ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

可也 福岡の銘酒

2018年03月20日 | 酒と料理と
先日福岡に住む娘の長男が誕生日だったので泊まりがけで祝いに行った。
夕食に出してくれたのが、八女市にある酒蔵の「繁升」が作っている、特別純米酒の「可也」。
新酒のラベルも貼ってあって、早速開けてみる。

純米酒らしく、コクがあるがそれほど重くはない。
意外と優しい口当たりで、含み香も心地よい。
非常にバランスのいい味である。



ラベルを見ると、日本酒度は+2前後、精米は60%で、使用米はかの有名な雄町。
繁升は香りの高い、非常にバランスのいい酒を造っていることは知っていたが、
この「可也」というブランドは初めてだった。

娘によると、福岡の糸島にある糸島産品を売る「JA糸島産直市場 伊都菜彩」で買ったそうだ。
何故糸島か。実はこの原料の雄町が糸島産だからということらしい。
繁升は、地域限定の商品としてこれを販売している。
繁升を売っている店は阿蘇にもあるが、「可也」を見かけなかったのはそういうことかと納得。

この酒は料理は特に選ばない。
ただ、魚なら塩焼き、肉なら塩胡椒だけの味付けくらいがいい。
刺身で食べるには少し濃い感じだが合わないわけではない。
シーザーサラダもいいかもしれない。

ということで、とても美味しいと言ったら、翌朝娘と伊都菜彩に買い物に行った上さんが、
可也の新酒ラベルの一升瓶を買ってきてくれた。
福岡往復の運転代ということらしい。
コメント
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