日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

首位攻防戦

2011年09月17日 | お出かけ
 
昨夜、ヤフードームで福岡ソフトバンク vs 北海道日本ハム戦を観戦しました。

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前日の予告先発でソフトバンク 大隣、日本ハム 斉藤祐樹と知らされていたので、少し早めに家を出ましたが、試合開始にはだいぶ間がある午後5時頃には既に、ドーム前にはかなり沢山の人が集まり、斉藤人気の一端がうかがわれました。

この試合はパ首位攻防3連戦緒戦で優勝をねらうソフトバンクとしては、落とす事の出来ない重要な試合です。

大隣の一回の立ち上がりは不安定で、今日はどうなる事かとヤキモキしましたが何とかしのぎ、2回以降からは危なげの無い投球で、8回で降板するまで3塁を踏ませず、素晴らしい内容のピッチングで今季初勝利を挙げました。

8回表、日本ハムの先頭打者、中田が放った飛球をソフトバンクの城所がフェンス際でジャンプしながらキャッチ。観客はファインプレーに拍手していたところ、フェンスからかなり離れた所にいた2塁塁審が出て来て、「打球がフェンスに当たった後での捕球だった」と判定、2塁打になってしまいました。

これには秋山監督も抗議し、観客からも「ビデオ(を見ろ!)」コールが沸き起こったのですが、結局判定は覆りませんでした。

結果的に勝った試合だったから、「まあまあ仕方ない」ですみましたが、その事がきっかけで投手が調子を乱したりすると、大変な事になっていたと思います。

試合終了後、家に帰ってテレビで問題の場面が放送されているのを見ましたが、スローモーションで見ても、城所は完全にグローブで直接キャッチしています。

この様な、明らかなミスジャッジをした審判には何らかのペナルティが課せられるべきだと強く思いました。

ソフトバンクは今日勝てば優勝マジック16、引き分ければマジック17が点灯です。今日の予告先発はソフトバンク 山田、日本ハム ダルビッシュ。

さてさて、今日はどうなるでしょうかね~

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「福岡空港ビアテラス」

2011年09月13日 | お出かけ

打合せをかねて、友達4人で「福岡空港ビアテラス」に行ってみました。

ここは福岡空港第2ターミナルビル4Fの送迎デッキの一部に作られたビアガーデン。完全な屋外ですが、ミストファンも幾つか設置してあり、暑さはあまり感じません。昼間は単なる送迎デッキなのでしょうね、多分。

ビアテラスの入り口はこんな感じ。

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上の展望デッキからビアテラスを見るとこんなふう。

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ウエルカムボード

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ウエルカムボード奥の受付で予約名を言うと下の様な「福岡空港ビアテラス搭乗券」(?)を渡され、係りの方が席まで案内してくれます。

Photo_4 <搭乗券?>

席に着いたら、普通のビュッフェスタイルで、自分で好きな飲み物や料理を席まで運びます。料理は空港内レストランで作られていて、色々ありましたよ。下の写真以外にも色々と。

保冷力のあるアルミ製ビ-ルグラス。

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ビール以外にも色々な飲み物が...。

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目的の打合せの後、早速、ビールや飲み物、料理を席に運び友達との楽しいお喋りタイム。空港という日常と違った環境の中で、何だか気分もリフレッシュしました。

ビールや飲み物のグラス片手に、美味しい料理を頂きながら、飛行機の離着陸を見たり(離着陸音はBGM?)、夕焼けに染まる福岡空港が、次第に日没後の夜の空港に変わっていくのを見るのは、なかなかいいものですね~。天上には中秋の名月が上がり、被災地の事をふっと思ったりしました。

Photo_10<夜の空港>

昨年から始まったこのビアテラス、昨年は2週間ほどの開催だったのが、今年は期間を3ヶ月に延長し、完全予約制で7月1日から9月30日まで開催だそうです。なかなかオススメですよ(福岡空港ビアテラスの回し者ではありません(^-^))。

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高橋 治 著 『風の盆恋歌』

2011年09月11日 | 読書

きっかけは憶えていませんが、17、8年前に高橋 治さんの小説『風の盆恋歌』を読みました。それ以来この小説の舞台になっている越中八尾に行ってみたいと、ずっと思っていましたが、今回行ける事になったので、本箱からこの本を取り出して、再読しました。

Photo <表紙>

この小説が単行本として出版されたのは昭和60年だそうですが、小説の発表により「風の盆」が全国に知られる様になったのだそうです。私の手元にあるのは新潮文庫の平成5年度版です。

若い頃出会った二人は、その頃の思いを心の内に秘めながら長い年月を別々の環境で生きてきました。二十数年の歳月を経て、それぞれ家庭のある身でパリで再会した二人は急速に近づき、その二人の心模様のもどかしさを、「風の盆」やひなびた八尾の風景描写を背景に、巧みな筆力で描いています。

許せない部分があるにもかかわらず、この小説にはある種のかぐわしさ、清冽さがあり、いつの間にか引き込まれてしまいました。二人の行く末を象徴する花、酔芙蓉や往復書簡、ヒロイン「えり子」が詠う短歌などは、物語にある種の品格を与えている様に思われ、これは恋愛小説の傑作なのではとも思います。

そして静けさ漂う「おわら風の盆」の洗練された踊りの美しさが何度も語られ、作者の「風の盆」に寄せる思いの深さが伝わってきます。

小説の中で “大野 林火” という俳人の句として紹介されている

   「日暮れ待つ 青き山河よ 風の盆」

は、日暮れに近い、「風の盆」たけなわになる前の、期待に満ちた八尾のたたずまいを彷彿とさせる素敵な句で、数ある「風の盆」を詠んだ句の中では私が一番好きな句です。

作者の高橋 治さんは作家であり脚本家、映画監督です。この小説は歌にも歌われ、テレビや舞台で演じられもしたそうですが、映画化だけは未だの様ですね。素人考えでは、すぐにでも映画化出来そうな小説だと思うのですが、そうならないのを不思議に思います。

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東尋坊 & 永平寺

2011年09月09日 |    「おわら風の盆」

旅行二日目に東尋坊と永平寺を訪問しました。東尋坊は福井を代表する景観ですが、迫力満点の断崖絶壁には思わず感嘆の声がもれます。この様な柱状節理の奇観は、私が住む地方では芥屋大門(けやのおおと)がありますが、この東尋坊はより規模が大きいですね。

Photo <東尋坊>

東尋坊という名前は、福井県勝山市の平泉寺にいた東尋坊という名の僧侶に由来するそうです。彼は乱暴者のうえ、恋愛関係でも悪行を重ね、仲間の僧侶にここから突き落とされたと言われています。

永平寺は全国15000に及ぶ曹洞宗寺院の大本山。老杉に包まれた山の斜面に七堂伽藍が配置され、雲水と呼ばれる約200名の修行僧が修行に励んでおられました。

雲水さんの説明の後、自由に伽藍を見学出来る様になっているので、座禅修行をする僧堂など順路にそって見学可のところを見学させていただきましたが、建物と建物の間が廊下でつながれているので見学しやすかったです。

そして深山にたたずむ寺院全体が静寂に包まれ、心洗われる建物の美しさは、日々の疲れをリセットしてくれるようでした。

Photo_2 <永平寺>

 

 

 

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兼六公園

2011年09月06日 |    「おわら風の盆」

金沢と聞いて誰もが真っ先に思い浮かべるのが兼六公園ですが、今回の旅行でもここを見学しました。

兼六公園はJR金沢駅から約2km位南東の金沢城公園に隣接した小高い場所にあり、加賀藩歴代藩主が長い年月をかけて造園した庭園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つです。

Photo <ことじ灯篭>

ガイドブックによると兼六公園という名前は、宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望の六勝を兼ね備えている事が由来なのだそうです。

岡山の後楽園と比べると樹木の数が圧倒的に多く、それも素晴らしい枝振りの由緒あるものばかりの様でした。樹木の配置も計画的で、隅々にまで人の手がかけられた庭ですが、寂びた趣がそれを感じさせず、まるであるがままの自然の庭の様に見えるのは、さすが大名庭園ですね。以前にも一度見学した事がありますが、その時は季節が冬で雪吊りがしてあり、今回とはまた違った趣だったように思います。

Photo_2 <根上松>

園内には大名庭園にはあまり見かけない噴水がありました。この噴水は日本最古の噴水だそうです。

Photo_3 <噴水>

 

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