ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

我が家のヒミツ

2017-12-22 21:20:39 | 本と雑誌
今日読み終わた本は奥田英朗『我が家のヒミツ』である。
『我が家の問題』シリーズの第二弾である。
シリーズと言っても登場人物は違うわけで。
ささやかで愛おしい作品集なのだ。
読みだすと終わりまで読みたくなる作品ばかりだ。

ゲームのお話なんだけど
チームを組んで遊ぶゲームで
『ぶら下がり』と言って
あまり参加も活躍もしないで
チームのご褒美だけを貰う人がいる。
他の人と比べてあきらかに何もしていないので
『少しはやる気を見せて下さい』と伝えたら
何の返事もなかった。
謝罪でも言い訳でも言ってくれれば良かったのに。
だからクビにした。
何となく他のメンバーも面白く思っていないというのが
判ったし、ゲームは楽しくやりたいものである。

そしたら、クビにした者から
下品な言葉をドンドン書き込んでくるので
ブロックした。
バカと喧嘩するほど、愚かではないのだ。
下品な言葉を投げかけてくる情熱を
ゲームに活かしてくれたらなぁと思う。

そういう人の事を見ていると
愚かな人のエネルギーの使い方って無駄過ぎる。
『楽しいか?人に投げかける卑しい言葉は自分にかえってくるもんだぞ
自分を嫌いになる前に気づいて欲しいな』