ウニコゼロは、南オーストラリア州アデレードヒルズのガメラチャに誕生した
まだ20代の夫婦、ブレンダン・カーターとローラの2人が営むとても小さなワイナリーです。
丹精込めて作るクラフト(ワイン以外にも、スピリッツやリモンチェッロ、Tシャツまで!)を看板として
オーストラリアで人気を高めていきました。
ワイナリー名の「ウニコ・ゼロ」(イタリア語で「ユニークな情熱」という意味)そのままに、
フィアノやネッビオーロ、バルベーラやドルチェットといったイタリア由来のオルタナティブ品種、
(ブドウの味の特徴が乏しいので、単一では美味しいワインを造りづらい為、主に補助品種として
少量だけブレンドして、ワインの味わいを深める為に使われる事の多いブドウ)をメインに使い
自然なワイン造りをしています。
ワイナリーのウェブサイトやワインのラベルに、“VEGAN FRIENDLY”と記されているため、
「ブドウで作る飲料であるワインに何故こんなコメントが?」という質問を、お客様から時々頂きますが、
ワイン造りの作業に、色を澄ませる為の清澄というプロセスがあります。
ワイン内に発生したプロテインや澱、濁りを除去する為の清澄剤やフィルターの原料の中には
ゼラチン(主に豚の骨が原料)や卵白、甲殻類の殻から抽出するキチン等が含まれたり、
魚の浮袋から抽出されるアイシングラスもマイクロレベルのフィルターに含まれている為、
ウニコ・ゼロでは自然由来の物だけを使いワインを仕上げています。
ライオンミドリで取り扱う自然派ワインの作り手さん達は、
酵母由来の澱はワインの旨味になるので、澱引きはほとんどしませんし
見栄えを良くするための清澄もしないので、自然なままの色合いや質感も楽しめます。
* ウニコ・ゼロ/チェリーフィールド ¥5400-
ドルチェット種100%で造られる、フレッシュのアメリカンチェリーを噛んでいる様な
果実感溢れる赤ワインです。