ジャスパー到着の翌日、ホテルから5、6kmのマリーン渓谷を観光しました。カナディアンロッキーには4つの国立公園があり、ジャスパー国立公園は一番広く、最も北にあります。
ジャスパー国立公園内のマリーン渓谷(50m)はカナディアンロッキーの中で最も深い渓谷です。マリーン川が石灰岩を浸食して出来た自然の造形美が見られ、現在の姿になるまでに1万年以上経っているといわれているのだとか。数日前の大雨のためか怖いほどの水量でした。
<マリーン渓谷>
マリーン渓谷からさらに奥に入るとメディスン湖があります。この湖は湖底から水が伏流水となってマリーン渓谷へ流れてしまい、水量が減る秋になると涸れてしまうらしく、「魔法の湖」などと呼ばれているようです。現在の下の写真でも、何だか涸れてしまいそうな気配がありますね~。
<メディスン湖>
メディスン湖からさらに奥に入るとマリーン湖があり、この湖は氷河をかぶった山々に囲まれたジャスパー国立公園で最も大きい湖です。ここで遊覧船に乗りました。曇り空でしたが、船が進むにつれて湖水の色が刻々と変わり、その色が周りの氷河や雪をかぶったカナディアンロッキーの山々と美しく調和して、すばらしい眺めでした。この湖はカナダを代表する景勝地になっているらしく、下の写真の真ん中の小島(?)はスピリットアイランドと呼ばれ、お札にも採用されているそうですよ。
<マリーン湖>
<スピリットアイランド>
午前中の観光の後、午後の自由時間にジャスパーの町を歩いてみました。ジャスパーは小さな町で、メイン通りであるパトリシア通りの300m位の区間に店が集中しています。が周りは雄大なカナディアンロッキーの山々で囲まれている、そんな町です。
<VIAジャスパー駅>
<ジャスパーの大通り>
夕方ホテルに戻りお庭を散策していると、野生のリスに出会いました。目の前をサッーとリスが通るのは日本でも何度か見かけましたが、エサを捜しているところははじめて見ました。可愛いしぐさに思わずパチリ。いつの間にか木の根元にある小さな穴に入っていきました。
<リス>
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