夜8時半にバンクーバーのパシフィックセントラル駅からVIA鉄道(大陸横断鉄道)「カナディアン号」に乗車しました。「カナディアン号」は太平洋岸のバンクーバーから東部のトロントまで東西4466kmを走る大陸横断鉄道で、私達はその一部のバンクーバーからジャスパー間を走りました。
<パシフィックセントラル駅>
駅の構内やホームはこんな感じです。早目に駅に着いたのでまだ人影はまばらです。
<駅構内>
<駅ホーム>
<列車>
この列車は翌日の夕方4時頃にジャスパーに到着予定。それまで18時間の列車の旅の始まりです。中は日本の寝台車とほぼ同じ造りで、通路の片側にコンパートメントが並んでいます。
<コンパートメント>
部屋の中はこんな感じ。椅子は一人掛けが2つ。トイレ、洗面台が完備していて清潔で快適な造りです。部屋で一息入れた後、パークカーでのウエルカムシャンパンのサービスを受けて部屋に戻ってみると、もうベットが組み立てられ寝台車になっていました。枕元にはスイートチョコレートが一つ。オッシャレ~!
<車内>
<寝台車>
最近日本の寝台車に乗ったことはありませんが、VIA鉄道寝台車は横揺れやゴトゴト感が少なく非常によい乗り心地でした。
翌日早朝にカムループスという駅で一時停車。多くの人が車外に出て深呼吸。
朝食は食堂車で。4人テーブルで私達と一緒になったカナダ人のご夫妻は非常に親切で、食事のオーダーの仕方など色々教えて下さいました。朝食時にランチ券が渡され、ランチの順番は朝食の順番と同じになる仕組みの様でした。
<食堂車>
この列車には一部2階部分に展望車が付いた車両があり、時々ここに行って車窓からの美しい眺めを楽しみました。スタッフの方のVIA鉄道の歴史や外の景色の説明もあります。
<展望車>
車窓には美しい雄大なカナディアンロッキー。
カナディアンロッキー最高峰のマウントロブソン(3954m)が見えてきました。
<ロブソン山>
ジャスパーに近くなってピラミッド山も見えてきました。
<ピラミッド山>
18時間以上もの列車の旅でしたが、車窓から見える雄大で美しい景色を眺めたり、食堂車に行ったり、パークカー、展望車など車両を変えながら写真を撮ったりしていると、時間がまたたく間に過ぎ、あっという間のジャスパー到着でした。
<ジャスパー到着>
<ジャスパー駅構内>
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