急に涼しくなった。
というか、ちょっと寒いくらい。
これからまた暑くなったら、
そのときはより体にこたえるんだろうな。
ゆうべはなんとなく「ガンダム総選挙」っていうのを、
見はじめてしまって、結局最後まで。
おかげで寝不足。
まあ、WがダメでSEEDもついていけなくて、
宇宙世紀と富野さんのしかわからないんだけど。
最近、見つけると買ってる、
PS2のガンダムのゲームやってみようかな。
100円、200円で買えるし、
なんなら攻略本も100円しないくらいだし。
本体はなんとか動くだろうけど、
コントローラーがいつまでもつか。
「ヒトでなし」を読んだ。
先に読んだ「ヒトごろし」と直接関係はないみたい。
この方の小説、理詰めだから意外と怖くはない。
たぶん怪談は理が通じないから怖いのだろう。
そっち系のは読まないからわからないけど。
ヒトとしての情や想いを排していった結果、
ヒトでないもの、になる。
修行の果てがそれでいいんだろうか。
怒られなければ、赦されたも同じ。
でも、ここでは赦されたわけではないから、
永遠に罪と向き合わなくてはいけない。
そのほうがもっと苦しいのかも。
相手の言動、行動のほころびをついていくことで、
その相手がまとっているものをどんどんはぎ落していくのは、
京極堂シリーズと近い気もするけれど、
行きつく先はぜんぜん違うところなのかな。
この人たちは救われてるんだろうか。
そういう逆説的なパロディとも違うような。
いろんな感想を読んでもおもしろい。
アドラーをひっくり返した感じとか、
究極の断捨離とかうまいこと言う人がいたり。
「ヒトでなし」っていう呪いがかかってるっていう人も。
でも、その憑き物は祓われるわけではないような。
たぶん、この物語は終わっていない。
続編があって、そこで結末は語られるんだろうけど、
どう締めるんだろう。
最後の章が「還」というのも…
むしろあっちの世界に行ってしまったわけだし。
あと「ヒトごろし」より少し短いくらいで、
けっこうぶあついのにすごく楽に読めたのは、
なんでだろうか。
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