お酒に弱いとか強いとか

アルコールを摂取すると、アセトアルデヒドに分解され、アセトアルデヒドは
毒性が強いので、アセトアルデヒド脱水素酵素が酢酸と水に分解してくれます。

アセトアルデヒド脱水素酵素の活性が弱いということは、
毒性の強いアセトアルデヒドが体内で分解されにくく、このタイプの人は、
酒に弱い人、もしくは酒を飲めない人と言う事になります。

アルコール摂取後にすぐに赤くなる人です。
モンゴロイドに多いそうです。

お酒に強い県別の調査結果では、秋田県が最多で77%、鹿児島県と岩手県が71%で
これに続き、最小は三重県の40%、次に少ないのは愛知県の41%だそうです。

お酒に弱いタイプの方々は、毒性の高いアセトアルデヒドを分解する能力が弱いです。
毒性の強いアセトアルデヒドの影響を長時間受け続けることなり、
飲酒に伴う病気になりやすくなります。
咽頭がん・大腸がん等の飲酒習慣と関連すると考えられている病気の
発症率が高いことが知られているそうです。
お酒の弱い人は強い人の1.6倍もの癌のリスクがあるそうです。

やはり、男性に癌が多いのはうなずけるような気がします。
すぐに赤くなる人は、やはり飲酒の機会を減らしたほうがいいのでは？
酵素が足りないってことですから。

病棟の患者さんをみても、飲酒歴のある患者さんが多いです。
喫煙のこともよく言われますが、お酒も人の体質によって違います。
ちなみに、私は強いほうです。東北ですもの・・・・・・・

秋田の方は強そうですよね～～～　ね。

これからは忘年会シーズンや新年会など、お酒を飲む機会も増えます。
健康を大切に。お金では買えないのですから。
でも、お酒を好きな人に言っても、なかなか難しいです。
疎まれやすくなります。
体のことを考えて言っているのにね。

　「あなた、飲みすぎよ」って忠告するのはいつも奥様方では？

忠告してもふてくされる人もいますし、うつ状態になる人もいますね。
はらたいらさんは、欝になったとテレビで奥様が話していましたもの。
どっちもどっちです。

　　人気blogランキングへ

お酒はほどほどに。
弱い方は、相当ほどほどに。