泣きたくなる程メッチャうれしいニュースでしたね!
もっとも劇場公開するという話もあったのかもしれませんけど、その時はテレビでの視聴で十分でした。
この「新精武門」は平成2年2月、ついに放送されたのです。私は翌年に就職する予定の学生でした。
今回はメモを書きました
おしまい
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