流血騒ぎの朝

朝、寝起きっていない時にほっぺたにポツンとカサブタみたいに
硬い小さな突起が出ていたので
指でとったんですよ。右手で。
そしたら、右手にぬめり感があったので
ティッシュでふいた。
暗い中、見てみたら真っ赤な感じ。血です。
で、ティッシュで押さえて、ちょっと経ってみてみたら
真っ赤にティッシュがなっていて流血に驚いた。
思わず電気をつけた。
で、しばらくティッシュで押さえてはティッシュを見るんだけど
血は止まらなくて、どんどん血が流れていくわけで
ティッシュで押さえていないと、したた落ちてくるのだ。
バンドエイドを探して、洗面所の鏡の前まで移動した。
『おぉ、湧き出しているって感じだなぁ』
水で血で汚れた顔を洗っても、その水が赤くなっていくのである。
バンドエイドをしても、みるみる赤くなっていくのだ。
バンドエイドの上からティッシュで押さえたら
バンドエイドがたっぷり血を吸っているので
すぐにティッシュも赤くなっていく。
バンドエイドの意味がないような感じだ。
落ち着いて、インターネットで
『顔の血が止まらない』で検索かけたのだ。
いくつも見たけど、
結局は医者に行くべし！って結論になるのである。
血が止まらない病気は深刻なのだ。
白血病とかも候補にあがっている。
『まさかね、毎月のように通院で血液検査をしているはずだ』
ま、そうは言っても診てもらおう
今日は、通院だし

って、ことで診てもらった
っていうか顔の絆創膏、どうしたんですか？
って問われるので、止まらなくなってしまったんです。
『あ、そういう時は圧迫して止まるまで押さえておくんだよ』って
ネットほど深刻な状態ではないような事を言うので

それ、鵜呑みにすることにした。
次、同じことが起こったら試してみよう、ってあまり試したくない事だけど。

で、もう一軒行った医者の整形外科でも同じことを言われた。
『こんな事、初めてなんですよ』と言ったんだけど
『あぁ、そういう事はよくあるんだよ』って軽くいなされて
首の治療をしてもらった。
そのあと、首を伸ばすような器具で治療して、肩もみまでしてもらった。

あまり、大したことではなさそうである。
もしも、私が白血病って事になったら、やぶ医者だらけだと世の中をうらやんでしまうだろう。
おそらくは、やぶ医者ではないので
『圧迫して血が止まるまで何度も見ない』って事で今後に役立てよう。