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『アイランド』『まぼろし』

2006年02月01日 | 映画
映画の話。
『アイランド』を観ました。
未来のお話ですが、ありうるお話です。
ここからはネタバレです。これから観る方は知らないほうがいいかもしれません。

 みんな同じ洋服を着て、どこか巨大な施設にいます。
毎日ビタミン剤のようなものを調合したり、なにやら仕事があります。
決まったスケジュールで、生きています。
目的は、「アイランド」に行くこと。毎週抽選で、選ばれます。

選ばれることは素晴らしいことだと、みんな思うのですが、一人だけ思いません。
何かあるんじゃないかと・・・・。
探索しているうちに、「選ばれた人」の行き先を見つけます。

妊婦さんが赤ちゃんを産んで、すぐに殺され、その妊婦と
瓜二つの女性に、その赤ちゃんは渡されました・・・・。
産んだ女性はクローンだったのです。

ってことは、全員クローン人間!
臓器を提供するためだけに、注文者から作った人間が生かされていました。
毎日そのクローンたちは、新しいクローンの胎児の栄養剤を調合していたわけです。

「アイランドなんて、ないんだよ!」と、叫びます。

主人公は、その注文した人間に会うために、そこを命をかけて
もう一人の女性と脱走します。(この女性が、スカーレット・ヨハンソン)

主人公は注文者を見つけますが、追ってに迫られ、殺されようとします。
そして、殺されたのは・・・・注文者。

注文者になりすまし、新しいクローンを作ると嘘をついて基地にでかけ、
多くのクローンを基地から逃すのです。



ここまで読んでくださって、ご苦労様でした。
太陽の光を浴び、外にでた多くのクローン人間たち・・・・。
そこで終わる映画でした。

長生きするために、自分の臓器を育てるのですが、人間の形をして育っているとは、
誰も知らなかったのです。

自分がそうでないなんて、誰が言い切れるのでしょうね。
恐ろしい世界でした。

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『まぼろし』は・・・・・。
大人のフランス映画です
悲しいお話ですよ。愛する夫が死んだことを、受容できず、
生きているようなまぼろしを見ながら、生きているのです。

突然愛する人が、亡くなったら・・・・・
どうなさいますか?
ラストシーンで、海辺で涙するシーンは、切ないです。