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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

北欧 ~いよいよフィヨルド観光~

2012年08月27日 |    北欧

宿泊先の「スタルハイムホテルは」、つづら折の道が続く渓谷を眼下に望む崖の上に建っていました。ホテルの庭に出ると切り立った山々がV字谷を作り、山が今にも迫ってきそうな迫力ある景観が望めました。また下を見ると目もくらむ様な断崖でした

Photo_13 <スタルハイムホテル(絵葉書を写しました)

この迫力ある景観は氷河による侵食で作られたものだそうで、部屋の中からも同じ様な景色が望め、夜カーテンを開けると何だか怖いような感じもしました。

V <氷河の侵食によるV字谷>

宿泊していた「スタルハイムホテル」に程近いグドバンゲンから、いよいよこの旅行のハイライト、フィヨルド観光に出発です。

Photo_2 <フィヨルド観光出発>

幾つかあるフィヨルドの中で私達がクルーズしたのはソグネフィヨルドの支流、ネーロイフィヨルド~アウルランフィヨルドの最奥部です。旅のお仲間の方も言っておられましたが、私も船に乗り込む前には「何故ソグネフィヨルドの入り口の広い部分をクルーズしないのかな?何故支流の最奥部なのかな?」と不思議に思っていました。

が、クルーズが始まるとその訳がわかりました。切り立った崖が直接海に落ち込んでいる所や深い海、つまりフィヨルドの景観は最奥部でしか見られないんですね~。氷河で運ばれて砕かれた岩石は、海の入り口付近から堆積していくので、奥に行くほど切り立ったフィヨルドらしい美しい景観になっていくのです。

クルーズが始まると程なく、両岸の切り立った崖が海に直接落ち込んでいる美しい景色と、水深が深いのでしょう、波静かな深緑色の海の水が目に迫ってきました。この辺りは結構雨が降る地域らしいですが、この日は好天気で前日降った雨が美しい景観を作っていました。

Photo_3 <フィヨルド観光>

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切り立った山の斜面には行く筋もの滝が流れていました。

Photo_9 <幾筋もの滝>

クルーズ船にカモメがついて来ました(^-^)

Photo_10 <カモメ>

突然山の中腹に山羊出現! こんな所で放牧をやっているのかな?

Photo_11 <放牧の山羊>

途中、おとぎの国の様な小さな村も幾つか見えました。

Photo_12 <小さな村>

次々に現れる美しい景色をみているうちに、約2時間でフロムに到着し、楽しみにしていたフィヨルド観光が終わりました。8月の初めなので一年中で一番暑い頃ですが、フィヨルドクルーズ中はかなり寒く、日本の晩秋の服装で丁度よかったです。

フロムからバスに乗り換え、 車窓からハダンゲル氷河を望みながら、最終目的地ベルゲンに向かいました。

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