ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

熊本・高千穂の旅

2015年05月20日 | 旅行
昨年の伊勢の旅のあと、私が幹事になって旅行をアレンジすることになった。
メインは、熊本城・高千穂峡・阿蘇山・黒川温泉である。

10人の旅なので、ハイエースワゴンのグランドキャビンをレンタルすることに。
長さが5.40mのロングバンの運転は初めての経験である。

さて、来客9名の内、8名は先乗りの前泊で15日に内牧温泉に泊まってもらった。
その夜は、私の妻も参加して、内牧の居酒屋「炉里庵」で飲むことになり、
1年ぶりの再会で大いに盛り上がり、楽しい前夜祭となった。

翌朝16日は8:30にホテル角万を出て、全員一緒にレンタカー屋に行く。
あいにくの雨だが、昼前には上がりそうである。
ハイエースはゆっくり10人乗れる上に、荷物スペースも広い。予想以上にでかい。
用心しないと内輪差で失敗しそうである。

あと一人の会員は、10:15着の東京便なので、全員で空港にお迎え。
10分ほど遅れて到着。無事お迎えして改めて出発となる。
まず最初は熊本城を目指す。


城彩苑で昼食を摂り、入り口の頬当門で、ボランティアガイドの上野さんと会い、
約1時間の熊本城見物となる。


当初の予定では天守閣はなかったが、結局登ることになって、いささか疲れてしまった。

天守閣は疲れます

2時前に出発し、高千穂を目指すが、浜線バイパスが予想以上に混み合って、
途中コンビニに寄った以外、ノンストップで天の岩戸神社に着いたのは、4:10だった。
社務所に案内を請うと、最終の案内4:20にかろうじて間に合った。

今から天の岩戸を見に行きます

その後ホテル高千穂にチェックインしたのは、5:30になんなんとし、6:00からの夕食にぎりぎりだった。
1時間30分ほど夕食・歓談し、ホテルの送迎でみな夜神楽を見に行った。
その間、私は部屋で休ませてもらった。
9時過ぎに帰ってきて、それから入浴、その後2次会となったが、
長距離移動もあり、皆さんお疲れ気味で、11時にはお開きとなった。

17日の朝は、7:00から食事、7:45に宿を出て高千穂峡の見物に行く。

相変わらずいい眺めです。

あまり御利益はないと思いますが・・・

まだ観光客の姿はなく、ゆっくりと見物。
9時前になるとボートも出て、賑わい始めた。

9:00高千穂を出て、途中「奥阿蘇大橋」を歩いて、阿蘇山上には10時過ぎには到着。

今日は晴れて絶好の観光日和。多くの中国人も来ている。
火口は見られないので、近くまで行って、草千里に移動する。
草千里でしばらくゆっくりして、昼食会場の「バイエルン」に移動。

バイエルンのメニューは、ハム盛り合わせにジャーマンポテト、
それにシーザーサラダで、パンとスープは付いてくる。
満腹になって、「猿回し劇場」に移動。ここで2時開演の部を見る。
以前に比べると、芸の質が落ちている。

3:00に出発し、我が家にちょっと寄って、大観峰に行くと、100台以上のバイクと乗用車。
休日に通ることはないので、その数に呆れてしまった。
やはり阿蘇のカルデラを見るのはここに限る。



阿蘇山の涅槃像姿も、ここからが一番端正に見える。
景色を堪能したあと、黒川温泉へ。

4時過ぎに「旅館・南城苑」に到着。
チェックインしたあと、それぞれに散歩したり、風呂に入ったり、
私は二人で、「かっぽ酒巡り」をしてきた。
1,500円で3軒の旅館で酒を1杯とつまみを一皿ずつ嗜んでくるのだ。
1時間で3軒だったので、忙しなかったが、それなりに酔ったのだ。


宴会前にハイチーズ

夕食宴会は6時からで、大いに盛り上がり、その後部屋を移して2次会。
今夜が最後ということもあり、次回を仙台のKさんが担当することが正式に決定し、
宴会以上に盛り上がって、10時過ぎに解散。

18日は、肥後大津駅から熊本駅を経て、
それぞれ帰路についたり、長崎へ行くということで、そこまで車で送り届ける。
黒川温泉から大津駅まで、約1時間で着いたのには我ながら驚いてしまった。
先日試走したときは1時間20分近くかかったのだが・・・。
予定より20分速い電車に乗ることになり、皆さんにはここでお別れ。

お疲れ様でした。楽しい3日間でした。
来年、また元気でお会いしましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くまもんの国から、お得情報を

2015年04月24日 | 旅行
さて、熊本県といえば、くまもん。
2011年に九州新幹線の開通をきっかけに生まれたゆるキャラです。



そのくまもんが紹介するVISITくまもと県のサイトがこちら。
http://kumamoto.visit-town.com/
ここにすっごいお得な情報あるのですが、皆さん知っていますか?

このページをスクロ-ルすると、「くまもっと楽しむ券」ご利用ガイドという案内が出てきます。
これをクリックすると、その概要や、利用施設などが分かります。

これを読んだあとにページを戻り、すぐ下にあるくまもっと旅行券という部分をクリックします。
そのページで「くまもっと楽しむ券」を購入できます。

何がお得なのかというと、例えば黒川温泉のお宿、
たいてい1泊が20,000円近い金額です。
これが半額の10,000円以下で泊まれるというのです。

早速利用させて頂きました。
今回、私が幹事で黒川温泉に泊まるのですが、1人16、000円が半額の8,000円になりました。
10人で泊まりますので、160,000円が80,000円になった勘定です。
その分たらふく飲めます。

8月に友人と天草に参ります。
普通には泊まれないような高い部屋を予約しました。100㎡の部屋に、
ツインベッドルームが2室で、屋内・露天の風呂付きという
貧乏旅行を一生のポリシーとする輩には考えられない宿です。
予約したことで天罰が当たりそうな気さえします。

安い宿は安く泊まれるので、この券を使うなら、
普段は決して泊まれないような高い宿こそが狙い目なのです。
今のところ、今年限りのイベントです。

いつ売り切れるか分からない。いや、売り切れるということはないのかもしれない。
そこんところの情報はまだないのです。
ただ分かっているのは、現在ネットでしか販売していないということのみ。
お急ぎあれ。来てはいよ、熊本へ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜へ

2014年07月07日 | 旅行
午前8:00発の「MAX」ときで東京に向かう。
越後湯沢から先は東京駅まで止まらない、まさにMAXな新幹線。
東京からは京浜東北線で桜木町駅まで行く。
チケットは、新潟で桜木町までの乗車券を買っているので無問題。

桜木町は日曜日とあって、多くの人で賑わう。
10分ほど歩いてJAICAのビルに着く。
今回の主目的の、日本学生移住連盟OB会の会場だ。
この団体はすでに消滅しているが、そのOB達が団体を作って、年1回の会合を催している。

早く言えば老人会だ。かって海外を目指した仲間たちの老人会である。
しかし、単なる老人会と侮ってはならない。
在日パラグアイ大使は、移住したOBだったり、
アマゾンで注目されている「アグロフォレスト」という農法の指導者にもOBがいる。


今回ブラジルからの講演者。佐藤さんによるアグロフォレストの取組みについて
現在でもシニアボランティアやJAICA顧問として東ティモールで仕事をしているOBもいる。

私の先輩や後輩にもブラジルに移住したものがいるし、
日本学生移住連盟は、多くの移住者を輩出している団体でもあったのだ。
この日もブラジルから2名のOBが参加していた。
現役時代の夢を実現し、彼の地で活躍している人も多い。
私のように、ただぷらぷらと旅行に明け暮れているような人間だけではないのだ。


参加者約80名による懇親会

講演のあと、懇親会で旧交を温め、解散となった。
先輩に2次会の参加を誘われたが、この夜は知人と会う約束がある。
桜木町のワシントンホテルにチェックインし、6:00に蒲田駅まで向かう。
約束より25分遅れで蒲田駅に着く。


桜木町ワシントンホテル。立派な外観。しかし部屋の中は小さなビジネスホテルと大差ない。

この知人は、最初の世界一周のときに、
トルコのカッパドキアの現地ツアーで一緒になった若夫婦のAZWさんである。
年に1回のペースで、東京に出る機会があったときは会うことにしている。
自分の子どもにしたいくらい素敵な夫婦なのだ。

この日は彼らも初めてという、蒲田羽根つき餃子の名店「歓迎」に行く。
客が多く数分待った後、テーブルにつく。
評判どおりのおいしさ。
AZW君と紹興酒を傾けながら歓談し、9時前には駅で別れる。
今回の旅もこれで終わりである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さて新潟

2014年07月06日 | 旅行
28日の2時半頃会津若松のバスターミナルを出て、磐越道で新潟に向かう。
大半が対面通行の高速道だが、交通量は非常に少ない。
ほんまに高速道が必要なんやろかという感じは否めない。

4時半には新潟駅前に到着。雨になった。
ターミナルホテルにチェックインする。
知人のHNMさん御夫妻と会うのは6時の予定だ。

現在週の平日は阿賀町で仕事をされ、土日に新潟市内の自宅に帰るという生活をされている。
御主人は木版画の達人で、奥様は素晴らしい達筆の上、
最近では画廊から個展開催を要請される程の切り絵の腕前。
芸術家夫妻なのだ。

10分程前にロビーに降りて待つ。
5分程前に車で迎えに来て頂いた。
夕食は少し郊外で、HNMさん御夫妻の自宅からほど近い居酒屋さん。
鮮魚店直営のお店ということで魚が美味しい。
それにも増して、日本酒が旨い。


美味しい料理と旨い日本酒に乾杯

この日は、八海山の生、亀の王と七代目(この二つはいずれも久須美酒造)を頂く。
やはり、ここ新潟でも3種類で終わってしまった。
HNMさんはしきりに勧めてくれたが、もう入らない。

八海山はさすがに美味い。
亀の王は少し酸が強いがたおやかで優しい。
七代目は新潟の酒という感じの酒である。

HNMさん御夫妻の御主人は飲まないので、奥さんに少し飲んでもらって、
私がほとんど飲んでしまった。
その後車でホテルまで送ってもらい、またの再会を約して別れる。

グアテマラに旅行した時にお知り合いになって、
3度目の再会になったが、今回も温かくもてなして頂いて本当にありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会津若松へ 2日目

2014年07月04日 | 旅行
会津若松市には、「はいからさん」と「あかべえ」という町中周遊バスがあって、
市内観光はこれですることにした。

9:45発の「あかべえ」に乗り込み、まず飯盛山に行く。
白虎隊が自刃したと言われる高台である。


上り階段。右横には有料エスカレーターもある

ここでは、ちょうどボランティアガイドの方が説明していたので、それに乗っかって説明を聞いた。
それでなければ、自刃した一人の縁にソニー創設者の一人である井深 大がいるなどとは分からなかっただろう。


自刃した19人の墓石

飯盛山は散策にはちょうどよい高さで、景色もよく、約1時間程滞在した。

次に「あかべえ」で目指したのは、武家屋敷。
ここは、会津藩家老西郷頼母邸を中心にした屋敷を再現したもので、
江戸時代の家老の権限はかくもあるものかと思われた。


武家屋敷の塀

その内部
それでも、入場料850円というのは少し高くないかい?

最後は、鶴ヶ城である。観光の目玉。
石垣はなかなか風情があってよい。


天守閣は新しい


ただ、城自体は明治七年に取り壊され、昭和40年に再現された新しいものである。
ということで、天守閣の内部にはあまり興味がなく、上らなかった。

観光を終えて会津若松駅に着いたのはもう午後1時前だった。
駅構内にある手打ちそばの店で昼食のざるそばと日本酒(銘は忘れた)を一杯。

その後、駅から左手にある「会津酒楽館」に行ってみる。
飛露喜を扱う店ということだが、残念だが飛露喜も泉川も陳列ケースの中にはない。
泉川はあるのだが、見えない場所に保管してあって、一見の客には売りたくないということらしい。

何も買わずに駅前のバスターミナルに行く。
今日はこれからバスで新潟まで向かう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする