近くの書店に寄った時、入り口近くに高く積まれている本が目に入りました。見るとプロサッカー日本代表の長谷部誠さんの『心を整える。』という本でした。長谷部選手のファンの娘にプレゼントしようと買って帰りました。そしてついでに自分も読んでみようと(笑)。
私はサッカーファンという程ではなく、ワールドカップ、アジアカップなど大きな大会が始まるとテレビ観戦する程度ですが、長谷部選手はテレビに登場する頻度が高いのか、私の中で顔と名前が一致する選手の一人です。
まず驚くのが、自身によるまえがきにある様に、彼は中学、高校と各年代の日本代表に選ばれていないどころか、藤枝東高校では高校3年生までレギュラーですらなかったことです。
自身も認めていますが、突出したテクニックがあるわけでもなく、試合を決定づけるフリーキックを得意にしている訳でもない。高校時代目立たなかった長谷部選手が、プロになってから輝かしい実績を上げてきた秘訣、それが「心を整える」だった様です。
サッカーへの向き合い方、自身で考えながらあみ出した調整法、人との付き合い方など経験によって体得した事の内容は多岐にわたり、書いてある一つ一つの項目はどれももっともな事ですが、これを実行するのはなかなか難しい。彼は100%とまでは行かなくても、一定の段階までそれを自分のものに出来ているんでしょうね~。だからこそ日本代表、又そのチームのキャプテンとしてやっていけるのだと思います。
プロサッカーという華やかな世界に生きている人ですが、浮ついた所がなく、冷静に自分を見つめているのに感心します。長谷部選手は天才的プレヤーというより努力の人なんですね。この本を読むとそれがよく解ります。
表紙の帯の一番下に小さく著者の印税は、全額ユニセフを通じて「東日本大震災」支援の為に寄付させていただきますとあります。これも素晴らしい。
明日はいよいよ北朝鮮戦ですね。いつものキャプテンシーを発揮して勝利を勝ち取ってほしいです
にほんブログ村←ランキングに参加中! クリックよろしく~(^-^)
.
.
.