静かな当直

本当に静かな当直で、あまりの静けさに幻聴が聞こえそうになります。
テレビをつけて、音をだしていますが、寂しい気持ちになります。
患者さんの体の向きを変えるために、お部屋を回ったり、
ナースコールの対応をする夜の時間は、考えることもいろいろとあります。

結婚式があって、挨拶もしなければならず、挨拶文も考えました。
日曜日は、学生さんたちに講演もしなければならず、
その資料も作りました。
充実した夜になりました。

患者さんが、夜中の二時半に転んだこともありました。
92歳の可愛らしい女性が、お腹がすいてプリンを食べたようです。
そして、その容器に水をくんで飲もうとしたら
足がもつれたとのこと。
体が大きな方なので、転んで響き渡る音に飛んでいったのでした。

下の階の病棟の患者さんたちは、きっと驚いたことでしょう。
　
　　　　「ごめんなさいね～～～」と、照れ笑いする患者さんは、

最高にキュートでした。
乳がんの手術後の再発です。
片腕がむくんで、水もでてきています。
それでも頑張って、痛みをこらえて家で家事をこなしていたのでした。
もう、プリン100個でも食べてって、思います。
2人で患者さんを支えるには、ちょっと大変でした。
またぎっくり腰にならないかと・・・・・・・・・・・。

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一度寝たけどね。