元気でいてよ、R2-D2。 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2009-08-26 |
今日読み終わった本は北村薫『元気でいてよ、R2-D2』である。
まえがきに怖い話って書いてあったので
ちょっと失敗したかと思ったのです。
私は怖がりだ、何も好き好んで怖がる事はないじゃないですか?
しかも感性豊かな私のことだ、夜中にトイレに行けなくなってしまう
まぁ、そういう覚悟でこの短編集を読み出したんだけど
怖くないんですね。
私の想像していた怖さとは違うものだったようです。
帯には『取り返しのつかない色んなこと。
いままでもいっぱいあったし、これからもいっぱいあるだろう』と
あった、そっち系の怖さの本であったわけだ。
人は都合の悪い過去を、いつの間にか、都合の良い過去にしている。
そういう人は沢山居る。私の記憶が正しければ貴方は・・・・って
言ってやりたくなることもあるけど
別に喧嘩を売るような事はしたくないので
黙っていてあげている場合がある。
繊細な者はこういう時に損をする事になる。
信じていた人に簡単に前言を覆されたりすると傷ついてしまうのだ。
そういう意味では怖い本かもしれない。
ホントにありそうなので怖い話だ。
でも、ホントにありそうな現実に直面すると困った事になる。
まぁ、唐突だけど、好き嫌いはなくした方が良い。
今日も一日中雨だった。
でも、今週も休日出勤を免れたから良い一週間だった。
2週間連続して、休みの日の予定は立てないように言われていたけど
2週間とも休日出勤をしないで済んだ。
我々の頑張りがあったからだ。
私は簡単に休日出勤という諦めをしない事にしている。
集中した就労時間でいれば、運が悪くない限り
休みの日は休めるのだ。
ただ、運と言うものがあるので、来週はどうなるか判らない
運を選べるような事は出来ないのだ。
ただ、信じるだけだ、自分たちを。