ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

西村京太郎『十津川警部 犯人は京阪宇治線に乗った』

2014-11-15 18:41:17 | 本と雑誌
今日読み終わった本は西村京太郎『十津川警部 犯人は京阪宇治線に乗った』
西村作品は、つかみはOK!って感じでスタートするんだけど
途中で微妙に話しが変ったりするのと
強引な十津川警部達の推理通りに行く所が
読者として置いてきぼりをくらう所である。
あまりに推理というよりも強引な思い込みなんで
本物の刑事さんに、こんな人が居たら怖いなと思う。
ま、刑事さんの知り合いもいないし
私の人生は一生、刑事さんと話すような事はないだろう。
わりと、簡単な理由で殺人を、しかも何人も殺人をする人が
小説やドラマの中に登場するわけだけど
そんな奴は居ないのではないかと思うのだ。
殺人をした事を恐喝するような奴も居ないのではないかと思うのだ。
よく、小説やドラマではありがちだけどさ。
ま、殺人を目撃するとか、
犯人を特定する証拠品を手に入れるとか、という偶然よりも
まだ、宝くじが当たる方が確率は高いと思うのだ。

今日はDVDを借りようかとTUTAYAに行ったんだけど
観たいと思うDVDは新着物で借りられる期間が1泊2日とか
長くても3泊4日なので、借りるのは
『新作』→『準新作』になってから借りる事にした。
どうしても早く観ようって作品はなかったからかもしれない。
DVDを借りるようになってから判った事は
予告編とかに騙されてはいけないって事だ。
予告編が劇的な場面の全部だったりするわけである。
駄作を傑作にみせる仕事って遣り甲斐があるだろうけど
観る方にとって、『してやられたり』って思う前に
『金、返せ!』と思うのである。