フランス・ボジョレー地区の偉大な造り手ジョルジュ・デコンブを⽗親に持ち
⽣粋のワイン農家に産まれたケヴィン・デコンブは、10歳の時にはすでに⽗親の後を継ぐことを決めていたそうです。
2012年20歳の時に父の畑(ACボジョレーとACモルゴン)の4 haを譲り受け、自らのドメーヌをスタート。
その頃は、腰で履いたジーンズに金のネックレスと、何ともヴィニョロンらしくない気さくなマイルドヤンキー風の青年だったそうです。
当時から彼の造るワインはセンスの塊のような仕上がりで、将来を嘱望されていましたが、
最新ヴィンテージの2017年のケヴィンのワイン、凄いです。
樹齢70年超のガメイ種で造った「モルゴン/ヴィエイユ・ヴィーニュ」は
ケヴィンの師匠でもある、フランスのヴァンナチュール界の巨匠フレデリック・コサールが個人用に10ケース購入したらしいです。
チョット残念なのは近年のケヴィン君、畑でも醸造所でもヴィニョロンのオーラ全開で、チャラさが無くなってしまったそうです。
*ケヴィン・デコンブ モルゴン2017 ¥6300
モルゴン ヴィエイユ・ヴィーニュ 2017 ¥6990