ドラゴン・ティアーズ──龍涙 価格:¥ 1,600(税込) 発売日:2009-08-07 |
今日読み終わった本は石田衣良『ドラゴン・ティアーズ』。
池袋ウエストゲートパークⅨである。
相変わらずのリズム感のある作品だし
都合の良い展開である。
でも、この『都合の良い展開』はアメリカ映画を観ているような
ハッピーエンドという安心感に対するひとつの誉め言葉だ。
定番のようなハッピーな解決は気持ちの良い物だ。
実際に生きている世界ではハッピーエンドというように
終わりがあるわけではなく、常にcontinueなのだ
そして、大団円で終わる事はなく
なーんとなく、落ち着いてゆく物だ。
だからこそ、本にしろ映画にしろ、
童話みたいに『幸せに暮らしたとさぁ』が観てみたいのだ。
今日は定期券を買いに新宿あで行って買った。
明日からの利用なので、帰りの分のチケットをいただいた。
だが、今日はバスで帰ってきてしまった。
そういう事に気がつくのは地元のバス停について
ポケットに手を入れた時に、『あれ』という事になるのである。
おーお、メトロのご好意を無にしてしまった。
200円という無駄使いをしてしまった。
1円パチンコで負け、交通費を無駄に使う。
今日一日が人生の縮図のようではないか
って、悔いても仕方ないので、早々に昼寝をしました。