 | コースアゲイン 価格：￥ 1,260（税込） 発売日：2002-07-26 |
今日読み終わった本は北方謙三『コースアゲイン』です。
ショートショートなんですが私小説的ハードボイルドです。
私は優しい人間なんで、ハードボイルド好きなんですよ。
読むと、頭の中で考える言葉がハードボイルドになって面白いです。
影響され易い文体なんですよね。
で、良い言葉っていうか小説で使えるような
気取った言い回しなどを思い浮かべるんですよ。
絶対に格好良い奴。ってその時は思っているんだけど
後で、メモった奴を見たりすると
『なんで？？？』ってハテナマークが3つくらい付いちゃう言葉です。
あるいは、その時には良いと思っているんだけど
すぐ忘れてしまう。
逃した魚は大きくて、あの時の名言があればなぁと思うわけで
夢見る事を忘れない性格なんですね。
とんでもない犯罪をする人って
学生の頃の写真しかないんですよね。
あるいは若くして殺されてしまう女性はプリクラみたいな
写真しか無いんですよね。
そう思うと、もっと写真を撮っておきたいと思うのだ。
別に悪い事をして新聞ダネになるって事じゃなくて
不治の病で死んじゃう時の葬式用の写真のためとかね。
も少しまともに映っている写真があっても良いと思うわけですよ。
私はだいたい、旅行に行っても食べ物しかとらないので
今後は仲間の写真を撮ろうと、今は思っている。
わりと、思いつきでモノを言ったりする私なので
なんらかの保障などないけど。