あったかい。
というか、車乗ってるとあつかった。
それでも、室内はひんやりだし、
夕方になるとやっぱり冷えてきた。
日が暮れた感じなんか、秋のはじまりみたいだった。
10月の半ばくらいのちょっとさみしい感じに似てるけど、
春が近づくっていう期待感のせいか、
さみしくないのがなんかふしぎ。
ここんとこ、ずっと頭に残っててうんざりしてたことが、
なにごともなかったかのように、ではなくて、
ほんとになにごともなかったみたいに、
あとかたもなくきえさったような感じなのはなんだ?
ほんとにきえさってしまったんだったら、
それはそれでいいんだけど、
ずいぶんあとになって、こんにちわしてきたらしんでしまうかも。
タワーレコードのドキュメンタリーの記事をちらっと見る。
それで思い出すのが、
なんばの地下にあった”タワーレコード”
もう検索しても出てこないんだけど、
なんばの地下街のつきあたり、
階段を何段か下がったところに、
あのきいろい看板のお店があった。
その当時、外盤を売ってるお店はそこしか知らなかったし、
もうそろそろCDの時代だったけど、
CDが3200円の時代に、外盤のレコードは1500円くらいで買えたので、
国内盤が出てないのとかもふくめると、
けっこうそこでいろんなものを買った。
いまでも外盤のレコードのにおいとかを思い出す。
そのあと、縦長パッケージの外盤のCDもけっこう買ったっけ。
ところが、そのお店は突然スターレコードという名前に変わる。
タワーレコードという名前だけで、
ほんとはあのチェーンのお店ではなかったとか、
いろんな話があったけど、
結局、どうだったのかは知らない。
難波 スターレコード で検索すると、
いくつかの記事が出てくる。
そうそう南街会館。
そこにもよく映画見に行ったな。
なんか見やすかったので好きだった。
カレー屋さんあったあった。
いいにおいしてたのよね。
いまでもタワーレコードって言われて頭に浮かぶのは、
ショッピングモールにあるアイドルのCDが並んでるお店ではなくて、
じぶんにとっては”ロック”な感じだったり
カレーのにおいとか、外盤のにおいとか、
ひとりで行く映画館とか、
ちょっと大人になりかけたあのころのイメージみたい。